Tier2 ドイツ 駆逐戦車 / 略称: Pz.Jäg. I / 読み方:パンツァーイェーガー・アインス
↑ 3,7 cm PaK (t) L/47
初期状態。Pz.Kpfw. Iの砲塔を撤去し、簡素な戦闘室を設けている。
↑ 4,7 cm PaK (t) L/43
最終状態。Panzerjäger Iの史実装備。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 240 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 13/13/13 |
最高速度(前/後)(km/h) | 40/8 |
重量(初期/最終)(t) | 6.01/6.29 |
実用出力重量比(hp/t) | 15.9 |
主砲旋回速度(°/s) | 26 |
視界範囲(m) | 300 |
本体価格(Cr) | 3,200 |
修理費(Cr) | 300 |
超信地旋回 | 可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
3,7 cm PaK (t) L/47 | 28.57 | AP APCR HE | 42 74 18 | 40 40 45 | 1,143 | 0.39 | 1.7 | 750 938 750 | 320 | 14 800 8 | 120 | -8°/+10° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4,7 cm PaK (t) L/43 | 24 | AP APCR HE | 62 115 24 | 60 60 75 | 1,440 | 0.35 | 1.7 | 775 969 775 | 170 | 16 1,200 13 | 200 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Krupp M311 | 85 | 20 | 300 |
---|---|---|---|
Maybach HL 38 TR | 100 | 20 | 500 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Panzerjäger I | 6.4 | 32 | 2,000 |
---|---|---|---|
Panzerjäger I verstärkteketten | 8.4 | 36 | 2,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 2 | 265 | 40 |
---|
乗員
1 | Commander(Radio Operator/Loader) | 2 | Gunner | 3 | Driver |
---|
拡張パーツ
× | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 19.38% | 4.79% |
移動時 | 11.63% | 2.87% |
射界
射界 | 左17.5°/右17.5° |
---|
開発ツリー
3,7 cm PaK (t) L/47 (初期/2,730) | ━ | 4,7 cm PaK (t) L/43 (130/3,460) |
FuG 2 (初期/0) | ||
Krupp M311 (初期/0) | ━ | Maybach HL 38 TR (80/700) |
Panzerjäger I (初期/280) | ━ | Panzerjäger I verstärkteketten (95/570) |
車両に関する変更履歴
v0.9.6 | 視認範囲を330mから300mに減少 |
v0.9.10 | HDモデル化 |
v0.9.14 | 一部モジュールを削除 |
v1.9.0 | 3,7 cm Pak (t) L/47の総弾数を160発から320発に変更 4,7 cm Pak (t) L/43の総弾数を84発から170発に変更 修理費用を50%ダウン 収益性を25%ダウン HPを120から240に変更 コレクション車輌に移行 |
解説
- 概要
Tier2のドイツ駆逐戦車。(コレクション車輌)
Pz.Kpfw. Iの車体をベースに開発・量産された対戦車自走砲である。
「Panzerjäger」は「戦車駆逐車」という意味。動物のジャガー(独:Jaguar)ではない。 - 火力
射界はそこそこ広く駆逐戦車としては十分だが、狭いマップの多いこのTierではもう少し欲しいところではある。
俯角はともかく、仰角が+10°とあまり取れないため、丘上の敵等が狙いづらいという欠点がある。- 3,7 cm PaK (t) L/47
初期砲。
Tier2として戦えなくはないが、駆逐戦車としては火力不足。 - 4,7 cm PaK (t) L/43
Panzerjäger Iの史実砲。
良好な発射速度を持ち、Hotchkiss H35やRenault R35などの厚い正面装甲も貫通できるAP・APCRを有する。
火力はやや控えめではあるが、精度が同Tier帯と比べるとかなり優れており、駆逐戦車らしく遠距離狙撃を徹底したい。
- 3,7 cm PaK (t) L/47
- 装甲
装甲に関しては無いも同然であり、よほど浅い角度で受けた場合を除きTier1の機関砲さえ跳弾出来ない。
やや車高が高く、隠れるためには背の高い障害物が必要となる。
スナイパーモードでは車体がしっかり隠れているか把握しづらいため、慣れるまではパーキングブレーキ(Xキー)をかけて俯瞰視点でチェックする癖をつけるのが無難。
- 機動性
最高速度、旋回速度ともにバランスよくまとまっており、扱いやすい。
若干加速が低めではあるが、よほど細かく狙撃ポイントを切り替えるのでなければ十分な性能を有している。
後退が非常に遅いのはこのTierの駆逐戦車ではよくあることであり、突出しすぎないように。
後ろを撃てないため、全力で逃げる際には敵に対して完全に無防備になる。位置取り・前進には気を遣おう。
- その他
隠蔽率に優れており、茂みに隠れて敵を狙撃する事に向いている。
また隠蔽率を活かして視界を提供することもできる。視界は300mとそれなりだが、茂みに隠れていないと軽戦車や中戦車相手には先に見つけられる可能性が高いことには注意しておきたい。
- 総論
装甲が薄い一方精度と貫通力に優れており、遠距離狙撃に適性のある駆逐戦車らしい駆逐戦車。
"相手に見つからずに狙撃する"ための立ち回りは駆逐戦車には必須と言えるので、ここから覚えていこう。
史実
ドイツ軍はポーランド侵攻において、歩兵部隊にも機動力のある対戦車火力が必要であるという戦訓を得た。しかしながら当時のドイツ軍は主力戦車の数が不足しており、歩兵部隊に戦車を配備することは不可能であった。このため、戦車よりも生産性の高い対戦車車両が求められたのである。
1939年~1940年に開発された本車両は、なるべく生産を容易にするため、車体はすでに第一線の役には立たなくなっていた1号戦車B型のものを使用し、搭載砲にはチェコ併合時に接収していたシュコダ社製4.7cm対戦車砲を4.7cm Pak(t)と名付けて採用した。この砲は3.7cm対戦車砲よりも高い対戦車火力を有していたが、ドイツ軍では既に5cm対戦車砲の開発を進めており、牽引砲としては採用されなかったのである。
PanzerJagerI(戦車駆逐車1号)という呼び名は通称であり、正式な名称は"4.7 cm Pak(t) (Sf) auf Panzerkampfwagen I ohne Turm"である。
余り物の組み合わせのような本車両であったが、性能の高さもあって合計約200両が生産された。登場時には3号戦車(3.7cm KwK36 L/46.5)や4号戦車(7.5cm KwK37 L/24)を凌駕する対戦車火力を有しており、その火力を以ってフランス侵攻を始めとする各戦線で活躍、対戦車自走砲(駆逐戦車)という車種の存在を決定付けたのである。
参考資料
「ドイツ1号戦車の派生型」後藤仁 」『グランドパワー 2011年3月号』
http://combat1.sakura.ne.jp/1GOU-T.htm
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