BGM-71

重装部隊一覧

基本情報

No.1
名前	BGM-71	銃種	ATW
イラスト	洲川Terras	支援範囲	2マス

バージョンアップによるステータスの上昇

チップセット

~★★★★★

★★★★★	チップ 配置上限	シンクロ ボーナス	回路形状
殺傷	+190	+158
破砕	+329	+66
精度	+191	+38
装填	+46	+9

~★★★★

★★★★	チップ 配置上限	シンクロ ボーナス	回路形状
殺傷	+162	+98
破砕	+280	+40
精度	+162	+38
装填	+39	+9

~★★★

★★★	チップ 配置上限	シンクロ ボーナス	回路形状
殺傷	+133	+98
破砕	+231	+22
精度	+134	+24
装填	+32	+9

~★★

★★	チップ 配置上限	シンクロ ボーナス	回路形状
殺傷	+114	+52
破砕	+198	+22
精度	+115	+24
装填	+28	+3

~★

★	チップ 配置上限	シンクロ ボーナス	回路形状
殺傷	+95	+52
破砕	+165	+8
精度	+96	+14
装填	+23	+3

スキル

第１スキル

スキル名			効果(Lv.10)
	チャージ ミサイル		攻撃2回ごとに1回、強化型ミサイルを発射し、着弾地点付近の敵に1.8倍のダメージを与え、自身の破砕を60%上昇させる。
レベル	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10
倍率	0.9倍	1.0倍	1.1倍	1.2倍	1.3倍	1.4倍	1.5倍	1.6倍	1.7倍	1.8倍
破砕	+10%	+15%	+20%	+25%	+30%	+40%	+45%	+50%	+55%	+60%

第２スキル

スキル名			効果(Lv.10)
	装填過程		装填するごとに、自身の装填速度を8%上昇させる。 (最大5重まで累積）
レベル	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10
装填	+5.0%	+5.3%	+5.6%	+5.9%	+6.2%	+6.8%	+7.1%	+7.4%	+7.7%	+8.0%

第３スキル

スキル名			効果(Lv.10)
	狩猟遊戯		同じ敵にダメージを与えるたびに、与えるダメージが10%ずつ上昇する。 （最大5重まで累積）
レベル	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10
与ダメージ	+5.0%	+5.5%	+6.0%	+6.5%	+7.0%	+8.0%	+8.5%	+9.0%	+9.5%	+10.0%

性能

総評

偏向障壁・敵施設破壊に特化した破砕型ユニット

• 高い破砕値と精度値が特徴の重装部隊。
  ATWの通常攻撃では直撃と爆風のそれぞれに破砕判定があることにより、ターゲットに対しては破砕値の2倍の偏向障壁を減少させることができ、高耐久の偏向障壁であっても容易く破壊することが出来る。
  パラデウスのドッペルゾルドナーやウーランといった100%の障壁を持つ相手には優先的に使用したい。
  また、マップ上の瓦礫や敵陣地に対してはHPに破砕値分のダメージを与えることができ、0にすることでその構造物を破壊することができる。
  いずれの場合も射程は2マスなので、敵ユニットの接触を避けるためにも通常の小隊とペアで行動するように心がけたい。

• 高い破砕値の一方で、装填値は非常に低く、発射レートはかなり遅い。戦術人形基準で射速16に相当する。
  殺傷値は割と高い方であるが、装填の遅さが足を引っ張るせいで群れて襲い来る雑魚の掃討には向かない。
  そうした用途にはAT4や、十分に強化したAGS-30の方が活躍できるだろう。偏向障壁を持たない相手には2B14やM2を使用したほうが良い。

スキル

• 障壁の破砕を目的として運用される部隊なので、第1スキルが最優先。
  • 第一スキルの破砕上昇効果は常時発動する。
    このため、BGM-71は育成しきると1400超えの破砕判定×2を攻撃毎に繰り出すようになり、2～3発で殆どのの障壁持ちは丸裸になる。
    強化型ミサイルは、1、4、7、……と初撃を起点に3発に1回、通常攻撃に攻撃判定が追加されるもの。
    強化ミサイルによる攻撃は範囲攻撃であり、リンク比例属性を持つ。
• 次に第2スキルだが、Lvアップによる上昇量が微々たるものなので先に他の部隊を優先して構わない。
• 第3スキルは不要。資料が余ったら上げる程度で良い。ゲーム内説明文では、%が抜けて表記されている。

チップセット

BGM-71はステータス上限とマス数の関係で、ステータスのすべてを上限まで上げることはできない。
とにもかくにも破砕が存在意義であるため、チップに関しては破砕値を重点的に強化していきたい。
次いであまりに低すぎる装填値を底上げするのが理想的。余ったチップ枠は殺傷に振っていこう。
精度に関しては、元から高い上に破砕効果自体は必中(攻撃が外れても障壁破砕は発動する)なので、優先度は低い。

キャラについて、小ネタ

• 中枢データのフレーバーテキスト

  重装部隊BGM-71のデータの欠片。
  -「報告！目標区域に味方を確認！」
  -「ありゃま……じゃあ彼女たちの幸運でも祈ろう！」

• それぞれのメンバーはトランプのスート別の髪飾りを着けており、分隊長はスペード、射手はダイヤ、副射手はハート、護衛のライフルマンはクローバーの髪飾りを着けている。
  そのため、メンバーを個人個人で区別するならこのようにスートでわけて呼ぶといいだろう。
  クローバーは護衛担当のライフルマンらしくM4A1を装備しており、装填の動作には参加せず、撤退の際は最後まで残って反撃を行っているが、貴重な重装部隊を守るための捨て駒という可能性もある。
  ちなみにクローバーはグロックと思わしき拳銃も携帯しているが、なぜかホルスターを内股に着けている。

元ネタ

簡単な説明

• BGM-71は1968年にアメリカの航空機メーカーであるヒューズ・エアクラフトにより開発された対戦車ミサイルである。
  • BGM-71は米軍での制式名称で、TOW対戦車ミサイルの名で広く知られている。TOWは"Tube‐launched, Optically‐tracked, Wire‐guided"( チューブ発射式、光学追従、有線誘導)の略語。
• 半自動指令照準線一致誘導方式という、ミサイルの発射後も発射機に搭載された照準器で目標を捉え続ける事でミサイルを誘導する方式を採用している。
  • ミサイル本体はチューブ式のコンテナ*1に収納されており、発射すると誘導ワイヤーを曳きながら照準器*2が捉えている目標へ飛翔していく。
    • これは、前任のフランスで設計されたMGM-32A対戦車ミサイルなどの様に、飛んでいくミサイルの後端を見ながら操縦スティックで操作して誘導するのと比べて、はるかに簡単な誘導方法であり、訓練も短時間で済むという利点があった。
  • 難点としては、ミサイルが命中するまで誘導装置で目標を捕捉し続ける必要があり、それに失敗すると命中しない点が挙げられる。
    • これは誘導手による誘導を妨害すれば命中しないという事であり、同時にミサイルを誘導中の誘導手は極めて無防備でもあるため、誘導手が攻撃されるリスクが高いという問題があった。
  • このため、現在はいわゆる｢射ちっぱなし式｣や、無線化による飛翔速度を向上させた改良型TOWの開発が進められている。
    • これらは高機能化による高コスト化という問題や、有線誘導には妨害電波に強いという大きな長所がある為に中々進んでいないのが実情ではある。
• 1972年よりベトナム戦争に投入され、北ベトナム軍の戦車や装甲車に対し大きな戦果を挙げたのを皮切りに、西側諸国で広く配備、運用されている。
  • ドルフロに登場するようなM41三脚架発射機に載せてて運用する形式が有名であるが、M113装甲兵員輸送車などの装甲車両やUH-1やAH-1などのヘリコプターに搭載されて運用されることも多い。ベトナム戦争では多くがUH-1などのヘリコプターに搭載して運用されており、初戦果もUH-1Bヘリコプター2機が北ベトナム軍のT-54戦車4両を撃破したものである。
• なお対戦車ミサイルとは呼ばれているものの、しばしば戦車以外の目標へも使用され、陣地や建物、物資集積地などへの攻撃にも使用される。
  • イランイラク戦争ではイラン陸軍のAH-1J攻撃ヘリコプターとイラク陸軍のMi-25攻撃ヘリコプターによるヘリコプター同士の空中戦も繰り広げられ、AH-1JがBGM-71でMi-25を撃墜している事例がある*3。
• 初の実戦投入がベトナム戦争という古い兵器ではあるものの、弾頭のタンデム化や射程距離の延長などの改良が重ね続けられており、現在も多くの国の軍隊で使用され続けている息の長い兵器である。

コメント

製造・ドロップ報告用コメント