Tier3 ソ連 中戦車 (配布戦車)
T-28をそのまま小型化したような見た目。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 445 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 30/20/20 |
最高速度(前/後)(km/h) | 44.6/20 |
重量(初期/最終)(t) | 28.5 |
実用出力重量比(hp/t) | 17.54 |
本体価格 | 5G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
76 mm L-10A | 12.82 | AP HEAT HE | 66 75 38 | 110 110 164 | 1,410 | 0.55 | 2.3 | 558 446 558 | 115 | 30 2,800 38 | 641 | -5°/+25° |
---|
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
T-29 | 20/20/20 | 34 | 300 | 2,000 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
M-17T | 500 | 20 | 610 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
T-29 | 30 | 46 | 5,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
71-TK-3 | 300 | 100 |
---|
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner(Loader) | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Radio Operator |
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拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 13.03% | 3.13% |
移動時 | 9.01% | 2.34% |
車両に関する変更履歴
v0.9.21 | 新規実装 |
v1.9.0 | 総弾数を67発から115発に変更 修理費用を44%ダウン HPを250から445に変更 |
v1.10.0 | 装填時間を5.2秒から4.68秒に変更 |
解説
- 概要
v0.9.21で追加されたTier3のソ連配布中戦車。
ソ連Tier3では初の中戦車であり、2017年12月15日(ASIA領域は12月22日)からのホリデー作戦2018にて、飾り付けで3ポイント以上になると最初に送られてくるギフトに入っていた。
- 火力
- 76 mm L-10A
T-29の史実砲。
T-46やT-28の持つ76 mm L-10とほぼ同性能であり、Tier3で76mmという大口径砲はかなりの高火力を発揮する。榴弾の火力が高く、HPの低い格下や駆逐戦車ならば2発で葬ることも可能。
精度は劣悪だが、榴弾砲ではなく一応弾速がまともな通常砲扱い*1であり、AP弾でも同格までなら通用する貫通力を持っている。
APと課金弾のHEATは貫通力の差が9mmしかなく、傾斜装甲には標準化の計算上、APの方が貫通可能な角度が広く、HEATは空間装甲に弱いことも考慮するとあまりHEAT弾は必要ないと言える。APとHEだけで満遍なく詰めてしまってもいいだろう。
貫通を望める敵や角度によって随時弾種を切り替えよう。
俯角も-5°と取りにくいため、地形の凹凸にも注意を払う必要がある。
拡張パーツの調整によって低Tierは装填棒が装備できなくなったが、本車はプレミアム車輌故に装填速度が引き上げられたためT-46よりもDPMが上になり、俯角以外では砲性能は上回っている。*2
- 76 mm L-10A
- 装甲
正面でも殆どが20mm、一部の厚いところで30mmであり防御面は当てにならない。また、T-28同様車体がやや大柄で被弾しやすい。
本車同士で相対した場合はHE弾を使って貫通を狙えるため、覚えておいて損はない。
- 機動性
クリスティーサスペンションのおかげか、軽戦車には及ばないものの中戦車としては良好な機動性を持っている。
エンジン出力はT-28の最終エンジンと同じ馬力だが、小型化したにも関わらず、何故か10トン以上重量が増加している*3ため、あちら程軽快には動けない。
- 総論
中戦車として十分な機動性と強力な76mm砲を搭載していることにより、全員配布の戦車としては中々尖った強みを持った車両と言える。
ただし装甲は元のT-28同様に頼れるものではなく、遠距離から一方的に…とはならない。
やはりこの劣悪な精度では近距離まで近づかないとまともに当たらないので、出来る限り被弾を回避しつつ、高単発を活かした一撃離脱の戦術を駆使していきたい。
なお搭乗員も中々尖った配分になっており、無線手が二人も必要な一方で装填手は育成できない。
史実
T-29中戦車は、T-28中戦車をベースにクリスティーサスペンションを取り入れた試作車両である。
1933~35年にかけて複数の試験で良好な成績を収めたが、装輪装軌戦車ゆえにT-28と比べて高コストであった事から大量生産に向かないと判断され、試作車両がいくつか製作されたに留まった。
以後いくつかの改良と試験を繰り返したが、軍の要求を満たせなかったために採用されず、一部の試作車両はフィンランドとの冬戦争の際に配備されたと言われているが、詳細な資料は残っていない。
その後、大祖国戦争中の1942年にT-100やKV-7らと共に溶鉱炉で溶かされたとされている。
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