Tier8 フランス 駆逐戦車 (課金戦車)
スペック(v1.27.1)
[]内は斉射時の数値
車体
| 耐久値 | 1,100 |
|---|---|
| 車体装甲厚(mm) | 40/20/15 |
| 最高速度(前/後)(km/h) | 55/20 [30/20] |
| 重量(t) | 25 |
| 実用出力重量比(hp/t) | 19.2 |
| 主砲旋回速度(°/s) | 20 |
| 視界範囲(m) | 360 |
| 本体価格(Cr) | |
| 修理費(Cr) | |
| 超信地旋回 | 可/不可 |
| ロール | 支援型駆逐戦車 |
武装
| 名称 | 主砲切替時間(s) | 各装填時間(s) | 斉射/装填準備時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
| Canon bitube de 105 mm D. 1507 | 4 | 10.5/10.5 (計:21) | 3/3 | APCR HEAT HE | 270 320 53 | 390 390 480 | 0.4 [0.2] | 1.7 | 1,415 940 940 | 40 | 893 4,400 431 | 3,000 | -8°/+60° |
|---|
エンジン
| 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
| Moteur moderne 3M.27 | 480 | 20 | 635 |
|---|
履帯
| 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
| SFAC 105 | 28 | 35 | 1,500 |
|---|
無線機
| 名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
| SCR 528/2 | 570 | 100 |
|---|
乗員
| 1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader | 5 | Loader |
|---|
拡張パーツ
| × | × | × | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
| × | × | Class1 | Class1 | Medium | |||||||
隠蔽性
| 非発砲 | 発砲時 | |
|---|---|---|
| 静止時 | 17.27% | 3.42% [1.71%] |
| 移動時 | 10.37% | 2.05% [1.03%] |
射界
| 射界 | 左69°/右69° |
|---|
車両に関する変更履歴
| v1.27.1 | 新規実装 |
解説(v1.27.1)
- 概要
v1.27.1で追加されたTier8のフランス課金駆逐戦車。
オークションイベントの景品として登場した。
特殊仕様の二連装砲を搭載している。
- 火力
俯角は-8°と良好で、仰角に至っては+60°とほぼ真上を砲撃できる。
また、限定旋回砲塔を持ち左右69°の射界を確保できる。- Canon bitube de 105mm D. 1507
105mmの二連装砲。
単発威力は390と控えめであり、精度も0.4と低く、拡散も大きい。
装填時間も威力の割にやや長く、DPMは同格駆逐戦車の平均を下回る程度。さらに、拡張パーツの装填棒や改良型換気装置を装備できないため、装填時間の短縮手段が限られるのも弱点である。
一方で、照準時間は1.7秒と優秀であり、同格車両の中でも上位に入る。
このように単発砲として見ると性能はやや微妙であるが、本車両の真価は斉射時に発揮される。斉射には3秒の準備時間を要するものの、精度が半分に改善され、拡散も1/10以下まで低減するという独自の仕様がある。特に斉射時の精度は、数値上ではゲーム内でも突出して優秀。照準時間は単発運用時と変わらないため、照準の素早さも維持される。
威力は780と、同格トップクラスの高火力を持つため、高威力かつ高精度な狙撃が可能となる。
また、斉射時はモジュールダメージも2発分発生するため、強化されたモジュールを一撃で破壊することもあり得る。単発発砲時の主砲切り替え時間は4秒、斉射時の準備時間は3秒、斉射後のロック時間も3秒である。
通常弾のAPCRは貫通力270mmと高く、弾速も同格車両の中で上位に入るほど高速で扱いやすい。
課金弾のHEATは貫通力320mmと十分な値を持つが、空間装甲や傾斜装甲には弱いため、通常弾との使い分けが重要になる。また、弾速が通常弾より大幅に低下するため、遠距離で移動する敵を狙う際は偏差を大きく取る必要がある。
HE弾は貫通力が伸び悩み、弾速も遅いが、斉射時の威力が960と高いため、同格以下の紙装甲車両に対しては致命的な一撃となる。
総弾数は40発と標準的であるが、二連装砲であるため弾薬は2発ずつ装填する必要がある。これにより砲弾の使い分けが求められる上、斉射による消費が早いため、弾薬配分の自由度はあまり高くない。斉射の応用
本車両の独自仕様の斉射にはいくつかのテクニックが存在する。
砲撃時の照準は砲撃方法を切り替えても前の状態が引き継がれるため、通常状態で予め照準を絞った上で斉射を行えばよりも短時間で照準を絞った上で砲撃することができる。また、斉射時には照準がほとんど広がらないため移動中でも照準を絞ることができる。
これを利用すれば通常時よりも斉射時の方が行進間射撃を当てやすくなるのは勿論のこと、移動後に停車して撃つ場面や飛び出し撃ちをする場面でも斉射で照準を絞りながら停車し、砲撃直前で通常砲に戻して撃つことで照準時間を短縮することができる。
更に、狙撃時など停車状態においても斉射状態で照準を動かすことで拡散を抑える事ができるため、発見した敵に対して斉射に入りながら照準を向けることで拡散なしに照準し即座に砲撃に入ることができる。
かなり煩雑な操作になるが慣れればただでさえ短い照準時間を無視できる強力なテクニックとなるので体で覚えよう*1。斉射時には強い反動が発生するのは他の連装砲と同様であり、斉射の反動を利用すれば通常よりも素早く後退することができる。
特に本車両の斉射は移動しても照準が広がらないため、茂みの15mルールを利用したり稜線で発砲して後退する場面等で有利である。
- Canon bitube de 105mm D. 1507
- 装甲
車両の耐久力は1,100と低く打たれ弱い。
装甲は前面で30~40mm程度、側背面で15~20mmしかないためHE弾も簡単に貫通する。
当然自走砲の直撃は致命傷になり、ヘイトの高さから居場所がバレると非発見状態でもHE弾が飛んでくるので注意。モジュールの耐久力は最低限確保されているが、装甲が薄いため貫通弾を貰い頻繁に破損する。
特に車体後部にむき出しでそびえ立つ弾薬庫に判定があり側面からは大きな的となる。
同じく車体背面から突き出た2本のスペード(駐鋤)は15mmの空間装甲である。
- 機動性
機動性は十分な性能が確保されている。
前進速度55km/hに後退速度20km/hと良好で旋回速度や出力重量比も高い。
しかし履帯性能が悪く未強化では前進速度で46km/h程度、旋回速度も同格駆逐の平均以下までしか出ない。足回りを強化する場合は最高速度やエンジン出力よりも履帯性能を強化したほうが効果を実感できるだろう。斉射時は前進速度が30km/hまで低下するが短時間であり、出力重量比の高さから加速は早いため特に問題にはならない*2。
- 偵察性
隠蔽率は同格駆逐戦車の平均程度は確保されている。生存性の低い本車両にとって隠蔽率は生命線なのでしっかりと強化しておこう。
斉射時は発砲後の隠蔽率低下が大きく設定されているので注意。視界は360mと少し短く、遠距離戦の多い本車両としてはこちらも強化しておきたい。
- 搭乗員
搭乗員は車長が無線手を兼任し、装填手が二人居るという特殊な構成となっている。
v1.27.1現在フランス駆逐戦車の中では本車両のみの構成であり装填手を一人余分に用意する必要がある。
とはいえツリー車両からして搭乗員構成が何度も変わっており、装填手さえ用意すれば搭乗員育成に問題はない。
- 総論
同格の大口径砲を越える威力の斉射を高精度で撃つことのできる強力な支援型駆逐戦車である。
遠距離からでも弱点を正確に貫通してくる高威力の斉射は格上車両にとってもかなりの脅威である。
斉射時の3秒間の準備時間も砲性能の優秀さから制約としては弱く、射界や俯仰角の広さからも通常の大口径砲よりも遥かに取り回しが良い。
偵察性も強化すれば十分に高く、開けたマップなどでは単独で戦線を1つ抑えるポテンシャルを有する。一方で生存性の低さとヘイトの高さから一度の被発見が致命傷となりかねない。
高威力の斉射からダメージ交換は有利に思えるが、本車両の耐久力の低さを考えると貰うダメージも相対的に大きい。
斉射を使わず単発砲として戦う場合は微妙な威力に決して良くない砲性能という同格駆逐戦車に一歩遅れた立ち位置になってしまう。そのため斉射を如何に利用するかが本車両の肝であるが、かといって斉射にこだわり過ぎてもダメージを取り逃がす可能性がある。何より斉射時の準備時間やロック時間を考えると単発での運用の方がDPMは高く、主砲の切り替え時間も4秒と斉射時の準備時間と大差ないため、無理に斉射するよりも単発で連射したほうが良い場合も多い。
単発砲としての砲性能の低さも拡散に関しては各テクニックで補うことができ、照準時間は元々早いことから精度さえ強化してしまえば単発砲として問題なく運用できる。装填時間の強化方法が限られるため、火力の強化は精度に回して強みを伸ばすと同時に弱みをカバーすると良いだろう。
斉射時の精度と拡散を利用すれば近距離戦でも凄まじい性能を発揮するが、紙装甲の本車両で前線に出るには相応の腕が必要になる。試合後半に前に出るような場面でも味方との連携はしっかりと意識したい。弾薬費は安めであり斉射の威力と通常弾の貫通力の高さからクレジットの稼ぎ性能も高い。
史実
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現環境ではブーラスクに勝率を吸われてProgetto46の勝率差は僅かにマイナスに転じてますが、それを以てProgetto46自体が弱いと主張する人が居たら周りの目にはその人はゲームシステムを理解していない初心者だと映るでしょう。 -- 2025-02-10 (月) 10:08:49
EBR75(53.79-49.0=+4.79%)、
T54mod(46.89-42.13=+4.76%)、
Charlemange(58.34-54.95=+3.39%)、
BZ176(55.47-52.66=+2.81%)
と、特性も属性も全く違い勝率差で比較することが無意味であることは分かるかと。そもそも勝率差は使用者数に強く影響を受けるので評価の指標としては本質的に不適切ですし、本当に相対評価に重きを置く人間ならば普通は採用しませんね。 -- 2025-02-10 (月) 14:38:28
狙撃多めの紙装甲TDにしてはこちらが移動中でもよく当ててくるのと、前線突破されても逃げられる足が面倒。カテゴリの中ではだいぶ上澄みな車両と思われる。 -- 2025-02-10 (月) 12:21:17