Tier3 ドイツ 軽戦車(課金戦車) /略称:Pz. T 15
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 465 |
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車体装甲厚(mm) | 30/20/12 |
最高速度(前/後)(km/h) | 60/20 |
重量(t) | 10.49 |
実用出力重量比(hp/t) | 26.12 |
本体価格(Cr) | 900G |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
3,7 cm Kw.K. 38 (t) L/47 | 26.25 | AP APCR HE | 42 74 18 | 40 40 45 | 1,050 | 0.41 | 1.71 | 750 938 750 | 135 | 14 800 8 | 100 | -10°/+20° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Pz.Kpfw. T 15 | 30/25/25 | 44 | 350 | 1,200 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Prage NRi | 274 | 20 | 470 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Pz.Kpfw. T 15 | 12.2 | 46 | 1,200 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 7 Ausf. F | 710 | 150 |
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乗員
1 | Commander(Gunner) | 2 | Driver | 3 | Radio Operator | 4 | Loader |
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拡張パーツ
![]() | Class3 | ![]() | × | ![]() | × | ![]() | × | ![]() | × | ![]() | Class3 |
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![]() | × | ![]() | × | ![]() | × | ![]() | Class3 | ![]() | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 19.27% | 5.78% |
移動時 | 19.27% | 5.78% |
車両に関する変更履歴
v0.9.13 | 名称をT-15からPz.Kpfw. T 15に変更 |
v0.9.17.1 | HDモデル化 |
v1.9.0 | 総弾数を78発から135発に変更 修理費用を44%ダウン HPを260から465に変更 |
解説
- 概要
v0.6.6で追加されたTier3のドイツ課金軽戦車。
大戦中期、チェコのシュコダ社がドイツ陸軍向けに開発した試作偵察戦車である。
垂直装甲と、幅が狭く前後に長い車体というチェコ戦車らしい外見を備えている。
- 火力
- 3,7 cm Kw.K. 38 (t) L/47
Tier2のPz. 35(t)に搭載されていたものから、発射速度以外進歩していない。
Tier3基準で見れば単発ダメージ、DPM、貫通力の何れも性能が不足しており、火力の面で活躍するのは難しい。
通常弾では貫通が非常に厳しい相手がマッチング範囲内に何両か存在するので、金弾は多めに用意しておこう。
ただしこの金弾も非常に距離減衰が激しく、500mも離れれば平均貫通力は40mmを下回る。
俯角は10度まで取れるため地形に悩まされることは少ないが、基本的には至近距離で金弾を撃たない限りまともな戦力には数えられない。
- 3,7 cm Kw.K. 38 (t) L/47
- 装甲
装甲は前面30mmとTierとしては平均的だが、傾斜はつけられていない。
昼飯の角度を取れば貫通力34-40mm程度まで防げることもあるが、Tier3以上の戦車には簡単に抜かれてしまう。他の軽戦車と同じく105mm榴弾も脅威で、マッチングする敵を考えると基本的に頼れない。Tier2クラスの通常弾や機関砲程度なら少しは防いでくれる程度に考えておこう。
HPはTier3軽戦車としては最高値を誇る。飛びぬけて高い訳ではないが、同格LT同士でなら1発多く耐えられる。
- 機動性
高出力なエンジンを搭載しており、高い出力重量比から加速に優れる。
また、最高速度も60km/hと優秀で、平地ならば短時間で最高速度に達するハイレベルな速度性能を見せる。迅速に場所を変えられるので、後述の偵察能力と相性が良い。
一方で履帯の旋回性がスペック上の数値以上に低く、特に高速走行中は思ったほど曲がらない為、カーブのコース取りには注意しよう。
後退速度は最大20km/hと速く、接近戦では旋回で相手の照準を振り切るより、前後進で緩急をつけ狙いを絞らせない回避法が良い場合もある。
- その他
この戦車の真価は偵察能力にある。
特に視界は350mに達し、同格通常軽戦車ではトップのPz. I C(340m)を超えて1位。車種を鑑みない場合でも400mのFCM 36 Pak 40、370mのM2 Mediumに続いて同格3位であり、マッチング範囲全体で見ても悪くない位置に居る。
移動時隠蔽率はLocustに次ぎ同格軽戦車2位であり、すべてのTier4軽戦車よりも高い。
無線範囲も710mと優秀で同格最長である。
機動力も含めた偵察能力は、Tier4偵察枠軽戦車と比べても引けをとらない。
- 総論
優秀な偵察性能と貧弱な砲性能を合わせ持った軽戦車である。
Tier5戦の草原マップでは、その能力を存分に発揮できたが、マッチングがTier4とまでになってしまったので、長所を生かしやすい機会は以前よりも少なくなった。
現状では近距離戦が主体になることが多く、偵察だけでは稼ぎにくいのが実情である。状況にもよるが、貫通できる敵には積極的に攻撃することも必要になる。残念ながら、現在の環境に少々ミスマッチな性能と言わざるを得ない。
史実
1942年、2号戦車偵察型の採用計画に対し、チェコにあるシュコダ社が開発した車両がT-15である。
武装は3.7cm KwK38(t) L/47と同軸機銃を装備し、最大装甲厚は20mmだった。またエンジンは220馬力のシュコダ製V-8型エンジン、足回りには特徴的な大径転輪のボギーが用いられていた。
本車は試作車1両が製作され、MAN社などが開発したVK13.03(後の2号戦車L型「ルクス」)、CKD社が開発したPz.Kpfw. 38 (t) n.A.とともに試験に供されたが、最終的にVK13.03に敗れて採用されなかった。
参考資料
『ジャーマン・タンクス』ピーター・チェンバレン著 大日本絵画
『マウス/Eシリーズと試作軍用車両(増補改訂版)』グランドパワー2008年3月号別冊
情報提供
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