副砲

Last-modified: 2021-03-31 (水) 17:31:44

概要

口径と射程を統一して一斉射撃を行う主砲とは別に小型艦艇への対処などに使われる小口径砲。
全ての戦艦、多くの巡洋艦と空母に搭載されている。また極一部の駆逐艦にも搭載されている。
主砲と異なり副砲は最低限の制御しかできないが、自動で攻撃して敵艦へダメージを与えようとしてくれる。
なお一部の副砲は高角砲として対空砲の機能を併せ持っている場合もある。
(敵航空機が射程内に入ると自動迎撃するシステムについては対空砲のページを参照)
 
(以前は副砲の流れ弾で味方艦にもダメージが入ってしまっていたが、ver0.5.10から副砲の味方への命中が無効となるよう仕様変更された。)

解説

(再編集ver.0.7.2.1)
本ゲームでの副砲は自動型の自衛兵装であり、敵艦が射程内に入ると自動で砲撃するというもの。
ほとんどオート操作で(副砲がONであれば)自動で目標を探して勝手に攻撃してくれる。
(艦長スキル「副砲の手動化」を取得している場合は、プレイヤーが目標指定をしなければ攻撃しない)
 
通常ではそれぞれの副砲が射程内の砲撃可能な敵艦へ発砲する。砲撃可能な位置に敵がいない副砲は稼働しない。
「特定の艦を副砲で攻撃させたい」という時は敵艦を副砲優先目標指定するとその敵艦へ攻撃可能な副砲が指定した目標へ発砲する。(目標へ攻撃できない副砲は通常休まず発砲可能な敵艦がいればそちらへ攻撃する)
(副砲優先指定は通常の戦闘画面でCtrlを押しっぱなしにしてマウスカーソルを表示させ、それで敵艦をクリックすると指定できる。
 あるいは[M]で戦術マップを開き、その画面から敵艦をクリックしても優先目標として指定できる。
 操作について詳しくは操作説明へ)
 
副砲を動かしたくない時は「対空/副兵装無効(初期[P]キー)」によって無効にする。無効状態から有効に戻すには再度同じキーを押す。(副砲のON/OFF制御は対空砲と共有、両方無効・両方有効となる)
副砲をOFFにするメリットはあまりないが…(以前は副砲で味方にダメージが入っていたため流れ弾を起こさないよう管理することも重要だったが、現在では奇策にしか使えないだろう)
 
なお破壊された際は対空砲と同様に戦闘メッセージで破壊されて発射不能になった旨が出る。
(生き残っている副砲については艦ステータスの表示([H]キーなど)で確認できる)
 

信号旗
ちなみに対人対戦の試合(ランダム戦など*1)で副砲のダメージによって敵艦を撃沈した場合実績「接近戦エキスパート」称号を取得する。
接近戦エキスパートは実績報酬として1日1回まで信号旗の「Mike Yankee Soxisix」x10枚を貰える。この信号旗は「副砲旗」とも呼ばれる副砲の性能を少し向上させる効果のある信号旗である。
 
グラフィック設定
設定で「小型オブジェクトのアニメート」がOFFになっている場合、副砲の動きも表現されず不動の副砲の横(空中)から砲弾が発射される。
もしPCの性能に余裕があるのならONにしておくと副砲の狙っている方向が見えるようになる。
副砲の向きが分かって何の意味があるかって、かわいいだろ?
副砲の動きが見えなくとも特別不便はしないが見えていれば副砲の向きを把握できる。大きく回る際にほんの少しだけ発砲が遅れるという程度のことだが。

基本性能

※ゲームバランスの都合上、副砲はかなり性能が抑えられている。
そのため「別々の艦で同じ砲を載せていても性能が違う」ことがよくある。副砲同士でもよくあるが、有名なものとして最上の主砲と同じ砲が大和の中口径副砲でも使われているが副砲として大きく性能がデチューンされている。
 
副砲の射程は艦によって異なり短いと2.5km、長いものは8kmまであるが、主砲の射程に比べればはるかに短い。艦種・国籍によっても違うが基本的にTierが上がるほど射程が伸びていく。
ダメージ・火災発生率などは砲の大きさに対して概ね標準的、連射性はやや速い傾向にある。
ただし副砲の砲撃精度・命中性は非常に悪い。的が小さく遠いと命中率は数%~ほぼ0%になる。
近寄らないとまともに当たらないため、実際に有効な射程は最大射程の1/2~1/3以内くらいだと思ったほうがいい。
細かい性能はスキル・アップグレード・信号旗によっても変化する
 
なお使用する弾(AP弾/HE弾)は砲ごとにあらかじめ決まっており変更することはできない。
砲弾の貫通力は主砲と同じ判定処理のようである。あとは副砲の貫通力の項目か、詳細は主砲のページを参照。
 
通常自動砲撃であるためプレイヤーが他に気を取られていても攻撃を続けてくれ、主砲と違い旋回性も高く近距離ですれ違う時など主砲が追いつかないような状況でも(攻撃できる角度であれば)攻撃してくれる。
 

副砲の効果

基本、期待しないほうがよい。ただ瀕死の時や副砲の強力な艦が相手の時は注意した方が良い
 
命中性が非常に悪く至近距離でもなければほとんど当たらない上に、小口径~中口径なので装甲が厚いと貫通できず、当たってもダメージが入らないことがある
駆逐艦に対しては比較的貫通しやすいが的が小さく余程の至近距離でなければほとんど命中せず、そこまで近寄られていると大抵雷撃によって撃沈されてしまう。危険。
戦艦は的が大きく比較的命中しやすいが装甲が分厚いため必ずしもダメージが入っているとは限らないしそもそも戦艦の耐久性に対して副砲のダメージ量は小さすぎる。地味。
巡洋艦はその中間程度だが、命中性も中途半端、ダメージ量も中途半端、駆逐艦と同じく余程の至近距離でなければ効果は薄く耐久性があるため致命傷にもなりにくい。微妙。
 
一応全くの無意味でもなく接近戦において敵艦の体力を少しでも削る力となりたまに瀕死の敵艦を撃沈できることもあるが、副砲だけで大きな戦果を上げられるようなものではない。
そのため「強力な副砲を持っている艦」でもなければその効果は期待しすぎない方が良い。基本的には接近されてしまった時の多少の防衛能力という程度に考えておこう。
空母では副砲が最後の抵抗となるが相手が瀕死の駆逐艦でもなければ撃沈はできない。
 
ただ「Tier7以上、特にTier9-10の強力な副砲を揃えている戦艦」ではやや話が変わってくる。
Tier7からは艦長スキル「副砲の手動化」の発動効果が劇的に向上する他、艦に備わっている副砲の性能自体も向上し射程・火力・連射力も良くなり、さらにアップグレードやスキルを揃えることで副砲でもそれなりの戦果を上げることができるようになってくる。Tier9からはさらに強力なアップグレードが装備できる。(副砲を強化する効果のあるスキル・装備については該当項目を参照)
もちろんあくまでも副兵装であり劇的な戦果を上げることはできないが、近づいてくる敵艦へと地味ながら効果的なダメージを与え続けて削り、敵が手負いなら撃沈もかなり期待できるようになってくる。
艦によっては副砲が脅威的な潜在能力を持つようになり、迂闊に有効射程へ入り込んだ駆逐艦を容易に撃沈してみせることもありえる。まあ副砲が強力な艦と分かって近づいてきてくれる駆逐艦もそういないが。
 
それ以外ではおまけ程度の兵装と思っておこう。
一応戦艦は豊かな副砲があるおかげで瀕死になった駆逐艦から一か八かの特攻をされて主砲が間に合わなくとも副砲で迎撃できて返り討ちにしてくれることもあるし、警戒心のある駆逐艦は下手に戦艦へ肉薄しないよう立ち回ってくれる。
又、数が当たればそこそこの確率で火災を誘発し、これが大きな戦果につながることもある。
 
副砲の射程は以下の通り。ver.0.10.0の改訂により、戦艦と巡洋艦も射程はかねがね同じである。

Tier345678910
標準射程ドイツ/フランス44.84.955.66.37.67.958.3
その他3.244.34.955.66.66.957.3
UGとスキルを全適用ドイツ/フランス567.58.59.511.51212.5
その他456.57.58.51010.511

なお例外として、ver.0.9.12以前に上表より射程が長かった艦については、ver.0.10.0以降もそのままになっている。
 

補足情報
命中率については副砲の命中率についての項目を参照
期待火力については副砲の期待火力の計算の項目を参照。

蛇足・副砲と高射砲について

副砲と高射砲


これは戦艦天城であるが、大きな41cm主砲とは別に側面に小さな砲がにょきにょきと生えている。これが対艦専用の14cm副砲である。これとは別に艦中央甲板に置かれているのが12.7cm高角砲(日本海軍は高射砲を高角砲とよんだ)である。ゲーム中ではこの12.7cm砲も副砲として扱われる。

このゲームでは高射砲は副砲としても扱われているが・・・

現実では両用砲は高射砲としても副砲としても性能がイマイチ
高角砲とは本来航空機の迎撃に使われるものだが口径が駆逐艦の主砲と大体同じなため対艦用としても使うこともできた。このように対空戦闘も対艦戦闘もこなせる砲を両用砲と呼んだ。しかし、対空も対艦もこなせると言えば両用砲が万能な優秀な砲に聞こえるかもしれないが、実際の現場での両用砲の評価はイマイチなものであった。それは「対空砲としても,対艦砲としても能力不足」なためであった。
例えば、キング・ジョージ5世級戦艦の両用砲は装填機構や砲の追従性の問題で急降下爆撃機に対処が困難であり、対艦戦闘の火力も確保すべく砲弾を重くしていたために連射速度も速いとは言えず、両用砲でありながら対空射撃の能力が低いという問題があった。
あるいはノースカロライナ級以降の米戦艦搭載両用砲は、有効射程が短すぎて対艦用として考えた場合は能力不足であるという問題があった。
このため対艦用には対艦専用の砲を、対空には対空性能に特化した高射砲を搭載したほうが効率が良いという結果になったと言える。(排水量が著しく限られる駆逐艦に関してはこの限りではなかったが)
ちなみにこのゲームでも両用砲は対艦専用砲に比べて 弾が散らばる、高い弾道と弾速の遅さのため遠距離や素早い駆逐に対しての命中率が低いなどいまいちな性能である。ただし、日本戦艦の対艦専用砲はAPなため戦艦に対して効果が薄く両用砲のHEの方が頼りになる。(大きくて遅い戦艦なら両用砲でも命中率は高いため)

 

副砲を強化する効果のあるスキル・装備

(ver.0.7.2)

  • 副砲の射程を延長、最大散布界を縮小する効果のある装備
    1. アップグレード「射撃システム改良1」:最大散布界-5%,射程+5%(主砲の散布界も改善、他魚雷の旋回性向上)
      アップグレード「(米戦専用)射撃管制室改良1」:最大散布界-5%,射程+5%(主砲射程も延長)
      アップグレード「副砲改良2」:最大散布界-20%,射程+20%
      ※これらのアップグレードはTier5以上から装備可能。また装備できるのはいずれか一つのみ。
    2. 信号旗「Mike Yankee Soxisix」:最大散布界-5%,射程+5%,装填時間-5%
    3. 一部のプレミアム艦限定で射撃システム改良0が利用可能。詳しくは該当項目へ
  • 副砲の連射性を向上させる効果のある装備
    1. 副砲改良3:副砲の装填時間-20% ※このアップグレードはTier9-10のみ装備可能
    • 副砲の信号旗は装填時間も-5%短縮する
  • 副砲の抗堪性を向上させる
  • 艦長スキル
    • 副砲の最大散布界を縮小する
      • 艦長スキル「副砲の手動制御(コスト4)」:最大散布界をTier6まで-15%,Tier7以上-60%
        ※手動制御に伴い無指定敵艦への自動砲撃を行わなくなる。
    • 副砲の射程のみを向上させる
      • 上級射撃訓練(コスト4)」:射程+20% ※散布界の縮小効果は無い模様
    • 副砲の装填時間を向上させる、または副砲砲弾の効果を向上させる。
      1. アドレナリンラッシュ(コスト2)」:残りHPの減少に応じて副砲含む全兵装の装填時間減少(HP-1%毎に装填-0.2%)
      2. 基本射撃訓練(コスト3)」:全ての副砲の装填時間-10%、(小口径主砲にも効果、他対空砲効果向上)
      3. 爆発物専門家](コスト3)」:HE弾の火災発生向上、詳細は該当項目へ
      4. 榴弾用慣性信管(コスト4)」:HE弾の貫通力向上(火災発生低下)、詳細は該当項目へ
      • その他、火災発生率を向上させる信号旗
         

副砲の射程は最大限強化した場合、それぞれの乗算で
Tier4までは艦長スキル「上級射撃訓練」(+20%)と信号旗(+5%)により、1.26倍
Tier5からはさらに副砲改良2(+20%)によって1.512倍となる。
 
最大散布界の減少は副砲改良2(-20%)と信号旗(-5%)で推定76%(同じ射程での命中性約1.3倍?)
副砲の手動制御はTier7以降-60%により範囲が40%に(同じ射程での命中性約2.5倍?)
※命中性への影響は副砲の性質などによっても変化するようで命中性の倍率はあくまで目安
 
なお「上級射撃訓練」は射程を伸ばし副砲の効果範囲を広げるだけで、同じ距離での命中性は変化しない、はず(※未検証)
射程が伸びる分当たらない距離での発砲が増え総合的な命中率自体は悪化すると考えられるが、副砲の効力は高まる。
ただ近距離での副砲の有効性だけを求めるのなら上級射撃訓練はあえて取らず、隠蔽処理専門家など他スキルを取得する方向性もある。副砲の射程が元々長い高Tierでは選択の余地がある…といっても対空砲の強化関係もあるので上級射撃訓練の有用性は高いが。
 
 
低Tierでは副砲の性能がやや低くTier4以下では副砲改良2も無いなど有効活用はし難い。艦長スキルもコストが重くそれなりにプレイを続けていないと副砲を特化させる構成自体できない。
副砲に特化させた構成が活きるのは副砲の手動制御の効果が劇的に高まるTier7以降、高Tier帯では副砲の性能も伸びてきており、(艦にもよるが)副砲を強化すればそれなりの威力を期待できる。
ただし注意点として"副砲の有効射程に入れば"という前提条件がある。高Tierでは各艦の性能が向上するため戦闘距離がやや遠くなりがちで、副砲の能力を安定して発揮させるということは難しい。試合によっては持ち腐れになってしまうこともままあるため、副砲特化の構成は艦の性能やプレイスタイルなども含め使いこなせるかをよく考えてから組み立てること。

艦種別の特徴

駆逐艦の副砲

ver0.5.0.4現在、ゲーム中で副砲を装備しているのはUmikazeのA船体、及びKievのB船体、そしてプレミアム艦のHaidaのみである。
Umikazeの副砲は片舷に4門指向できるが、射程が2kmと大変短く(魚雷なら必中であろう)、船体をBに更新すると無くなってしまう。
Kievの砲は副砲としては優秀な射程と精度を持っているが、門数や威力の面で期待できる武装ではない。
Haidaの砲はたまーに接近戦エキスパートを取ってくれるが、わざわざ強化する意味は薄い。
(ちなみに対空砲は多数の駆逐艦が装備している)

巡洋艦の副砲

多くの艦が副砲を搭載しているが、低Tier帯やその他極一部は搭載していない。
高Tierの巡洋艦では、その多くが両用砲として対空砲を兼ねている。
(ただ砲門の数や射程などは控えめで効果的な運用には向かない)
 

戦艦の副砲

駆逐艦や巡洋艦の主砲クラスの副砲が多数配置されている。
概ね高Tierでは両用砲と対艦専用の副砲を混載するようになる(※アメリカ戦艦はNorth Carolina以降・イギリスツリー戦艦はQueen Elizabeth以降、全て両用砲となっている)
戦艦の主砲は旋回性にやや難がありあまりに接近されてしまった場合は副砲のみで攻撃する状態となる。そのため巡洋艦や駆逐艦に接近されてしまった時は副砲だけが頼りとなることもある。
多数配置されていても気休め程度にしかならないことも多いが、ドイツ戦艦とフランス戦艦はツリーを通して概ね高い副砲性能を持ち装備や状況次第で高い効果を発揮する。
 
もし副砲への特化を考えるならまず砲の貫通力の確認をし副砲の潜在DPMから期待火力を計算した上で、どうスキルを取るか考えよう。貫通力はIFHEの有無が非常に重大な場合もある。
 

空母の副砲

空母は主砲を持たないが、ほぼ全ての空母*2に副砲があり駆逐艦の主砲クラスの砲を搭載していることもある。
ただし射程は短く、副砲が機能する状況はすなわち空母が敵艦に肉薄されてしまっている窮地ということである。
上位Tierほど副砲は増え、Tier10では100mm連装砲12基全24門(Hakuryu)や127mm連装砲18基全18門(Midway)など戦艦レベルの副砲の規模になるが所詮副砲、精度は悪く特別強いとは言い難い。
 
基本的に敵駆逐艦から奇襲を受け肉薄されてしまった時の最後の抵抗にしか役立たない。航空機で敵駆逐艦を瀕死にすることができれば、残りを副砲で削って撃沈できるということもあるかもしれない程度だ。
(反対に言えば駆逐艦は大回りして空母を見つけて攻撃を受けながら無理やり肉薄して雷撃しようとしても、その副砲によって返り討ちに合う可能性がある。)

補足

副砲の貫通力

副砲でも主砲と同様に貫通判定が行われる。
貫通力について詳しくは主砲のページの「口径」や「AP弾の貫通力」の項目を参照
 

HE弾
副砲の多くはHE弾に設定されている。貫通力は「口径/6」。
ただしドイツ戦艦の128mmと150mmの副砲と、日本艦の100mm副砲は「口径/4」になっている。
薄い装甲に対して安定して貫通しダメージを与えられる他、
低確率ながら火災を発生させることもできて貫通できない分厚い装甲でもダメージを期待できる。
火災発生率は諸々の性能と同様、砲によって異なる他、スキルや信号旗によっても強化できる。
 
小口径では貫通できる装甲が少なすぎて火災発生しか期待できないこともあるが、
艦長スキルIFHE(HE弾貫通力1.3倍)で貫通を期待できるようになることもある。
IFHEはもちろん中口径の副砲もより厚い装甲を貫通できるようになるのだが、
火災発生率が低下してしまい小口径(139mm未満)で-1%、中口径(139mm以上)は-3%も減ってしまう。
詳細は艦長スキルのIFHEの項目を参照。
(IFHEの項目には各種貫通力についてもまとめられている)
 
AP弾
ver.0.7.11より全ての戦艦副砲はHE弾に変更された。

旧記述

一部の副砲に設定されており、貫通するかどうかは砲性能対装甲だけでなく角度によっても左右される。
副砲AP弾の性能が同じサイズの主砲と同じとは限らない。(貫通力について詳しくは不明?)
HE弾に比べてダメージを与えにくく火力が安定しにくいが、HE弾よりも多少厚い装甲を貫通できるだろう。
状況が良ければHE弾よりも高い破壊力を発揮できるが、状況が悪ければ当たっても一切効果が無い。
 
また所詮小~中口径の副砲なので大した貫通力は望めない。あくまでHE弾よりは貫通できるという程度。
 
ちなみにほとんどの日本戦艦の副砲は小口径のHE弾に中口径のAP弾の両方を備えており、
それ以外でもAP副砲を持つ艦は別口径のHE副砲と一緒に備えていることが基本のようだ。
なおHE弾と異なり、AP弾の砲弾自体の強化はできない。射程を伸ばしても貫通力は上がらないだろう。

副砲の命中率について

副砲の最大散布界=命中性は基本的に悪く、距離が離れている場合はほとんど当たらないか高くても5%ほどしか命中しないため、それほど効果は得られない。
しかし副砲の性能にもよるが1-2km以内など肉薄してしまった場合や、スキル・アップグレード・副砲信号旗によって精度を向上させればそれなりの効果を発揮できるようになる。
対応するスキル装備についてはページ上部の副砲を強化する効果のあるスキル・装備を参照。
 
特に「副砲の手動制御」はTier7以上において最大散布界を-60%させる効果を持ち、命中性をおおよそ2倍~3倍ほど引き上げる効果がある。
少し離れていても多数の命中を期待できるようになり、それによって(また自動での遠距離砲撃も行わないため)命中率は非常に高くなり、敵艦などの状況次第では20%以上の命中率を記録することもある。
(Tier6以下ではそれほど大きな効果では無いため注意が必要。ほぼ上位Tier専用スキル。)

実例(要検証)


天城で敵の天城,ヨルク,ローヤン,初春,オグニボイに対して副砲を射撃した結果である.命中率は約24%である.天城,ヨルクには各1分弱,それ以外には30秒程度射撃した.

私感
自動攻撃であるための宿命であるのか回避方向への先読み射撃を行わないため,激しく動き回る駆逐艦に対しては弾速の遅い高角砲の命中率は低かった.また戦艦に対して命中率は高いがAP弾の効果が薄かった.巡洋艦に対してはどちらも程よく命中し程よく効果があった.

この時の諸元
副砲射程7.6km
スキル副砲の手動制御の取得で副砲散布界-60%
アップグレード副砲改良2の搭載で副砲散布界-20%
副砲旗の搭載で副砲散布界-5%
127mm砲 装填5.1秒,片舷8門,最大ダメージ2100,初速725m/s
140mm砲 装填6.8秒,片舷8門,最大ダメージ2700, 初速850m/s

最高の精度だと


140mm砲は戦艦の主砲の精度と遜色ない.
127mm砲はまだばらけている(天城副砲敵ローヤンに向けて距離6.7kmから射撃)

 
なお副砲の手動制御を習得しない場合は多少伸ばしていても命中の期待できない遠距離の敵にも発砲しやすいため総計5%-10%くらいの命中性に留まるが、(副砲改良1を入れた上で)5km以内かつ大きな戦艦が相手である場合は命中しやすく15%くらいの命中は期待できる場合もある。
ただし副砲の手動化を含め最大散布界の縮小は「命中する可能性を倍率で上げる」と言うものであり、元々命中率が0%に近い遠距離の駆逐艦などへの命中性が劇的に改善するというものではない。
 
副砲の命中性は「副砲の持つ最大効力から発揮できる割合(の係数)」であり、命中性の向上は単純に考えて「副砲の発揮するダメージの割合での増加」である。
特にTier7以上の副砲の手動制御の効果はおよそ2.5倍前後、つまりそれは副砲によって与えるダメージ量をおよそ2.5倍にするものだと考えて良い。しっかりと運用できれば、という前提がついてしまうが非常に強力である。
…0%は0%のままだが
 
:副砲の精度はアーカンソーβとグラーフツェッペリン、モスクワを除き全て同じ。詳しくは主砲ページ

副砲の期待火力の計算

副砲によって期待できる火力については砲の性能からある程度なら概算できる。
※期待値であって実際の戦闘では様々な要素が絡むためあくまで目安としての計算
 

期待値計算の手順・例
まず砲の種類ごとに「特定の艦へ指向可能な砲の最大砲門数」を調べる。
そこから種類ごとに「(60/装填速度)×砲門数」で毎分の発射弾数を計算し、
その砲の最大ダメージをかけて毎分の潜在最大ダメージを割り出せる。
そこから砲弾の有効性や実際に与えるダメージなども考慮し、期待値を算出する。
(実際に与えるダメージは最大ダメージの1/3~1/4程度を想定)
 
Tier10フランス戦艦Republiqueの副砲なら
127mm連装砲8基、左右4基ずつで最大指向は8門
152mm3連装砲3基、前後配置で最大指向は9門
 
127mm砲は装填時間4秒=15回/分、8門×15回で毎分120発、
一発あたり最大1800ダメージを120発で、潜在最大ダメージは216000/分
HE弾なので貫通は21mm装甲まで(駆逐艦の船体を貫通、戦艦は上部構造体)
有効命中率5%、与ダメージ平均25%で毎分2700ダメージを期待できる計算。
(より近づいて有効な命中が20%なら4倍、毎分1万ダメージを期待できる)
 
152mm砲は装填時間8秒=7.5回/分、9門×7.5回で毎分67.5発
一発あたり最大2200ダメージを67.5発で、潜在最大ダメージは148500/分
HE弾なので貫通は25mm装甲まで(駆逐艦の全身、巡洋艦の艦首艦尾を貫通)
有効命中率5%、与ダメージ平均25%で毎分1856ダメージを期待できる計算。
(より近づいて有効な命中が20%なら4倍の毎分7千4百ダメージが期待値)
 
そしてその合算で単体に対する副砲の潜在最大ダメージは約36万4千ほど
発揮できる割合がたった3%でも毎分1万ダメージをたたき出す期待値となる。
これはあくまで机上の話でしかないがスキルや接近によって有効命中率20%の与ダメージ平均30%なら1分もあればほとんどの駆逐艦を沈めることを期待できる。さらに命中性が高まればもっと早い。

 
ただしもちろんこれはあくまでも最大の条件下における期待値であり、自他の角度や動きによっては攻撃可能な副砲が減ったりしてそこまでの効果を発揮できないだろうし、
巡洋艦や戦艦などは装甲の関係上例え命中しても有効でないことも多く高い命中率の期待できる状況でも必ずしも有効な命中が取れているわけではない点は留意したい
そのため実際に発揮できるダメージ量は潜在最大ダメージの数%ほどを基本と想定した方がいいだろう。状況が良ければ10%くらい発揮することもできるが、距離が遠い・装甲が厚いなど状況が悪ければ潜在火力の1%も発揮できない
 
なお例に挙げたTier10仏戦の副砲性能は最強クラスである。
上記で上げた計算例は無強化での数値であり、装填時間短縮のスキルUGを導入すれば潜在最大ダメージは50万/分を超える。
単なるダメージ量の高さだけでなく副砲最長の射程を持ち、火災発生率も副砲の中で最も高い。
駆逐艦はもちろん、戦艦や巡洋艦でも近づくべきではない相手だと言える。

もし副砲特化にするか慎重に考えたいのであれば艦の副砲性能をこうして計算して期待値がどの程度か把握しておくのもいいだろう。
性能をよく確認しておき発揮できる能力を知っておけば、全く効果のない無駄な捨て身作戦をすることも避けられる。
 
特に砲の貫通力と敵艦の装甲の関係性は命中率と同じくらい有効性を大きく左右する。極端な例として、側面装甲の分厚い戦艦に肉薄して副砲の大半を命中させたとしても、貫通しなければろくなダメージを取ることができない。

コメント欄

情報提供・コメント欄

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • スキル10艦長で副砲特化させる場合はどれを優先すべきか悩んでます。スキル3は「基本射撃で装填速度↑」or「爆発物専門家で火災発生率↑」、スキル4は「副砲手動で散布界↓」か「上級射撃で射程↑」皆さんならどれを優先しましたか? -- 2020-02-18 (火) 19:59:25
    • tier6以下なら上級射撃(手動制御は効果が弱い)。tier7以上に関しては、広範囲に散らして威嚇するなら上級射撃、タゲを絞ってしっかり当てるなら手動制御だが、戦術的にどちらが有利かは一概には言えない(よって好みでok)。副砲の口径や国籍によって貫通力が異なるので3スキルの最適解は難しいが、副砲の主たるタゲに対して貫通力が十分備わっているなら基本射撃でコンスタントに削る。貫通力が足りない相手が多いようなら着火重視で爆専。副砲の命中数に対して副砲ダメがどのくらい獲れているかを戦闘詳細でチェックする習慣をつけると良い。対空性能の底上げも勘案して、シンプルに3基本4上級でokという考え方もある -- 2020-02-18 (火) 20:58:38
      • とても参考になるアドバイスありがとうございます。「基本」と「上級」で対空能力上がるのを失念しておりました。とても勉強になりました。 -- 木主 2020-02-18 (火) 21:53:25
  • 副砲射程は実際には2/3程度で有効とありますが、射程を伸ばした状態での7キロと最大射程である7キロでは命中率は同じなのでしょうか? -- 2020-06-18 (木) 13:29:17
    • 副砲も艦によって散布界が違うようだよ。 -- 2020-06-18 (木) 20:24:32
      • 同じ艦で射程を伸ばした7キロと最大射程の7キロでは散布界が違うということですか? -- 2020-06-19 (金) 00:02:28
      • 意味が正確に分かってないですが、同じ艦で距離が同じならそら散布界も同じでは。 -- 2020-06-19 (金) 00:11:52
    • 射程伸ばした方に副砲旗やら副砲改良1やらを載せてる場合は(それらに副砲散布界を縮める効果があるので)散布界は小さくなるが、上級射撃の有無だけ(最大射程の差だけ)で比較する場合は同距離=同散布界になるはず -- 2020-06-19 (金) 00:43:28
  • 副砲ビルドにしようと思って10ポイント艦長で手動制御までは取れたけれど、アップグレードつけている状態だと射程が9キロもあるから上級取るか迷ってる。2キロ伸びたら使い勝手変わるかな -- 2020-06-23 (火) 01:38:25
  • 加賀以外で副砲にAP弾を撃つのって、他に残ってます? -- 2020-08-19 (水) 02:18:49
    • 加賀の200mmもHEゾ。 -- 2020-08-19 (水) 06:35:36
      • wikiの加賀のページのスペック表だと、200mmがAP弾で127mmがHE弾のようにも受け取れるし、どちらもAP/HE弾が撃てるようにも取れるから分らんわ。実際どうなん? -- 2020-08-19 (水) 10:02:35
      • 1葉殿へ、現状の表記が間違っているようなので、加賀の緒元を修正しておきました。ありがとうございました。 -- 2020-08-19 (水) 13:53:05
    • 既にすべての副砲はHE弾のみではなかったかしらん? -- 2020-08-19 (水) 13:37:40
      • 少なくとも全副砲HE換装アナウンスの直後は加賀の副砲だけはAPだった気がする -- 2020-08-19 (水) 13:42:32
      • てかよく考えたらこれ副砲じゃなくて主砲やん -- 2020-08-19 (水) 13:43:04
      • 主砲(主兵装)は艦載機だから空母にとっては。だから副砲(副兵装)で間違ってないと思うぞ。 -- 2020-08-19 (水) 15:04:51
  • 射程距離10㎞伸ばすと接近戦や対艦用よりも何か敵艦至近距離接近警報な扱いな気がしてきた… -- 2020-10-01 (木) 04:02:23
    • あくまでも見えてる敵に対しての発砲だからね。 -- 2020-10-01 (木) 04:40:41
  • 次のスキル刷新で副砲スキルの散布界が60%→35%に実質弱体化される。現状でも10km付近じゃ賑やかし要員なのに、それが6~7kmくらいまで縮む事になりますね… -- 2020-10-19 (月) 07:46:02
    • 大半の副砲射程伸ばすって言ってるけど、どのくらい伸びるか分らんし、射程伸びても散布悪くなってるとそれこそ撃ってるだけで、殆ど当たらないみたいな事になりそう -- 2020-10-19 (月) 09:33:00
    • 直接ソース見てないからどこかの噂だったと思うけど、強化無しの状態の命中率が上がるって話なのでは?帳尻合わせのため強化へのnerfがあるって話なのかと -- 2020-10-19 (月) 11:30:03
      • マジ?それだと嬉しいなぁ...。 -- 2020-10-19 (月) 11:36:42
  • coopでおでぃん乗ってたらマイノに数秒で副砲溶かされた アプグレは積んでいたのにコレってことは副砲壊すにはAPの方が有効かもしれない? -- 2020-11-04 (水) 16:22:32
    • 英軽巡のAPは凄い勢いで壊しにくるよね。戦艦のAPとかだと壊れるイメージあんまりないけどなんでだろ?投射量と信管動作が早いからかな? -- 2020-11-04 (水) 18:26:09
      • 戦艦のAPはAIMされる地点が舷側より下な事が多いからじゃないかな? 逆に英軽のAPだと艦上や天板抜きを狙う事が多いだろう。超近接戦闘は抜きで(そういう時は副砲破壊とか私は見れてない) -- 2020-11-04 (水) 18:33:21
  • テストサーバーじゃやっぱ副砲死んでますね -- 2020-12-20 (日) 14:00:58
    • WGは賢いからね、スキルリセット無料期間が過ぎたら副砲をバフするのさ -- 2020-12-20 (日) 14:22:08
  • 副砲指定してても両舷使えるとは言うがな…両舷使える=両舷から狙われる時点で状況として死んでんだよ!だからみんな頑張って十字砲火受けないように副砲を活かす立ち回りしてんだよ! -- 2020-12-20 (日) 15:30:13
    • 「両舷を活かせるようになった」というより「片舷が死ななくなった(ので取得における心理的なハードルが下がった)」のがポイントじゃないかなぁ。本質的には仰るとおりなんだけど、この調整の有無が生死を(ry -- 2020-12-20 (日) 16:44:23
  • 0.10.0の副砲散布界のreddit記事。Tier7~10の独戦は強化が入ったうえでオハイオに劣るわけね。まあ砲門数も違うけど -- 2021-01-24 (日) 12:06:17
    • ペンサコーラ?!と思ったら全く同じこと書いてあって草 -- 2021-01-24 (日) 13:23:21
    • これスキル抜きの効果だから独戦が追いつくんじゃ? -- 2021-01-24 (日) 13:39:17
      • 違うんだ、アナウンスがややこしいんだが0.10.0の調整は「副砲スキルの修正値が減るから高Tier独戦の副砲散布界はあらかじめバフしといたよ」であって、独戦だけスキルの効果が変わっているわけじゃないんだ -- 2021-01-24 (日) 13:47:29
      • そうなのか、そうするとどれが最強か相変わらず悩ましいな -- 2021-01-24 (日) 13:57:50
    • ウォスパの152mmと日戦の140mmが米戦副砲と精度同じなの知らんかった。他の対艦専用の副砲も同じにしればいいのに。ただでさえ両用砲と比べて対空も出来ないし、対艦も弱いんだから -- 2021-01-24 (日) 21:41:15
    • そらツリー艦でプレ艦超えなんてやらないでしょ。プレ米戦艦の駆逐しばきという特色が消えちゃうし。 -- 2021-01-24 (日) 21:52:09
  • 天城で副砲構成にしたけど駆逐に全然当たらん。精度自体は良く見えるから巡洋艦向けかも -- 2021-01-25 (月) 01:01:11
  • 高tier副砲はもうダメだ。精度低くて駆逐・巡洋には当たらず、戦艦には稀に火災発生する程度。近づこうとしても名手に瀕死にさせられ、近づけても既にHE戦艦に壊されて撃てません。生存スキル取れず対空と両立できなくなり、前出ると艦載機にボコられる -- 2021-01-28 (木) 11:23:31
    • 頑張って前に出てくる戦艦は男前!!俺は後ろで鼻の穴広げて名手で撃ち抜くタイミングを計るだけ、ご苦労様です^^ -- 2021-01-28 (木) 11:49:31
  • 精度最大強化で10km先の停止巡洋に350発中10発しか当たらなくて草。 -- 2021-01-28 (木) 11:35:52
  • Kremlin相手に副砲の命中率試してる動画見たんだけど敷島(11.6km)で19%、GK(12.5km)で22%。自分で試したGeorgia(11.3km)は32%の命中率だった。反対側にも打てること考えても微妙かなぁ -- 2021-02-01 (月) 19:28:02
  • ドイツの副砲散布界が他国と比べてどれくらい優秀なのか実際のデータ欲しいっす…俺じゃ計算出来ん……日戦も散布界優遇ちょっと欲しい気がした -- 2021-03-31 (水) 12:28:47
    • ドイツ戦艦の副砲散布界は他より15%小さいよ -- 2021-03-31 (水) 17:14:32
      • 22.5%だな。副砲スキルと合わせて一般より50%縮むようにしてある筈 -- 2021-03-31 (水) 17:21:05
      • 勝手に足し算だと勘違いしてた。訂正ありがとうございます -- 2021-03-31 (水) 17:31:44
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*1 Co-op戦・シナリオ・トレーニングでは対人用の実績勲章は入手できない
*2 Saipanには副砲が無い