Tier 3 ドイツ 自走砲 / 略称: Bison / 日本語表記: I号自走重歩兵砲 ビゾン*1
まるでビックリドッ○リメカか流行りのゆるキャラの顔のようにも見える。かわいい。
スペック(v1.13.0)
車体
耐久値 | 230 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 13/13/13 |
最高速度(前/後)(km/h) | 40/10 |
重量(初期/最終)(t) | 6.76/7.15 |
実用出力重量比(hp/t) | 13.99 |
主砲旋回速度(°/s) | 16 |
視認範囲(m) | 245 |
本体価格(Cr) | 48,500 |
修理費(Cr) |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 爆発範囲(m) | スタン時間(s) | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
15 cm s.I.G. 33 L/11 | 2.63 | HE HE HEAT | 35 44 98 | 350 450 300 | 6.2 3 - | 3.96~6.6 × × | 0.86 | 6.5 | 275 294 330 | 21 | 280 310 305 | 760 | -4°/+75° |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Krupp M305 | 60 | 20 | 220 |
---|---|---|---|
Maybach HL 38 TR | 100 | 20 | 500 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Sturmpanzer I | 7 | 14 | 2,750 |
---|---|---|---|
Sturmpanzer I verstärkteketten | 9.2 | 16 | 2,750 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 2 | 265 | 40 |
---|---|---|
FuG 5 | 310 | 50 |
Fu.Spr.Ger. "a" | 700 | 150 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
× | × | × | × | × | × | ||||||
× | × | × | × | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 8.84% | 1.33% |
移動時 | 4.39% | 0.66% |
射界
射界 | 左5.5°/右5.5° |
---|
開発ツリー
15 cm s.I.G. 33 L/11 (初期/8,880) | ||||
FuG 2 (初期/0) | ━ | FuG 5 (105/630) | ━ | Fu.Spr.Ger. "a" (4,500/27,000) |
Krupp M305 (初期/290) | ━ | Maybach HL 38 TR (80/700) | ||
Sturmpanzer I (初期/560) | ━ | Sturmpanzer I verstärkteketten (350/1,160) |
車両に関する変更履歴
v0.8.6 | 車両Tierを2から3に変更 |
v0.9.7 | 視認範囲を330mから290mに変更 |
v0.9.12 | HDモデル化 |
v0.9.18 | 15 cm s.I.G. 33 L/11の低質HE弾、HEAT弾を削除 15 cm s.I.G. 33 L/11の通常弾の貫通力を75mmから35mmに変更 15 cm s.I.G. 33 L/11の通常弾のダメージを450から400に変更 15 cm s.I.G. 33 L/11にスタン効果を追加 視認範囲を290mから245mに変更 |
v1.5.0 | 15 cm s.I.G. 33 L/11の最小スタン時間を4.29秒から3.96秒に変更 |
v1.9.0 | 15 cm s.I.G. 33 L/11の総弾数を12発から21発に変更 修理費用を43%ダウン 収益性を16%ダウン HPを130から230に変更 コレクション車輌に移行 |
v1.13.0 | 15 cm s.I.G. 33 L/11に代替砲弾(HE)、戦術砲弾(HEAT)を追加 15 cm s.I.G. 33 L/11の標準砲弾(HE)のダメージ値を400HPから350HPに変更 15 cm s.I.G. 33 L/11の標準砲弾(HE)の爆発範囲を6.5mから6.2mに変更(記載なし) |
解説 (v1.12.1以前)
- 火力
口径が122mmを超えているためTier3自走砲で唯一スタン効果を持っている。(ただし効果時間がごく短いため、装甲の薄い車両に直撃しない限りスタン効果は発揮されない)
爆発範囲も同格自走砲の3倍以上あり、至近弾の爆風だけでもある程度のダメージを期待できる。
また弾道が山なりであり、弾道を活かした障害物超えの射撃も得意とする。榴弾の貫通力も地味に高く、高弾道とも相まって敵車両の天板を貫くチャンスもある。
しかし、狭い射界・長い照準時間・劣悪な精度が重なり、直撃させること自体がかなり難しい。
さらに、射程が600m強と短距離であり、まだ軽戦車も多いこのTier帯でリスクある前進を余儀なくされる。
また、総弾数がたった21発と非常に少ない。v1.9.0でかなり増加したとはいえ、周囲の耐久値も増加しており、(特にボトム戦で)無駄撃ちをしすぎるとあっさり弾切れになってしまうため、目標の選定を慎重に行なった上で、よく狙って撃つべきと言えるだろう。
- 機動力
平地であれば約40km/hで走行可能である。トップスピードが出るまで少し加速は要るが、それなりに快適に動き回れる。
こまめに動いて、短射程・山なり弾道を活かした射撃位置を確保しよう。
ただし、車体旋回速度は良くはない*2ため、とっさの旋回はもたついてしまう。ミニマップをよく確認しつつ、身の危険を感じたら上手く迎撃できる態勢を構えよう。
- 装甲・隠蔽性
装甲は紙。
機関砲すらほぼすべて貫通されると思ってよく、HPも自走砲相応なので生存性は低い。
また、隠蔽性も低いにもかかわらず前述のように射程が短く前進せざるを得ないため、被発見・被撃破の危険性が高い。
背が高いため、茂みに隠れたつもりが頭が飛び出していたりする事もある。可能なら稜線などを使って完全に隠れたい。
- その他
重心が高く重量が軽いため安定性が悪く、段差に乗り上げたり、斜面から横向きに落ちると横転してしまうことが多い。
横転しそうな場所に近づかないように気を付けると共に、もし横転した場合は「Help push me」などと助けを求めること。
また、視認範囲は全車中で(なぜかTier2自走砲さえ抑えて)単独最下位。隠蔽性の低さもあり、待ち伏せできる機会は限られる。
- 総論
スタン持ちのTier3自走砲ということで、他国自走砲より一足先にスタン効果を体験できる。
ただし持続時間が短いため、中Tier以降の本格的なスタン効果付きの自走砲の練習用には使えない。
同国・同格自走砲のWespeと比較すると、(v0.9.18にてスタンと引き換えに火力が大幅に引き下げられたため)こちらのほうが口径が大きいにも関わらず直撃時の火力では僅かに下回る。
一方、爆発範囲は圧倒的にこちらが広い。
短射程・高弾道の砲によって市街地マップでも射線を通しやすく、驚異的な爆発範囲から至近弾によるダメージも敵にとっては中々の痛手となる。
前線の推移とともに前進する機会が増えるが、それを可能とする程度には機動性もある。
反面、狭い射界や劣悪な精度は前身と同様に足枷となりやすく、距離が離れれば命中率の低さがより響いてしまう。また、前身より隠蔽率が悪いため敵に発見されやすい。照準だけに気をとられず、ミニマップにも十分注意を払っておこう。
前身程の酷さではないにしても、扱いが難しいことに変わりはない。
史実
(隣にいるオートバイに乗った兵士と比べると、車高の高さがよくわかる)
馬匹や車輌牽引の砲では、戦車や装甲車に搭乗する歩兵に追随することは困難である。そのためこれらの部隊に随伴し、適切な火力支援を与えるために1940年に開発されたのが本車である。
「Bison(ビゾン)」というのは英語でいうバイソン(野牛)のこと。
本車は、ただでさえ不足している戦車の生産を圧迫しないため、車体はすでに第一線の役には立たなくなっていたI号戦車B型のものを使用し、搭載砲には口径が大きい割に軽量な15cm sIG33 L/11を採用した。
本車は後ろから見るとわかる通り15cm sIG33 L/11を車輪をつけたまま1号戦車の車体に載せているが、これは必要な場合には車体から下ろし、牽引砲として使用する意図があったようだ。ただしその結果、車高が非常に高くなってしまっている。また本車は単独では弾薬を4発しか搭載できなかったため、常に弾薬輸送用のハーフトラックが追随していた。
本車は38両が1号戦車から改造され、装甲師団を支援する目的で配備された。その大火力を以ってフランス侵攻を始めとする各戦線で活躍し、Panzerjäger Iとともに自走砲という車種の存在を決定付けたのである。
その後本車はバルカン侵攻作戦や東部戦線で使用されたが、補充もなかったため1943年半ばには全ての車両が失われた。後継車両としてはSturmpanzer IIが開発されている。
参考資料
「ドイツ1号戦車の派生型」後藤仁 」『グランドパワー 2011年3月号』
http://combat1.sakura.ne.jp/1GOU-J.htm
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