Wiesbaden

軽巡洋艦ヴィースバーデン

性能諸元

･基本性能

･アップグレード

搭載可能アップグレード

搭載可能アップグレード

1		主砲兵装改良1	主砲および魚雷発射管の機能停止発生率　-20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性　+50% 主砲および魚雷発射管の修理時間　-20%
		副兵装改良1	副砲の抗堪性　+100% 対空砲座の抗堪性　+100%
		弾薬庫改良1	自艦の弾薬庫誘爆率　-70%
		応急工作班改良1	応急工作班の有効時間　+40%
2		ダメージコントロールシステム改良1	浸水発生率　-3% 火災発生率　-5%
		機関室防御	主機損傷確率　-20% 主機修理時間　-20% 操舵装置損傷確率　-20% 操舵装置修理時間　-20%
		水中聴音改良1	水中聴音の有効時間　+20%
		対空防御砲火改良1	対空防御砲火の有効時間　+20% 消耗品「対空防御砲火」の準備時間　-10%
3		主砲改良2	主砲装填時間　主砲旋回速度　+15%
		副砲改良1	副砲最大射程　+20% 副砲弾の最大散布界　-20%
		対空砲改良1	優先対空セクターの準備時間　-20%
		射撃システム改良1	主砲弾の最大散布界　-7% 魚雷発射管旋回速度　+20% 副砲最大射程　+5% 副砲弾の最大散布界　-5%
		魚雷発射管改良1	魚雷発射管の旋回速度　+20% 魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性　-40% 艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値)　+5%
		発煙装置改良1	スモークの展張時間　+30% スモークの持続時間　-5%
4		ダメージコントロールシステム改良2	浸水復旧時間　-15% 消火時間　-15%
		推力改良2	最大出力への到達時間　-50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上
		操舵装置改良2	転舵所要時間　-20%
5		魚雷発見システム	魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上
		隠蔽システム改良1	発見距離　-10%
		操舵装置改良3	転舵所要時間　-40% 操舵装置修理時間 -80%
		艦艇消耗品改良1	艦艇の消耗品の動作時間　+10%

･消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

スロット	消耗品	使用 回数	準備 時間	有効 時間	効果
R		∞	60	5 (7)	火災・浸水・損傷したモジュールの修復
T		3	180	15 (19)	自艦艇を中心に半径 0.45 [km] の煙幕を展開する 煙幕の持続時間：69 (65); [秒]
Y		3	120	100 (120)	魚雷、敵艦の強制捕捉範囲を向上させる 魚雷強制捕捉距離：5.0 [km] 敵艦強制捕捉距離：3.5 [km]
U		3	80 (72)	40 (48)	対空兵装の秒間ダメージ：+50 [%] 中・長距離対空兵装の砲弾の爆発半径内に対するダメージ：+300 [%]

注：括弧内は各レアアップグレード搭載時の値

ゲーム内説明

仮説に基づく軽巡洋艦の計画案であり、強力な対空兵装と雷装を備え、艦隊のために偵察と防空を担うことを目的として設計されていました。この巡洋艦の主砲は、1940 年代の序盤にドイツ海軍の艦艇用として開発された 128 mm 両用砲で構成されています。本案を具現化したのがこのヴィースバーデンです。

Wiesbaden（ヴィースバーデン）は128mm両用砲を装備した軽巡洋艦の仮説に基づく計画案です。本艦の主砲は比較的小口径にもかかわらず、高い分間ダメージを誇ります。本艦は被発見距離が短く、消耗品「発煙装置」も備えています。

解説

ver.13.3で実装されたドイツ巡洋艦、Tier8のプレミアム艦艇。
「ライン川のほとりで」のコンテナから低確率で入手可能。

• 主砲
  128mm連装砲を6基、計12門を搭載している。
  砲弾の弾道は山なりのため、最大射程である15km先の目標へ命中させるには技術が必要になる。砲塔旋回速度は10.6秒/180℃と優秀でスキルがなくても実用に足る。前方から4番目の砲塔は全周旋回が可能。HE弾は優遇により32mmまでの装甲を貫通する。装填時間が6秒だが火災発生率が5%しかないため、敵艦を燃やすには相当数撃ち込む必要がある。AP弾は口径相応の貫通力であるがDPMは優秀なので、側面を見せている巡洋艦や戦艦の上部構造物を狙って当てるとよりダメージが期待できる。

• 魚雷
  533ｍｍ3連装魚雷を4基備えている。魚雷発射管の配置は片側に2基づつ設置されている。魚雷の射程は9.5kmのため、最良隠蔽8.5kmであれば隠蔽雷撃が可能。装填時間が68秒とT8最短クラスであり、雷速も65knotと良好な部類であるため積極的な魚雷運用ができる。

• 対空
  優秀な対空能力を誇る。
  長距離対空の射程が最良隠蔽時の航空発見距離と同じ6kmなので対空をオフにする必要がない。中距離対空の性能は並のため艦隊防空には向かないが、短距離対空が突出して秀でており自衛能力は十分にある。

• 抗堪性
  軽巡洋艦ということもあり艦首艦尾甲板が16mmと装甲はかなり薄く、耐久も34,100と低い。タートルバック装甲に加えて舷側装甲も25mmなのである程度の抗堪性はあるものの決して強みではない。

• 機動性
  最大速力は32knotと同格と比較して平均より遅く、転舵所要時間は9.1秒と決して良くはない。旋回半径が650mと小回りは効くため回避運動は良好。旋回性能に特化させた場合は転舵所要時間が4.4秒となり、回避盾としての運用もできないことはない。

• 隠蔽性
  水上発見距離では10.5kmとT8トップクラスの隠蔽性を誇り、最良隠蔽で8.5kmになる。特化することで魚雷の最大射程である9.5kmと1kmの余裕ができるため、雷撃に重きを置いた運用をするのであれば最良隠蔽にしておきたい。

• 消耗品
  発煙装置と対空防御砲火、水中聴音が使用可能。対空防御砲火と水中聴音は同じ枠なのでどちらかを選択する事になる。煙幕の持続時間はドイツ駆逐艦と同じ69秒とかなり短く、煙幕射撃で効果的な火力を出すには物足りない。

• 総評
  同じ発煙装置を持つFlintと比較してHE弾のDPMと煙幕の持続時間と引き換えに優れた雷撃能力とHE弾の貫通力優遇、ちょっとした装甲を得た軽巡洋艦である。HE弾の貫通力優遇やDPMの関係でMainzが引き合いに出されることもあるが、全く別の性能をした艦であり絶妙なバランスで成り立っているため操艦難易度も高い。上述した通り各性能が一長一短のため、一言で○○が強いとは言い表しにくいピーキーな艦となっている。一方で状況対応能力が高いとも表現できるため、PSが大きく反映される玄人向けの艦とも言うことができるだろう。

史実

小ネタ

128mm/61 KM40について
聞きなれない型式かもしれないが、実は都市防空用の高射砲塔に配備されたことで有名な連装高射砲12.8 cm FlaK 40 Zwillingの海軍バージョンにあたる。
史実では艦船に搭載されることはなく、港湾施設の防衛などに配備された。

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