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基本情報
スキル
専用装備
セリフ
スキン
性能
総評
攻防一体赤軍ロボ
- 特筆すべきはHPの高さであり、★2ながらSMGの中でも上位に位置する。
その一方で回避値はトンプソンやスオミと並ぶSMG内ワースト2位であるうえ、二人のように回避バフや無敵化スキルを持っていないため、メインタンクとして運用するには不安が残る。
- 火力はおおむねSMGの標準値といった所。ただし、最大5.5倍の手榴弾投擲スキルを有しているため、拡大済みの敵に対しては幾分か有利に立ち回る事ができる。攻撃範囲が2.5ヤードと広い点も良い。
スキル
- 戦闘開始から3秒後に、手榴弾を投擲し、半径2.5ヤードの敵に最大5.5倍のダメージを与える。
SMGの標準的な手榴弾スキル。発動が早く、範囲も広いため使いやすい。
- 榴弾系スキルは敵の拡大数が多いほど効果を増すため、なるべく4~5拡大の雑魚に対してぶつけたい。
陣形効果/編成
- 自身の上と下のマスに陣形バフを付与する。対象はARで、効果は火力10%、射速5%。
効果自体は強力なのだが、一般的にARはSMGの後ろに配置するため、やや使いづらい陣形効果であると言わざるを得ない。
アタッカーの被弾を承知でAS ValやAK-47といった上下のSMGにバフを付与できるARを同列に配置するのもよいが、その使いづらさを逆手にとって陣形を気にせず使ってしまう手もあり。
おすすめ装備
- T外骨格/ホローポイント弾/サイレンサーorプロト・コーナーショットバレル
- HPを活かした壁として運用する場合はこちら。
低い回避を補うためにも外骨格とサイレンサーはできるだけよいものを装備させたい。
- ブラックマーケットで交換できる専用装備は火力+4、回避+20と回避に関してはサイレンサーの上位互換。
更にT外骨格で低下する火力をある程度補えるため、生存力とスキルの火力とを両立できるのが強みだが、入手までの時間と資源の消費に見合うかは自身のペーペーシャ愛と相談すること。
- チップ/ホローポイント弾/ホロサイト
- 手榴弾スキルの火力を最大限に生かす例。
一番のネックはトップクラスのスキル火力を持ち、かつ入手性に大きな差のないPPS-43というライバルの存在。
キャラについて、小ネタ
温和で親切だが、ひそかに強い野望と栄誉欲を抱いている。
生真面目な性格のため、よくからかいの的になっている。
体重の話題になると明らかに困り顔に。
- 温和で親切。ことあるごとに叫び声をあげ、恐怖に震える小動物のような性格だが、内に秘める栄誉欲や野心は人一倍強いタイプ。ちなみにPPD-40は姉、PPS-43は妹。
- 「異性体」にて救出目標として登場した際には、よりによって物資箱集めに最適なステージであったため、叫び声をあげ勝てない戦いに挑み続ける彼女に何かが目覚めた指揮官も多いとか。ヒー!
- ★2ゆえに入手機会に事欠かず、強化用の素材としても馴染み深い彼女であるが、最も有名なのは拠点の設備アップグレード時にどこからともなく謎の二足歩行ロボット(通称赤軍ロボ)に乗って現れる姿であろう。
データサーバーから犬用ケージに至るまで、ありとあらゆる設備を巨大ロボットで改修していくその器用さはまさに彼女のみがなせる業……なのかもしれない。
- なぜ彼女が乗っているのか、なぜそのロボットで戦わないのか、そもそもどういった用途で使用される機械なのか……謎の尽きない存在ではあるが、指揮官の快適なゲームプレイのため日夜貢献しているのは事実である。
ストーリーのネタバレなど
- チュートリアル(および第0戦役終盤)にてAR小隊と合流したグリフィンの人形小隊の一員として登場。
M4A1の指揮のもと、彼女たちを逃がすべく殿軍を務めた。
シリーズ作品において
続編【ドールズフロントライン2:エクシリウム】では…
続編【ドールズフロントライン2:エクシリウム】では…
エクシリウムでは呼び名である「ペーペーシャ」を名乗る。
等身が上がっており、成長したかのような姿になっている。前髪に青いヘアピンを付けているのでMOD後だろうか?
またレアリティはSSR(最高レア)となっており、MOD後を含めて★5以上の他SSR人形と比べて異例の待遇である。夜戦の女王やお金好きのアホ毛はなぜ…
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元ネタ
簡単な説明
1940年に開発された、ソ連の短機関銃。
PPShは「シュパーギン短機関銃」の意だが「ペーペーシャ」と通称されるのが一般的。
モシン・ナガンM1891/30と共に、第二次世界大戦におけるソ連赤軍の主力兵装となった。
ウ、ウラー!
- 1939年、ソ連は
フィンランドの領土が欲しくなったためフィンランドの白衛主義的政権が、同国において人民を弾圧しているとの確証を得た。ここにおいて、ソ連はフィンランドを革命し、共産主義の同朋達を救済すべく、赤軍を動員し侵略解放戦争を決定する。第1次ソ・芬戦争、いわゆる「冬戦争」の始まりである。
- ソ連軍は100万の兵士に加え、6,541輌の戦車、3,800機の航空機を投入した。
それに対してフィンランド側は兵士25万、戦車30輌、航空機130機、どう見積もってもソ連側の圧勝で終わる筈だった。
- のだが、どういう訳か存外に苦戦した。フィンランド・カレリアの森林地帯では道幅が狭く、木も生い茂っているため、戦車や航空機などの戦力は十分な力を発揮できなかった。
更にスキーを履きスオミKP/-31で武装した忌々しいスオミ人たちは、卑劣なゲリラ戦術と小癪な要塞線を用いて精強なる赤軍歩兵に出血を強いたのだ。
- 最終的に敗北主義者の将校数人を処刑し、新たにセミョーン・チモシェンコ将軍率いる虎の子の砲兵師団を投入したことで、フィンランド軍の戦線は崩壊、ソ連側に有利な形で講和を結ぶ事が出来た。
しかしこの戦争により、赤軍は戦死者125,000人、戦傷者240,000人の大損害を出す羽目になってしまった。
フィンランド側の戦死者は25,000人であったため、キルレシオにしてわずか0.2である。何故こんなことに……
- しかし赤軍は学ぶ存在である。反省の結果、
スターリンの馬鹿が赤軍の高級将校を次々と粛清しまくったため……おい!スターリンが馬鹿なのは国家機密だぞ!
「ボルトアクションで連射の効かないモシン・ナガンでは、近距離でスオミを乱射するフィンランド軍に対抗できず、それゆえに被害を増した」との原因を突き止めた。当然、赤軍は近距離に対応可能な短機関銃の配備を決定する。
- これを受け、同志ゲオルギー・シュパーギン技師が開発したのが、「Pistolet-Pulemyot Shpagina 1941」、
通称「PPSh-41」である。設計にあたっては倉庫に仕舞い込まれていた旧型のPPD機関銃と、スオミのスオミ人からかっぱらってきたスオミKP/-31を参考にしたとされている。
- 巨大なドラムマガジンと異様な銃身放熱カバーが特徴的なこの銃は、豊富な装弾数と驚異的な連射速度から、近距離においては凄まじい制圧力を発揮した。白衛だろうがファシストだろうが片っ端から血祭り、もといアカく染め上げてしまう事が可能なのである。
- PPSh-41の開発が完了した翌年、1941年には、卑劣なナチス・ドイツが不可侵条約を一方的に破棄し、ソ連に侵攻する。
いわゆる「独ソ戦」の始まりである。この戦争においてPPSh-41はモシン・ナガンと共に制式採用銃となり、「デカすぎ」「重い」「マガジンが使いにくい」「MP40の方が良い」等と僅かに不満はあったものの、おおむね大好評を得た。
- SMGの本領である塹壕内での白兵戦はもちろんのこと、市街地戦など、近距離においてPPSh-41は大活躍した。
特に部屋内にグレネードを投げ込み、爆発を見計らって突入、PPSh-41で掃射する戦法はドイツ軍に恐怖を与えたらしい。
また、タンクデサント兵には特に多くのPPSh-41が支給されていたと言われている。
「威圧的な短機関銃を持った兵士が戦車の上に乗っかっている」映像を見た事がある同志もいるかも知れないが、もちろん、パンツァーシュレックを構えてこちらの戦車を破壊せんとするドイツ対戦車兵を血祭りに上げるためである。
- 特徴的なドラムマガジンだが、生産性が悪い事に加え、内部のゼンマイが弾け飛んで怪我をする等の理由から1942年からは一般的な箱型のマガジンも生産されるようになった。
こちらのモデルは装弾数が多いという長所こそ失われてしまったが、生産性が改良され、機構の単純化による信頼性の向上といったメリットもあった。
ニェーメツドイツ人共もPPSh-41の魅力には抗い難く、鹵獲した物を独自仕様に改造して使っていたとか。
ドイツ人連中は「バラライカ」だとか、極東のイエローモンキー名誉アーリア人は「マンドリン」だとか呼んでいたらしい。
- 1945年5月、ベルリンの国会議事堂へ赤旗をぶち立てるまで、モシン・ナガンとPPSh-41は赤軍の中心にあり続けた。
したがってこの2種類の銃は、いわば大祖国戦争における記念碑的な存在であると言えるだろう。
戦後においても東側諸国に広く在庫払い供与され、資本主義の脅威によく対抗したとされている。
名実ともに、戦中・戦後の社会主義陣営を象徴する銃と言えるかもしれない。
コメント
製造・ドロップ報告用コメント
製造報告、ドロップ報告、爆死報告などはこちらで行ってください。