航空戦

Last-modified: 2020-10-23 (金) 02:41:19

この記事はv.0.7.12以前の古い仕様に関する記述です。最新版はこちら
分かる人が追記、それがwiki。でも、編集をしたら必ず報告するように。流石に、誤字脱字までとは言いませんが、大切なことです。
このページは、戦術と言う答えのないモノを扱っています。多くの人の、多くの戦術が集まるようにしましょう。また、その戦術に対して批判をするときは、感情的にならず、理由を述べて批評しましょう。

概要

主に空母が行う戦闘形態。艦載機を用いて索敵・攻撃・防御を行う。航空戦での敗北は、味方洋上艦隊の不利を確定させてしまう。空母は細心の注意を払って敵艦隊・航空機と交戦しよう。
基本事項・操作方法に関しては初心者ページ/空母での戦闘に書いてあるため、まずはそちらを理解してからこのページを読むと良い。

艦載機

艦種ごとに搭載できる艦載機は異なる。
空母は、中隊単位で操作できる戦闘機・爆撃機・雷撃機を搭載できる。
巡洋艦や戦艦は、着弾観測機や水上戦闘機を搭載しているが、場所を指定して移動させることはできない。しかし魚雷や島陰の敵艦を見つけることは可能である。

戦闘機 (略号:FT 英訳:Fighter)

敵の航空機を専門に狙う機体。
敵の雷撃機や爆撃機を攻撃することで雷撃・爆撃の精度を低下させ、味方攻撃機が狙われないように敵戦闘機とのドッグファイトを行うのが主な役割。また比較的飛行速度が速いため、終始索敵要員としても活躍する。
攻撃対象を指定すると自動的に接近し攻撃を開始する。しかしその接近ルートは機械的であり遠方だった場合到達が遅れてしまう。先回りさせたい場合は手動でルートを設定する必要がある。
味方機、味方艦をクリックすると直掩につける事が出来、接近する敵航空隊を自動的に迎撃する。ただし直掩での自動迎撃は先に迎撃範囲に入った敵をターゲットとするため優先順位を付けられず万能ではない。しかし操作量の多さから頼る機会も多い為、常に状況を見極めて使っていこう。

対攻撃機

雷撃機や爆撃機を全機撃墜された空母は対艦攻撃力を失ってほぼ無力化するため、護衛を持たない敵攻撃機には近づくだけでも十分なプレッシャーを与え、攻撃を遅延させることが出来る。
敵攻撃隊全滅はもちろんだが、後述の「1機残し」など波状攻撃回数の低下を招くことが時に味方艦隊を護る事につながる。 仕様変更により全滅すると再出撃時間にペナルティーが付くようになったので、可能であれば全滅させた方がよい。
到達前の迎撃が間に合わなかった場合敵攻撃隊の妨害を行う。対空防御放火と同じく命中精度を悪化させられるが、対空砲と違い戦闘機1中隊が妨害できるのは攻撃隊1中隊のみである。複数の雷撃隊が接近していた場合、標的となっている味方艦と敵攻撃隊の動きから瞬時に囮と本命を見極める事が必要となる。
また、長時間敵の攻撃機がほとんど、もしくは1機も見当たらなくなった場合は、マップの端などから一斉に進行し空母である自艦や後方の戦艦に危険が迫っている可能性が大きいので、戦闘機をすぐさま後退させ味方のいないエリアを索敵し妨害しなければならない。戦闘機中隊に余裕があるなら普段からマップ端など味方の目の届かないエリアを索敵しておけば、敵駆逐艦の裏取り対策にもなる。

対戦闘機

戦闘機が交戦中は敵攻撃機への迎撃が不可能となることに注意が必要だ。敵戦闘機を見かけたからといって上空援護も無い空域で積極的に戦闘を仕掛けるのは良い判断ではない。対空支援が無いのは敵も同じであるが、逆に言えば囮である可能性も高い。
例え撃墜を目的としていなくても偵察に出てきた敵戦闘機を牽制し、味方艦の動向を把握させない事も重要となる。特に味方駆逐艦を追い掛け回している敵戦闘機は速やかに排除する必要がある。
戦闘機の強さは、Tier>国籍(中隊機数)>艦長スキル>モジュール>アップグレードでほぼ決まる。戦闘機同士の戦闘は秒間ダメージと生存性のステータス差が重要なので、同格相手であれば艦長スキルなどで競り勝つ可能性があるが、格上には基本的に勝てない。
また日は4機編成であるのに対し米は6機編成であり、画面上では 1中隊vs1中隊 の 1on1 に見えても実際はすでに2機の戦力差がある。同Tierでもこの2機差は大きく、全滅もあり得る。さらに艦長スキルなどで強化されていた場合は成す術が無い。1中隊6機に対し2中隊8機を同時に一気にぶつけたり、味方空母と連携して攻撃する必要がある。
味方艦からの対空砲は味方航空機への誤射が行われない為、対空能力の高い艦の上で戦闘を行えばある程度までは差を縮める事も可能。ただしその味方艦は敵機にスポットされることになるので、距離による隠蔽を行う味方駆逐艦の上での空戦は絶対にやってはいけない。味方の巡洋艦・空母・戦艦の上で戦闘するように心がけよう。
また、爆撃機と雷撃機にもわずかながら対空戦闘能力が備わっている(しかも航空戦では弾切れしない)ため、一緒に戦わせることで敵戦闘機を撃墜しやすくなる。
なお、移動命令中に襲われた場合は自動的に迎撃する。この状態になるとどちらかが全滅するか両方弾切れを起こすまで行動不能になる。
 

  • ALT離脱
    空戦中の戦闘機隊はAltキーを押して移動指示をすることで戦闘を離脱し移動することが可能である。この方法で離脱を行う場合、必ず中隊の1機を失う(ver.0.6.10.0現在、Saipanのみ例外)。残り1機の場合は使用できない(これはSaipanにも適応される)。
    対空支援を得られない状態での不毛な消耗戦や、後続の敵戦闘機隊到着による全滅を回避できうる。
     
    ver.0.6.10.0現在、離脱された側は硬直する(一定時間経過まで空戦中扱いになる?)が、この硬直は位置指定(通常移動)することで時間経過を待たず解除できる(Alt指定の指示では不可)。タイミングがシビアであるが、敵戦闘機中隊が離脱後ただちに硬直解除、さらにAlt指定攻撃で離脱した敵を追撃することも可能であることが確認されている。

対艦

先行し敵艦隊を索敵するのも戦闘機の重要な仕事である。特に敵駆逐艦をあぶり出しスポットし続けることで味方艦への脅威を大きく減らすことができる。これは敵航空戦力を全滅させた後でも同様である。
逆に敵艦をスポットする必要がない場合は、戦闘機は敵艦には極力近づけない方がいい。戦闘機は対艦攻撃ができないので対空砲で一方的に削られてしまう。 

  • 着弾観測機
    着弾観測機は攻撃機ではないが対空戦闘力が弱いので、攻撃機と同様に戦闘機で一方的に撃墜できる。
    水上戦闘機に比べれば艦から遠くを飛行しているため、対空砲による反撃も比較的小さいだろう。(高Tier帯での強力な防空には注意が必要だが)
    着弾観測機の効果は「射程の延長(+遠距離射撃の視界補正)」と「索敵の補助」。
    劇的な効果ではないので無理に撃墜する必要は無い。しかし索敵の補助という面は艦隊にとって意外と厄介であるため、撃墜できるようであれば撃墜しておこう。
     

余談となるが、味方攻撃隊及び味方艦隊の奮闘により敵艦を撃沈せしめた際、敵艦の着弾観測機や水上戦闘機が母艦を失い上空を旋回している場合がある。この際敵側には視界情報が提供され続けてしまい味方艦隊、特に一刻も早く隠蔽状態に戻りたい駆逐艦などが脅威にさらされる可能性が高い。
また、上級者ともなると上記の視界提供を目的として撃沈寸前でもあえて発艦させることもある。
前線での上空援護に当たっている等で近くに戦闘機隊がいた場合や通りかかる進路であった場合など片付けておくことも時として必要だ。

戦果上ではたかが撃墜数1に過ぎないが勝利に直結する可能性がある。

戦闘機のAlt攻撃

Altキーによる攻撃範囲指定攻撃は航空機に対し圧倒的な火力を出せる。海面に表示されるマーカー*1をよくみて仕掛けよう。
 
この範囲攻撃は味方と自分の艦載機もろとも撃墜するので、襲われている味方航空隊を助けようというタイミングでは確実に味方機ごと撃墜することになる。使用は状況を見極めよう。この仕様により味方戦闘機中隊複数で同時に範囲攻撃を仕掛けた場合、攻撃を先に開始した中隊を後続が次々に全滅させることもある。とてつもない仕様である
この方法による味方機の撃墜はチームキラーペナルティーの対象となるため注意すること(詳細はゲームシステム参照のこと。)
 
また範囲攻撃の攻撃中は一切の迎撃や針路変更を行わず攻撃キャンセルも不可能なため敵戦闘機に対しては諸刃の剣となる。この攻撃を開始すると中隊の前方方向へ対し高い攻撃力を発揮するが、正面からの強行突破で背後を取られたり側面からの攻撃を受けると一方的に攻撃される。正面から攻撃を仕掛ける場合、敵機との相対速度をよく見て攻撃範囲の終端で敵機とすれ違うように出来れば理想的だ。
また弾薬の消費が激しいため、肝心なときに弾切れにならないよう使用するタイミングは見極めよう。
攻撃失敗時の危険性が高い為、戦闘機に対して使えるタイミングは限られてしまう。
味方の先行した戦闘機隊が複数の敵戦闘機隊に囲まれ全滅は免れない場合、味方もろとも敵戦闘機隊を撃墜するなどの運用にならざるを得ない。
したがって優先的に狙うべき対象は足の遅い敵攻撃隊となるだろう。攻撃を終え帰投中であるとか、こちらの接近から逃れるためいっせいに向きを変え逃走を図っているとき、あるいは一目散に味方艦船に突入を仕掛けようとしているときである。同じ方向へ移動している相手に対し使用することで攻撃エリアを最大限に活用できる。複数の敵中隊を攻撃する際、通常攻撃では敵1中隊を攻撃するだけだが、Alt攻撃ならば数の多い米攻撃隊2中隊だろうが一瞬で全滅させられる。

急降下爆撃機 (略号:DB 英訳:Dive Bomber)

駆逐艦、巡洋艦に有効な機体。
攻撃対象を指定すると自動的に接近し真上から爆弾を投下。その際接近範囲のサークル上の矢印を操作することで投下向きを指定できる。マップ端にいる敵に対しても侵入方向を指定することで艦艇が行くことのできないエリア外からも攻撃することができる。
着弾範囲は楕円のサークル内になり、敵の対空砲火の影響を考えると正面からのアプローチが最適となる。しかし無理に合わせようとして対空砲火で機数を減らされては意味がないので、進入角度は事前に回り込むか、短期間で横からの方がいい場合もある。
直接のダメージは雷撃機と比べれば低いが、爆弾なので命中すればHE弾のように火災が発生する。敵艦が修理できなければDoTダメージとして追加ダメージが期待できる。爆撃機のダメージは火災で出すものと思うべし。
敵の陣地占領を邪魔する場合など、とにかく少しでもダメージを与えたい時にも役立つ。

攻撃を受けているアメリカ爆撃機の攻撃時の着弾範囲の増加は 150%

爆撃機のAlt攻撃

日本の爆撃機はAltキーの手動攻撃により大幅に着弾範囲を狭めることが出来るため、座礁した艦船や機動性に難のある戦艦などには着弾率を大幅に向上できる。また、航空雷撃に比べ接近範囲(突入角度指定サークル)が狭くなっているためギリギリまで着弾位置の修正が利くこともあり、4機編隊で4発命中など無視できない火力になることもある。しかし狭くなることでサークル外に出られるとすべて外れるということも。相手の動きを良く観察し進行方向を見極める必要がある。チャンスがあれば積極的に使っていこう。
なお特殊なものとして日本プレミア艦のKagaは着弾範囲がもはや点のレベルであり非常に高い命中精度を持つ。
大戦初期において日本の空母機動部隊の練度が高く命中精度が非常に高かった事を取り入れたもの、とされている。

雷撃機 (略号:TB 英訳:Torpedo Bomber)

戦艦、空母に有効な機体。
空母のメイン火力。雷撃機の扱いではプレイヤーの腕の差が顕著に現れる。
魚雷命中時は浸水が発生することがある。浸水した敵艦は修理できなければDoTダメージとして追加ダメージが期待できる。
応急修理をリロード中の敵を攻撃したり、先に爆雷撃で応急修理を使わせてから後続の雷撃で再度浸水を発生させられれば、DoTダメージといえど無視できない大ダメージになる。
 
米空は中隊数が少ないので、複数の雷撃機中隊で同時に攻撃を仕掛けることは難しい。しかし6機編隊の攻撃は強力かつ回避しにくいので、1中隊で突入できればそれで良い。
日空雷撃機の理想は、「十字雷撃」や「X雷撃」と呼ばれる、敵にとって回避不能の一撃である。中隊数の多い日空のほうが、この攻撃を仕掛けやすい。ただし相当の技量が要求される上、日空の雷撃機の生存率が低いことは留意しておこう。中隊の多さを生かし、戦闘機や爆撃機を囮にするなどして雷撃機を送り込もう。

  • 時間差の十字雷撃
    十字雷撃は同時に投下することでも有効弾となりえるが、日本の雷撃機は魚雷射程が長いため、魚雷と並走する針路に追い込むことで長期間にわたり針路を強制することが可能(後方から投下することでその効果は最大となる)。
    中隊の多さから先行隊で針路を強制し、後続隊で手動投下させるなど着弾率を上げる事が可能となる。この針路の強制は、魚雷と並走する時間が延びる足の速い艦船に対しても効果が高い。
    これにより米空の魚雷射線の多さに対抗しうる手段となる。

雷撃機のAlt攻撃

自動攻撃に比べて、敵艦の進路を予測して手動で雷撃位置を指定しなければいけないが、魚雷の散布角度を狭く投下することができるためより多くの命中を期待できる。しかし信管作動距離というものがあり、投下直後に命中すると不発になってしまう。
操作量が少なくてすむ敵艦指定の自動攻撃と適宜使い分けていこう。
Alt攻撃時は日空は魚雷が扇型に収束するように、米空は拡散するように投射される。
また、爆撃機と同じくマップ端にいる敵に対し侵入方向を指定することで、エリア外からも攻撃ができる。

水上戦闘機

tier4~5以降の巡洋艦と、高tierの戦艦が搭載している。その名の通り、戦闘機としての役割をこなしてくれる。艦隊防空を行う際、いつも味方空母が戦闘機を飛ばしてくれるとは限らないので、この水上戦闘機が活躍する。一隻につき一機(艦長スキル「制空権」では増えない。「水上機指揮所」で2機に増やせる。)で、敵戦闘機との格闘戦になれば一方的に落ちる。基本的に対攻撃機用だと考えよう。さらに1機当たり1中隊しか妨害できず、しかも母艦に最も近い敵機に向かって飛んでいく仕様のため、攻撃機の集中運用を受けると止めきれない。とはいえ敵、味方が同じ戦闘機で、どちらが勝つか分からない場合に使うと確実に味方を勝たせられる、くらいの能力はあるので上でドッグファイトをしていたら助けてあげよう。
また索敵能力もあり、島陰に潜む敵艦や、遠距離の魚雷を発見できる。
基本的にはただでさえ強い対空砲を、さらに一定時間強化する駆逐艦の対空防御砲火と同様の物と思うと良い。
効果時間が長めであることと、効果が絶大である。

着弾観測機

主に戦艦が搭載(高tierの巡洋艦も搭載)している機体。飛んでいるあいだは、自艦の射程が延長される。索敵能力は水上戦闘機と同等だが、空戦能力は無いに等しく、多少高速なこと以外に空母艦載機に対する優位は無い。
味方の着弾観測機は、敵魚雷や敵航空機を索敵することができ、搭載艦に限り周囲警戒に役立つ。

対艦

敵艦の索敵・警戒・誘導

全体の戦況を見渡せる視界の広さと艦載機の機動力で双方の艦隊の動きを操作することも重要である。
艦載機はその機動性によって広い海域を索敵することができ、被スポットを嫌う敵艦、特に駆逐艦の行動を制限できる。
攻撃機は敵艦にダメージを与えるだけでなく、近づけて回避行動を取らせることで針路の妨害をできる。味方艦と交戦中の敵艦に針路変更を強制して脇腹のVPを晒させることもできる。また大型艦であれば砲旋回が追い付かず味方艦が有利に戦うことができる。

対戦艦

戦艦は、マップ上の開けたスペースに居ることが多い。戦艦ユーザーの心理として、島陰からひょっこり出てくる駆逐艦を警戒するからだ。よって、戦艦を探す場合は、通常戦でも制圧戦でも、開けた場所を探すと良いだろう。
また、戦線が伸びている場合足の遅さから後方に取り残されていることもある。

戦艦は雷撃機の主たる獲物であるが、継戦能力が高いため一回の攻撃では撃沈できないことが多い。よって、戦艦への対艦攻撃は対面している味方艦隊を有利にすることも同時に意識しよう。
戦艦から見れば雷撃機は天敵であり、少しでも慣れた乗り手なら必ず回避行動をとってくる。この時、急旋回によって主砲の照準は味方艦隊から外れ、場合によっては腹を見せるなど致命的な隙を晒すこともある。(時には魚雷を使い切った雷撃機によるフェイントですら効果的だ)
攻撃機を2中隊以上持っている場合は1中隊目の攻撃で応急工作班を使用させ、2中隊目の攻撃で1分近く続く火災or浸水を起こせばダメージ量は大変なことになる。
相手の攻撃機会を削り、同時に雷撃によってダメージレースを有利なものとしたら、あとは味方の戦艦に任せればよい。

ただし、孤立しておらず巡洋艦に囲まれている戦艦への攻撃は可能な限り避けなければならない。
雷撃位置につくまでに対空砲火によって撃墜され、投弾前に全滅ということもしばしば起こるからだ。
狙うのならば足の問題から後方で孤立している戦艦や、艦隊の外縁にいる戦艦を狙おう。
なお、日本戦艦は対空火力がやや劣り艦体も長いが全体的に速力が速いため旋回速度も速い。アメリカ戦艦はやや小型の艦体に強烈な対空火力を持つが特に中Tierで速力の遅さが目立つ。

対巡洋艦

巡洋艦は、制圧戦ではcapに動いたり、通常戦では打って出てきたり、様々な動きをする。
米巡は、敵艦隊と距離を取りたがることが多く、大抵戦艦と一緒に居る。また、魚雷が無いため島陰からの遭遇戦を恐れている。よって、マップ上の開けた場所に居ることが多い。
日巡は防空艦と言う意識が低く、戦艦に気をつけながら駆逐艦を探している。魚雷があるため、遭遇戦に対応可能なので、島の密集した海域にも突入してくる。敵戦艦のまわりに日巡が見当たらない場合は、そうした海域を探してみよう。
ドイツ巡洋艦(独巡)に関しては基本的に日巡寄りだと考えればよい

巡洋艦への対艦攻撃は中ティアと高ティアでそれぞれ異なる理由で推奨されない。
中ティアにおいては目標となるのは軽巡洋艦であるため駆逐艦に次ぐ機動力を持つため回避されやすく、高ティアにおいては強力な対空火力を持つため攻撃機の損失が大きくなるためである。
それでも巡洋艦を狙う他ない場合には相手を選び、その上で手動雷撃を使用することが必要になる。

巡洋艦の対空火力の要は消耗品の対空防御砲火と水上機だ。

対空砲火防御を使用している場合には艦載機の攻撃精度が著しく悪化し、とてもではないが命中など見込めなくなる。また、対空火器のダメージが大幅増加(3倍)するため、使用時は相手が日巡でも中隊全滅の危険もある。効果時間は40秒と短いのでダメージ量の少ない爆撃機で対空砲火防御を誘い、効果が切れ次第雷撃機を投入するのがよいだろう。ただし、至近まで接近した時に発動された場合は離脱からの再突入より、そのまま攻撃した方が戦果はともかく被害は少なくなることが多い。

水上機については効果時間が6分と長いが、1機、「水上機指揮所」習得時でも2機しかいないため、戦闘機をぶつければ十分に撃墜しうる。戦闘機が使えない場合でも「最も近い敵機を狙う」という特性があるので、爆撃機を先行して突入させれば後続の雷撃機は妨害を受けずに済む。
なお、対空砲についても手動での目標指定が無い限り同様の優先順位であるので、爆撃機の先行突入は雷撃機の保護という点では極めて有効だ。

以上のように対空火力を凌いだとしても巡洋艦の機動力は自動での雷撃を躱すには十分なものである。
従って上の方にあるような十字雷撃や、舷側方向至近(相手が舵を振り切っている状況で旋回の外側からが理想的)からの攻撃を手動で行う必要がある。
巡洋艦の対空火力の前で悠長に位置調整をする暇はないので、近づく前からある程度相手の航路を読み、再突入することなく1回で決めるようにしよう。

狙う相手については対空砲にある表も参考にして欲しいが、日本巡洋艦が最も対空火力が低く、ドイツ、アメリカの順で高くなる。
どうしても巡洋艦を相手にしなければならない状況になったら、メインターゲットは日本巡洋艦とするのがベターだろう。

巡洋艦への注意

Tier6以降の巡洋艦は基本的に対空火力が高い(一部例外あり)。対空の弱い日巡であっても、対空砲+水上戦闘機+対空防御砲火の3つが揃うと侮れない対空火力となる。巡洋艦を中心に半径5km以内は、非常に危険な空域であり、不必要に飛んではならない。ver 0.5.3で長射程を持つ大口径対空砲の効果が大幅に上昇したため、少し迂回した程度ではたちまちのうちに中隊を溶かされるという事態になりかねない。
この5㎞という距離は意外に長く、日米の雷撃機の魚雷射程がそれぞれ3.4㎞と3.7㎞であり、魚雷の消失距離の約1.5倍である。
なお、5㎞よりさらに踏み込んで3.5㎞のラインを越えてしまうと、そこまでの倍から下手をすれば3倍ものダメージを食らってしまう。上空を通過することは絶対に避けなければならない。
ただしイギリス巡洋艦はT8までは対空火力が弱く、対空防御砲火が積めないため、他国巡洋艦と比べれば攻撃しやすい。
逆に言えば、敵艦戦に追われた際に味方巡洋艦の半径5km以内の上空に逃げ込めば護衛してもらえる安全空域と言える。
ただしあくまで対空砲が敵機を減らしやすくしてくれるだけであり、自機が受けるダメージ自体を軽減する機能はない。

対駆逐艦

発見が難しく雷撃を避けうる小型船体と高機動力に一撃必殺の威力の魚雷を併せ持つ駆逐艦は、至近距離ではもちろんのこと前線にあっても空母で相手をするのは難しい。
しかしながら艦隊全体で見た時の対駆逐艦戦術において空母の役割が極めて重要であるのもまた事実だ。


なお、空母上級者向けにはなるが、雷爆撃を命中させることができれば低HPゆえに特大ダメージが確定し1回の攻撃で瀕死に追い込むことも可能だ。駆逐艦に手動爆撃や航空魚雷を命中させる能力はスコア・チームへの貢献両面において絶大な影響を与えられるだろう。勿論無理をする必要は無く索敵し味方に任せるのも立派な選択である。


味方に任せる場合で重要になるのは巡洋艦との連携である。
洋上艦では足の差から敵駆逐艦を発見しても振り切られてしまうことが多いが、航空機ならその心配はない。敵駆逐艦の上空を飛行し続けて場所を特定し続ければ味方艦が始末してくれるだろう。
T8以上の米駆以外は駆逐艦の対空砲火はさほど脅威ではない。駆逐艦は隠蔽の問題から対空砲をOFFにしていることも多い。ただし5km対空砲を保有してる駆逐艦(対空砲参照)を追跡しつづける場合は相応の被害も覚悟しなければならない。T6以下だと予備機も少ないので諦めることも考えよう。


駆逐艦の陣取る場所は主に艦隊の前衛で、隠蔽に自信のある場合はオープンスペースにも普通に出てくる。
島陰での待ち伏せもあることはあるが、高ティアになればなるほど主砲・魚雷射程が伸び、他艦種の近接対応力も上がるので少なくなる傾向にある。
また、地形が複雑なマップでは島陰に隠れて回り込み(そして空母の暗殺)を狙ってくることもある。初期位置から移動するのは当然だが、余裕があれば敵陣から初期位置までのルートを偵察してみるのもいいだろう。


CAPの中断を狙う場合は爆撃機で攻撃すると中断しやすい。接近を許してしまった場合など撃破を必要とする場合は雷撃機の強力なダメージが必要である。雷撃機は基本的には手動照準を駆使しない限り命中を見込めないが、煙幕内で停船砲撃している場合は手動操作の雷撃機が大いに役立つことも覚えておこう。
また雷撃機編成に余裕のある日本空母であれば、十字雷撃を試みるのもいいだろう。ただし2編成使っても1発当たればいい方(駆逐艦にとっては1発で致命傷だが)なので使いどころに注意。
米空では1中隊しかないので日空より難しいとされるが、1中隊6機の雷撃密度を活かし進路を読んだり島周辺に追い込むなど状況を作れば不可能ではない。

対空母

空母同士の直接対決は戦闘開始前の待機画面から始まっているといっても過言ではなく、上記の航空隊の特性を十分に理解する必要がある。

なお、敵空母に執着するあまり前線の上空援護や火力支援、視界の提供を疎かにすることは味方艦隊を危機に追い込みかねない。たとえ執拗な攻撃で空母を撃沈したとしても味方艦隊が壊滅しているなどがあってはならない。

ここでは空母に対する対処及び攻撃機会を得た場合における運用について記述する。

敵空母への攻撃機会及び攻撃
各Tier帯ごとにそれぞれでは有るが攻撃機会は基本的にはあまり多くないと考えておくと良い。
しかし運よく、もしくは誘導や欺瞞により敵空母を攻撃する機会を得られたのならば攻撃可能であるかを十分に考えた上でこれに臨もう。

低TierにおいてはAltによる位置指定攻撃が不可能であり、着弾数に任せた魚雷や爆弾による直接火力が見込めない。同様に中Tier帯においては対空火力が向上した艦艇も増え妨害を受けず無傷で攻撃位置につくことが難しい。また高Tier帯においては敵対空火力も壮絶を極める。
これらのことから一撃必殺を狙うより一発でも当たれば発生しうる浸水、火災のDotダメージを主体として戦うこととなる。

雷撃機による浸水からの甲板火災がセオリーだが、この時応急修理を行ったタイミングをしっかりと確認しよう。
甲板火災を引き起こせば敵航空隊は発着艦不能(スキルによる軽減はあるが)となる上被発見距離が増加、味方艦隊からの支援が得られるだろう。隠蔽性に優れる空母もいる為視界を提供することで味方艦隊に始末を任せることも必要だ。なにも厄介な敵航空隊を黙らせる方法は沈めるだけではない。

一人で沈めようとせず、確実に支援が得られるときこそが攻撃のチャンスといえる。

では遥か後方に陣取り悠々と航空隊を操作する空母へはどう対処すべきか。
状況にもよるものの、そういった空母は航空隊を飛ばす距離が長大になってまともな迎撃も攻撃も出来きず味方艦の対空支援も得られない状態にあるといえる。前線を疎かにするわけには行かない為攻撃に時間を要すると判断すれば無視して前線の制空と航空火力支援に集中しよう。
このような空母は自分の寿命こそ長くなれどおおよそ生き残れないだろう。

以降Tier帯ごとの留意すべき点をまとめる。

・低Tier
このTier帯における注意点は中隊数の少なさと予備機の少なさ、航空機自体の足の遅さとなる。
上記の通り浸水と火災によるダメージを狙っていこう。このTier帯の空母は隠蔽性に優れる傾向があるため視界の提供も重要となる。対空砲があまり脅威ではないこのタイミングである程度基本的な立ち回りを覚える必要があるが、対空砲が弱いとはいえ航空機の生存性は低い為無理な運用をすれば予備機の少なさも相まってあっというまに航空戦力を喪失しうる危険がある。

・中Tier
敵戦闘機中隊の数が増えることで妨害を受けやすい。こちらも戦闘機をぶつけて足止めを図るか、敵戦闘機をおびき寄せる為囮として攻撃機を分散させる、あえて執拗に敵攻撃機に戦闘機を向かわせる、など多くの戦術が関わるようになる。対空火力が向上した艦艇が出現し始め、敵空母もその対空支援を得られるように行動しているだろう。また、戦闘機のAlt攻撃による瞬間火力も注意が必要である。戦闘機隊でAltを狙う敵戦闘機を捕まえ、首尾良く敵空母に攻撃隊が接近できれば一撃必殺のAlt雷撃を叩き込もう。もちろん修理直後の火災発生も狙って行くべきである。

・高Tier
敵空母自体も防御対空砲火や素の対空値が向上しており無理な攻撃は禁物である。いくら予備機が増えたといってもむやみに未帰還機を増やす必要は無い。ここまでくれば相手も貴官同様熟練者である。低、中Tierと今までやってきたことを存分に生かし戦闘に臨もう。

開幕空母狙いについて
開幕空母狙いは成功すれば、敵の航空戦能力を半減乃至壊滅させることが可能で、試合展開を有利に進めることができる。
※注意事項※
アップデートによりTier5以下の空母においてAlt攻撃が撤廃された為根本的に開幕空母狙いの成功確立が激減、有効性がほぼ失われたと思って良い。魚雷数発を当てる為だけに視界も火力支援も航空支援も得られなかった味方艦隊は壊滅する事態にさえなりうる。中Tierにおいては対空性能が向上した艦艇が数多く存在し、熟練の空母乗りであれば対空支援を受けやすいよう行動しており、後述の防御対空砲火や空母自体の対空性能が向上する高Tierにおいてはそもそも成功することは無く前線放棄という極めて悪質なプレイとされる場合がある。


※改訂予定※


しかし失敗すればこちらの航空戦力が壊滅的ダメージを受けるばかりか、成功した場合でも敵空母に航空戦力を集中させている間に航空支援を受けられなかった友軍が試合序盤で突破され、結果的に試合展開が劣勢に傾くことがある。沈めるのに手間取っている間に味方が沈められては本末転倒である。特に低Tierにおいては攻撃機の少なさ故、空母1隻のみの場合一波で敵空母を撃沈するのは難しい。空母2隻ずつでかつ、味方空母も開幕空母狙いに同意していることを確認すべし。

まさにハイリスク・ハイリターンな戦術なので、開幕空母狙いが本当に有効なのかそうでないのかを見極める必要がある(試合開始前の待機画面で敵味方の空母のステータス、空母の隻数、敵空母が巡洋艦と分艦隊を組んでいるかを確認するなど)。
低Tierであれば対空能力の低い艦が多く、対空連携に不慣れなプレイヤーも多いため強引な空母狙いも成功することがある。しかしTier6からは巡洋艦が「対空防御砲火」を搭載でき、空母自身もTier8から「対空防御砲火」で自衛可能になるため、基本的にTierが高くなるほど成功率は低くなる。


実行する場合、攻撃機や爆撃機をMAP端で飛行させるのが常道である。状況によっては(敵戦闘機がMAP端にいることが確認できる場合など)中央突破を仕掛けるのも良い。
この時戦闘機は、護衛として随伴してもいいが敵戦闘機を引きつけるための陽動として、また敵戦闘機の居場所を突き止めるための偵察としてMAP中央に飛ばすのも手である。勿論、敵攻撃機を襲って友軍艦艇を守っても良い。


空母は基本的にMAP端が初期位置のため、発見するためにはまず敵空母の位置を把握しなければならない。MAPごとの空母の初期位置の把握し、敵攻撃機の航空路や帰投経路、そして勘と経験を頼りに索敵しよう。
この時注意しなければならないのは、浸透中の攻撃機が敵の戦闘機、あるいは敵艦艇に発見された場合すぐに空母襲撃を諦めるべきということである。
敵の空母との距離が近ければいいのだが、そうでなければ敵戦闘機がすぐに引き返してくるため、航空隊が壊滅的ダメージを負うことが多い。あまり敵に執着せずに安全空域に移動、もしくは最寄りの敵艦船を攻撃して帰投すべきだ。


もし敵に見つからず敵空母を発見したら、いよいよ攻撃である。
攻撃の手順は対戦艦とほぼ変わらないが、一撃で撃沈させる成功を高めるために手動雷撃による攻撃を推奨する。全弾当てる意気込みで頑張ってほしい。
敵空母を攻撃する順番は(余裕があれば)雷撃機⇒爆撃機がおススメだ。
魚雷が空母舷側に命中した場合、高確率で「浸水」が発生(場合によっては舵・機関損傷)する。浸水による継続ダメージを受けてそのまま沈むことを回避するため、敵空母は「応急工作班」を使用する。そして応急工作班の有効時間(30秒)が終わった頃を見計らって爆撃機による爆撃を行って、敵空母に火災を発生させるのである。
もしこれに成功した場合、敵空母は飛行甲板炎上によって艦載機の発着艦が不可能になるばかりか、継続ダメージによってそのまま撃沈させられる可能性が高まる。

しかし空母は大抵の場合対空火力が高めなため、もたもたしていると対空砲火で全滅もあり得るので注意。特に手動雷撃が苦手な人は、飛行経路調整中にやられてしまうことが多い。

また、攻撃手段は自艦の攻撃隊に限らない。
狭いMAPであったり、敵空母が前進気味であれば艦載機でスポットし続ける事により味方艦が砲撃可能になるのだ。
状況によってはフォーカス指示をしチームメイトに撃破して貰うという戦術も取れるであろう。


無論、敵が開幕空母狙いを実行する事もあり得る。
戦闘機をMAP端で飛行させて警戒させる、空母を初期位置から動かして友軍の支援が受けられる場所まで移動するなどの対策がある。特に初期位置からの移動は有効なので「初期位置が安全」と思わず、試合開始直後から自艦を動かそう。


基本的にこの戦術は、状況判断能力と航空隊の操作に慣れないと実現できない。空母に乗り始めたばかりの初心者には非推奨である。
このような戦術もある、ということを頭に入れて「自分が開幕空母狙いの標的になった時の対処法」として読んでくれれば幸いである。

中Tierの日本空母から爆撃機を2中隊使用できるため、爆撃機を端に飛ばしておいて開幕空母狙いを防ぐという事もできる。

※加筆修正求ム

小ネタ

マッチング後の待機画面で敵味方のステータスを見ておこう

空母以外の艦種でも言えることだが、ステータス数値を見れば艦長スキルやアップグレードで性能を向上させているかを確認できる。
敵空母の航空機の値から航空管制の編成を見極められれば初動の判断がしやすくなる。他国の空母となれば把握が難しいかもしれないが、自分と同じ艦であれば分かりやすいだろう。
また敵味方の巡洋艦、戦艦の対空値を確認しておこう。例えば青葉の素の対空値は36であるが、対空砲改良2、基本射撃訓練、上級射撃訓練などを合わせた対空値は50にもなることがある。「日巡は対空が弱い」というイメージだけで戦うと思わぬ被害を受けることもある。逆に味方であれば、どの艦がより対空傘の安全地帯かを見ておくとよい。
一方初期船体の艦船は全体的に対空火力が貧弱な傾向にある(特に戦艦)ため、積極的に攻撃すればほとんど航空機を失うことなく一方的に攻撃できる。ガンガン狙って沈めてしまおう。
戦闘開始前から情報戦は始まっているのだ。

瀕死の敵艦

甲板上の対空砲は戦闘中の被弾で損壊することがある。
そのため残HPが少ない=被弾が多い艦ほどスペック通りの対空砲火を発揮できない可能性が高い。
ただし、バイタルヒットや雷撃でHPを削られた艦は対空砲がそのまま残っている可能性が高い。上から見て黒焦げになっている艦は巡洋艦の砲撃でHPを削られているため、対空火器が少ない=航空機の損害も少ないと考えることができる。

しかし、艦載機は一度の攻撃サイクルに数分かかるため、他の艦種でも短時間で沈められる程度しか敵HPが残っていない場合は攻撃するべきではない。
味方が沈めることが出来ず、そのまま放置すれば不利になる場合は攻撃して敵の頭数を減らすのもありだろう。

母艦が後進中の時は、艦載機の着艦が早くなる

例:瑞鳳
全速前進中(28.0kt)「艦首からの着艦12秒」、「艦尾からの着艦18秒」。
全速後退中(-11.9kt)「艦首からの着艦10秒」、「艦尾からの着艦11秒」。ただし若干の誤差あり。

戦略論・戦術論まとめ

(執筆ver.0.7.2.1)
空母のどのように運用するか、考え方のまとめ
(艦の性質や構成、敵味方の艦隊の状況やマップなどによっても効果的な戦い方は変わってくるためあくまでも考え方の一例として)

戦術

小手先の技術について

航空機による索敵の重要性・爆撃機雷撃機による索敵

空母戦では駆逐艦は敵航空機による索敵や爆撃に晒され撤退せざるをえない場面が多々ある。
空母による索敵は敵の空襲で艦を失う恐れのさらに高い駆逐艦の索敵を補助する役割がある。
 
基本的に戦闘機を使って索敵することになるが、しかし戦闘機は敵航空機を攻撃し防空を行う役割もあり索敵に徹することができるわけではなく、またもし戦闘機を敵の対空砲などで失ってしまうとそうした防空の役割を果たすことができず、制空権が失われ敵の空襲を容易に許す危険まで出てくる。
そのため必ずしも戦闘機だけで索敵をすればいいかといえば、そうではない。
 
特に初心者が陥りやすい罠として爆撃機雷撃機を攻撃の回転率を上げるために「すぐ攻撃・すぐ帰投」したがるが、それは航空機による索敵を放棄する状態にあり味方の砲撃で撃沈できる敵艦を逃がしてしまう事さえありえる。
必要に応じて爆撃機雷撃機によって索敵の手を増やせば戦闘機での防空を損なうことなく、索敵を並行して行うことができる。
 
爆撃機雷撃機での索敵は攻撃前で攻撃目標を探す流れでも良いし、攻撃した後速度の上がった状態で敵陣を飛行するのも良いだろう。
戦闘機に狙われてしまうと索敵を続けにくいが、それならそれで囮として機能する。

戦略

スキル・装備などを編成する段階から考える戦い方の方向性について

「索敵最重要視」

空母の役割の序列を「索敵>防空>攻撃」と位置づけて艦載機を運用する「索敵特化」戦略・戦術
中隊数の多い日本空母向き。スキル装備構成は耐久性優先。
 

戦略の胆
敵の駆逐艦に仕事をさせず、有利な状況を作る
 
考え方の根底
空母の最大の長所は「無謀な場所へ索敵を行ってもある程度予備のある艦載機を消耗するだけ」だと考える。
空母がいない場合、索敵は通常駆逐艦の役割で駆逐艦は前線で危険と隣り合わせの作戦行動をしなければならない。しかし万一撃沈されてしまうとそれ以降大きな不利を強いられるため駆逐艦は特に慎重な行動をする必要がある。しかも駆逐艦では島影の向こう側を見ることは基本的にできない。
空母の航空機は自由に動かすことができ、またいくらかの予備機があるためもし撃墜されたとしても一回で致命的な不利を背負うことは無い。ただし艦載機を完全に失った場合は致命的な不利を背負うことになるため、いたずらに消耗して良いわけではない。
 
より強気の索敵を行うことができれば、敵駆逐艦の行動を大きく阻害したり、あるいは島影から砲撃する敵艦を発見状態にして高角での砲撃ができるようにしたり、逃げる巡洋艦を追いかけ沈める手助けをしたりできる。
索敵において優位に立つことは、戦略上も戦術上も非常に大きなアドバンテージとなり味方艦がより戦いやすくなると考え、索敵を最優先として位置づけるものである。
航空機の索敵は敵航空機を発見する役割もあり、味方艦が敵攻撃隊より警戒しやすいよう補助することにもなる。
 
空母の航空機による攻撃は次の攻撃までにかかる準備時間が極めて長く、基本的に数分に一回程度の長さとなる。「それならばいっそ」と空母による攻撃は最小限にして味方艦隊による砲撃を補助し続けることを選び、効果的なタイミングでのみ攻撃を行うものとする。
艦載機の運用方針
航空機は基本中隊別で広く配備する。初手では前線の各方面へ戦闘機、また端の方へも爆撃機や雷撃機を飛ばし大回りでの強襲を警戒する。
 
攻撃よりも索敵」であるため通常索敵をする戦闘機だけでなく、爆撃機と雷撃機にも索敵を行わせることになる。
航空機による攻撃は確実に狙えるであろう極めて状況が良い場合に限り、また索敵の状況が良くなければ攻撃した後も索敵を続けさせる。母艦へ帰投させるのは索敵が十分で余裕のある時に限る。
帰投するタイミングをずらしておけば帰還する中隊が行列を作ることも起きにくく、また前線の航空機が皆無になることも敵に撃墜される場合以外では起きにくくなる。
バラバラに運用するため敵艦を破壊する能力もあまり期待できないが、その分味方艦が敵を撃沈しやすいよう補助に徹する。
 
戦闘機の防空活動は通常は消極的に、無暗に追わず敵航空機が襲ってきそうな段階で対応を行う程度とする。戦闘機の弾薬補充は余裕があればなるべく積極的に行いたい。
なお敵戦闘機だけでなく敵艦の対空砲による反撃にはよく注意すること。航空機を広げて運用するため離脱対応が遅れやすく、うっかり敵の対空砲に撃墜されることもありえる。
主な欠点・注意点
攻撃しないため空母によるダメージを稼げず、敵艦の撃沈をほとんど味方任せとする。
味方艦隊の砲戦技術が悪いとスポットしてもろくに効果が得られない。
 
中隊をバラバラに運用するため敵の集中させた強い空襲へ対応しきれないことがありえる。
また中隊をバラバラに運用するため航空機管理に手間がかさみ、手動攻撃をする暇が少なく効果的な攻撃もし難い。
 
ほぼ完全に味方の補助に徹するという状況のため味方艦隊の練度に大きく左右される。
状況によっては味方へ指示を飛ばすことになるが、ランダムのマッチングではそれに従ってくれるとも限らない。

「攻勢運用」

索敵や防空の役割を投げ捨てて艦載機全てを攻撃に注ぎ込む基本的な戦略・戦術
※索敵防空を全く行わないと味方艦隊が大きな不利を背負うため、実践的には半分攻撃・半分防空&索敵というイメージとなる。
半分半分のバランスであれば恐らく最も一般的な運用法と言える。
スキル・装備は航空機の整備時間短縮優先が理想的。バランス型なら耐久性を優先。

戦略の根底
初心者狩り。味方の練度に関わらず、空母自身で戦果を上げることで戦闘を有利に運ぶ。
索敵や防空は必要最小限とし、いかに敵艦へと有効打を与えるか、いかに敵艦を撃沈するかを考え、状況に合わせ臨機応変に各種航空機を運用する。
空母運用の練度が特に試され、安易な運用ではろくな戦果を上げれないこともよくある。
基本は集中攻撃
基本的に雷撃機と爆撃機はひとまとめに動かし、あれば戦闘機の護衛をつけ、通常は奇もてらわず同時に攻撃する。
同時攻撃の利点は「一気に大ダメージを期待できる点」や「敵の対空砲による防空で減らされても攻撃ができることもある点」、欠点は「敵戦闘機のAlt攻撃や、対空防御放火などの非常に高い対空砲によって一度に全滅する危険性がある点」と「一度に多数の航空機を帰投させると空母で行列を作って回転率がさらに悪くなる点」辺り。積極的に攻撃したいが、攻撃する相手とタイミングについては慎重に考えて選ぶ必要がある。
なお両方とも自動攻撃にする必要は無く、爆撃機は自動・雷撃機を手動にしたりしてより的確な攻撃をさせるという手もある。
 
狙えそうな敵艦から狙うのが前提だが、とにかく有効打や撃沈を狙いたいため優先順位は「駆逐>=巡洋艦>=戦艦」という具合になる。
戦艦が最後なのは中途半端な攻撃をしても修理班による回復で効果が薄いため。砲撃で撃沈できるわけではないが雷撃機で撃沈を狙えそうな戦艦や、あるいはよほど前線へ出てきて的になって燃えている戦艦でもなければ後回しにしたい。
駆逐艦や巡洋艦の数を確実に減らしていきたいが、巡洋艦は対空防御放火を持つ艦もいるため能力の確認やフェイントなども重要。駆逐艦は的が小さく爆撃が当たりにくく、また機動性が高く雷撃機は2中隊での十字雷撃でもなければ命中を期待できない。
どの道どれを狙っても難しい面はあるが、そんな中でも有効打を取れるかどうかが試される。
 
敵艦が孤立していて防空状態が悪く、ゆっくり攻撃できそうならHE爆撃機で火災を起こし、応急工作班の使用を確認してから雷撃機で浸水を狙う、時間差でも良い。
 
ただ敵戦闘機の配備状況などによっては中隊を一ヵ所に固めず、分散させて攻撃をするという手もある。攻撃ごとの確実性はやや下がるが、敵戦闘機による妨害を回避するには分散させ囮にしたりするしかない場合もある。
一番の欠点
敵空母に限らず敵艦隊の防空能力が高い場合、とても戦果を出しにくい。強引に攻撃を試みれば簡単に撃墜され、成果も無く艦載機を消耗するばかりだ。
攻撃偏重で味方の補助が薄くなりやすい分しっかりと戦果を出せないと味方艦の不利がどんどんと大きくなってしまいがち。弱い相手には強いが強い相手にはどうしようもない、「初心者狩り」しかできない状態に陥りやすい。
試合開始前の敵艦隊のパラメータまでよく確認し、敵艦隊や敵航空機の動きをよく見計らって、的確かつ確実に敵艦へと打撃を与えていくという技術が最低限必要になる。どうしても攻撃偏重が難しいという場合は索敵防空に回る判断も重要となるだろう。
 
その他細かい欠点としては、やはり味方艦隊への補助を軽視している分味方がやや苦しい戦いを強いられやすく、(多少活躍できたとしても)味方からの風当たりは強くなりやすいだろう。
まあどれだけ頑張って防空補助をしようとしても防空意識の低い艦たちを生き残らせることはどの道至難なので、それらをすっぱり見捨てて攻撃に集中するのがこの戦略なわけだが。
雷撃2中隊編成の胆
雷撃機が2中隊以上の場合「十字雷撃」をできる*2わけだが、特に日本空母ではそれによって「いかに敵駆逐艦を早期に撃沈できるか」が問われる。Tier6以降は対艦編成と制空編成の選択制になりTier8まで制空編成では雷撃機は1中隊となる。そこで「十字雷撃で駆逐艦撃沈狙わないならなんで対艦編成の日空に乗ってるの?」と筆者が問いたいだけだが
防空力のない状態の敵艦へ十字雷撃を的確に決められれば最低でも1~2本以上命中し、抗堪性の低い駆逐艦であればそれだけで撃沈できるわけで、ほとんどの駆逐艦は対空砲も弱く絶好のターゲット。的確に決めることが出来れば決定的な打撃を敵艦隊へ与えることができるのだから狙わない手はない。煙幕に隠れたり敵艦隊や敵航空機が防空している場合は断念しなければならないが。
 
敵の駆逐艦を早期撃沈できれば、味方艦隊にとって大きなアドバンテージとなりうる。ただ空母戦では空母も索敵の役割を担っている分極端な有利不利までは生まれにくいがそれでも早期の1隻撃沈は間違いなく大きい。
(裏を返せば攻撃編成の敵空母は敵駆逐艦を優先的に沈めに来ることがあるということである。駆逐艦に乗っているのなら敵雷撃機の位置は最大限警戒する必要があり、制空する空母も確実に守るつもりでいよう。)
 
なお十字雷撃は的確な回避行動を取られると命中本数が0~2本に留まる。巡洋艦にも多数命中すれば有効だが1~2本では致命傷にややなりにくく、戦艦へとなると2本当ててもほとんど軽傷で済む。
特に戦艦は動きが遅く転舵を見極めれば真横からの多数命中も狙えるため、可能ならそちらを狙っていきたい。

「完全防空」

見出しで期待させて悪いが、
現状(ver.0.7.2.1)、空母のみで完全な防空を行うことは非常に困難で、不可能と言っていい
ここではその理由についてを記述しておく
(対空砲の対空特化ビルドの有効性についてと概ね同じ内容)
 

 
完全防空が不可能な理由
空母による防空では戦闘機によって敵航空機を撃退するわけだが、現状では戦闘機にとって非常に不利なバランスとなっている

  1. 戦闘機の中隊の数は攻撃隊の中隊より少ないことが多い
    米空母では現状Saipanの例外を除いて全て「戦闘機隊の数<攻撃隊の数」であり、また日本空母に比べ戦闘機はもちろん全体の中隊数が少ない(代わりに中隊内の機数が多いが対応力で言えば論外。機数が多い分強いには強いが完全防空には厳しすぎる)
    中隊数の多い日本空母でも基本は攻撃機の方が多く、Tier6以降は編成をいくつか選べるがそれも「制空編成での戦闘機の数<対艦編成での攻撃隊の数」となっている。
    もし相手が攻撃中隊をバラバラに配置して攻撃をしてきた場合その全てに対して空母の戦闘機で対応することは不可能なのである。もちろんそんな事は滅多に無いだろうが理論上不可能なパターンが存在するというのは間違いではない。
     
  2. 戦闘機は安定して敵航空機をすぐ撃墜できるわけではない
    敵航空機へ対応できたとしても、戦闘機の持つ通常の対空火力は特別高いわけではなく確実かつ迅速に撃墜できるとは限らない。
    通常攻撃のみで敵航空機全てを撃墜するにはそれなりの時間が必要。攻撃を続ければ撃墜できるが意外と遅い。
  3. 戦闘機には弾薬という概念があり防空攻撃に時間的な制限がある
  4. 戦闘機で素早く撃墜できるAlt攻撃は難易度が高い上に、弾薬を大量に消費する
    一応Alt攻撃(※Tier6以降のみ)を使えば敵航空機を瞬時に撃墜できる。
    と言ってもそう何度も使えるわけではない上に扱いが微妙に難しく、また回避されることもあり的確に撃墜するのは難しい。
    (Alt攻撃での弾薬の消費量・可能な使用回数は機体によっても異なる)
    例えば敵の爆撃機の中隊をAlt攻撃で殲滅できても、それで弾が無くなった直後に雷撃機の中隊が来てしまったら別の戦闘機中隊を用意しておかなければ防空ができない。
     
  5. 弾薬を使い果たしたら一旦母艦へと戻らなければ弾薬を補充できない
    前線から空母へ戻り、空母で準備をし、また発艦して前線へ戻るまでにかなりの時間を要する。その間防空活動できる戦闘機中隊が少ない状態~無い状態になってしまう。
    航空機が空母へと帰投し前線に戻ってくるまでの時間は空母が後方にいるほど長くなり前線に近いほど短くなるが、前線に近すぎれば敵艦隊に発見され砲撃を受ける危険が高まる。
    母艦が撃沈されては元も子もない。
     
  6. 戦闘機での防空は敵戦闘機によって妨害され、撃墜されてしまうこともある
    敵戦闘機と一緒に敵の攻撃隊や空襲してきた場合、敵空母との空戦技術での競り合いとなる。
    Alt攻撃で一網打尽にできればよいが最悪こちらの戦闘機がAlt攻撃で殲滅されてしまう。
    なるべく多くの戦闘機中隊で応戦し、的確に敵の攻撃を避けこちらのAlt攻撃を当てるといった高度な技術が要求される。
    もちろん一ヵ所に戦闘機中隊を集めれば、別の場所は手薄となる。
     
  7. 敵の防空艦が近い場合対空砲によって撃墜されてしまうこともある
    敵の対空砲は戦闘機によって封じることはできず、敵の対空砲で中隊が一方的にかつ瞬時に殲滅される危険さえある。そこまででなくともかなり不利な状態での防空を強いられることとなる。
    そのため前線近くでの接近戦をしている所への空襲は非常に対応が難しく厳しい。
     
  8. そもそも敵の航空機がどこから来るのか確実に分かるわけでもない
    多数中隊による空襲には多数の戦闘機中隊で対応したい、と言ってもどこからくるか分からない以上、戦闘機は広く配置して哨戒をしなければならない。
    戦闘機の遠い場所へ突然現れて一気に襲ってこられるようなことがあれば戦闘機が防空に駆けつける前に攻撃を受けることだってありえない話ではない。特に孤立した艦が複数いると確実に空襲へ対応することは至難となる。(時には空母の母艦へも強襲される危険がある)
     
    • つまり現在(ver.0.7.2.1)の仕様だと空母だけの力ではどれだけ頑張って味方艦隊を万全に守りたいと尽力したところで、それでも完璧に守ることのできないバランスなのである。
    • 空母で実績「晴天」を取ることができるのは多少の防空技術も必要ではあるが、何よりも相手の空母が軽率に航空機を飛ばして来てくれるかの方が獲得するための要素として大きい。安易に中隊をまとめてこちらの戦闘機の近くへ飛ばしてきてくれればAlt攻撃で一網打尽にさせてくれる。
      しかし最低限の空母運用知識を持っている空母が相手となる場合、こちらの戦闘機のいる場所へ安易に航空機を飛ばしてこないし、こちらが対応しようとすればすぐ撤退させる。それを撃墜して「晴天」を取るのは至難だ。

 

 
味方艦隊の防空意識という大きな要素
さらに厄介な要素としてランダムなマッチングでは味方艦隊が防空意識をしっかり持っているとは限らないという点がある。
戦闘機の中隊数には限りがあり防空出来る範囲は決して広くないのだが、それを超えて一人飛び出していく艦も珍しくない。そしてその艦が敵の攻勢空母に捕捉され撃沈されるパターンもよくある。
かと言って孤立した艦の近くに戦闘機を飛ばせば他の艦の守りが手薄になり、孤立するような艦が多数いる状況ではもはや守れる艦の方が少なくなる。
ランダムなマッチングではそういった、空母の力では全くどうしようもない惨状が起こるのだそしてさも当然のような流れで理不尽に下がるカルマ
 
では「敵の空襲から艦を守る方法はないのか?」と言えば、そういうわけでもない。「空母のみで完全防空するのが無理」なだけで「艦の対空砲を活かした、艦隊による防空を行えれば完璧に近い防空もある程度実現できる」ようになっている。(対空砲について詳しくは対空砲のページを参照。Tier4-5での自衛はやや厳しいが空母の性能機能も抑えられている。Tier6以降では自衛力も非常に重要となる)
つまり「艦を空襲から守るには空母だけに依存せず各自で可能な限りの対策を取ってもらっていないと空母にはどうしようもない」という話である。
 
むしろ防空艦の対空砲による防空能力は戦闘機の通常攻撃よりも効果的な防空力を発揮し、対空防御放火を使えば戦闘機のAlt攻撃にも匹敵する高い殲滅力を見せることさえある。
実際に敵艦隊がそうした高い防空力を持った艦隊である場合、空母はろくに手が出せない。敵戦闘機がいないのに敵艦へ近づけただけで航空機が落ちていき、無理に航空攻撃しようとすれば攻撃する前に壊滅する。
反対に言えば空母が敵艦を撃沈できるのはほとんどの場合、敵艦の防空意識が甘く防空支援も受けられず簡単に攻撃できる絶好のカモだったからである。防空意識の強い艦を航空攻撃で撃沈するには味方に周囲の敵艦を撃沈してもらったりして孤立させ艦自体にも砲撃によって対空砲を壊し敵戦闘機がいるなら戦闘機で対処し、そうした入念な準備の上で攻撃を行う必要があり、そんな好機は滅多に無い。
空母戦は対空力の低い艦にとって悪夢かもしれないが、反対に対空力の高い敵艦しかいないのもまた空母にとって見れば悪夢である。

 

 

もし、それでもなお「空母でできる範囲で最も良い防空を行いたい」というのであれば上記している「索敵最重要視」に近い戦略をオススメする。
ただし敵駆逐艦を発見することも重要だが何より敵航空機を索敵して早期発見をし、的確に戦闘機を動かし敵航空機による攻撃を防ぐことを目指そう。
 
まあ、もっと良いのは非常に高い対空性能を持った艦と分艦隊を組んで敵航空機の撃退を大きく補助してもらう事だが…

編集報告

編集された方は、編集内容をお書き下さい

  • 完全防空>8.「つまり現在(ver.0.7.2.1)の使用だと」→「仕様」に修正 -- 2018-04-17 (火) 23:19:18
  • 対空母の応急工作班の有効時間を5秒から30秒に変更 -- 2018-04-18 (水) 20:45:40
  • 空母システムの刷新が控えていることから、大幅改修が必要となる(むしろ一から作り直し)と思われますので、皆さんご協力お願い致します。 -- 2019-01-28 (月) 15:09:01
    • このページ自体(初心者の~も)は昔の仕様として残しておくか、消しても良いのか -- 2019-01-28 (月) 15:38:27
      • 過去の情報を掲載するのは有用とは言えないかと思います。アップデートのタイミングで古くなった情報はまとめてコメントアウト(文字だけですし圧迫もしないかと)か削除になるかと。大幅に改編された旨をトップ箇所に記載するなどして復帰勢に配慮等は必要になりますね。 -- 2019-01-28 (月) 17:15:35
      • それにあわせて、システム刷新に至った経緯などは格納するなどして掲載、過去に起きた空母を取り巻く環境の変化なんかも記録しても良いかもしれません -- 2019-01-28 (月) 17:17:43
  • 編集用に仮置き作りました。あくまでも仮なのである程度情報が溜まったらこのページに移植する(あるいは新たに記事を設置する)という感じで -- 2019-01-30 (水) 00:58:12
    • 乙。移植作業は事故が怖いし、あっちでそのままページ作ってメニューバーリンクを差し替え、新ページのどっかに「過去の仕様はこちら」的に旧ページ(ここ)へのリンク張れば良いのでは? -- 2019-01-30 (水) 01:00:45

感想

  • 戦闘機のAlt+移動で空戦離脱できなかったけどこれもTier制限あるの?最近空母の操作が変になることがあるけどそのせいかな -- 2017-05-11 (木) 10:12:53
    • Tier45はできなくなった。侵入開始したら進路変更しにくいし、開始位置も早いのでFF率が大幅に上昇しちゃったんだよね。単艦を狙おう。 -- 2017-05-11 (木) 10:43:53
    • 公式見る限り可能だったはずだけどそういや試したことが無いな -- 2017-05-11 (木) 13:37:09
  • 前線火力支援のときあまり使われていないように感じる点をちょっと走り書き。Shift押しながらクリックでルートが設定できるのは攻撃指示後も設定が可能で「F」の帰還指示も組み込める。要は爆雷撃直後に戦闘機が追いかけてきた場合味方防空艦上空を経由するルートを設定し最後にFの帰還指示を入れる。こうすると対空支援を得られるほか一直線に母艦に向かわない為現在位置の欺瞞が可能。これを怠ると高確率でカウンター雷撃を空母に叩き込まれる。ただし戦果は上がるが忙しさが半端ない。 -- 2017-05-11 (木) 13:34:42
  • 戦闘機で艦に機銃掃射して対空砲の一時無力化が可能にならないかな。暇してる戦闘機で雷爆撃機の為の露払いをしたい。 -- 2017-06-04 (日) 16:12:47
  • Alt爆撃って黄色くなった瞬間に命中判定発生してる?それとも実際の画面で爆撃した瞬間に命中判定? -- 2017-06-14 (水) 16:39:04
    • 命中判定は爆弾が当たったとき。でもラグで爆撃機の挙動が毎回違うのでバラバラに見える。 -- 2017-06-14 (水) 17:25:13
      • なるほどラグだったのか。ありがとう。 -- 2017-06-14 (水) 18:12:03
  • 復帰勢なんだが艦載機の主導攻撃しようとAlt押しても詳細UIが表示されるしコンフィグみても主導攻撃の欄が無いんだがどうすればいいんだ・・・ -- 2017-06-29 (木) 16:43:07
    • T4とT5は「バランス調整」のためにAltが廃止された。T6以上にのってくださーい。 -- 2017-06-29 (木) 16:45:25
      • な、なんと・・・ありがとう -- 2017-06-29 (木) 18:53:25
  • 弾も艦載機も残ってるのに、すっとALT離脱できる時とできない時があるのはなんでだ・・・? -- 2017-08-01 (火) 10:57:31
    • ALT離脱はドッグファイトに入ってからじゃないとできないので、「移動中に食いつかれて止まっている」場合は使えない 一度攻撃対象を敵戦闘機隊に変更してから離脱する必要がある -- 2017-08-01 (火) 13:43:08
      • なるほど、そういうことだったのか、ありがとうございます、 -- 2017-08-02 (水) 02:15:36
  • 感想というか質問なのですが、敵味方とも空母がRJとボーグ、tear5、6の戦闘で、自分は全改造済のボーグです。戦闘開始直後味方陣地に飛んで来た雷撃機を戦闘機二編隊で迎撃中、二編隊が5秒経たずに全滅しました。試合中はRJに範囲攻撃受けたと思っていたのですが、リザルトの詳細報告だと戦闘機19の損失に対して損失理由がRJ2、ボーグ4、ケーニヒ1で数が合いません。どういった理由が考えられるのでしょうか? -- 2017-08-08 (火) 09:58:38
    • 味方龍譲の範囲攻撃とか?でもそれはリザルト出てくるか -- 2017-08-08 (火) 12:45:50
    • 味方の範囲攻撃だと思う。 他は隠蔽対空だと報告出なくなるのかも、と思ったけどT5-6に隠蔽対空艦かつボーグ2中隊瞬殺できるようなのっていないよな? -- 2017-08-08 (火) 14:29:41
      • 成る程……つまり味方のRJはこちらの戦闘機の6割焼き払ったと……(泣)犬に噛まれたと思うしか無いですね…… -- 2017-08-09 (水) 11:56:33
  • 航空戦の対戦闘機のところに誤字があったので修正しました。 -- 2018-01-08 (月) 17:28:12
  • T4,T5のAlt攻撃不可というのは爆撃・雷撃だけでなく、戦闘機も対象ですか? -- 2018-02-11 (日) 18:32:13
    • はい -- 2018-02-14 (水) 11:59:12
  • alt攻撃の練習ってみんなどうしてますか?俺はトレーニングで出撃して自分狙ってるけどみんなはどうやって練習してる? -- 2018-03-24 (土) 09:12:45
    • ランダムソロしかないですわ -- 2018-04-26 (木) 12:37:08
    • オフトピで時々トレモAlt訓練募集してる人がいる。あとはクランメンバーとトレモ入ったり。 -- 2018-04-26 (木) 12:46:50
  • 最近って開幕空母狙いはやってる?3連続で相方の空母がやられているのだが。 瑞鳳乗りより -- 2018-05-22 (火) 21:06:45
    • 2vs2なら当たり前のようにやる 特に6-5ペアだと -- 2018-05-22 (火) 21:49:33
    • 加賀なんかは有効 あの攻撃機の多さはハカイチされかねないからある程度注意が必要 -- 2018-06-13 (水) 17:41:14
  • たまに十字雷撃と急降下爆撃の同時攻撃を全部かわす駆逐艦がいるので要注意 -- 2018-06-05 (火) 20:09:04
    • 上手い駆逐は人外だぞ この前、白龍のほぼ全力攻撃(3TB+1DB)をエリート駆逐エンブ付き敵陽炎が2回も無傷で潜り抜けてて「これがエリート…」ってなった なお敵ギアリングは初回で沈んだ模様…下手な空母じゃなかったはずなんだがな -- 2018-06-05 (火) 20:20:49
  • 戦闘機でのCAPはどうやるんでしょうか?公式HPに不時着って書いてあったようなかすかな記憶があったような希ガス -- 2019-03-15 (金) 21:42:35
    • それは消去された奇数ティアの空母を戻す時のサブブランチで実装されるかもしれない機能の一つだ -- 2019-03-15 (金) 22:20:36
  • 今となれば懐かしいページだ -- 2019-05-22 (水) 21:21:23
  • 旧空母の操作が好きだったんだよなぁ -- 2020-10-23 (金) 02:32:33
    • わかるわ。特に日空のあの忙しさはつらかったけど、楽しくもあった -- 2020-10-23 (金) 02:41:19

*1 高度優勢からの急襲をデフォルメして取り入れたものといわれている。
*2 雷撃機の2中隊で自動雷撃の角度修正を入れ十字向きになるよう攻撃したり、後方から自動→横から手動といった攻撃となる。Tier6まではAltでの手動指定はできないが、自動雷撃の方向指定はTier4-5でも可能である