Co-op戦
Last-modified: 2018-04-17 (火) 18:18:04
概要 
ボット(コンピュータ、AI)と戦闘するモード。
入門ミッションを達成するとCo-op戦が選択できる。
基本操作を練習する初心者だけでなく、新艦の試し乗りやモジュール開発が目的のベテランまで幅広く利用される。チームキル・ステータス(ピンク色)をここで回復させてからランダム戦に復帰するプレイヤーも多い。
ランダム戦で初回勝利ボーナスまで粘る時間が無い時などは、Co-op戦で手早く初回勝利ボーナスを消化するのも手である。
参考: ぷかぷか艦隊 Vol.17
のCo-op紹介記事(2016年7月)
参考: 公式
(英語)の説明文で『Co-operative Battle』が用いられている。
マッチング 
8vs8の対戦で、敵チームは全てボット。
敵チームの編成は味方チームと同型艦のミラーマッチングとなるが、モジュール(船体・主砲・航空管制など)が異なる場合や、各種強化(艦長スキル・アップグレード・消耗品・迷彩・信号旗)が異なる場合がある。
プレイヤーが少ない時間帯は味方チームにもボットが入る。味方チームのボットはプレミアム艦以外の全ての艦を使用する。
経験値とクレジット 
Co-op戦で得られる経験値とクレジットはランダム戦の3割程度。高Tier艦は大戦果を上げても赤字になりやすい。
Co-op戦の修理費はランダム戦より25%安くなっており、戦闘結果画面で確認できる。
システムとボットの行動パターンの仕様上、手数が多いか魚雷を装備した艦が有利である。そのため手数の少ない戦艦と空母は戦果を稼ぎにくい。また、戦艦は遮蔽物の多いマップだと、射線が通らず殆ど何も出来ずに戦闘終了してしまうことも多い。戦艦は魚雷に注意しつつ10km付近で戦えば大戦果を挙げる機会が多くなるので、稼ぎたい場合は積極的に前に出る方が良い。
高Tier帯での空母は特にクレジットを稼ぎにくく、10万ダメージ以上を与えても赤字か僅かな黒字に留まる事が殆どである。
ボットの特徴 
- ボットはプレイヤー名の前後に「:」(コロン)がつく。(例)「:Apostolis:」「:Tirpitz:」
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| | ボットが使用するプレイヤー名
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ボットが使用するプレイヤー名(コロン省略)
- Apostolis
- Arminjon
- Beatty(イギリス海軍:デイヴィッド・ビーティー )
- Bergamini(イタリア海軍:カルロ・ベルガミーニ)
- Borckenhagen
- Bouvet
- Buchan
- Buckmaster(アメリカ海軍:エリオット・バックマスター)
- Courbet(フランス海軍:アメデ・クールベ)
- Cradock(イギリス海軍:クリストファー・クラドック)
- Crutchley(イギリス海軍:ヴィクター・クラッチレー)
- Cunningham(アメリカ海軍:グスタヴス・カニンガム)
- Duquesne(フランス:アブラハム・マルキ・デュケーヌ)
- Feldt(ドイツ海軍:ルッツ・フェルト)
- Fisher(イギリス海軍:ジョン・アーバスノット・フィッシャー)
- Forbin
- Galler
- Ghormley(アメリカ海軍:ロバート・ゴームレー)
- Goltz
- Halgan
- Halsey(アメリカ海軍:ウィリアム・ハルゼー)
- Haus(イギリス海軍:リチャード・ハウ)
- Hipper(ドイツ海軍:フランツ・フォン・ヒッパー)
- Hollmann
- Huaqing
- Ingenohl(ドイツ海軍:フリードリヒ・フォン・インゲノール)
- Jellicoe(イギリス海軍:ジョン・ジェリコー)
- Knight
- Koester(ドイツ海軍:ハンス・フォン・ケスター)
- Kolomeitsev(ロシア海軍:ニコライ・コロミィツェフ)
- Krabbe(ロシア海軍:ニコライ・カルロヴィッチ・クラッベ)
- Kuznetsov(ソ連海軍:ニコライ・クズネツォフ)
- Lee(アメリカ海軍:ウィリス・リー)
- Makarov(ロシア海軍:ステパン・マカロフ)
- Martinengo(イタリア海軍:フェデリコ・マルティネンゴ)
- Miaoulis(ギリシャ海軍:アンドレア・ミアオウリス)
- Moore(アメリカ海軍:チャールズ・ムーア)
- Nakhimov(ロシア海軍:パーヴェル・ナヒーモフ)
- Pakenham
- Pohl
- Popov(ロシア海軍:ヴィッセ・ポポフ)
- Pratt(アメリカ海軍:ウィリアム・プラット)
- Radford(アメリカ海軍:アーサー・ラドフォード)
- Revel
- Riccardi(イタリア海軍:アルトゥーロ・リッカルディ)
- Scheer(ドイツ海軍:ラインハルト・シェア)
- Schofield(アメリカ海軍:フランク・ハーマン・スコフィールド)
- Sellers(アメリカ海軍:デビッド・フォート・セラーズ)
- Sherman(アメリカ海軍:フォレスト・シャーマン)
- Souchon(ドイツ海軍:ヴィルヘルム・ゾーヒョン)
- Spee(ドイツ海軍:マクシミリアン・フォン・シュペー)
- Spruance(アメリカ海軍:レイモンド・スプルーアンス)
- Sterneck(オーストリア=ハンガリー帝国海軍:マクシミリアン・ダブルブスキー・フォン・ステルネック)
- Sturdee(イギリス海軍:ダブトン・スターディー)
- Tegetthoff(オーストリア=ハンガリー帝国海軍:ヴィルヘルム・フォン・テゲトフ)
- Thomsen(ドイツ海軍:アウグスト・フォン・トムセン)
- Tianpei(清軍:関天培?)
- Tirpitz(ドイツ海軍:アルフレート・フォン・ティルピッツ)
- Tovey(イギリス海軍:ジョン・トーヴィー)
- Tributs(ソ連海軍:ウラジーミル・トリブツ)
- Tsamados(ギリシャ:アナスタシオス・サマードス)
- Ushakov(ロシア海軍:フョードル・ウシャコフ)
- Upham(アメリカ海軍:フランク・ブルックス・アッパム)
- Villeneuve(フランス海軍:ピエール・ヴィルヌーヴ)
- Warrender(イギリス海軍:ダブトン・スターディー)
- Wright(アメリカ海軍:カールトン・ライト)
- Yegorov
- Yumashev(ソ連海軍:イワン・ユマシェフ)
- Zavoyko(ロシア海軍:ヴァシーリー・ザヴォイコ)
- Zenker(ドイツ海軍:ヴォルフガング・ツェンカー)
名前の元になると推定される海軍軍人の名前を併記したとおり、多くは各国の著名な海軍軍人からとられているが、なぜか今のところ日本軍からは採用されていない。
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- Tier4あたりまでのボットは、主砲の散布界が広く設定されており、ほとんど当てて来ない。ただし魚雷への警戒は必要。魚雷を撃てる敵艦から遠ざかりながら攻撃すれば魚雷を回避しやすい。高Tier帯になると非常に高精度な射撃をして来るようになる、駆逐艦で回避盾の要領で動いていてもかなりの確率で当ててくるレベルである。
- ボットは味方艦を回避するため減速や後退を行うものの、ボット同士で譲り合ってほとんど動けなくなる場合がある。
- ボットは火災や浸水ですぐに応急工作班を使うため、火災や浸水を再発させてスリップダメージを最大限利用できる。ランダム戦などの対人戦では浸水を修理させてから火災で削る戦法が定番だが、こちらでは火災を修理させて浸水を狙う方がダメージ効率が高い。
- ボットはAP弾とHE弾を距離や相手艦種によって使い分けている。
- プレイヤーならば相手の発砲を確認して回避や進路変更を判断するが、ボットは特に対策せずそのままの進路であることが多い。ランダム戦に進む前に、Coop戦で回避しないボットに命中させられるようになっておく必要があるだろう。ただし、敵の正面に位置取りすると、相手の被弾面積の少ない状態で終始相手をする羽目になるため、慣れて来たら相手の側面に位置取りするようにしよう、そうすれば防郭射撃(VP)の練習がしやすくなる。
- ボットの駆逐艦は煙幕に船体を隠すことなく前進してくるため倒しやすい。しかし長く伸びた煙幕の中を後続の敵艦が進軍してくることが多く、水中聴音や警戒レーダーが役に立つ場面が多い。序盤で味方のボット駆逐艦についていけば煙幕を利用しやすい。
- ボットの雷撃機の来る方向へ舵を切ると魚雷の手前で回避できる場合がほとんどであるため、対空防御砲火で間隔を開かせるメリットはあまりないが、爆撃機対策にはなる。ボットの爆撃機の中隊が複数いる場合、複数の中隊から時間をあけて狙われる(ボットが意図したわけでなく単純に発艦の差)ことが多く、1回目の爆撃で火災が発生してもすぐに応急工作班を使うべきではない。
- 敵ボットはこちらの位置を把握しており、マップ端に隠れても艦載機が真っ直ぐ飛来する。味方のボットも敵の位置を把握しており、最後の敵空母の位置に向かって迷わず進む。お互いを探して彷徨うようなことがないよう配慮してのことと思われる。位置を把握して接近できても、相手を視認するまでは砲の向きは前後に固定されている模様。
- 駆逐艦は集中攻撃されやすく、逃げてもマップ端までボットが団体で追いかけてくる。魚雷で対処できる数の敵だけ相手にするのが基本であるが、地形を利用して再装填の時間を稼げれば時間がかかっても撃沈数は伸ばせる。空母も非常に狙われやすいため、基本的に突撃してくるAIの特性から、対人戦の感覚で前進すると敵艦や敵艦載機に発見されて集中砲火を受けるので、距離は開け気味に位置取りする方が安全である。
- 駆逐艦は島の付近を移動し、戦艦は島から遠ざかろうとし、空母は安全圏に移動する傾向がある。ソロモン諸島や二人の兄弟で中央を進む敵は駆逐艦と巡洋艦が多い。
- ボットは占領中の艦を優先的に狙う傾向があるため、隠蔽の低い艦で序盤に占領に入るのはリスクが大きい。逆にターゲットを集めたい場合に利用することもできる。
- 空母は片っ端から航空隊を突っ込ませてくるうえに、非常に細かく各中隊を操作できるので防空が難しい。また、こちらの攻撃も1中隊で巧みに妨害してくるので、こちらも戦闘機で妨害したり囮で釣るなど工夫をしないと、ダメージを与えられないままいつの間にか艦載機を食いつくされている事もある。特に高Tierの日空でこの傾向が顕著になる。アップグレード・艦長スキル・航空管制は攻撃隊よりも戦闘機を重視する方が安定するかも知れない。
- 基本的にボットは突撃するので、序盤は至近距離で敵味方入り乱れての混戦になる事が多い。このため魚雷・砲撃共に味方への誤射が特に起きやすい。友軍誤射によるピンクステータスを消すために行く場合は要注意である。
- 航空母艦のボットの動作(v.0.5.2
パッチノートより引用)
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| | 引用文
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航空母艦のボットは発見されていない場合、航空母艦の出現位置から次の出現位置へと結ぶように、ランダムで巡回する。ボットは最高速度で真っ直ぐ航行する。
ボットは発見された場合、最高速度で逃走するようになりました。その際、ボットは之字運動 (ジグザグ航行) を行うようになりました。ボットは敵艦艇から 30 秒間発見されない状態になると、之字運動を停止し、巡回を再開します。再び発見された場合は、再度逃走行動を開始します。
航空母艦は島への衝突を避けようとはしません。バージョン 0.5.1 では、航空母艦と戦艦は島々を迂回し、広い海原へ出るルートを考えるように設計されていました。
航空母艦は積極的に戦闘機を使おうとするようになりました。
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- Co-op戦のこれまでの変更点
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| | 変更点
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(注意:以下の変更点は、公式アナウンスが無くても確認が容易であったものも記載しています)
- v0.5.1頃(2015年11月頃)までボットは初期船体・初期兵装のみであった。戦闘機は空母の直掩だけしていた。
- v.0.5.6(2016年5月)までは停止していれば魚雷を撃たれることはなかった。
- v.0.5.9でボットに使われる名前が52種から70種に増えた。
- 2016年10月頃より港で修理費クレジットの一部が返還されるようになった。低Tierボットの主砲の命中率が低く設定され、簡単になった(いつ頃からかは不明)。
- v.0.5.15で「粉砕」マップなどで全ボットが戦闘終了まで島影で停止したままになる状況が解消された。
- v.0.6からボット同士の正面衝突が大幅に減ったものの、駆逐艦同士の衝突はまだ多く見られる。味方艦を完全無視したFF魚雷も無くなったが、ランダム戦よりは事故が起きやすい。
- v.0.6.1より港での修理費クレジット25%返還に代わり、戦闘結果画面で修理費25%が割引された。敵のプレミアム艦が迷彩を搭載しなくなった。
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戦闘形式 
戦闘形式についてはランダム戦と同じ。
Co-op戦では敵チームのポイントが0になり10分程度で戦闘終了となることが多い。
- 戦闘開始前や戦闘中Tabキーで確認できるように、艦の喪失で45~65ポイントを失うため、制圧戦の開始時に300ポイントあっても敵5隻を撃沈した頃にはほぼ0に近い。手近な敵艦を誰かが撃沈すればすぐポイント0になる状況であれば、遠方の敵空母などを攻撃する時間は無いと判断できる。
Co-op戦はプレイヤー全員が「港に戻る」を選択すれば引き分けになる。
- プレイヤーが他にいない場合、Escキーから「港に戻る」を選択すれば確実に引き分けになる。
- プレイヤー全員が「港に戻る」を選択する必要があるため、生き残りが自艦だけであっても他のプレイヤーが観戦を続けていると引き分けにはできない。
- 経験値とクレジットは引き分けも敗北も同じ。敗北の代わりに引き分けが増えるだけで勝率が上がるわけではない。
- 他のプレイヤーより先に大破した場合、すぐ港に戻って次の戦闘を開始できるが、自分が最後の場合は注意が必要。明らかに劣勢ならば敗北の前に港に戻れば良いが、優勢なら勝利まで観戦を続ける必要がある。ボットだけが残った戦闘の観戦継続は退屈だが見届けないと勝利にならない。
検証やマップ確認などはCo-op戦よりもトレーニングモードが便利。
正式実装されていないためMODが必要だが、他のプレイヤーを気にせず色々試せる。
- トレーニングモードでは停止した敵艦を並べて、距離や角度に応じてどこを何で狙えば良いか確認できる。特に射撃の機会が少ない戦艦の場合、闇雲に戦闘を繰り返すよりも早くコツが掴める。
- ボット空母の編成(検証中)
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トレーニングモードではボット空母の編成は2種類しか確認されていない。
船体も艦載機もすべて初期のパターン1と、すべて最終のパターン2。
Co-op戦も同様と思われる(検証中)ため、下の表にない編成を確認できた方は画像とコメントをお願いします。
| パターン1 初期モジュール | パターン2 最終モジュール | パターン1の見分け方 | Hosho | 120(T3T3) | 120(T5T4) | 抗堪性37 | Zuiho | 112(T5T4T5) | 121(T6T6T5) | 抗堪性44 | Ryujyo | 112(T5T6T5) | 122(T6T6T6) | 抗堪性49 | Hiryu | 122(T6T6T6) | 222(T7T6T7) | 抗堪性58 | Shokaku | 122(T7T6T7) | 222(T8T8T8) | 抗堪性64 | Taiho | 222(T8T8T8) | 322(T9T9T9) | 抗堪性73 | Hakuryu | 232(T9T9T9) | 233(T10T10T10) | 航空機64 | | | | | Langlay | 111(T3T3T3) | 111(T4T4T4) | 対空なし | Bogue | 110(T4T4) | 201(T5T0T5) | 抗堪性43 | Independence | 111(T5T6T6) | 201(T6T0T6) | 抗堪性45 | Ranger | 111(T6T7T7) | 013(T0T7T7) | 抗堪性56 | Lexington | 111(T7T7T7) | 013(T0T8T8) | 抗堪性69 | Essex | 211(T8T8T8) | 113(T9T9T9) | 抗堪性70 | Midway | 212(T9T9T9) | 113(T10T10T10) | 航空機79 |
Hakuryuはパターン1航空機64、パターン2航空機71。Midwayはパターン1航空機79、パターン2航空機80。ただし敵の航空機の値はプレイヤーの艦長スキルの内容により増加する場合がある。
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