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基本情報
スキル
専用装備
セリフ
重傷イラスト
スキン
性能
総評
使い勝手のいいスキル・陣形に☆2というコストの低さがマッチした廉価版バッファー
- バフ倍率は星2相応に低めだが、DPSに直結する火力と射速に特化しているため扱いやすい。
- PPKやM1895のような逆レア詐欺とまではいかないものの、上位レアは火力+命中(コルトSAA)や火力+回避(グリズリー)という組み合わせが多いため活用の余地がある。
- 史実の悲劇に遭った粗悪品ではない、100%のスペックを発揮したブレン・テンをモデルにしているのだろう。
- 難点として、ドロップが7章以降という入手性の悪さがある。
これさえなければPPK達と並ぶ初心者向けHGの地位を築けていたであろうだけに悔やまれる。
スキル
- 味方全体の火力を18%上昇させるシンプルなスキル
- 倍率自体は夜戦やMG編成のお供であるMk23や、ある程度盾役もこなせるグリズリー、陣形で命中バフもかけられるコルトSAAなどに比べると控えめ。
- とはいえ基本は腐ることがない。しっかりスキルレベルも上げておけば2軍くらいなら十分こなせるだろう
陣形効果/編成
- 自分から見て十字型に火力・射速バフを与える。
- 同じ
インペリアルクロス陣形を持ち、火力・命中バフを与えるコルトSAAに比べて、射速バフを持つ分RFと組ませる適性が高い。
- M14やSV-98、同じ火力バフを持つMP-446と組ませて低コストで組める対ボス・装甲敵用アフリカRFHG小隊などを作るのも面白いだろう
おすすめ装備
- サイレンサー/ホローポイント弾/X外骨格
- 陣形範囲の都合上、後列に配置することが多いため、基本的にX外骨格でOK。
前列に配置する場合はT外骨格に付け替えよう。
キャラについて、小ネタ
かわいらしい言動の裏で、内心は反抗心でいっぱい。
しかし実際に何かするときは人に頼らずにいられない。
ニュースをよく見るが、真理が分かっていないため、事実に尾ひれを付けたり大げさに脅したりするイメージしか持たれていない。
- 黒いヘルメットに白いブラウスと黒いスカート、という色合いはブレン・テンの色合いをそのまま表現している。
- 当時はオールステンレスの銃は作動不良を起こしやすいと考えられており、フレームのみをステンレスで作った結果、この様なツートーンカラーとなった。
- 宿舎やデータルームのSDを見ると、左右に移動する時ちゃんとその方向に顔が傾いている。(現状実装されている中でUSPコンパクトと彼女のみの仕様)
- 実装当初は誤植で入手時のセリフが「拳銃界の希望の星、ブレン?テン!」となっていた。
元ネタ
簡単な説明
簡単には済まないブレン・テンの悲劇の説明
- 1970年代後半、アメリカではチェコスロバキア製の傑作拳銃CZ75の人気が高まっていたが、当時のチェコスロバキアは共産国だったために、アメリカへのCZ75の輸出はスムーズには行っていなかった。
共産国製のCZ75は、入国時に高い関税が掛けられてしまうのだ。
当時のアメリカは反共の中心にして民主主義の旗手であり、そんな国で共産圏の製品が好き勝手するわけにはいかないのである。
結果、アメリカでのCZ75は高価となり、多くの人が持つ銃とはなっていなかった。
- この状況に目をつけたドーナウスとディクソンという二人のアメリカ人が、「アメリカ版CZ75を出せば売れるんじゃねえの?」と考えて開発したのがブレン・テンである。
そう、CZ75が手に入りにくいのなら、よく似た拳銃を自分たちで作って販売したらよいのだ。
- 名前の「ブレン」はイギリスで息の長い活躍をしたブレン軽機関銃から取られた物。そもそもブレンはチェコの傑作機関銃ZB26のライセンス生産品であるから、拳銃界のブレン軽機関銃になってやろうという意味合いがあると思われる。
「テン」はもちろん10㎜口径弾を使うことに由来する。
- 開発にはCZ75を絶賛して人気に火をつけたジェフ・クーパーも参加し、弾薬にはクーパーが当時一押ししていた10mmオート弾を採用している。
これはCZ75が使用していた9mmパラベラム弾に「コンバットシューティングにおいては威力に欠ける」という評価が当時は存在していたからである。
ジェフ・クーパーはこの評価を支持していた有力な銃器関係者の一人だった。
構造はCZ75をほぼ丸パクリしつつも、レバー類を大型化したり新たなセーフティ機構を加えるなど、独自の改良も加えられていた。
- こうしてブレン・テンは、CZ75の欠点を修正した期待のコンバットピストルとして完成したのだが、肝心な製造管理が疎かだった為につまずいてしまう。
特にマガジン関係で幾つものトラブルが発生し*1、マガジンの生産が間に合わずにマガジン無しでユーザーに発送されるという事態も引き起こした。*2
- これにはユーザーも激怒し、会社へ直談判に赴いて強引にマガジンを手に入れる者まで出る始末であったが、そこまでして手にいれたマガジンも、一マガジン分10発を射ち終える前にジャミングを起こしたという。
マガジン以外の部分でも造りが甘い部分が多く、射撃の衝撃でサイトが緩んだりフレームにヒビが入ったり*3と、細かい不具合が発生している。
こうしたトラブルの頻発からブレン・テンは市場の信用を完全に失ってしまい、わずか1,500丁ほどで生産を終了した。
- このあまりにも不出来な結果に、開発に関わっていたジェフ・クーパーも後に「10mmオートとブレン・テンに使い道はなかった」*4とコメントをしている。
こうして駄作銃として名を残してしまったブレン・テンではあるものの、後年の試射レポートではそれなりに良好な成績を出しており、問題だったのは杜撰な生産体勢であって、ブレン・テンその物のポテンシャルは決して低くなかったのではないかと言われている。
ドラマ『マイアミ・バイス』での活躍もあるためか、世間の低い評価にも関わらず根強いファンが居る拳銃でもある。
また実銃が不評だったが日本では遊戯銃が相当数出回っており、漫画『青空少女隊』では主人公が銀行強盗の所持していた銃を見て「ブレンテンなんか日本にあるわけないだろ!」と偽物であることを看破する、というシーンがあったりする。
コメント
製造・ドロップ報告用コメント
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