主砲
Last-modified: 2018-04-16 (月) 14:06:22
主砲を換装することで、使用する弾薬、装填速度と発射間隔、射程距離、持参可能弾数、照準性能、貫通力、ダメージ量、砲の可動範囲(仰俯角)などが変わる。
ごくまれに、主砲とセットで防盾の形状も変わり、防御力や隠蔽率に影響する場合もある。
また、発砲により隠蔽率が変化する。発射する弾薬の種類は影響しない。発射後一定時間で隠蔽率が元に戻る。
戦闘中に主砲が損傷すると命中精度が低下し、大破すると応急修理が終わるまでの間射撃不能になる。
砲手スキルの兵器工を取得すると損傷中の命中精度低下を抑えることができる。
パラメータ 
Tier 
パーツにもTierがあるが、ダミーパラメータであり実質的な意味はない。上位Tierほど攻撃力や耐久値が高くなる傾向があるだけで、車輌とのTierに合わないものも多く、あくまで目安程度。
名称 
主砲の名称。
名称には口径や砲弾の重さ、口径長などの情報が含まれているため、
名称によって性能をある程度類推することができる。
ちなみに、
1inch(インチ)=25.4mm
1pdr(ポンド)≒0.454kg
である。
自動装填装置付きの場合は、名称の下に「自動装填装置」と記される。
自動再装填装置付きの場合は、名称の下に「自動再装填装置」と記される。
Characteristics…特性 
Caliber(mm)…口径 
砲弾の直径。大きいほど貫通した際の威力が増す傾向がある。
榴弾は積載炸薬量が多くなるのでそのまま威力の増加に繋がる。
しかし、(一般的に)口径が大きくなればなるほど、砲弾の重量が増すので装填時間は延びる。また、砲弾の飛翔速度が遅くなり、貫通力が低下してしまうことも多い。
AP(徹甲弾)とAPCR(硬芯徹甲弾)に限るが、口径の大きさは貫通力の計算にも影響を与えている。
目標の装甲に対して2倍を超える*1大きさの口径の戦車砲は、大質量の砲弾の効果を考慮して傾斜した装甲に対してボーナスがある。
例)口径122mm以上の砲は、60mmの傾斜した装甲に対して貫通判定が有利になる。
また、目標の装甲に対して3倍を超える*2大きさの口径の戦車砲は、浅い角度で命中しても跳弾しなくなるボーナスがある。
例)口径152mm以上の砲は、50mmの傾斜した装甲に対して跳弾しない。
ただし、跳弾しない≠貫通するである。傾斜を考慮した装甲厚との貫通判定はするので、過信しないように。
AP・APCR・HEATの貫通時のモジュール・乗員への被害範囲も口径に依存する。
Rate of fire(rounds/min, RPM)…射撃速度(発/分) 
その砲身と通常弾頭での発射間隔。1分間に撃てる回数で表され、数値が大きいほど装填時間が短い。
砲塔によって速度が上下する事があり、データベースに発射速度の項目が複数ある場合それに該当する。
装填補助装置である拡張パーツの装填棒(Rammer)で速くできる。一部の車両は搭載できないので注意。
戦闘中、弾薬庫が損傷したり装填手(Loader)が負傷すると低下する。
ちなみに1発あたりの再装填時間、Reload Time(秒/発)は60÷RPMで求めることができる。また、1分間あたりのダメージ量、DPMはダメージ×RPMで求められる。
例として、リロードの完了している、DPM1999の最終砲装備のT-43は、単純計算で1分と5秒ほどで耐久力2000のTortoiseを撃破出来る。
自動装填砲の場合は、
Shell in the Magazine(item(s))…弾倉装弾数(発)
Time for Loading Between Shots(s)…単発装填時間(秒)
Time fo Complete Loading(s)…完全装填時間(秒)
で表示される。
Average Penetration(mm)…平均貫通力 
使用する砲弾ごとの平均装甲貫徹力。一般的な戦車の場合は左から「AP弾/課金弾(APCR弾やHEAT弾)/HE弾」の順。
この性能表では「HE弾/HEAT課金弾」の順で表示されている。
実際の貫徹力はこの数値の75%~125%の間でバラつきが生じる。
また、弾種によっては距離による減衰があり、500m程はなれた標的に対しては-20%から-25%程減衰する。
ただし、砲弾は一直線に進んでいるのではなく、若干だが放物線状で少し上昇してから落下しているので、落下の角度により、敵車両の車体上部の装甲が薄い場所(特に砲塔)を貫通することが多く、距離が遠くて減衰している割には装甲を貫通していると感じることが多いだろう。
一般に戦車砲のTierが上がるほど距離による減衰が少なくなる。
同じ弾薬でも主砲を変えると貫通力が大幅に上がり、貫通機会の増加によるダメージ増加に貢献する。
Average Damage(HP)…平均ダメージ 
砲弾が敵の装甲を貫通した場合の平均ダメージ量。
この性能表では「HE弾/HEAT課金弾」の順で表示されている。
実際には表記の75%~125%のダメージになる。例えば単発火力が240の砲なら、実際には180~300ダメージまでランダムで振れる。
また、HE弾の場合は非貫通時に特殊な計算でダメージが算出される。詳しくはゲームシステムを参照の事。
基本的に弾薬の種類だけでダメージ量が決まるので、同じ弾薬であれば主砲を交換してもダメージ自体はほとんど変化しない。
ただし、主砲交換で貫通力が大幅増加した場合は、貫通機会が増加することによってダメージ増加が期待できる。
Minimum/Maximum stun duration(s)…最小/最大スタン時間(秒) 
スタン効果を持つ砲にのみ表示される。
最小スタン時間は対象がスタン効果範囲内にいた場合の最低スタン時間、最大スタン時間は対象に砲弾が貫通し最大限ダメージを与えた場合のスタン時間である。
対象がスタン軽減効果を持つ拡張パーツや消耗品を載せていた場合は、これらの時間より短縮される。
Dispersion at 100m…100mでの着弾分布 
100m先の目標を射撃したときの着弾誤差の標準偏差(σ)。
小さいほど狙った場所に正確に命中する確率が高くなる。走行時などの照準の広がる最大値もこの精度が基準であるため、走り撃ちにおいても重要なパラメータである。
砲弾の着弾位置は、ガウス分布に従う誤差が加えられる。この誤差の大きさは距離に比例する。
射撃時の画面に表示される緑の円は、2.5σの範囲を示す。すなわち、緑の円内に着弾する確率は約97.5%である。
例えば、この値が0.4の砲で100m先の敵を射撃した場合、照準位置を中心とする半径0.4m(=1*σ*100[m]/100[m])の円内に着弾する確率が約68.2%, 半径1.0m(=2.5*σ*100[m]/100[m])の円内(=緑の円内)に着弾する確率が約97.5%になる。同様に、300m先の敵であれば、半径1.2m(=1*σ*300[m]/100[m])の円内に着弾する確率が約68.2%, 半径3.0m(=2.5*σ*300[m]/100[m])の円内に着弾する確率が約97.5%になる。
戦闘中、主砲が損傷、あるいは砲手(Gunner)が負傷すると低下する。
主砲が損傷しても、砲手セカンダリスキルの兵器工を習得すれば命中精度低下を抑えることができる。
Aiming time(s)…照準時間 
照準サークルが60%収束するまでの所要時間、数値が小さい(速い)ほど優秀。
拡張パーツの改良型射撃装置や砲垂直安定装置などで短縮できる。
砲手のスキルに比例して速度が上がる。
戦闘中、主砲が損傷、あるいは砲手(Gunner)が負傷すると低下する。
Firing Range (m)…射程距離 
ゲーム的な都合で設定されている「発射した弾丸が存在できる距離」。
通常は約700mの射程距離が設定されているが、その場合は表示されず、700mより短い射程距離の砲にのみ表示される。
機関砲の弾丸はゲームシステム上、約400mで“消滅”してしまい、それ以遠では貫通以前に命中すらしない。
また、機関砲以外でもフランスのTier2軽戦車全形式およびTier3の軽戦車AMX38と中戦車D2に搭載可能の25 mm Canon Raccourci Mle. 1934など一部の低Tier戦車の砲弾は単発砲だが機関砲扱いで距離400m程度で消滅する。
自走砲の弾はさらに長いが、こちらは弾道と弾速によって生じる本来の意味での「射程距離」の制約がある。
Weight(kg)…重量 
砲の重量。
初期砲より改良砲が重い場合、履帯を換装しなければ改良砲に載せ換えられないことがある。重量によっては拡張パーツのサスペンションを装備すれば、(一時しのぎではあるが)載せ換えできることがある。
Compatible with tanks…互換性のある車輌 
リサーチ(研究)後搭載可能な車両が表示される。
各車両に同時に装備させるには、各々の車両ごとに購入が必要。
使用していない倉庫内の在庫なら、使いまわしが可能。
自動装填装置対応砲ならば、単発砲として使用する車輌と自動装填装置を搭載した車輌で分けて表示される。
Compatible with turrets 
リサーチ(研究)後、装備可能な砲塔が表示される。
現バージョンではこの項目は無くなっている。
Compatible shells…互換性のある砲弾 
使用出来る砲弾(弾薬)の種類。
同国籍・同口径の主砲同士なら、一部の砲弾は互換性がある。単発砲と連発砲とで砲弾に互換性がある場合もある。
ガレージやショップの画面で、調べたい砲弾のアイコンを右クリックすると、互換性のある主砲と、互換性のある車両とが確認できる。
隠しパラメータ 
照準拡散 
主砲・砲塔を動かした際、および砲撃を行った際の照準サークルの広がり具合。
各車両・主砲ごとに異なり、実際の戦闘能力に大きく影響するが(同じ精度や照準速度でも走り撃ちや飛び出し撃ちで命中率に差が出る)、ゲーム内で数値としては明示されていない。
隠蔽率の発砲補正 
砲撃を行った直後、どの程度見つかりやすくなるか。
おおむね砲口径や貫通力に依存するとされている。
なお補正値自体は表示されていないものの、発砲後の隠蔽率は総合パラメータに表示されているので計算することはできる。
対モジュールダメージ 
車両HPへのダメージとは別に、履帯や弾薬庫などの個別モジュールへ命中した際に与えるダメージ(敵モジュールを損傷や大破させる)。
おおむね砲口径に依存する。
くわしくはゲームシステムを参照の事
砲手スキルの射撃の名手を習得すると乗員、モジュールへのダメージを与える確率が上昇する。
モジュール耐久度 
主砲に攻撃を受けた際の壊れにくさ。
主砲の種類 
砲塔によって搭載できる主砲が決まっている。
履帯の搭載制限重量を越えると砲塔が対応していても搭載できない。
なお以下の分類は通俗的に呼称しているもので、ゲーム内で明記される分は「単発砲」「自動装填砲」「自動再装填砲」くらいの違いしかない。
機関砲 
所定口径未満のものを機関銃(英:Machine Gun、独:Maschinengewehr)、所定口径以上のものを機関砲(英:Autocannon、独:Maschinenkanone)と呼ぶが、基準は国や時代で異なる。本ゲームでは区別する実益はほぼないので、機関砲と総称することが多い。
給弾方式は弾倉式(または弾帯式、以下同様)であり、左クリックし続けることにより、1弾倉分の弾薬を連続して発射できるために、大きな瞬発火力を目標に叩き込むことができ、近接戦闘に持ち込めれば、優位に立てることが多い。しかし、単発装填時間(発射間隔)が短い半面、弾倉内の弾薬を撃ち尽くすと、弾倉交換時間が単発砲の装填時間に比べて一般にかなり長いために、弾倉交換中に敵に与える隙をカバーする立ち回りが必要となる。
本ゲームでは、単発式・連発式に拘らず、口径30mm程度以下の小口径砲は、射程400m程度で弾丸が“消滅”してしまい、目標に命中すらしない。また、小口径砲は、貫通力の距離減衰が大きい。また、銃砲弾を発射するとレティクルが拡散するが、連発すると拡散が著しく、遠距離での命中は覚束ない。したがって、機関砲装備車両は、近接戦闘を挑むスタイルになることが多い。
低Tier車両には、主砲を機関砲に換装できるものがあるが、機関砲一択にこだわらず、車両形式やプレイスタイルに合わせて、戦車砲(単発式)と、機関砲とを選択するとよい。
機関砲の形式により、1トリガーで1発ごとに発射できるものと、1トリガーで最低複数発発射されてしまうものとがあるので、車両別ページで確認しておくとよい。トリガーごとにレティクルの収束を待って次弾を発射できるか否かが異なるからである。
弾種キーを1回押しで、次に弾倉に装弾される弾種を予約できる。2回押しで、強制的に次の弾種に弾倉交換が始まる。弾倉に半端な弾数が残ってしまったときは、“c”ボタンでフルロードできるが、所要時間は通常の弾倉交換時間と同じである。
弾倉内には、同一の弾種しか装弾できない。たとえば、10発入り弾倉の機関砲で、弾薬庫にAPが7発、APCRが3発残っているとき、AP7発+APCR3発を弾倉に装弾はできず、APを7発装弾か、APCRを3発装弾かを選ぶ必要がある。弾薬も、弾倉装弾数単位で購入することとなる。
戦車砲 
戦車の備砲は本来全て「戦車砲」なのだが、このwikiでは主に「戦車砲」「オートローダー」「榴弾砲」といった具合に分けて呼ばれる。
- 「wotにおいて」は主に徹甲弾(AP)をメインで使用する単発式の砲を「戦車砲」と呼ぶ。自走砲以外の車両で幅広く使われている。
- 現実の砲との呼称の違いについて:例としてIV号戦車D型の備砲である7,5 cm KwK 37 L/24の「KwK」とは「Kampfwagenkanone=戦車砲(戦闘車両用火砲)」を指すが、このゲームでは主に榴弾を使用するため「榴弾砲」と呼称される。
- 基本的に大口径の砲ほど1発の威力が高くなるが、装填速度が遅くなる。
- 榴弾砲より砲弾の飛翔速度が速く、弾道も低伸している(直線的)ので、移動目標に命中させやすい。
- 徹甲弾(AP)と榴弾(HE)の使い分けが出来るが、一部には榴弾(HE)が使えない(徹甲弾(AP)しか使えない)戦車砲もある。
- 長砲身の砲ほど精度が高く、弾速が高いため貫通力も高い傾向がある。
戦車砲(自動装填装置(通称:オートローダー)) 
上位のフランス戦車やアメリカ戦車、チェコスロバキア戦車、ドイツ・イギリス・日本・中国にも一部に採用されている自動装填機構を持つ戦車砲。
その仕組みは、リボルバー式拳銃をイメージするとわかりやすい。*3
携行弾数とは別に『6/6』といった形式で弾倉内の残弾が表示され、弾倉内の砲弾から発射されていく。
弾倉に装弾された砲弾は、通常の砲を遥かに上回る高速連射が可能だ。
但し、弾倉への再装填(リロード)は弾倉内の残弾に関係なく1セット分装填するので非常に時間がかかる。
また、異なる弾種は混ぜて装填出来ない為、弾種を切り替えるタイミングが難しい。
瞬間的な火力は非常に大きいが、装填時の隙も非常に大きいシステムになっている。
尚、弾種キーを2回押しやReload Shell Containerキー(デフォルトでCキー)を押す事で任意に再装填可能。
状況に応じて適切にリロードする事で隙を軽減できる。
戦車砲(自動再装填装置(通称:オートリローダー)) 
上位のイタリア戦車が採用している戦車砲。
上記のオートローダーが弾倉内の全ての砲弾を発射しないと次弾装填が始まらないのに対し、こちらは撃ったそばから装填が始まる、単発砲とオートローダーを組み合わせた様なシステムである。
弾倉内に異なる弾種を混ぜる事はできず、切り替え時は弾倉内を空にしてから装填が始まる。
榴弾砲 
主に榴弾(HE)を使用する主砲を、俗に榴弾砲と呼ぶ(実物での呼称に拘らず)。
弾薬として、榴弾に加え、対戦車榴弾(HEAT)が用意されている形式が多いが、徹甲弾(AP)が使用できるものもある。
一般の戦車砲の弾種別貫通力と異なり、榴弾砲の弾種別貫通力は、徹甲弾と榴弾とで大差がないことが多い(このような主砲を本ゲームにおいて榴弾砲と通称していると言ってもよい)。装甲を貫通した場合、徹甲弾より榴弾のほうが大きなダメージを与えるし、装甲を貫通しなかった場合、徹甲弾ではダメージが0なのに対し、榴弾では幾許かのダメージを与えることが期待できる。このため、榴弾砲で徹甲弾を用いるケースは例外的である。
榴弾砲の特徴は、同クラスの戦車砲と比較して、1.大口径であることと、2.短砲身であることである。
1.大口径であるゆえに、弾頭の質量が大きく、1発あたりのダメージが大きめである。特に榴弾の場合、弾頭1発あたりに充填できる炸薬量が多くなる。よって、砲の口径と目標の装甲厚にもよるが、装甲の薄い目標には貫通して大きなダメージを与え、装甲の厚い目標には貫通しなくとも幾らかのダメージを与えることが期待できる。特に口径の大きい榴弾では、危害半径が大きいため、至近弾でダメージを与えることもままある。
なお、大口径の弾薬を装填することは、装填手にとって大変な負担であり、1発の威力が大きい代わり、発射速度が一般に低くなる欠点がある。
2.短砲身であるゆえに、(1)命中精度が低く、(2)砲口初速が低いため砲弾の飛翔速度が低い、という特徴がある。
(1)命中精度が低いゆえに、遠距離狙撃は難しく、十分レティクルが絞られてから射撃するか、近接戦闘を挑むかを強いられることも多い。前述の発射速度の低さも相俟って、一般の戦車砲装備車両と異なる立ち回りが求められる。
(2)砲弾の飛翔速度の低さは、砲弾の存速が低く砲弾の運動エネルギーが小さいことを意味する。よって、徹甲弾を用いた場合、同クラスの戦車砲と比較し、貫通力で大きく劣る。しかし、榴弾を用いた場合、貫通力は砲弾の存速に依存しないので、貫通力の観点からは、砲弾の存速の低さは問題にならない。また、砲弾の発射から到達までの時間が長いため、見越し射撃は、一般に難しい。
榴弾砲では、弾速の遅さを補って砲弾の飛翔距離を稼ぐために、一般の戦車砲より強めに仰角をかけて射撃するため、山なりの弾道となる(弾道が低伸しない)。このゲームでは、照準が目標を捕えているときは、距離に合わせて自動的に砲の俯仰角が調整されるが、照準が目標を捕えていないときは、砲の俯仰角が適切に調整されない(奥の地面に向けて俯仰角が調整される)。そのため、一般の戦車砲と違い、遠くの草陰などへ見込み射撃を行う際などは、よく考えて狙わないと砲弾が目標のはるか上を通り過ぎてしまう。詳しくは戦車専用教習所。
しかし、この弾道のおかげで、地形や障害物越しに目標を射撃できたり、車両の天井に当てることができたりする。すべての車両において天井は装甲が薄い弱点部分であり、一部の駆逐戦車などではそもそも天井が存在せずに戦闘室内部を直接攻撃できるため、榴弾砲装備車両は、これらの車両にとって脅威となりうる。
榴弾砲(自走砲) 
自走砲の榴弾砲は、他の戦車の主砲には無い特殊な能力を持っている。
自走砲のページに詳しい解説がある。
口径の大きなものほど単発威力が高く、装填速度が遅くなる傾向がある。
また砲身の長いものほど精度が高く、弾道が低い傾向がある。
バージョンアップ前は、徹甲弾や対戦車榴弾といった、目標への直撃と貫通を必須とする代わり、カタログ値(±若干の誤差)通りのダメージを与える弾薬も選択使用できる車両(主砲)が多かったが、現在はごく一部の例外を除き、自走砲は榴弾のみを使用できるように変更された。
国ごとの特徴 
ソ連 
他国よりも比較的低いTierから単発火力が高い砲が揃っている。
全体的に他国の同Tierの戦車砲と比べて火力に偏った性能を持っている。
大口径砲の火力と引き換えに精度と射撃レートに難点を抱えている。
また、口径サイズの割には貫通力に劣る場合が目立つ。
特に貫通力は、Tier8以下の多くの戦車で貫通力175mmが壁になっている。
Tier4-6 
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| | 57mm砲(ZiS-2、ZiS-4、project 413)
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57mm砲(ZiS-2、ZiS-4、project 413)
中Tier帯の中戦車と高Tierの軽戦車で良く使われる戦車砲。一部の駆逐戦車と重戦車も扱える。
ソ連の戦車砲では珍しく精度に恵まれ、高い貫通力、精度、短い装填時間を持つ。
遠距離での会敵や、側面を取った場合などに、浴びせかけるように狙撃することが理想の運用方法となる。
APCRを使えば貫通力は189mmまで上昇し、格上重戦車にも対応することが可能。
強力なDPMを持つ一方で単発の威力は少なく、手数を稼ぐ立ち回りが重要となる。
また小口径ゆえに距離減衰が大きく、口径ルールの恩恵を受けられないため、強制兆弾の可能性もやや高い。
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| | 76mm砲(L-11、S-54等)
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76mm砲(L-11、S-54等)
中Tier帯の戦車で幅広く使われている戦車砲。
同格の同じ口径の砲と比べると榴弾火力が低く、装填速度や精度にも劣る。
装填速度が大きく改善される一部車両を除き、他の砲の繋ぎとして扱われるのが一般的。
なお、3インチ砲なので厳密には76.2mmである。
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| | 85mm砲(LB-2S、F-30、S-31、D5T-85BM、D5S-85BM、D-10-85等)
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85mm砲(LB-2S、F-30、S-31、D5T-85BM、D5S-85BM、D-10-85等)
Tier4駆逐戦車からTier7軽戦車まで幅広く使われている戦車砲。
ソ連の戦車砲の中ではバランスの取れた性能を持ち、特に85mm D5T-85BMは、高めの貫通力と火力を備えたバランスの取れた戦車砲で汎用性に優れている。
Tier7以降も積める戦車はあるが、貫通力と火力不足が目立ってくるため、余り使われなくなる。
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| | 122mm榴弾砲(U-11、Howitzer S-41、M30-S)
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122mm榴弾砲(U-11、Howitzer S-41、M30-S)
中Tier以降の車両で幅広く使われている大口径短砲身榴弾砲。
他国の大口径短砲身榴弾砲よりも運用できるTierが高くなったが、同時に火力と貫通力も高くなっている。ただし、精度と発射速度は劣る。
また、HEATの貫通力が105mm砲が101-104mmなのに対し140mmと高い。敵車両の装甲厚を把握できていれば、効果的に運用できるだろう。
接近戦が多くなる重戦車では効果的に運用できる事が多いが、機動戦や遠距離からの砲撃をする事がある中戦車と駆逐戦車では欠点との相性が悪く、他の砲に出番を奪われる傾向にある。
ただし、そのような車両でも最終砲が未開発という環境であれば、繋ぎとして使われる事は多く、使い勝手は悪くない。
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Tier7-10 
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| | 100mm砲(S-34、D10S、LB-1C、D10T mod. 1945、LB-1、M-63、D-54S、D-10T2C、U-8TS等)
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100mm砲(S-34、D10S、LB-1C、D10T mod. 1945、LB-1、M-63、D-54S、D-10T2C、U-8TS等)
中Tier以降の重戦車や駆逐戦車、高Tier中戦車で幅広く使われている戦車砲。
中Tierの重戦車と高Tierの中戦車や第二駆逐戦車ルートの途中で主力として扱われる。
中Tierでは他国に勝る口径による単発威力、高Tierでは高い装填速度によるDPMが売りである。
高Tierになるまでは貫通力が170-175mmと不足気味。その高Tierでは改善される貫通力も、Tierの増加に伴う相対的な装甲厚の増加に伴い、改善を体感するのは厳しい。
Tier10以外はHEATの使用を考慮する必要があるだろう。貫通力330mmとAPの1.5倍以上の効力で、有効弾を与えやすい。
高Tier中戦車では同格中戦車に単発威力で劣る傾向にある。一発ずつの撃ち合いを避け、機動性等を活かした運用が求められるだろう。
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| | 107mm砲(ZiS-6、ZiS-24)
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107mm砲(ZiS-6、ZiS-24)
中Tierの重戦車や駆逐戦車で使われている大口径戦車砲。
100mm砲と122mm砲の中間的な性能の砲でバランスが良いが、発射速度と精度に難点を抱えており、中途半端さが拭えない。
搭載する戦車の中には機動力や砲塔の旋回性能に恵まれてない車両も多く、運用に工夫が欠かせない。
一部中戦車でも扱えるが、車両特性の都合もあり従来の砲と比べると悪い意味で異質と言える使い勝手である。
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| | 122mm砲(D-2-5T、D-2-5S、D-25T、D-25 mod. 1944、BL-9、M62-T2、M62-C2等)
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122mm砲(D-2-5T、D-2-5S、D-25T、D-25 mod. 1944、BL-9、M62-T2、M62-C2等)
中Tier以降の重戦車や駆逐戦車、高Tier中戦車で幅広く使われている大口径戦車砲。比較的低いTierからこの戦車砲を搭載できる事がソ連戦車最大の特徴になっている。
もとは野砲だったが、その優秀な性能を買われて戦車に転用された経歴を持つ。そのため中Tier122mm砲は装薬分離式(弾頭と薬莢が分離したタイプ)で、射撃レートが下がる要因となった。
射撃レートと精度の低さ、総弾数の少なさ、APCRの貫通力の低さが欠点。口径の大きさの割に貫通力も175mmと振わない。大口径砲なので傾斜装甲に対して強いものの、Tierが上がるごとに貫通力の低さが目立ってくる。
なお射撃レートの悪さは重戦車の話である。駆逐戦車ならば他国の砲に多少劣る程度である。
BL-9等は220mmを超える貫通力を持つが、装備できるのは一部の高Tierの車両に限られる。貫通を望めない戦車に高火力の榴弾(HE)で対抗する事も可能だが、総じて総弾数が少なめで徹甲弾(AP)と榴弾(HE)の割合や高額な弾薬費等、戦闘以外の事で悩ましい要素も多い。
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| | 152mm榴弾砲(M-10、ML-20 mod. 1931/37)
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152mm榴弾砲(M-10、ML-20 mod. 1931/37)
極一部の中Tierの重戦車や高Tier駆逐戦車で使われている大口径短砲身榴弾砲。
他国の榴弾砲にない圧倒的な榴弾(HE)火力を持っており、Tier6程度の中戦車なら一撃で屠る事も出来る。
装甲の厚い高Tier戦車に対しても大ダメージを期待できるが、発射速度と精度は自走砲に並ぶ劣悪さになっている。
運用の苦労と高い榴弾火力というハイリスクハイリターンな性能から浪漫砲の異名を持っている。
ちなみに駆逐戦車では貫通力250mmのHEATを扱え、格上の重装甲部位や空間装甲でなければ容易に貫通できる値となっている。
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| | 130mm砲(S-70、S-70A)
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130mm砲(S-70、S-70A)
Tier10重戦車と駆逐戦車で用いられている大口径戦車砲。
130 mm S-70は劣悪な発射速度と低い精度と搭載車両の総弾数の少なさ、Tier10としては若干心許ない貫通力で万能とは言えないが、重戦車の最終砲に相応しい単発火力を持ち合わせているのでDPMは悪くはない。
130 mm S-70AもTier10駆逐戦車としては心許ない貫通力と単発火力であるが、DPMは駆逐戦車としては良好である。
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| | 152mm砲(BL-10、M64)
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152mm砲(BL-10、M64)
高Tier駆逐戦車で用いられている最上位大口径戦車砲。
130mm砲がソ連重戦車の到達点なら、この152mm砲はソ連駆逐戦車のそれに当たる。
Tier8から扱えそのTierでは化け物じみたスペックであるが、Tier10では平均レベルとなる。
ゲーム内屈指の貫通力と火力は、Tier10戦車を数発で撃破できてしまうほど。その分、劣悪な発射速度と搭載車両の総弾数の少なさが難点になっている。
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ドイツ 
他国よりも精度が高く、発射速度の平均値も高めな砲が揃っている。
長砲身化で貫通力と精度を高めている砲が多いので他国に比べて単発火力は低め。
因みに、口径の大きさ+使用用途+制式採用年+口径長という名称表記になっており、他国のものより性能がわかり易い。
例:8,8 cm KwK 36 L/56→56口径36年式8.8cm戦車砲
KwK→KampfWagen(戦車)Kanone(砲)
PaK→PanzerAbwehr(対戦車)Kanone(砲)
Tier4-6 
+
| | 5cm砲(5 cm KwK 38 L/42、5 cm KwK 39 L/60)
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5cm砲(5 cm KwK 38 L/42、5 cm KwK 39 L/60)
中Tierの戦車が搭載する戦車砲。
42口径長砲はともかく、60口径長砲は搭載できるTierに対して貫通単発火力共にかなり物足りない。また42口径長砲の方は精度に難がある。
と、短所が多い砲ではあるが、金弾の貫通力は非常に優秀。そのために金弾を連射できる人向けかもしれない。
因みに軽戦車に搭載する際にはその重量(700kg)が問題になる時もある。
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| | 短砲身7,5cm砲(7,5 cm KwK 37 L/24、7,5 cm Kanone L/24)
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短砲身7,5cm砲(7,5 cm KwK 37 L/24、7,5 cm Kanone L/24)
中Tierの戦車が搭載する戦車砲。史実での愛称はStummel(切株)。
一応戦車砲ではあるが(名称もKwK)、実質的に榴弾砲である。
一応戦車砲だからかドイツの榴弾砲の例に沿ってかはさておき本砲には一応徹甲弾(AP)が存在するが、ほぼ利用価値はない。貫通はHEより5mm高いだけで、APには標準化があるにしても大した影響は無い。
単発威力175の榴弾は貫通すれば絶大な威力を誇るが、非貫通時はあまり有効なダメージを与えられない。
またざっくり計算でおおよそ80mm以上の装甲を持つ相手には無効化されうる。
しかしながら比較的小口径ゆえに発射速度に優れるので本榴弾に貫通される相手には脅威。貫通されない相手もかなり鬱陶しく感じるであろう。
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| | 7,5cm砲(7,5 cm KwK 42 L/70、7,5 cm KwK 40 L/43、7,5 cm KwK 40 L/48等)
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7,5cm砲(7,5 cm KwK 42 L/70、7,5 cm KwK 40 L/43、7,5 cm KwK 40 L/48等)
中Tierの戦車で幅広く使われている戦車砲。
精度と火力と貫通力のバランスに優れ、中Tier帯では、高い発射速度でかなり頼りになる。
口径が小さい為に榴弾(HE)の火力が低いのが難点。
Tier7以上では火力と貫通力不足が深刻になり、高Tier戦車では殆ど使われない。
高Tier戦車用の7,5cm KwK45 L/100は、ドイツ得意の長砲身化で口径を変えずに貫通力を高めている。
貫通力と精度が高い反面、単発火力の無さから時間対火力も低い。
結果、敵車両の撃破やモジュールの損傷・大破などの即効性に劣る為、運用には工夫が必要。
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| | 7,5/5,5 cm口径漸減砲(7,5/5,5 cm Waffe 0725)
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7,5/5,5 cm口径漸減砲(7,5/5,5 cm Waffe 0725)
一部の中Tier重戦車が搭載する戦車砲。
ゲルリッヒ砲とも呼ばれ、先細りした独特な形状の砲身によって高い初速と貫通力を得ている。
特に課金弾である硬芯徹甲弾(APCR)は「ゲル金」とも呼ばれ、Tierを超えた強烈な貫通力を誇る。
一方で単発火力は上記の7.5cm砲に準じて低く、高Tierの戦車に対しては決定打に欠けやすい。
弾速、精度、貫通力に優れているなど狙撃に向いた砲だが、搭載可能な戦車が狙撃に不向きなのが難点か。
また、砲身で弾丸を圧搾するという構造を反映してか、榴弾が使用できない。
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| | 10,5cm榴弾砲(10,5 cm KwK 42 L/28
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10,5cm榴弾砲(10.5 cm KwK 42 L/28, 10,5 cm StuH 42 L/28)
中Tier以降の中戦車と駆逐戦車で幅広く使われている大口径短砲身榴弾砲。
他国の大口径短砲身榴弾砲と違い徹甲弾(AP)が装備可能であるが、他に装備できる主砲による徹甲弾(AP)と比べると貫徹力がかなり低い。
徹甲弾(AP)で貫通できる状況ならば榴弾(HE)でも十分にダメージを与えられるので、他国の榴弾砲と同様に榴弾(HE)やHEATを主に使うのが望ましい。
搭載砲の貫通力や火力不足に悩まされる車両にとって第三の選択肢になっている。
機動力で距離を詰めたり、良い位置を確保して補えない車両の多いドイツ戦車とはあまり相性が良くない。
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| | 3cm機関砲(3 cm M.K.103)
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3cm機関砲(3 cm M.K.103)
一部低~中Tierの軽戦車が搭載する機関砲。
機関砲ながら95mm(AP弾)もの高貫通力が特長。また、機関砲であるために瞬発火力が高い。
しかしながら、(機関砲としては大口径な方ではあるが)口径はたった3cmであるために傾斜装甲に対して不利だったり、貫通時の危害距離が短いなどの小口径砲に共通の弱点がある。
また、精度が良くなく、更に機関砲であるため射程制限がありまた距離減衰も大きい。そのために遠距離戦にはとことん向かない。
更にそれに加えて、弾倉交換には少なくとも15秒ほどかかるためにかなり癖の強い兵装となっている。
長所と短所がはっきりとした、好みの分かれる兵装である。Leopardのコメント欄では、「ショットガン(散弾銃)」との例えすら飛び出しているほどに近距離戦に強く、遠距離戦に弱い。
因みに本機関砲には榴弾があるが、高々3cm、且つ弾倉交換時間が長いために使用する機会はほぼ皆無である。自走砲狩りに行く場合も、他の敵と遭遇した際に咄嗟射撃で反撃できるAP弾のほうが良いであろう。榴弾はチムトレで花火として使いましょう
なお、この砲の元は航空機関砲故、上述のドイツ軍火砲の命名規則に沿っていない。M.K.とは「Maschinenkanone(ドイツ語で機関砲の意)」の略。
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Tier7-10 
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| | 8,8cm砲(8,8 cm KwK 36 L/56、8,8 cm KwK 36 L/71等)
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8,8cm砲(8,8 cm KwK 36 L/56、8,8 cm KwK 36 L/71等)
中Tier以降の戦車で幅広く使われている戦車砲。「アハト・アハト」(日本語ならハチハチ)と呼ばれる独軍兵の強力な味方。
ドイツ戦車の代名詞的な戦車砲で精度と貫通力に優れる。遠距離砲撃戦ではその精度でピンホールショットも夢ではない。但し56口径長砲の精度はそこまで高くない。
長砲身化で貫通力と精度を高めているので他国の砲に比べると単発火力が低めになっている。長めの照準時間で精度を発揮しづらいのも難点。
8,8 cm KwK 36 L/56は、高い攻撃効率を持つ主砲として主に中Tier帯の中戦車で使用されている。
8,8 cm KwK 36 L/71は、高精度と高貫通力を併せ持つ主砲として車種を問わず使用されている。
Tier7以上のマッチングでは前者は貫通力不足に、後者は単発火力がやや低めな点に悩まされる事になる。
上記の難点を補う運用が必要な車両も多い。
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+
| | 10,5cm砲(10,5 cm KwK 45 L/52、10,5 cm KwK 45 L/68、10,5cm K18 L/52等)
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10,5cm砲(10,5 cm KwK 45 L/52、10,5 cm KwK 45 L/68、10,5cm K18 L/52等)
高Tierの重戦車や駆逐戦車で主力になっている戦車砲。
他国の同Tier帯の戦車砲と比べて1ランク上の精度と貫通力を持っているが単発火力で差をつけられている。
照準時間は大幅に改善されたが、口径が小さい為にこのTierとしては榴弾(HE)の火力が低いのが難点。
一発1000クレジットを超える弾薬費も地味に財布に響いてくる。
10,5 cm KwK 45 L/52や10,5cm K18 L/52は、ダメージは同等だが貫通力がやや不足気味。
10,5 cm KwK 45 L/68はTier8に相応しい火力と貫通力を備えているが搭載できない車両もある。
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| | 12,8cm砲(12,8cm KwK44 L/55、12,8cm PaK44/2 L/61等)
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12,8cm砲(12,8cm KwK44 L/55、12,8cm PaK44/2 L/61等)
高Tierの重戦車や駆逐戦車で主力になっている最上位戦車砲。
他国の同Tier帯の戦車砲と比べても遜色ない火力と優れた精度と貫通力を持っている。
史実では4km先の戦車を貫通し、家屋越しにすら撃破できるすさまじい主砲。
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| | 15cm砲(15 cm KwK 44 L/38、15cm Pak L/38、15 cm KwK L/38)
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15cm砲(15 cm KwK 44 L/38、15cm Pak L/38、15 cm KwK L/38)
高Tierの駆逐戦車とTier10の重戦車で扱える。
重戦車の搭載砲としては本ゲーム中トップクラスの単発火力を持っている。
しかし精度が低く近距離での運用を心がけたい。またAPの貫通が低めなのでHEATを使うことを前提としたほうが良いだろう。
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| | 17cm砲(17 cm PaK 46のみ)
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17cm砲(17 cm PaK 46のみ)
Tier10駆逐戦車JagdPz E 100の専用砲。単発火力は自走砲を除いて第2位で貫通力、精度も優れている。装填速度はこの口径砲としては標準レベルで使い勝手が良い。
適切な距離をとってしっかり弱点を狙い撃つことで対処に困る敵はいなくなるだろう。
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アメリカ 
他国に比べると発射速度に優れたバランスの良い性能の砲が揃っている。
貫通力と火力も平均値なので一部の砲を除いて単発火力が低めになっている。
優れた発射速度をいかす工夫が必要な砲が多い。
一部の戦車は自動装填装置付の戦車砲を搭載する。
Tier4-6 
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| | 75mm砲(75 mm Gun M3等)
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75mm砲(75 mm Gun M3等)
中Tierの戦車で幅広く使われている戦車砲。
バランスの取れた性能で発射速度に優れる。
貫通力と火力不足が気にならない低中Tier帯では、高い発射速度でかなり頼りになる。
反面、精度と貫通力がやや低く、単発火力も高くは無い。
76mm砲(76 mm Gun M1A1、76 mm Gun M1A2等)が登場するまで主力になる。
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| | 76mm砲(76 mm Gun M1A1、76 mm Gun M1A2等)
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76mm砲(76 mm Gun M1A1、76 mm Gun M1A2等)
中Tier以降の戦車で幅広く使われている戦車砲。
バランスの取れた性能で非常に優れた発射速度を持っている。
貫通力と火力不足が気にならない中Tier帯では、高い発射速度でかなり頼りになる。
口径が小さい為に火力と貫通力が低いのが難点。
Tier7以上のマッチングになると火力と貫通力不足が致命的になり、高Tier戦車では殆ど使われない。
なお、3インチ砲なので厳密には76.2mmである。
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| | 105mm榴弾砲(105 mm M4等)
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105mm榴弾砲(105 mm M4等)
中Tier以降の戦車で幅広く使われている大口径短砲身榴弾砲。
他国の大口径短砲身榴弾砲と比べて貫通力が53mmと少しだけ劣り、一方で発射速度に優れている。
特に搭載砲の貫通力や火力が不足気味なアメリカ戦車にとって大事な選択肢になっている。
そこそこの機動力と仰俯角の広い主砲を生かして地形を利用したり、積極的に距離を詰めて精度を補えるアメリカ戦車との相性は良い。
課金弾がクレジットで買えるようになって以後、HEATを搭載したこの砲が中Tierにおいて猛威を振るっているた。(0.8.6アップデートでHEATの貫通力が大幅に減少した)
高Tierの中戦車にも搭載できるが、性能的に全く推奨できるものではないので搭載しない事。
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Tier7-10 
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| | 90mm砲(90 mm Gun M3、90 mm Gun T15E2M2等)
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90mm砲(90 mm Gun M3、90 mm Gun T15E2M2等)
中Tier以降の戦車で幅広く使われている戦車砲。
他国の同Tier帯の戦車砲と比べて貫通力に劣るが性能バランスと発射速度、金弾貫通力に優れる。
90 mm Gun M3は、高い火力を持つ主砲として主に中Tierの重戦車や駆逐戦車、高Tier中戦車で使用されている。
90 mm Gun T15E2M2等の貫通力の向上したタイプは、中Tier駆逐戦車、高Tier中戦車で使用されている。
Tier7以上のマッチングでは少し貫通力不足だが、積極的に地形を利用して補える。
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| | 105mm砲(105mm Gun T5E1等)
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105mm砲(105mm Gun T5E1等)
高Tierの重戦車や駆逐戦車で広く使われている戦車砲。
他国の同Tier帯の戦車砲と比べて貫通力に劣るが火力と性能バランスに優れている。
精度が若干低めなのが難点。
Tier8以上になると貫通力と火力不足が表面化してくるので運用に工夫が欠かせなくなって来る。
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| | 152mm榴弾砲(152mm Gun-Launcher XM81 (conventional))
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152mm榴弾砲(152mm Gun-Launcher XM81 (conventional))
Tier9、10軽戦車T49、XM551 Sheridanで使用される榴弾砲。
軽戦車とは思えない威力を有するが、長い装填時間、劣悪な照準拡散を併せ持つ。
この砲だけHEATが通常弾として使用することができる。
金弾は自走砲のように強化HEであり、貫通力が微上昇し、爆発半径が大きくなる特性を持つ。
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| | 120mm砲(120 mm AT Gun T53等)
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120mm砲(120 mm AT Gun T53等)
高Tierのアメリカ重戦車や駆逐戦車で主力になっている戦車砲。
他国の同Tier帯の戦車砲と比べて遜色ない火力と貫通力を備えて性能バランスに優れている。
大口径砲の弱点である発射速度も高めになっている。
不足気味だった貫通力が大幅に向上して高Tierでも安定した火力を発揮できる。
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+
| | 155mm砲(155 mm AT Gun T7等)
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155mm砲(155 mm AT Gun T7等)
最高Tierの駆逐戦車で主力になっている戦車砲。
ゲーム内屈指の自走砲クラスの火力と高い貫通力で優れた攻撃性能を発揮する。
大口径砲としては精度も悪くなく、難点は劣悪な発射速度位なもの。
この砲の性能よりも搭載している車両の性能の偏りの方が問題になっている。
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フランス 
中Tier以降ではドイツに負けず劣らずの長砲身砲が揃う。
精度では一歩劣るが高水準である事には違いなく、貫通力ではそれを上回る。
但し照準時間はやや長い上、揺動砲塔タイプは砲の安定性が低いのがスペックで見えない欠点。
回転弾倉式自動装填装置による優れた瞬間火力も大きな魅力である。
また、榴弾砲は貫通が少し劣る代わりに弾速が早いことも特徴の一つ。
高Tier帯では砲の共通化傾向が強い。
Tier4-6 
+
| | 75mm SA32
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75mm SA32
Tier4~5の軽戦車及びTier5の重戦車で採用されている中口径砲。
大半は初期装備としての採用で、性能はお世辞にも優秀と言い難い。
単発威力こそ口径から見て標準的なレベルではあるが、徹甲弾(AP)の貫通力が74mmとかなり低い。
精度も榴弾砲に近い低さになっており、戦車砲と榴弾砲の中間的な性能と言えるだろう。
但し榴弾(HE)火力も決して高いものとは言えず、攻撃性能はどっちつかずで不足気味。
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+
| | 75mm SA44
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75mm SA44
自動装填装置対応:回転弾倉6発(総ダメージ660)
Tier5の軽戦車及び重戦車で採用されている中口径砲。
何れも開発途中での採用に留まり、最終砲としての採用は無い。
単発威力は75mm砲としては標準的なものだが、徹甲弾(AP)の貫通力が100mmに向上している。
Tier5としてある程度通用するレベルの性能になり、精度も若干だが向上している。
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+
| | 75mm SA49
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75mm SA49
自動装填装置対応:回転弾倉6発(総ダメージ660)
Tier6の軽戦車で採用されている中口径砲。
フランス中Tier帯は75mm砲のバリエーションが多いが、これは75mm SA44の微調整版と言ったところ。
単発威力は据え置きで、貫通力と精度が僅かに向上しており、Tier6軽戦車としてはごく標準的な性能。
自動装填装置に対応しているものの、1セットの総ダメージは高いとは言い難い。
貫通力や精度の問題もあり、攻撃する相手と部位を良く見極める必要がある。
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+
| | 75mm SA50
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75mm SA50
自動装填装置対応:回転弾倉6発(総ダメージ810)
Tier6~7の軽戦車で採用されている中口径砲。フランス75mm戦車砲の集大成。
徹甲弾(AP)の威力が20%程度増大しており、自動装填装置とも相俟って優れた攻撃性能を持つ。
貫通力も144mmと大きく向上し、精度も最高ではないが優秀。但し榴弾(HE)火力は向上していない。
また、硬芯徹甲弾(APCR)使用時の貫通力の伸びが良いのも特徴の1つ。
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+
| | 90mm DCA30
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90mm DCA30
自動装填装置非対応
Tier5~7の重戦車で採用されている中口径砲。
このクラスとしては十分な口径を持ち、徹甲弾(AP)の威力に優れる。榴弾(HE)火力も標準的。
一方で貫通力は徹甲弾で135mmと不足気味。照準時間は標準~やや長い。
精度もどちらかと言えば悪い方で、性能的にはやや中途半端な感は否めない。
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+
| | 10.5cm榴弾砲(105mm court mle. 1934、105mm AC court mle. 1934 S)
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10.5cm榴弾砲(105mm court mle. 1934、105mm AC court mle. 1934 S)
自動装填非対応
Tier4の駆逐戦車とTier5の中戦車で採用されている大口径短砲身榴弾砲。
アメリカと同様に他国の大口径短砲身榴弾砲と比べて貫通力が53mmと少しだけ劣るが、弾速が速いという特徴がある。
そのため、偏差射撃を狙いやすい。
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Tier7-10 
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| | 90mm F3
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90mm F3
自動装填装置対応:回転弾倉4~6発(総ダメージ960~1440)
Tier6以上の重戦車等で採用されている中口径砲。高Tierでは初期装備での採用が多い。
上位のフランス砲としては若干精度に欠ける上、搭載車両は砲の安定性が低いものが多い。
徹甲弾のダメージ効率そのものは悪くないものの、補助パーツで補う、距離をつめる等の工夫も必要になる。
徹甲弾の貫通力は170mmと特に高い値ではないが、硬芯徹甲弾(APCR)では貫通力が大きく伸びる。
この砲を採用している車両はより上位の砲を装備可能なものが殆どで、繋ぎとしての運用が多い。
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+
| | 90mm DCA45
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90mm DCA45
自動装填装置対応:回転弾倉6発(総ダメージ1440)
Tier6以上の重戦車、Tier8以上の中戦車で採用されている中口径砲。
長砲身が示す様に他国の同程度の砲に比べ貫通力に優れるのが大きな利点。
スペック上での精度はかなり高いものの、搭載車両の砲安定性が低い場合が多い。
ちょっとした機動や旋回で照準が大きく開きやすく、照準時間の長さがそれに拍車をかける。
総合的な照準時間の長さは装甲の薄いフランス戦車にとって無視できない欠点である。
拡張パーツの改良型射撃装置(Enhanced Gun Laying Drive)等で補うと良いだろう。
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+
| | 100mm SA47
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100mm SA47
自動装填装置対応:回転弾倉4~6発(総ダメージ1200~1800)
Tier8以上の重戦車、及び中戦車で採用されている大口径砲。
他国の口径100mm程度の高Tier主砲に比べ、貫通力で勝るが単発威力で劣る。また榴弾火力も低い。
精度も最高ではないがかなり優秀な値。但し例によって搭載車両の砲安定性の低さに悩まされる。
総合的な照準時間の長さをどう解決していくかが一つの課題となる。
回転弾倉方式では装弾数も多いタイプで、バランスが良く扱い易い。
中戦車では最後まで主力として活躍してくれる。
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+
| | 120mm SA46
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120mm SA46
自動装填装置対応:回転弾倉4~6発(総ダメージ1600~2400)
Tier9-10の重戦車、及びTier8以上の駆逐戦車に採用されている大口径砲。
他国における同クラス戦車の主砲に比べ、単発威力に劣るが貫通力と精度で勝る。
口径も大きめで傾斜装甲に対してそれなりに強く、ダメージを与えるという点には安定感がある。
一方で、回転弾倉の装弾数が少なくリロードのタイミングを計るのが難しい。
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イギリス 
他国に比べて一発の威力が控えめだが発射速度に優れた砲が揃っている。
低Tierには、戦前の基準で作られた戦車砲が多く他国に遅れを取っているが、Tierが上がるにつれ、高火力の良バランスの砲が搭載可能になる。
英国の伝統により、口径ではなく砲弾の重量、インチ数が名前になっている
これもお国柄なのか、低~中Tier帯で榴弾砲の運用で他国に差をつけられている。
なお、同一砲でも戦車に搭載されるものと駆逐戦車に搭載されるものは別砲扱いで、それぞれ開発しなければならない。(例:17ポンド砲は、戦車砲のOQF 17-pdr Gun Mk. VIIと駆逐戦車用のOQF 17-pdr AT Gun Mk. VIIの二種類がある)
Tier4-6 
+
| | QF 2-pdr砲(2ポンド砲)
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QF 2-pdr砲(2ポンド砲)
低Tierから幅広く使われている口径40mmの戦車砲。
同Tier帯の他国の砲と比べると精度と照準時間、発射速度に優れ扱いやすい。
貫通力も申し分ないレベルだが、威力が低めな為、HE弾の運用にも問題がある。
一部の戦車は、「リトルジョン・アダプター」(ドイツ戦車のゲルリッヒ砲と同じ原理)を使用して貫通力(及び弾速)を強化した砲を搭載できる。
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+
| | QF 6-pdr砲(6ポンド砲、QF 6-pdr Mk. III、QF 6-pdr Gun Mk. V)
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QF 6-pdr砲(6ポンド砲、QF 6-pdr Mk. III、QF 6-pdr Gun Mk. V)
中Tier帯で幅広く使われている口径57mmの戦車砲。
全ての性能諸元がバランス良く高いレベルにまとまっているものの威力で他国の砲に遅れをとっている。
高レートの発射速度で圧倒する戦い方が主な運用法になっている。
他国の戦車ではHE弾の運用ができない砲があったが、イギリス戦車では問題なく使用できる。
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| | 75mm砲(75 mm Gun Mk. V、75 mm Vickers HV)
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75mm砲(75 mm Gun Mk. V、75 mm Vickers HV)
中Tierで一部の戦車が搭載する口径75mmの戦車砲。
6ポンド砲から貫通力と威力を大幅に向上した戦車砲で、同Tierの他国の戦車と比較してもバランスの良い性能を持っている。
この砲も発射速度で圧倒する戦い方が主な運用法になっている。
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| | QF 17-pdr砲及び派生(OQF 17-pdr Gun Mk. VII、OQF 77 mm Gun Mk. II等)
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QF 17-pdr砲及び派生(OQF 17-pdr Gun Mk. VII、OQF 77 mm Gun Mk. II等)
中Tierで一部の戦車が搭載する口径76.2mmの戦車砲。
一部砲の名称が77mmとなっているのは、補給の観点から76mm砲との混乱を避ける為だと言われている。
単発火力が向上しないのが辛いところではあるが優秀なDPMと精度を持つ。
これまでの砲と同じように優秀な発射速度で敵を圧倒すべし。
また17pdr砲、77mmHV砲共に小口径故に榴弾威力が低いのも難点(この砲に限ったことではないが)。
なお77mmHV砲の方はぶっちゃけ75mmVickers HV砲から貫通力も威力も大して向上してない。
因みに17ポンド砲のうちのMk.Ⅶと77mm砲は金弾がゲーム内表記ではAPDSになっているが・・・距離減衰が小さいかは不明。
v0.9.5で追加実装された17ポンド砲の金弾は強化AP(貫通力の向上したAP)
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| | 3/3.7インチ榴弾砲(OQF 3-inch Howitzer Mk.I、3.7-inch Howitzer)
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3/3.7インチ榴弾砲(OQF 3-inch Howitzer Mk.I、3.7-inch Howitzer)
低Tierから中Tier帯で一部の戦車が搭載する榴弾砲。
105mm(10.5cm)榴弾砲と比べて威力が低めで、性能もそれほど優れているとは言えない。
また性能を存分に発揮できる低Tier帯で搭載できる戦車が限られている。
利点としてWoT内で最遅の弾速と強い山なりの弾道のお陰で、他の戦車砲とは全く異なる運用(敵戦車とすこし距離を離すと天板を撃ちぬきうる、ちょっとした障害物の影から一方的に射撃出来る等)が可能である点が挙げられる。お前自走砲かよ
ただしその分癖も極めて強く扱いづらい。弾速の遅さについて言えば弾道が見えていれば発砲を確認してからも避けうるレベル。
この砲に慣れれば他国の榴弾砲などお茶の子さいさいである
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Tier7-10 
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| | OQF 20-pdr(20ポンド砲、OQF 20-pdr Gun Type A Barrel・OQF 20-pdr Gun Type B Barrel)
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OQF 20-pdr(20ポンド砲、OQF 20-pdr Gun Type A Barrel・OQF 20-pdr Gun Type B Barrel)
主にTier7以上の車両で広く使用されている戦車砲。
高い貫通力・高い精度・高速な照準時間と、非常に扱いやすい砲である。
欠点としては1発あたりの威力が低めであることと、その割に砲弾の値段が高いことである。また今までのイギリスの砲と同じく、榴弾の威力も低めである。
Type B Barrelではもともと高水準だった精度・照準時間・装填時間が更に向上している。
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+
| | 105 mm Royal Ordnance L7A1
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105 mm Royal Ordnance L7A1
Centurion Mk. 7/1とFV4202とCharioteerで使用できる戦車砲。
ご存じ西側第二世代主力戦車のベストセラー105mmL7砲である。そんなこともあってアメリカ・ドイツ・日本のTier9-10の中戦車でも使用されている。
20ポンド砲と同様の特徴に加え、欠点だった威力も大幅に増強されたクセのない扱いやすい砲である。
他国車両でも使われていることもありこの砲で語るべきことはそう多くはないが、イギリス版の唯一にして最大の特徴と欠点が金弾にHESH(粘着榴弾)が使用可能である点だ。
HESH弾そのもの特徴については弾のページに譲るが、金弾枠がHESHに使われているということはいざという時に貫通力をブーストさせる手段がないという欠点でもある。
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+
| | 120 mm Gun L1A1
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120 mm Gun L1A1
Conqueror, FV215b, Tortoise, FV4004 Conwayで使用されている大口径戦車砲。
貫通力や威力は他国の120mm砲と同等だが、ずば抜けた精度と照準時間を誇る。また数値化されていない性能として、車体を動かしたときや砲塔旋回時のレティクルの拡散も他国120mm砲より少なくなっている。拡張パーツ次第では行進間射撃が可能なほどだ。
すべての要素が高次元でバランスが取れておりほぼ欠点がないともいえる素晴らしい砲である。
また、特筆すべき点として榴弾の貫通力が120mmもあることが挙げられ、軽戦車や自走砲に対してであれば正面からの射撃でも貫通が期待できる。カテゴリはHEであるものの実質HESHとして扱われていることから高貫通となっているが、砲弾の値段もHEとしては高価なものとなっている。
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| | 183 mm L4
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183 mm L4
あたかも艦載砲をそのまま戦車に載せたかのような、Tier10駆逐戦車が搭載する超大口径砲。
AP弾貫通力・AP弾威力・HE弾威力がゲーム中第1位を誇る。
この砲も金弾としてHESHを使うことができ、一部の高耐久力車両以外は無傷であろうとも一撃で葬る可能性がある驚愕の砲である。
ただし、これだけの能力の代価として、非常に少ない搭載弾数・長い装填時間・長い照準時間・低めの精度という欠点も。
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中国 
ソ連の項目を参照。
中戦車はTier7から同格のソ連よりも大口径の砲を扱えるようになる。ただし、俯角等が悪く射撃機会を得にくい。
重戦車はTier8(プレミアム車両を除く)とTier10ではソ連よりも口径が小さい砲となる。
日本 
単発威力は標準的だが装填速度、DPM、貫通力が高く、俯角も広い。単発威力が高い大口径砲を有する相手との物陰を使ってのダメージ交換(=相手が装填中に隠れられるような状況)には不向きである。
Tier4-6 
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| | 47 mm Gun Type 1 (一式四十七粍戦車砲)
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47 mm Gun Type 1 (一式四十七粍戦車砲)
Type 1 Chi-He (Tier4)、Type 5 Ke-Ho (Tier4)の初期砲。Type 97 Chi-Ha (Tier3)とType 91 Heavy(Tier 3)の最終砲にしてチハ改の史実砲として有名。
実は開発先の試製五十七粍戦車砲○新(Experimental 57 mm Tank Gun Shin)に貫通で6mm、威力で5劣るだけの非常に優秀な性能を持っている。
因みに照準速度でも優っている(本砲が2.1sに対して試製五十七粍戦車砲○新は2.3s)。
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| | Experimental 57 mm Tank Gun Shin (試製五十七粍戦車砲、試製五糎七戦車砲○新)
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Experimental 57 mm Tank Gun Shin (試製五十七粍戦車砲、試製五糎七戦車砲○新)
Type 1 Chi-He (Tier4), Type 5 Ke-Ho (Tier4)で使われる事が多い。
装填速度とDPMが良好である。ただし貫通力が若干心許ないものとなっており、連射速度も照準の最大収束よりも速い。また同じ57mm砲を扱えるソ連のT-28と比べて精度が劣る。
因みに○新は○の中に新
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| | 7.5 cm Tank Gun Type 99 (九九式七糎半戦車砲)
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7.5 cm Tank Gun Type 99 (九九式七糎半戦車砲)
Type 95 Heavy(Tier4)の最終砲。Type 1 Chi-He (Tier4)でも使われる事がある。
榴弾砲を除いて中戦車ではトップクラスの単発威力で装填速度やDPMも悪くない。ただし精度が悪く貫通力も微妙で、悪くない装填速度とDPMも同じ75mm砲を扱えるアメリカのM3 Leeには大きく劣る。Lee先生はTDだから仕方ないね
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| | 7.5 cm Tank Gun Type 5 Model I (五式七糎半戦車砲Ⅰ型、試製五式七糎半戦車砲(長)II型)
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7.5 cm Tank Gun Type 5 Model I(五式七糎半戦車砲Ⅰ型、試製五式七糎半戦車砲(長)II型)
Type 4 Chi-To (Tier6)で主に使われる。
Tier6になるとその装填速度やDPMが改善され、貫通力を含む他のスペックも単発威力を除き全体的に高水準にまとまっている。
因みに本来半自動装填装置の無い本砲はII型のはず。
また、史実的に本砲は五式七糎半戦車砲と同一。使用砲弾の差によって貫通力が上昇している。
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Tier7-10 
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| | 7.5 cm Autoloading Tank Gun Type 5(五十七粍半自動装填戦車砲、試製五式七糎半戦車砲(長)I型)
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7.5 cm Autoloading Tank Gun Type 5(五十七粍半自動装填戦車砲、試製五式七糎半戦車砲(長)I型)
Type 5 Chi-Ri (Tier7)の専用砲。Tier7中戦車の砲は全体的に微妙なものが多いのだが、日本では3連射可能な半自動装填装置を搭載した砲を使えるようになる。
ただし、3連射できる事以外は7.5 cm Tank Gun Type 5 Model Iから大して変わらず、DPMも同格と大差ないものとなってしまう。この火力を最大限に活かそうとすると様々な「短所」という壁にぶつかってしまう、非常にクセのあるものとなっている。ちなみに拡張パーツの装填棒(Rammer)が搭載可能で弾倉交換時間を(車長や装填手のプライマリスキルによるが)約1秒短縮できる。
この砲は約6.75トン増しの上位砲塔が必須で、出力重量比が大きく悪化する。上位砲塔による利点よりも機動性を優先して7.5 cm Tank Gun Type 5 Model Iを選ぶプレイヤーもいる。そのくらい一長一短な砲なのである。
因みに本来半自動装填装置付きの本砲がI型のはず。
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| | 90 mm Gun Type 61 (61式52口径90mmライフル砲)
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90 mm Gun Type 61 (61式52口径90mmライフル砲)
STA-1 (Tier8), Type 61 (Tier9)が扱える。
Tier8ではTDもどきのソ連のObject 416を無視すれば、装填速度、貫通力、DPMが良好で7.5 cm Tank Gun Type 5 Model Iと似たような使い勝手である。
Tier9では同格と比べると貫通力や単発威力は大きく劣るが、装填速度とDPMが「お前TDだろ」と言わんばかりに化ける。ただし車両特性や先述した欠点から火力を最大限に活かすのは難しい。次に記載する105 mm Rifled Gunまでの繋ぎとして見ると、貫通力以外は悪くはない性能といえる。
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| | 105 mm Rifled Gun (51口径105mmライフル砲L7A1)
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105 mm Rifled Gun (51口径105mmライフル砲L7A1)
Type 61 (Tier9), STB-1 (Tier10)が扱える。どちらのTierでも同格と比較して、装填速度とDPMが高水準である。
Tier10では「100mm砲で単発威力は乏しいがDPMが脅威なソ連MT」と同レベルのDPMである、つまり脅威。ただし車両特性が異なるので、同じ運用ができるかと言えばそうとは言えない。また照準時間とAPCRの貫通力が低水準で、他のTier10砲と比較してあらゆる面で高水準というわけではない。
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| | 10cm Cannon Type 92(九二式十糎加農砲)
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10cm Cannon Type 92(九二式十糎加農砲)
O-I(Tier6),O-Ni(Tier7),O-Ho(Tier8)の初期砲。
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| | 15cm Howitzer Type96(九六式十五糎榴弾砲)
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15cm Howitzer Type96(九六式十五糎榴弾砲)
O-I(Tier6),O-Ni(Tier7),O-Ho(Tier8)が扱える。
かの有名なKV-2の152mm M-10に近似しているが、APと金弾の貫通力が上がっており、HEの貫通力が下がっている。なお、この砲の金弾はHEATになっている。
(因みにO-Hoは副砲の上では、-1°しか俯角が取れないので注意)
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| | 10cm Experimental Tank Gun(試製十糎戦車砲)と10cm Experimental Tank Gun Kai(試製十糎戦車砲改)
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10cm Experimental Tank Gun(試製十糎戦車砲)と10cm Experimental Tank Gun Kai(試製十糎戦車砲改)
O-Ni(Tier7)が無印でO-Ho(Tier8)が改。10cm砲として単発火力、貫通力が伸びているが、金弾がやはり貫通力が低いので同格にも苦戦を強いてしまう。なお改の方は金弾がないため215mmでどうやって戦っていくのかが課題となる。
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チェコスロバキア 
スウェーデン 
全体的にアメリカ・イギリス・日本以上に地形を活かす事に特化しており、俯角は同格トップクラスである事が殆ど。
高Tierでは弾速に優れた主砲が多く、偏差射撃が容易な事も特徴の一つ。
ただし、単発火力の割に発射速度・DPMが抑えられている車両が大半であり、例外はStrv 103Bのみである。
高Tier駆逐戦車はモード切替によって砲性能が変動し、射撃モード中は高精度の狙撃屋となる。
逆にこのモード切替が仇となり、モード切替を含む咄嗟撃ちや接近戦が頻発する市街地は極めて苦手となっている。
ちなみに主砲名のkanはkanon(カノン)の略であり、そのまま「砲」の事。
lvkanはluftvärnskanon(ルフトヴェンズカノン)の略で「対空砲」を意味し、akanはautomatkanon(アートマートカノン)の略で「自動装填砲」を意味する。
Tier4-6 
Tier7-10 
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| | 8,4 cm kan strv 81
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8,4 cm kan strv 81
Tier8課金中戦車用の主砲。
イギリスのOQF 20-pdr Gun Type A Barrelと同一。
ただし、通常弾がAPCRに変更され、弾速が大幅に向上している。
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| | 9 cm kan m/F
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9 cm kan m/F
Tier7・8駆逐戦車用の主砲。
通常弾がAPでありながら弾速がかなり速いという長所がある。
ただし、火力の割にDPMがもの足りない。
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| | 10 cm kan m/34
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10 cm kan m/34
Tier7中戦車用の主砲。
単発火力が高いのが魅力だが、精度・貫通力・DPMにやや不安が残る。
名称こそ10 cmだが、数値上の口径は105mm(10,5 cm)なので注意。
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| | 10,5 cm Ivkan m/42
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10,5 cm Ivkan m/42
Tier8重戦車用の自動装填砲。
照準時間を除くと、後述の10,5 cm TK 105-9の劣化版。
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| | 10,5 cm TK 105-9
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10,5 cm TK 105-9
Tier8・9重戦車用の自動装填砲。
通常弾・課金弾ともにAPCRであり、弾速が速い。
しかし、フランスと比べて連射間隔が長く、課金弾の貫通力の伸びが悪いという欠点がある。
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| | 10,5 cm kan strv 103 L/51および10,5 cm kan UDES 03
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10,5 cm kan strv 103 L/51および10,5 cm kan UDES 03
Tier8・9駆逐戦車(&Tier8課金駆逐戦車)用の主砲。
Tier8・9駆逐戦車としては良好な精度、最高の貫通力を有する反面、単発火力・DPMが控え目である。
また、癖の強いモード切替が追加される為、接近戦や市街地戦がしづらくなるという明確な欠点が発生してしまう。
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| | 10,5 cm kan strv 103 L/62
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10,5 cm kan strv 103 L/62
Tier9・10駆逐戦車の主砲。
通常弾の貫通力はTier10駆逐戦車第2位、射撃モード中の優れた照準拡散・照準時間、通常弾・課金弾ともに弾速の速いAPCRである等、こと狙撃に関しては他の追随を許さない。
ただし、単発火力が最低である事やモード切替という癖がある為、万能であるとは言い難い。
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| | 12 cm akan L/40
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12 cm akan L/40
Tier9・10重戦車用の自動装填砲。
驚異の俯角-12°と1セット4発のオートローダーが特徴。
しかし、アメリカ・フランス重戦車のローダーと比べて課金弾の貫通力がかなり低く、連射間隔や弾倉交換時間も長いなど、長所以上に短所が多い性能となっている。
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