Tier 3 スウェーデン 駆逐戦車
↑7,5 cm kan m/41 ikv
史実状態のIkv 72。歩兵支援用の牽引式野砲を低コストで自走砲化した車輌である為、かなり簡素な見た目である。
↑7,5 cm kan m/41 ikv L/50
最終状態。長砲身に変貌。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 265 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 19/7/12 |
最高速度(前/後)(km/h) | 57/20 |
重量(初期/最終)(t) | 7.92/8.07 |
実用出力重量比(hp/t) | 17.96 |
主砲旋回速度(°/s) | 36 |
視界範囲(m) | 300 |
本体価格(Cr) | 40,800 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
7,5 cm kan m/41 ikv | 12 | AP HEAT HE | 88 115 38 | 110 110 175 | 1,320 | 0.41 | 2.5 | 590 570 570 | 75 | 50 2,400 75 | 575 | -12°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7,5 cm kan m/41 ikv L/50 | 12.5 | AP AP HE | 97 120 38 | 110 110 175 | 1,375 | 0.39 | 2.1 | 655 705 615 | 75 | 66 2,800 75 | 750 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Volvo FE | 105 | 20 | 500 |
---|---|---|---|
Ford ENN | 145 | 20 | 500 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Tk fm/49 | 8 | 38 | 2,500 |
---|---|---|---|
Ikv 72 | 10 | 40 | 2,500 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
25 W Sv/1 m/39 | 290 | 34 |
---|---|---|
25 W SV/1 m/39-42 | 345 | 34 |
Ra 100 | 455 | 14 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
× | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 27.59% | 7.17% |
移動時 | 16.53% | 4.3% |
射界
射界 | 左10°/右10° |
---|
開発ツリー
7,5 cm kan m/41 ikv (初期/17,000) | ━ | 7,5 cm kan m/41 ikv L/50 (2,100/24,600) | ||
25 W Sv/1 m/39 (初期/180) | ━ | 25 W SV/1 m/39-42 (350/2,200) | ━ | Ra 100 (3,200/23,500) |
Volvo FE (初期/2,300) | ━ | Ford ENN (410/4,850) | ||
Tk fm/49 (初期/560) | ━ | Ikv 72 (340/2,080) |
車両に関する変更履歴
v0.9.17 | 新規実装 |
v1.9.0 | 7,5 cm kan m/41 ikvの総弾数を42発から75発に変更 7,5 cm kan m/41 ikv L/50の総弾数を42発から75発に変更 修理費用を43%ダウン 収益性を16%ダウン HPを150から265に変更 コレクション車輌に移行 |
解説(v1.9.0)
- 概要
v0.9.17で追加されたTier3のスウェーデン駆逐戦車。 (コレクション車輌)
戦後、量産配備された歩兵砲車*1である。
なお、この車両は全車両の中で最もTierが低い戦後車両である。(イベント用のTier1車両を除く)
- 火力
俯角は-12°と非常に優秀。
装甲の薄さを地形利用で補っていこう。- 7,5 cm kan m/41 ikv
Ikv 72の史実砲。
下記のL/50に比べて優れている点は特にないため、換装を急ぎたい。 - 7,5 cm kan m/41 ikv L/50
初期砲の7,5 cm kan m/41 ikvを順当に強化した性能であり、特に精度・照準時間が大きく改善された。
しかし、Tier3駆逐戦車としては通常弾・課金弾共に貫通力が低く、優秀な機動性で補う必要がある。
履帯を開発しないと重量オーバーで搭載できないので注意。
- 7,5 cm kan m/41 ikv
- 装甲
正面は18.5mmの傾斜装甲となっているが、Tier1でも頼りないレベル。
HEが貫通する可能性もあり、被弾しない立ち回りを心掛けよう。
車体重量もTier3としては軽いため、敵からの体当たりにも警戒が必要。
- 機動性
スペック上の最高速度は57km/hだが、実際は平地で40km/h程度となる。
- その他
静止時隠蔽率はゲーム中トップであり、茂みに隠れていれば視界の長い軽戦車相手でも50mの強制発見距離まで見つからない事が多い。
迷彩やカモネットなどで強化するとより効果的である。
- 総論
優秀な俯角・隠蔽を有する紙装甲駆逐戦車である。
地形適性や静止時隠蔽は駆逐戦車全体で見てもトップクラスの性能であり、単発火力や機動性も決して悪くない。
ここで問題なのが装甲の薄さだけでなく、貫通力が低いという明確な欠点がある事だ。
同格以下ならともかく、課金弾を用いても格上の重装甲車両の正面を安定して撃ち抜くのは難しい。
後方で弱点狙撃に徹するだけでなく、自らの足で側背面へと回り込むような臨機応変さも求められるだろう。
ただし、v0.9.18からTier3車両がTier5とマッチングしなくなったため、現在は通常弾でマッチング範囲の全ての車両を正面から撃破することが可能になっている。
史実
Infanterikanonvagn 72(インファンテリカノンヴァグン フュッティトヴォ)とは、戦後に開発された歩兵砲車である。
1949年、スウェーデン陸軍は新世代の装甲戦闘車両群(AFV=Armoured Fighting Vehicle)の取得を計画した。
その要求の一つとして、歩兵を火力支援する為の突撃砲が検討された。
この新型車両は牽引式の大砲を内蔵させる事も可能だったが、より低コストな砲を搭載するには新たな砲の開発が必要だった。
また、重量は6トン以下と非常に軽量なものとされ、物資の乏しい前線を想定して可能な限り入手の容易な部品を使用する事が決定された。
それから一か月後、ランズベルク社はそれらの要求に応え、初期図面と新車のスケールモデルを作成した。
初期案では搭乗員は3人で重量は6トンだった。
次の案では上部構造が再設計され、搭乗員は4人となった。
その際、武装についてはStrv m/42と同じ75mm砲、新開発の84mm砲、105mm m/40榴弾砲の改良型の三種が提案された。
その中では84mm砲が一番好ましい選択肢とされたものの、新開発によって高コスト化する懸念から75mm砲を搭載する事が決定された。
1949年末までに殆どのデザインが決定され、試作車両開発へと移った。
1950年末には三連装8㎜機関銃を搭載した初期の試作車両が完成し、続いてすぐに75mm砲を装備した。
75mm砲を搭載した試作車両は6.5トンとなり、105馬力のボルボ社製エンジンを搭載した事で出力重量比は17hp/tとなり、最高速度は60km/hに達した。
しかし、そんな軽量かつ高機動の車両がまともな装甲をまとえる訳もなく、前面上部が19㎜、側面7㎜、背面5mmと驚異的な紙装甲だった。
なお、想定では俯角は-25°まで取れるはずだったが、実際には-20°が限界だった。
試作車両の試験は以降も続けられたが、やはり装甲の薄さが問題視され、特に正面装甲は再設計が要求された。
この要求によって改良した第二案がのちにIkv72として採用され、35輌が生産された。
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