ド・グラース級軽巡洋艦
性能諸元
・基本性能
Tier | 6 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | - |
国家 | フランス | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | 31,200 | |
装甲 | 16-100mm ・防郭 38-100mm ・艦首・艦尾 16mm ・装甲甲板 25mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 0% | |
機動性 | 機関出力 | 110,000馬力[hp] | |
最大速力 | 33.5ノット[kt] | ||
旋回半径 | 690m | ||
転舵所要時間 | 8.8秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 13.3km | - | - | 15.3km | 6.72 km | |
航空発見距離 | 6.2km | - | 0.0km | 9.2km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A | mod.1 | 16.2km | 145m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
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A | 152mm/55 | 3基×3門 | HE弾 2,200(12.0%) AP弾 3,300 | 8.1秒 | 15秒 | HE AP |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 100mm/45 Mle 1933 | 3基×2門 | HE弾 1,400(6.0%) | 4秒 | 5km |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A | 550mm 23DT | 2基×3門(3門) | 14833 | 90秒 | 9km | 60kt | 1.3km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
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爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
- | 短 | 13.2mm/76 CAD Mle 1929 | 2基×2門 | - | 35 | 85.0% | 0.1-1.5km | ||
13.2mm/76 CAQ Mle 1929 | 1基×4門 | ||||||||
中 | 37mm/50 Mle 1933 | 4基×2門 | 21 | 90.0% | 0.1-3.0km | ||||
長 | 100mm/45 Mle 1933 | 3基×2門 | 2 | 1260 | 74 | 90.0% | 0.1-5.8km | ||
152mm/55 Mle1936 | 3基×3門 |
・アップグレード
スロットA | スロットB | スロットC | スロットD | スロットE | スロットF |
○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
A | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
B | 主砲改良2 | 主砲装填時間 +5% 主砲旋回速度 +15% | |
副砲改良2 | 副砲最大射程 +20% 副砲弾の最大散布界 -20% | ||
射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
対空砲改良2 | 対空砲座の最大射程 +20% | ||
D | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 対水雷防御ダメージ軽減率 -3% 火災発生率 -5% | |
推力改良1 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% | ||
操舵装置改良1 | 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
E | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% | |
推力改良2 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | ||
操舵装置改良2 | 転舵所要時間 -20% |
・消耗品
スロット | 消耗品 | 使用 回数 | 準備 時間 | 有効 時間 | 効果 |
---|---|---|---|---|---|
R | ∞ | 90 | 5 (7) | 火災・浸水・損傷したモジュールの修復 | |
∞ | 60 | ||||
T | 2 | 180 | 100 (120) | 魚雷、敵艦の強制捕捉範囲を向上させる 魚雷強制捕捉距離:3.00 [km] 敵艦強制捕捉距離:4.00 [km] | |
3 | 120 | ||||
2 | 180 | 40 | 対空砲の性能を高め、敵機による攻撃の精度を低下させる 対空防御砲火性能の上昇率:300 [%] | ||
3 | 120 | ||||
Y | 3 | 180 | 360 | 自艦艇を追従し、敵機を自動的に迎撃する 速度・秒間平均ダメージ・弾薬・生存性は艦載機を参照 | |
4 | 120 | ||||
U | 2 | 180 | 180 (270) | 艦艇の最大速度を向上させる 最大速度の上昇率:15 [%] | |
3 | 120 |
注:括弧内は各レアアップグレード搭載時の値
ゲーム内説明
ド・グラース級軽巡洋艦は、1938 年の当初案ではラ・ガリソニエール級軽巡洋艦の改良型であり、その主な長所は、重装甲と良好な主砲でした。際立った対空兵装を備え、速力が向上し、雷装もやや強化されていました。
解説
フランスTier6プレミアム巡洋艦。史実では戦後に完成した船だが、WoWSでは1941年に無事竣工した状態で実装される。
- 主砲
ラ・ガリソニエールと同じ152mm砲だが、装填速度が改善され8.1秒となっている。
おかげでDPMは約2万ほど向上し、Budyonny(装填時間が本艦より0.1秒速い)に次いで同格4位と6インチ砲艦トップハーフにすべりこんだ。
180度砲塔旋回15秒は変わらず同格巡洋艦で最速。そして射程16.2km。弾道と精度は良好であり、射程ギリギリの距離でも狙ったところに当たる。これを活かして、投射量の不足を補う事になるのが立ち回りの基本となる。
Tier6は格上の艦艇と戦う局面が多いため丁寧な照準が必要だ。艦長スキル「榴弾用慣性信管(IFHE)」を取得すると効果的にダメージを稼げるので検討しよう。
全門指向できる射角はラ・ガリソニエール同様非常に悪い。
本艦には主砲装填ブースターはない。
- 魚雷
ラ・ガリソニエールから片舷1門増えて1基3門となった(両舷で2基6門)。装填時間も伸びて90秒。射程9kmで広角に流せるので、牽制や追撃、置き魚雷として有効に使おう。中央が開かないため、2門の時より当て易い。
- 対空
かなり控えめな性能で長距離砲はラ・ガリソニエールに倍増しているが中短距離は圧倒的に劣る。「対空防御砲火」と「水上戦闘機」を搭載しているので自衛は可能だが、空母の全力攻撃を阻止するほどのものでもない。
撃墜を期待するより、散らして回避が基本になる。
- 機動力
33.5ktとラ・ガリソニエールより向上しTier6巡洋艦相応。日ソより遅く、米英独よりは速い。
有効時間180秒の「エンジンブースト」が搭載されているため瞬間的なトップスピードでは他国巡洋艦の比ではない。
ただしラ・ガリソニエールに比べ旋回半径が+40m、転舵時間が+1.1秒悪くなっている。旋回半径はそれでも同格内ではトップハーフにおり悪くないが、転舵時間はワースト3位に落ち込んでいるので魚雷警戒は常に行うこと。「見てから回避」は少々難しい。「対空防御砲火」と交換になるが「水中聴音」も搭載できる。仏巡ノウハウとして魚雷を発見したときは変に舵を切らずにエンジンブーストを焚いたほうが回避しやすいときもある。
- 生存性
HP31200となり同格の中の上と言ったところに向上した。
装甲レイアウトはラ・ガリソニエールとほぼ同じで舷側装甲はより薄くなっており(100mm+18mm)、機関部の広さと高さは相変わらず、予想外の角度からVPを貫通される恐れがある。戦艦砲の攻撃を警戒し、常に回避運動を心がけよう。
- 隠蔽性
ここはツリー艦と変わらず同格最悪の隠蔽性である。
隠蔽スキル無し塗装のみ12.9kmという事は、隠蔽特化したTier8戦艦の多く(例:天城13.6km、North Carolina12.3km)とあまり差が無いので注意が必要。特に陣地占領は困難を極める。残存艦から判断し、厳しい場合は隠蔽の良い艦に占領を任せ、自分は支援砲撃にまわろう。
艦長スキルの「敵弾接近警報」を取得すると、隠蔽状態にある戦艦からの砲撃にある程度対応する事が出来る。
- 総評
改ラ・ガリソニエール級だけあって、全体的に高水準にまとまっている。ただし史実戦後仕様の「防空巡洋艦」ではなく、魚雷も積んでいる戦中架空仕様。
その結果、致命的な弱点は無いが得意科目も無い艦となった。
利点としては高Tier仏巡の艦長スキルを全て活かせる事。ランダム戦では苦労するので艦長育成には向かないが、オペレーションではどんな編成の艦隊でも仕事をみつけられるだろう。
史実
史実では改ラ・ガリソニエール級軽巡洋艦として1938年に起工したが、二次大戦勃発に伴い1940年6月に建造がキャンセルされた。その後フランスを占領したドイツの手により建造が再開されたものの資材・人員不足により1943年に放置された。
終戦後再び奪還された船体は1946年に進水、その後改設計が行われて1956年に12.7cm連装両用砲を8基、5.7cm連装機関砲を10基搭載する防空巡洋艦として完成した、のがこちら。
小ネタ
編集用コメント
- 叩き台作成。後は頼んだ -- 2017-06-15 (木) 01:26:48
- 主に魚雷の表現変更や、他艦名にリンクを追加しました -- 2019-07-27 (土) 11:09:03
- 解説欄です -- 2019-07-27 (土) 11:09:28
- シナリオ⇒オペレーションに置換 -- 2023-10-08 (日) 13:54:31
コメント欄
- 水上機が一機増えた気がする! -- 2021-01-22 (金) 22:22:34
- 加減速回避、こいつ元々軽巡で身軽なのとブースターも+15%なのとで、マルテルのそれに近い感じで使いやすい -- 2021-05-10 (月) 19:33:35
- スパコンで出たから使ってみたけど…いまいち特長がないからか、強化するポイントも得意な立ち回り方も分からんかった。火力面はこれで十分なんだけどなんかパッとしなくて活躍させられない。 -- 2021-05-22 (土) 16:09:54
- 柔い方だからまえに出ると一発で母港へ帰還も有り得るけど、BBには距離を取ってHEを投げつける。CA·CLにはサイド取ってAPでVP抜く。シナリオで慣れたらいいと思うよ。 -- 2021-05-22 (土) 18:43:23
- 格好いい迷彩塗ったゴミ -- 2021-08-07 (土) 04:42:24
- 味方船団から少し離れてクロスから島裏投射したり推力改良&エンブで回避盾陽動で前線を狙う敵艦を引き付けてガン逃げするように立ち回るとランクマで勝率がグッと上がった気がする。前線の味方の負担を減らすようにわざと目立ってかつ長生きしないといけない難しい船だと思う… -- 2021-08-23 (月) 07:53:10
- 結構勝率いいんだなこれ -- 2021-09-05 (日) 15:13:33
- サンタコンテナで出てきて、艦長絵がかわいい子だったので採用決定。 -- 2022-01-10 (月) 10:00:42
- お正月以来乗ってみた。勝ちチームトップ。全然ランダムで行けるね。 -- 2022-05-15 (日) 18:07:54
- 弾道が素直で乗ってて気持ちいい -- 2022-08-07 (日) 19:20:40
- つまんねー船 -- 2022-10-20 (木) 18:53:03
- バトルパス報酬の5つのメガサンタから出ました!!強えええええええって思い込みながら使ってます。 -- 2023-01-09 (月) 20:23:59
- 癖の無い悪くない船じゃろ(強いとは言っていない)?(^ω^) -- 2023-01-09 (月) 21:14:55
- IFHE重榴劣勢で熟練艦長でストレス皆無だわ。空母は戦闘機対空あるたかがT6のこいつまで深入りするのは悪手にしかならんし、交戦距離的に潜水艦との絡みもない。 -- 2023-02-05 (日) 17:37:10
- ドイツが鹵獲したときに、空母化の計画があったらしいな。ドイツ枠でそっちに実装されないものか。 -- 2023-04-03 (月) 07:59:52
- 戦艦よりお高い巡洋艦(同格同国)、久々に乗ってみたがやっぱり楽しい -- 2023-12-23 (土) 16:38:56
- 隠蔽悪くて前に出れないので戦局に絡めない・後方支援するにしても火力が不足気味なのでダメージも伸びないという地味な艦。終盤まで火力投射を続けてダメージを伸ばし詰将棋状態になった時に(隠蔽以外の)万能性を発揮して戦局に絡むというタイプ。 -- 2024-02-14 (水) 11:44:21