Tier 3 ドイツ 軽戦車 (配布戦車) / 略称: Toldi III / 日本語表記: トルディ III
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 410 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 35/13/10 |
最高速度(前/後)(km/h) | 45/20 |
重量(t) | 9.45 |
実用出力重量比(hp/t) | 16.4 |
本体価格 | 500G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
40 mm 37/42 M. L/45 | 15 | AP AP HE | 64 80 20 | 45 45 60 | 675 | 0.43 | 2.1 | 800 800 800 | 150 | 15 800 12 | 136 | -10°/+25° |
---|
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
43 M. Toldi III | 35/25/25 | 30 | 270 | 2,000 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Ganz VIII. VGT. 107 | 155 | 20 | 600 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
43 M. Toldi III | 12 | 45 | 2,500 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
R/5a | 400 | 26 |
---|
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner(Loader) | 3 | Driver |
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拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 19.27% | 5.49% |
移動時 | 19.27% | 5.49% |
車両に関する変更履歴
v0.9.13 | 実装 |
v1.9.0 | 総弾数を87発から150発に変更 修理費用を44%ダウン HPを230から410に変更 |
解説(v0.9.13)
- 概要
v0.9.13で追加されたTier3のドイツ配布軽戦車。
ハンガリー版L-60軽戦車である、38 M. Toldiの発展型である。
マッチング優遇はなく、Tier5までマッチングする。
v0.9.18パッチにて全てのTier3車両がTier5と当たらなくなり、本車はTier4までのマッチングとなった。
- 火力
- 40 mm 37/42 M. L/45
DPMが極めて低く同格の半分程度しかない。本車の装甲を安定して貫通できる相手にダメージレースを仕掛けられると、ほとんどの確率で負けてしまう。加えて、単発火力も同格LTの中で高くないので、1発ごとのダメージ交換でも優位に立ちにくい。
それでも通常弾の貫通力だけはそれなりにあるため、同格相手に困ることは少ない。しかし、課金弾が強化APなので、貫通力の伸びが悪く格上には苦戦を強いられる。ただし、APCRよりも距離や角度には強い。
弾速もそれほど速くないため、偏差射撃は慣れが必要。精度や照準時間もあまり優れていない。
- 40 mm 37/42 M. L/45
- 装甲
軽戦車にしては若干厚めの正面装甲を持ち、機関砲の通常弾程度は安定して防げる。
ただしスペックにある車体正面装甲の35mmは垂直部分のみで、正面の大半を占める傾斜のついた部分は20mm(実装甲厚30~40mm程度)。
同格以上には安心できる装甲厚ではないため、被弾は避けるべきだろう。
- 機動性
このTierの軽戦車としては十分な機動性を持つが、とりたてて良いということも無く並程度。
砲塔旋回速度が遅いため、機動戦となった場合に砲が追随しきれない点には注意。
- その他
その他の明確な弱点として、270mという視界の狭さが挙げられる。
これは同格軽戦車(330m前後)どころか駆逐戦車(300m前後)にも大きく劣っており、偵察の役割を果たすのは難しい。
一方で隠蔽率はT 15と同値であり優秀。数少ない本車の長所と言えるが、視界も火力も貧弱な本車では高隠蔽を活用できる場所は少ない。
- 総論
全体として強みとなる部分に乏しく、低すぎるDPM、遅めの砲塔旋回速度、短すぎる視界が単独での戦闘力に大きく陰を落とす。同じく戦闘力が低いT 15に比べても、DPMが更に低い上、機動力や偵察能力がかなり劣るため、厳しい立場にある。この車両の特性を理解しているプレイヤーは、強引にDPM勝負に持ち込んでくる可能性が高い。とにかく孤立しないこと。Tier3戦場でも一番前で撃ち合うのは厳しいので、1,2両後ろで戦うのが無難と言える。
かろうじて及第点な機動力と貫通を活かし、味方の支援車両として無理せず辛抱強く戦う必要があるだろう。
史実
第2次世界大戦参戦時、ハンガリーは戦車戦力はイタリア製のCV33快速戦車というお粗末さであったが
スウェーデン製のL-60軽戦車をライセンス生産した38Mトルディ軽戦車が生産準備中であり
本格的な生産は40年4月から41年5月までにトルディI型が80両、トルディII型が110両完成している。
初期のトルディは主砲が20mm対戦車銃36Mと貧弱であり、41年のユーゴスラビア侵攻ではそれなりに活躍したが
ドイツのソビエト侵攻、バルバロッサ作戦時には既に旧式化著しく
勝ち戦にもかかわらず余りにも高い消耗率から同年末までには戦力の大半が使用不能になり
後送された幸運な車両を除き大半を失う事になってしまう。
1942から43年にかけてトルディIとトルディII各40両に対し40mm戦車砲42Mの
短砲身タイプへの換装が実施され、改造車はトルディIIaと改称。
同時期にトルディ軽戦車の装甲増加、新砲塔搭載型の42MトルディIII軽戦車の生産が計画され
第一ロットとして12両が発注された。
しかし、同時期には既に同等武装のトゥラーン中戦車の生産も行われており
武装面の発展余地のあったトゥラーン中戦車への生産を優先するため
トルディIII軽戦車は44年までに12両が完成したのみ終り生産された車両の活動については
何も記録が残っていない。
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