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Tier 3 ドイツ 軽戦車 (課金戦車)
スペック(v0.8.3)
車体
耐久値 | 260 |
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車体装甲厚(mm) | 30/20/12 |
最高速度(前/後)(km/h) | 60/20 |
初期重量(t) | 10.49 |
実用出力重量比(hp/t) | 25.92 |
本体価格 | 900G |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr/G) | 重量(kg) | 俯仰角 |
3,7 cm KwK 38 (t) L/47 | 26.25 | AP APCR HE | 42 74 18 | 40 40 45 | 1050 | 0.41 | 1.7 | 78 | 14 2G 8 | 100 | -10°/+20° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
T-15 Turm | 30/25/25 | 44 | 350 | 1,200 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Prage NRi | 274 | 20 | 470 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
T-15 Ketten | 12.2 | 46 | 1,200 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 7 Ausf. F | 710 | 150 |
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乗員
1 | Commander(Gunner) | 2 | Driver | 3 | Radio Operator | 4 | Loader |
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拡張パーツ
× | Class1 | × | × | × | |||||
Small | Class1 | × | Springs |
隠蔽率
固有隠蔽率 | 静止時 | 0.3942 |
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移動時 | 0.3942 | |
発砲補正 | 0.2998 |
解説
- 概要
v.0.6.6で追加されたTier3のチェコ製ドイツ課金軽戦車。Pz.S35と同様、マッチング優遇はないため、Tier5車両とも戦わないといけない。よって、通常のTier3車両と小隊を組んでも問題ない。
- 火力
非常に貧弱で、Pz.35(t)に搭載されていたものから、発射速度以外進歩していない。
Tier3基準で見ても単発ダメージ、DPM、貫通力の何れも性能が不足しており、火力の面で活躍するのは難しい。重装甲の格上戦車には、課金弾でも全く攻撃が通らないこともある。基本的に装甲の薄い敵を狙おう。
同格で貫通力や火力が不足しているPz. S35よりも、更に劣っている訳でかなり厳しい立場である。
唯一の利点として、俯角が10度も取れるため、地形に悩まされることは少ない。
課金弾を常用すれば一部を除く格上にもダメージを与えやすくなるが、クレジットがマッハでなくなる。
- 装甲
装甲は前面30mmとTierとしては厚くも薄くもないが、傾斜はつけられていない。昼飯の角度を取れば貫通力34-40mm程度まで防げることもあるが、Tier3以上の戦車はこれを簡単に抜けるため、基本的に頼れない。本車同士で撃ち合うときは、角度を取れば、通常弾なら弾けることもあるが、課金弾ならほとんど間違いなく貫通する。Tier2の通常弾や機関砲程度なら、少し防いでくれる程度に考えておこう。
HPはTier3軽戦車としては最高値を誇るが、飛びぬけて高い訳ではない為、油断は禁物。同格LTの戦車砲なら、他LTに比べて、1,2発多く耐えられる。
Tier4-5車両が装備していることが多い105mm榴弾が直撃すれば、貫通して一撃死する確率が高い。仮に貫通しなくてもHPの大半が削られてしまう。
- 機動性
チェコ戦車としてはかなり高出力なエンジンを搭載しており、パワーウェイトレシオが高く加速に優れる。
また、最高速度も60km/hと優秀で、平地ならば短時間で最高速度に達するハイレベルな速度性能を見せる。迅速に場所を変えられるので、後述の偵察能力と相性が良い。
一方で履帯の旋回性がスペック上の数値以上に低く、特に高速走行中は思ったほど曲がってくれない。
バランスを重視していたチェコ戦車らしくない、むしろドイツ戦車的な直線番長に近い特性である。
但し後退速度が最大-19km/hと速く、旋回は遅いが動きに緩急をつけて機敏に動き回る事が出来る。
機動戦で相手のTrackingを振り切るよりは、前後進で緩急をつけ狙いを絞らせない回避法が良いだろう。
距離が十分にあれば、敵が発砲した瞬間に斜め前に急発進することで、敵弾を避けれることもある。ただし、敵の弾速が速すぎたり、距離が十分でない時は避けきれないので、地形や障害物、茂みを利用して、極力身を隠したり、見つからないようにすることが重要なのは言うまでもない。
- 偵察能力
この戦車の長所は偵察能力にある。
視界は400mのFCM 36 Pak 40、370mのM2 Medium Tankにこそ大きく水を開けられているものの350mで同格3位。マッチング範囲全体で見ても悪くない位置に居る。
隠蔽率はM22 Locustに次ぎ同格軽戦車2位なので、広い視界と茂みや双眼鏡、乗員のカモフラージュスキルなどを利用すれば、自分は見つからずに、遠距離から一方的に撃つこともできる。ただし、前述のとおり攻撃能力が低すぎるので、状況によっては自分は撃たずに、後ろの味方に撃ってもらった方がよいこともある(本車に限らないが、発砲すると見つかりやすくなるため)。
無線範囲にいたっては同格1位を誇る。
- 総論
上位どころか同格との撃ち合いでも不利が付くという事でもあり、基本的にはスカウトに徹さざるを得ない。
本車に限らないが、課金弾でも抜ける確率が低い敵に遭遇した時は、無理に戦おうとせず逃げて、他の装甲の薄い敵を狙った方が、勝利に結びつきやすいしクレジットや経験値も稼げる。貫通できる対自走砲ならある程度撃破も狙えるが、T18 HMCなど一部APでは貫通させにくい相手も居る点は注意が必要。
駆逐戦車など、攻撃力の高い車両と小隊を組むことによって、互いの弱点を補うことも出来る。
史実
1942年、2号戦車偵察型の採用計画に対し、チェコにあるシュコダ社が開発した車両がT-15である。
武装は3.7cm KwK38(t) L/47と同軸機銃を装備し、最大装甲厚は20mmだった。またエンジンは220馬力のシュコダ製V-8型エンジン、足回りには特徴的な大径転輪のボギーが用いられていた。
本車は試作車1両が製作され、MAN社などが開発したVK13.03(後の2号戦車L型「ルクス」)、CKD社が開発したPz.Kpfw. 38 (t) n.A.とともに試験に供されたが、最終的にVK13.03に敗れて採用されなかった。
参考資料
『ジャーマン・タンクス』ピーター・チェンバレン著 大日本絵画
『マウス/Eシリーズと試作軍用車両(増補改訂版)』グランドパワー2008年3月号別冊
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