当ページはver.0.9.12以前の旧仕様を元に解説された古い記事です。
現在(ver.0.10.0以降)の仕様とは大きく異なります。
概要 
艦長スキルにより艦の能力を高めたり、戦闘に役立つ機能を利用出来る様になる。
艦長を乗せるには任務レベル7まで進める必要がある。以降、艦長が乗っていない艦は出撃が出来なくなる。
艦長スキルを取得するには戦闘で艦長経験値を取得し、艦長の階級(Lv)を上げる必要がある。
艦長経験値の詳細については採用・再訓練・階級を参照されたし。
最大まで艦長を育てても、全スキルどころか自艦で有用なスキルだけでも全揃えは不可能である(19Ptでは習得しきれない)ので、吟味して選択する必要がある。
Ver0.6.0以降は、それ以前と比較してスキル取得の選択肢が大きく広がっている。
Ver0.6.9で一般の艦長と特別なスキルボーナスを持つ「ユニーク艦長」を識別するマークが表示されるようになった。ユニーク艦長の肖像の右側には黄色い帯が表示される。
Ver0.8.0にて、空母システムの改変により航空機・対空関連のスキルが大きく変更された。
スキルリスト:詳しい説明はクリックすると該当項目に飛べます。
継戦 | 攻撃 | 支援 | 汎用 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() 危険察知 | ![]() 予防整備 | ![]() 熟練装填手 | ![]() 制空権 | ![]() 戦闘機指揮所 | ![]() エンジン ブースト改良 | ![]() 敵弾接近警報 | ![]() 最後の奮闘 |
2 | ![]() 厳戒態勢 | ![]() なんでも屋 | ![]() 熟練砲手 | ![]() 雷速向上 | ![]() 煙幕専門家 | ![]() エンジン改良 | ![]() アドレナリン ・ラッシュ | ![]() 最後の抵抗 |
3 | ![]() 応急対応の基本 | ![]() 抗堪専門家 | ![]() 魚雷専門家 | ![]() 航空機装甲 | ![]() 基本射撃訓練 | ![]() 管理 | ![]() 爆発物専門家 | ![]() 警戒 |
4 | ![]() 副砲の手動制御 | ![]() 防火処理 | ![]() 榴弾用慣性信管 | ![]() 照準安定化 | ![]() 上級射撃訓練 | ![]() 大規模対空砲火 | ![]() 無線方向探知 | ![]() 隠蔽処理専門家 |
艦長スキルには1~4までのLvがあり、上位のLvのスキルを習得するには ひとつ前のLvのスキルをどれか一つでも習得している 必要がある。
例えば、Lv4スキルを習得する為には最低でも合計10Pt(1+2+3+4)を持っている必要がある。
同Lvスキルを複数取る事も可能だが、高Lvスキルの取得を目指す場合は、使った分のスキルポイントを再度貯めなければならない為取得するのが遅くなる。
Lv(階級)は0(初期)~19(元帥)まである為、最大19スキルPtを取得する事ができる。
階級が上がると必要経験値が膨大になっていくのできちんとスキルの取得計画を立てなければならない。
必要な経験値(艦長の階級の昇格)は採用・再訓練・階級を参照。
低Lvスキルを多数習得するか、高Lvスキルを少数習得するか、各自の腕と育成計画の見せ所である。
使用する艦では無意味なスキルを取得してもPtの無駄なので、要不要をよく考えて選択しよう。
- 例:魚雷を搭載していない艦には「雷速向上」「魚雷専門家」は機能しない。
各艦種のオススメスキル(旧) 
※2019.01.31の0.8.0アップデートの空母刷新により空母と防空に関係するスキル全般が大きく調整または変更された。
現在のオススメスキルに関しては下記の「各艦種のオススメスキル(0.8.0以降)」を参照されたし。
スキルの変更内容については以下の公式サイトも参照のこと。
新艦長スキルガイド
艦長スキルシミュレーター
3rdパーティのスキルシミュレータ (公式が壊れているので at 2017/03/11現在)
新米艦長の過ち - 艦長スキル
基本的な事項については以下の公式サイトも参照のこと。
※注:ver.0.5.16以前のスキル仕様で書かれています
週刊「ぷかぷか艦隊」 Vol.9:スキルレベル1~3の紹介
週刊「ぷかぷか艦隊」 Vol.10:スキルレベル4,5の紹介
同一艦種ルートでも必要なスキルが変化する事があります。よく考えて取得しましょう。
基本的にはその国・その艦種のツリー全体を通して有用なスキルを意識すると良いかもしれません。
- 駆逐艦ルートで序盤は砲旋回が遅く「熟練砲手」が有用だが、後半Tierで大きく改善される(ソ駆)。
- 巡洋艦ルートで最初は魚雷を射てなかったが、Tierが進むにつれて魚雷を射てる様になる。
- 巡洋艦ルートでTierが進むにつれて砲口径が増して行き、主砲の口径が139mmを上回る*1。
- 戦艦及び巡洋艦ルートで、艦載機(水上戦闘機や弾着観測機)が搭載出来る様になる。
- 戦艦ルートではTierが進むにつれて副砲の射程が拡大し、有効性が高まる。
- 空母ルートでTierが上がるにつれて副砲・対空砲での自衛戦闘能力が増加する。
- 航空機関係としてTierが上がると各艦の対空性能も大幅に向上し、航空機を撃墜されやすくなる。
- やや珍しい例ではあるが、日駆「Akizuki」はそれまでのツリー艦から一転して砲撃・対空性能が極端に上昇し、それまでの雷駆的な運用・スキル構成では著しく扱いにくくなる(当艦独自のスキル構成が求められる)。
太赤字は必須、あるいは定石、重要度が高いとされるスキル。
太字は、上記のスキルを取った上でおススメされる事が多い、優先度の高いスキル。
- 砲撃特化駆逐艦(砲駆)
- Lv1 危険察知、予防整備、敵弾接近警報
Lv2 熟練砲手、煙幕専門家、アドレナリン・ラッシュ、最後の抵抗
Lv3 &color(Red){抗堪専門家}、基本射撃訓練、管理、爆発物専門家、警戒
Lv4 上級射撃訓練、無線方向探知、隠蔽処理専門家
- 雷撃特化駆逐艦(雷駆)
- Lv1 危険察知、予防整備、敵弾接近警報
Lv2 熟練砲手、雷速向上、煙幕専門家、アドレナリン・ラッシュ、最後の抵抗
Lv3 &color(Red){抗堪専門家}、魚雷専門家、管理、警戒
Lv4 無線方向探知、隠蔽処理専門家
Lv1の危険察知は自分を主砲で狙う敵艦の数が把握でき、数が多い=集中砲火の前兆と判断出来る。
被発見がほぼ前提で、最前線で戦いつつも引き際を見極めなければならない砲駆には非常に有用と言える。
あるいは高Tierの転舵性能の良い砲駆であれば敵弾接近警報も有用。やや扱いは難しいが、距離を取った状態であれば無駄な転舵で速度を落とすことなく敵弾の発射を確認してから舵をきれるため、装填速度の遅い重巡洋艦~戦艦相手に最小限の動きで最大限の回避運動をとれる。
Lv2の最後の抵抗を取得すると、機関や舵が故障してもそれなりの速度を維持して航行する事が可能になる。
機関が故障しても自力で停止できる為、緊急時に煙幕内に避難した時のはみ出しを防げるのは大きい。
駆逐艦は舵と機関が故障し易く、その状態ではすぐに沈んでしまうので全駆逐艦に必須と言える。
HPがすぐに半分以下になり易い駆逐艦は、アドレナリンラッシュの恩恵を最も受け易い。
特に被弾上等の砲駆では効果が目に見えて分かるだろう。
砲・雷・隠のバランスが良い高Tier米駆なら砲撃戦から魚雷戦への移行もし易い。
雷速向上に関しては射程減少のデメリットがある為乗艦先の魚雷射程を確認する事。
魚雷射程と被発見距離に大きな猶予のある高Tier日駆ならばデメリットを補うだけの恩恵は受けられるだろう。
Lv3の管理を取得すると消耗品の使用回数が3回に増加する。
煙幕やブーストを使い切りがちな人はこれを取ると良いだろう。
警戒を取得すると、敵が適当に撃った魚雷に運悪く命中してしまう事故を予防出来るばかりか、後方の味方に対する警戒にもなるので、前に出る駆逐艦には有用なスキルだ。
抗堪専門家に関しては高Tierになる程上昇幅が大きくなる。
集中砲火を受ける頻度も大幅に増えるので生存性を上げるのに越したことは無いだろう。
Lv4の隠蔽処理専門家は全駆逐艦必須と言っても良い。これによって索敵や撤退等がし易くなる。
無線方向探知は、雷駆に乗る際試合序盤において日駆全般の天敵となる砲撃特化の敵駆逐艦の警戒に便利である。
地形や戦況によっては敵未発見状態でも動きを予測した雷撃が出来る場合もある。
砲駆での無線方向探知は敵駆逐艦への警戒・牽制だけでなく、孤立した高隠蔽の敵駆逐艦を的確に追い詰めることにも使える。
上級射撃訓練に関しては、駆逐艦であれば主砲の射程延長が主目的になるが、米駆の場合弾道が山なりな為、延伸しても着弾までに時間が掛かり過ぎて命中が見込めないだろう。
主砲発砲による隠蔽ペナルティは艦長スキルによって延長された射程にも適用されるので、射程が伸びた分だけ自艦を補足する艦が増える可能性が高まる事にも注意する事。
- 軽巡洋艦(主砲口径203mm未満の巡洋艦)
- Lv1 予防整備、敵弾接近警報
Lv2 厳戒態勢、熟練砲手、最後の抵抗
Lv3 基本射撃訓練、管理、警戒、爆発物専門家
Lv4 榴弾用慣性信管、上級射撃訓練、隠蔽処理専門家
- 重巡洋艦(主砲口径203mm以上の巡洋艦)
- Lv1 水上機指揮所、敵弾接近警報
Lv2 厳戒態勢、熟練砲手、最後の抵抗
Lv3 基本射撃訓練、管理、警戒、爆発物専門家
Lv4 上級射撃訓練、大規模対空砲火、隠蔽処理専門家
- イギリス巡洋艦(HE弾使用不可)
- Lv1 危険察知、予防整備、敵弾接近警報
Lv2 厳戒態勢、熟練砲手、煙幕専門家、最後の抵抗
Lv3 基本射撃訓練、管理、警戒
Lv4 上級射撃訓練、大規模対空砲火、隠蔽処理専門家
ただし砲口径によって向上幅やそもそも適用されるかどうかが変わってくるので注意。
Lv1の敵弾接近警報は砲撃の回避に有用。転舵性に優れる艦であれば回避盾をする上で重宝するだろう。
Lv3はかなり悩ましいが、迷ったら国ごとの強みを伸ばすスキルを取ると良いだろう。
対空性能の高い米巡なら基本射撃訓練、ソナー性能が高い独巡なら警戒、火力を重視するなら爆発物専門家、消耗品で強さを引き出す英巡であれば管理といった具合である。
Lv4は対空防御砲火の範囲向上にも繋がる上級射撃訓練や、大規模対空砲火が良い。
対空値が低い船は隠蔽処理専門家で駆逐艦と行動を共にし易くする、というのもアリだろう。
なお英巡洋艦は一部プレミアム艦を除きAP弾しか搭載できない為、爆発物専門家・榴弾用慣性信管を取得する意味が全く無い事に注意。
上の例では上げていないがその他公式の推奨スキルとして無線方向探知がある。隠れている駆逐艦の位置を探知することで不意打ちの雷撃を早期警戒できるようになったり、孤立した駆逐艦への追撃もしやすくなる。効果的に扱うのは難しいが、雷撃の長距離化が進む高Tierほど重宝する。
- 戦艦(汎用)
- Lv1 危険察知、水上機指揮所
Lv2 厳戒態勢、なんでも屋、熟練砲手
Lv3 応急対応の基本、基本射撃訓練、管理
Lv4 防火処理、上級射撃訓練、大規模対空砲火、隠蔽処理専門家 - 戦艦(副砲特化用)
- Lv1 -
Lv2 アドレナリン・ラッシュ
Lv3 基本射撃訓練、爆発物専門家
Lv4 副砲の手動制御、榴弾用慣性信管、上級射撃訓練
特に砲旋回性の悪い艦は熟練砲手によって補助したいがそれ以外、
基本的には生存性・継戦性を伸ばすスキルを取得すると良いだろう。
特に燃やされることの多い艦種なので応急対応の基本、厳戒態勢、なんでも屋、防火処理が有用である。
スキルポイントが足りるのであれば管理によって修理班の回数を増やすことも考えたい。多数の防火修理用スキルと合わせて習得することが理想だが、揃えるには要求される艦長レベルがかなり高い。
その他敵空母に狙われやすいため基本射撃訓練や上級射撃訓練、水上機指揮所で対空能力を伸ばすという方向もある。ただし元々の対空砲の効果が低いと対空は「無いよりはマシ」という程度に留まる。
隠蔽処理専門家は(公式の推奨スキルには入っていないが)発見されることで立ち回りが不利になりやすい点を多少改善でき、被発見と隠蔽をうまくコントロールできれば生存性が非常に増す場合もある。
爆発物専門家は火災発生率に固定値を加算するため上昇率が良く、貫通せずとも火災によってダメージを与えやすくなり、戦艦への副砲の有効性を高めることができる。もちろん駆逐艦巡洋艦にも効果がある。
榴弾用慣性信管(通称IFHE)は火災発生率を下げるため爆発物専門家との併用に向かないが、小口径の副砲が貫通できる範囲が広がるため駆逐艦や巡洋艦へ劇的な効果を期待できる場合がある。ただし想定する敵艦の装甲との相談が必要なため戦艦への有効性の低下も含め安易に取得していいものではない。
(なお主砲は火災発生率が高くと大口径なため貫通力が元々十分なためどちらも主砲への影響は小さい)
ただし副砲スキルは中途半端に習得しても効果が薄く、揃えるにはかなり多くのスキルポイントが必要で要求される艦長レベルが特に高く、また生存性スキルも伸ばしにくいため艦の性能ともよく相談して習得するか慎重に考えるべきだ。
- 空母
- Lv1 航空機整備専門家、ドッグファイト・エース、回避機動
Lv2 雷速向上、エース後部銃手
Lv3 応急対応の基本、魚雷専門家、緊急発艦、爆発物専門家
Lv4 制空権
上記オススメからは外したが、空母は戦艦同様に敵空母の標的にされる事も多いので、ポイントが余っていれば基本射撃訓練や上級射撃訓練といった対空能力を上げるスキルも選択肢に入る。
コスト2~3スキルに関しては、雷撃機の性能向上の為に雷速向上、魚雷専門家をまず取得しよう。
4の制空権を取得した後で、緊急発艦やエース後部銃手など他の補助スキルを取得し、堅実に強化していこう。
ドッグファイト・エースは主に中・低Tier空母では重宝する一方で、高Tier空母では携行弾数増加以外の効力はほぼ無い。Tier8以上の空母では優先度は下がるものの、それでもAlt攻撃の使用時間を少しでも確保ために欲しいスキルだろう。
ちなみに公式の推奨スキルでは隠蔽処理専門家も上げられているが、元々距離を取る空母にとって隠蔽性を無理に上げる必要は無く、他にも多数の有用なスキルがあるため取っている余裕は無い。
あと爆発物専門家は(ここでオススメにあげていたが)爆撃機の火災発生率は元々非常に高く*2、あまり効果は得られないだろう(公式の空母の推奨スキルにも入っていない)。
各艦種のオススメスキル(0.8.0以降) 
(執筆時0.8.0.2)空母システム刷新後のオススメ艦長スキルの解説。
旧オススメの情報を元に書き直し・まとめ直したものです。
- 最大19ポイントの割り振りを考えたい時に:艦長スキルシミュレーター
- ※同一の艦種ルートでも必要な・有効なスキルが変化することがあります。
スキルのリセットには(無課金では)大きなコストがかかる為、基本的には(Tier10を目指すのであれば)その国・その艦種のツリー全体を通して有用なスキルを意識すると良いでしょう。変化の例(※旧オススメからほぼそのまま)
- 駆逐艦ルートで序盤は砲旋回が遅く「熟練砲手」が有用だが、高Tierで大きく改善される。
- 巡洋艦ルートで最初は魚雷を射てなかったが、Tierが進むにつれて魚雷を射てる様になる。
- 巡洋艦ルートでTierが進むにつれて砲口径が増して行き、主砲の口径が139mmを上回る*3。
- 戦艦及び巡洋艦ルートで、艦載機(水上戦闘機や弾着観測機)が搭載出来る様になる。
- 戦艦ルートではTierが進むにつれて副砲の射程が拡大し、有効性が高まる。
- 空母ルートでTierが上がるにつれて副砲・対空砲での自衛戦闘能力が増加する。
- 航空機関連でTierが上がると各艦の対空性能が大幅に向上し、航空機を撃墜され易くなる。
- 特殊な例として日駆サブツリーは「秋月」以降、それまでのツリー艦とは艦の性質が大きく変わる。
砲撃・対空に特化した代わりに雷撃能力が非常に細くなる為、それまでの雷駆的な運用・スキル構成では著しく扱い難くなる。砲駆としてのスキル構成が求められる。
太赤字は必須、あるいは定石、重要度が高いとされるスキル。
太字は、上記のスキルを取った上でオススメされる事が多い、優先度の高いスキル。
※各スキルの詳細な解説は各スキルの項目を参照(こちらでの解説は少なめに)。
駆逐艦
砲撃メインか雷撃メインかで有用なスキルが大きく異なる為、ツリーの傾向・艦の特性に合ったスキルを取得する事。
- 砲撃特化駆逐艦(砲駆)
- Lv1 危険察知 予防整備 敵弾接近警報
Lv2 熟練砲手 アドレナリン・ラッシュ 最後の抵抗
Lv3 抗堪専門家 基本射撃訓練 管理 爆発物専門家 警戒
Lv4 榴弾用慣性信菅 上級射撃訓練 無線方向探知 隠蔽処理専門家
- 雷撃特化駆逐艦(雷駆)
- Lv1 危険察知 予防整備 敵弾接近警報
Lv2 熟練砲手 雷速向上 アドレナリン・ラッシュ 最後の抵抗
Lv3 抗堪専門家 魚雷専門家 管理 警戒
Lv4 無線方向探知 隠蔽処理専門家
- 防空型駆逐艦(基本は砲駆)
- Lv1 危険察知 予防整備 敵弾接近警報
Lv2 アドレナリン・ラッシュ 最後の抵抗
Lv3 抗堪専門家 基本射撃訓練 管理 警戒
Lv4 上級射撃訓練 隠蔽処理専門家
- Lv1スキル
- 「危険察知」は自艦を主砲で狙っている敵艦数を把握でき「集中砲火の前触れ」を判断できる。
発見されながらの戦闘が多く、引き際を的確に見極める必要がある砲撃型駆逐艦では非常に有用。 - 「敵弾接近警報」は主に交戦距離が延びる高Tier用で、「砲弾が発射されてから転舵して回避運動をする事」(いわゆる回避盾)が容易になる。
- 「予防整備」は魚雷を主武装とする雷駆で特に有効。機能停止した際、場合によっては再装填する羽目になるので本スキルで射撃機会の損失を抑えられる。Tier9以降の艦艇で搭載出来るUG「魚雷発射管改良3」のデメリットである魚雷発射管の機能停止の発生率+50%を軽減するのにも有効。
- 「危険察知」は自艦を主砲で狙っている敵艦数を把握でき「集中砲火の前触れ」を判断できる。
- Lv2スキル
- 「最後の抵抗」は、舵や機関(エンジン)が非常に故障し易い駆逐艦では必須スキル。
損傷時も最低限の稼働を維持可能になり敵からの逃走において生存性が大きく向上する。 - 「アドレナリン・ラッシュ」は耐久値が減り易いものの、高い隠蔽性のお蔭で低HPでも(比較的)生存し続け易い駆逐艦では地味に有効。
素のリロードが2分近く掛かる高Tier雷駆では恩恵が大きい。 - 「熟練砲手」は砲旋回が遅く艦の転舵に全く追い付がない艦向け。高Tierにおいては砲駆の大半で旋回速度が良好な為、砲駆に採用するのは中Tierまでに限られるだろう。
日本雷駆で砲戦を意識するなら有用である。 - ※「雷速向上」は非常に癖が強い。採用する際は隠蔽性や素の魚雷射程、プレイスタイルを考慮する必要がある。有効な艦では候補に挙がるが安易に取得する物ではない。
- 「最後の抵抗」は、舵や機関(エンジン)が非常に故障し易い駆逐艦では必須スキル。
- Lv3スキル
- 「抗堪専門家」はスキル特性上高Tier用となる。
低いHPをTier毎の固定値で増量できる為、優先度は高い。
隠密行動主体の雷駆と言えど昨今の空母環境においては被弾の可能性を常に意識すべきだろう。 - 「管理」は、よく消耗品を使い切る場合は取得したい。
高Tierで消耗品「修理班」を搭載する駆逐艦では抗堪と管理を併せて取得する事で生存性を大きく向上出来る。 - 「警戒」は、不意の雷撃に対して少し対応し易くなり転舵の遅い艦で重宝する。
- 「基本射撃訓練」と「爆発物専門家」はどちらも砲駆には魅力的なスキル。
両方取得したいが、Lv4スキルを複数取得する場合はプレイスタイル(敵駆逐への速攻や高対空駆逐なら基本、大型艦への打点重視なら爆專など)で選ぼう。
- 「抗堪専門家」はスキル特性上高Tier用となる。
- Lv4スキル
- 「隠蔽処理専門家」は対駆逐艦での有利の確保・不利の縮小の為に必須。
対空面でも航空発見距離を縮める事で狙い難くする事を期待できる。 - 「無線方向探知」は敵艦との不意の遭遇を避けて事故率を下げる為のスキル。
魚雷の来る方向を予測したり会敵時の姿勢を整えたり味方艦隊への裏取り(側面からの雷撃)を早期に察知したりなど防衛面では非常に有効。
敵駆逐艦を積極的に狩りに行く際にも索敵の手間を大幅に短縮出来るため重宝する。 - 「上級射撃訓練」は駆逐艦クラスの主砲の射程を延長するが、弾速などは改善せず遠ければ遠いほど当て難い点は変わらない。低弾道高弾速なソ駆などでは有用か。
※射程が伸びると砲撃後の被発見距離も伸びる点に注意。
島影で射線を切ったつもりが、予想外な方向からspotを維持される可能性が高まる。 - 「榴弾用慣性信菅」はHE弾の装甲貫通力を上げて通常では弾かれる装甲相手に強引にダメージを取っていくスキル。こちらの砲弾の貫通力、マッチング帯の敵艦の装甲圧によって取得是非が大きく変わってくるのでスキル詳細をよく読んだ上で取得しよう。
- 「隠蔽処理専門家」は対駆逐艦での有利の確保・不利の縮小の為に必須。
- 防空型駆逐艦について
- Ver0.8.0から空母及び対空システムが刷新された。
空母による戦闘機での制空戦が撤廃され単艦辺りでの防空能力も弱くなった。
駆逐艦であっても防空意識を求められ、艦隊による防空体制が必要となる場面が増えた。
空母マッチング時における駆逐艦の戦略戦術は航空戦(ver.0.8.0以降)のページ「空母戦で駆逐艦にできること」を参照されたし。 - 防空型駆逐艦として運用できるのは消耗品「対空防御放火」を持った艦と、(建前上は)日駆サブツリー秋月以降の艦(北風・春雲)が該当する。
※ただし秋月系統は基本の対空力は駆逐艦にしては高めだが、対空防御放火が無い分最大対空力は劣る。また基本が高めと言っても所詮駆逐艦、有効だが強力と言える程ではない。 - なお対空関係は砲撃関係と被るスキルも多く、防空以外では砲駆として運用する事になる。
- ※Lv4「大規模対空砲火」を候補に挙げていないのはスキルの仕様上、殆ど焼け石に水という状態の為。
高対空艦ではその性能を殺してしまい、低対空艦でも航空機を追い払える程の恩恵はないので死にスキルと化している。
それに強化した反対側は弱体化するため通り過ぎるタイミングを見て切り替えるといった芸当をしなければ総ダメージはそれほど上昇しない状態になってしまう。
「隠蔽処理専門家」を取り、無理に対空せず基本は隠れておく方が望ましいだろう。
駆逐艦においては見つからない事が一番の防空である。
- Ver0.8.0から空母及び対空システムが刷新された。
巡洋艦
巡洋艦は概ね同じ様な方向性となるが重巡・軽巡・英軽巡によって優先するスキルが異なってくる。
技術ツリーを進める事で軽巡から重巡へと変化する場合もあるため注意する事。
個別の艦によって有用性が大きく変わるスキルもあるので悩ましい。
- 軽巡洋艦(主砲口径203mm未満の巡洋艦)
- Lv1 危険察知 予防整備 敵弾接近警報
Lv2 熟練砲手 アドレナリンラッシュ 最後の抵抗
Lv3 基本射撃訓練 管理 爆発物専門家 警戒
Lv4 榴弾用慣性信管 無線方向探知 隠蔽処理専門家
- 重巡洋艦(主砲口径203mm以上の巡洋艦)
- Lv1 危険察知 予防整備 熟練装填手 敵弾接近警報
Lv2 熟練砲手、アドレナリンラッシュ 最後の抵抗
Lv3 基本射撃訓練 管理 爆発物専門家 警戒
Lv4 隠蔽処理専門家
- イギリス軽巡洋艦(HE弾使用不可の場合)
- Lv1 危険察知 予防整備 敵弾接近警報
Lv2 熟練砲手、煙幕専門家、アドレナリンラッシュ
Lv3 基本射撃訓練、管理、警戒
Lv4 無線方向探知 隠蔽処理専門家
- Lv1スキル
- 「敵弾接近警報」は砲撃に対し的確に回避運動をする為。
ただし転舵性能が悪い艦では間に合わない場合も多くなる。
集中砲火を受けると有用性がガタ落ちする為、適切な距離感を把握する必要がある。 - 「危険察知」で集中砲火の前触れを早期に察知して、予め回避機動をする手もある。
- 「予防整備」は魚雷を装備していたり主砲が壊れ易い艦で採用の余地あり。
- 「熟練装填手」は砲弾の適切な切替が与ダメージに直結する(重)巡洋艦向けスキル。
(大破状態を除いた)全ての主砲が装填済みでなければ効力を発揮しない為、ある種の慣れが必要な点に注意。
- 「敵弾接近警報」は砲撃に対し的確に回避運動をする為。
- Lv2スキル
- Lv3の為に何か一つ取得しておく必要があるが、「熟練砲手」が無難。
旋回しながらの砲撃に限らず、逆舷での砲撃に切り替える際にも有用。
砲旋回が良好な艦であれば「アドレナリンラッシュ」が良いだろう。 - 「最後の抵抗」は主機や舵が壊れやすい艦では取得しておくと安心。
壊れ易さは艦によって大きく変わってくる為、艦の個別ページで確認しておこう。
- Lv3の為に何か一つ取得しておく必要があるが、「熟練砲手」が無難。
- Lv3スキル
- 「管理」は消耗品を駆使して戦う艦用。消耗品が重要でない艦は取らなくても良い。
ただし大半の巡洋艦はTier9以降にHPを回復する「修理班」を搭載する為、他に優先したいスキルが無ければ取得しても良いだろう。 - 「警戒」は不意の雷撃へより早く対応する為に。消耗品「水中聴音」とは効果が重複する。
駆逐艦を支援する為に積極的に前線へ向かうプレイスタイルであれば心強いだろう。 - 「基本射撃訓練」は対空性能を少しでも引き上げたい場合に。
対空系スキルとしては最も有用(一番マシ)と思われるが、割合上昇タイプである為、元から高対空な艦でなければ効果が薄い。 - 「爆発物専門家」は火力の底上げ用。
Lv4「榴弾用慣性信菅」のデメリット軽減の用途で採用するのもアリ。
スキルPtに余裕があれば、とりあえずで取得しても役立つだろう。
- 「管理」は消耗品を駆使して戦う艦用。消耗品が重要でない艦は取らなくても良い。
- Lv4スキル
- 「榴弾用慣性信管」は一部の巡洋艦(主に軽巡)用。
砲弾の貫通力とマッチング帯の巡洋艦・戦艦の装甲圧を比較した上で採用しよう。
火災率半減のデメリットがある事に注意。 - 「隠蔽処理専門家」はVer0.8.0の新環境では有用度がやや下がった。
空母マッチ増加による航空機からの索敵の他、本スキルの駆逐艦以外への効力が低下した(全艦種一律で-10%)。
とは言え空母無しマッチでは依然として効果的であり、高対空艦の一部は迷彩・UG込みで隠蔽特化する事で航空発見距離=対空砲射程になる為、できれば取得しておきたいスキルである。 - 「上級射撃訓練」は対空爆発ダメージの向上に。
しかし爆発ダメージは航空機の操作次第で回避も出来る為、Lv3「基本射撃訓練」ほどの有用性は感じ辛いかもしれない。 - やや特殊な選択としてLv4「無線方向探知」を取得するという選択もある。
隠密している駆逐艦やそこからの雷撃に的確に対応し易くなる。
本スキルは探知されている事が相手側にも伝わる為、それ自体が駆逐艦への牽制となって奇襲を防ぐ効果も狙える(かもしれない)。
- 「榴弾用慣性信管」は一部の巡洋艦(主に軽巡)用。
戦艦
艦の性能を考慮しつつ、方向性をはっきり決めた上でスキルを取得していこう。
戦艦と一口に言えど、装甲特性を含めた総合的な耐久性能は国家によって大きな開きがある為、一概に継戦仕様が良いとは言えない。
- 基本構成・継戦重視
- Lv1 危険察知 戦闘機指揮所
Lv2 厳戒態勢 なんでも屋、熟練砲手 アドレナリン・ラッシュ
Lv3 応急対応の基本 管理
Lv4 防火処理 隠蔽処理専門家
- 副砲特化兼防空用スキル(Tier7以上の一部艦用)
- Lv1 危険察知 戦闘機指揮所
Lv2 熟練砲手 アドレナリン・ラッシュ
Lv3 応急対応の基本 基本射撃訓練 爆発物専門家
Lv4 副砲の手動制御 防火処理 榴弾用慣性信管 上級射撃訓練
- Lv1スキル
- Lv1スキルは穴埋め程度の違い。状況把握の助けとなるする「危険察知」が無難。
戦闘機がある場合は「戦闘機指揮所」を取得しても良い。
※「敵弾接近警報」仏戦以外では機動力が低過ぎて殆ど役に立たないだろう。
※「熟練装填手」はHE弾も強力な英戦以外では有用性がかなり低いだろう。
- Lv1スキルは穴埋め程度の違い。状況把握の助けとなるする「危険察知」が無難。
- Lv2スキル
- 「熟練砲手」は砲旋回の遅い戦艦全般で有用。
- 「厳戒態勢」は継戦を特に重視する際に。
- 「アドレナリン・ラッシュ」は主砲リロードに30秒近く掛かる大半の戦艦で有用。
- Lv3スキル
- 「管理」は、いつも消耗品「修理班」を使い切ってしまう人・使い切れる人用。
ソ戦では火災や浸水を修復する応急工作班が有限なのでほぼ必須。 - 継戦ビルドであれば「応急対応の基本」はLv4「防火処理」とセットで取得しておきたい。
- 「基本射撃訓練」は対空面のみならず副砲運用でも有効。
- 「管理」は、いつも消耗品「修理班」を使い切ってしまう人・使い切れる人用。
- Lv4スキル
- 「防火処理」で継戦性を確保するか、副砲・対空を強化するか。
- 「上級射撃訓練」は対空爆発ダメージ向上の他、副砲射程を延伸出来る。
- 「隠蔽処理専門家」は駆逐艦以外の効果の削減・空母マッチ増加に伴い有効性は下がったが継戦ビルドで余裕があれば取っておくのも良い。
空母無しマッチでは依然として有用であり被発見距離が縮んだ分だけ前に出てより精度の高い砲撃が行えるからである。 - ※対空兵装の強化は元の対空力が低いと無いよりはマシ程度にしかならない。
そういう艦では副砲特化でない限りは継戦能力を上げた方が良いだろう
- 副砲特化について
- Lv4「副砲の手動制御」の効果が大きくなるTier7以上で多数の副砲を備えた艦に限り有効。
基本的にはドイツ戦艦とフランス戦艦に限定される。 - また中途半端なスキル構成では効果を発揮し難い為、副砲特化では殆どのスキルPtを副砲用に割り振る必要があり、またそれだけのスキルを取得する為に高Lvの艦長が必要となる。
継戦系スキルを取り難い為プレイスタイルだけでなく艦の性能ともよく相談して慎重に考えるべきである。
砲弾に対して凄まじい耐性を持つ独戦と違い、耐久性に難を抱える仏戦では撃たれ続ける状況は絶対に避けなければならず立ち回りでカバーする必要がある。 - なおLv4「榴弾用慣性信管」(通称IFHE)はLv3「爆発物専門家」との併用には向かない。
副砲の貫通力も考慮し貫通を狙うか、火災による継続ダメージを狙うかどちらかを選んで取得しよう。
※対戦艦では貫通力を上げても副砲ではダメージを取り難く火災優先の方が安定し易い。
※IFHEの貫通力向上は副砲で微妙に貫通できない駆逐艦や巡洋艦への有効性を上げる為のスキル。
- Lv4「副砲の手動制御」の効果が大きくなるTier7以上で多数の副砲を備えた艦に限り有効。
空母
0.8.0にて大きくシステムが変わり、スキル自体も大きな変更調整がなされた。
(0.7.12以前とはほぼ全て別物)
- 空母
- Lv1 制空権、エンジンブースト改良、最後の奮闘
Lv2 雷速向上、エンジン改良、アドレナリン・ラッシュ
Lv3 抗堪専門家、航空機装甲、爆発物専門家
Lv4 照準安定化、隠蔽処理専門家
- Lv1スキル
- Lv1「エンジンブースト改良」は一番無難な選択。ブースト効率を上げ、機動力を上げる。
- Lv1「制空権」は航空機の復旧速度向上。ただLv1スキルなのでそれほど効果が大きくない。
Tier8以上でのアップグレード「航空管制改良1」と併せて使うくらい。 - Lv1「最後の奮闘」は、効果を発揮できるタイミングが限定的で扱いが難しい。
- ちなみにLv1「危険察知」を取得すると対空砲の向いている数を確認できるが、
そもそもマップや状況を見れば敵艦の数はおおむね把握できる。必要な状況はほぼ無い。
- Lv2スキル
- Lv2「雷速向上」は雷撃機での雷撃に必要な偏差を縮め、命中性を上げる。
- Lv2「エンジン改良」は基本速度向上。それにより対応力や攻撃性能、生存性も少し向上する。
- Lv2「アドレナリン・ラッシュ」は、損傷した中隊の速度向上。状況次第ではエンジン改良より高い効果を発揮する。
- Lv3スキル
- Lv3「抗堪専門家」とLv3「航空機装甲」は航空機の生存性を向上させ、攻撃能力も少し上がる。
「抗堪専門家」は基本的な耐久値の向上、「航空機装甲」は防空エリアでの継続的なダメージの削減。
両方とっておきたいがどちらにも利点があり、どちらを優先するかは適当に選んでもいいだろう。 - Lv3「爆発物専門家」は主に攻撃機のロケット弾による火災発生率を期待するもの。
HE爆弾の火災発生率も上がるが元々が高めなので影響はやや小さい。
※発射数の少ない大型ロケット弾の攻撃機を使う場合は不向き。
- Lv3「抗堪専門家」とLv3「航空機装甲」は航空機の生存性を向上させ、攻撃能力も少し上がる。
- Lv4スキル
- Lv4「照準安定化」、攻撃開始から照準が狭まるまでの時間を短縮し、攻撃精度を上げる。
- Lv4「隠蔽処理専門家」、中隊にも影響はあるが主に母艦が狙われにくいようにするために取得する。
丁寧に慎重に母艦を操作していれば無くてもほとんど問題ないので優先度は低い。
副次的な効果として、隠蔽性を上げることで被発見から敵艦の位置を推定する索敵をしやすくなる。 - ※Lv4「無線方向探知」はv0.8.2から航空母艦では機能しない変更がなされた。
レベル1 
危険察知(Priority Target) 
訓練コスト | 1 | 再訓練中のペナルティ | 効果を発揮しない |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 「発見された」インジケータに、その時点において主砲で自艦を狙っている 敵艦艇数が表示されるようになる 空母中隊の場合、その時点においてその中隊を対空兵装で狙っている艦艇数が表示される | ||
詳細(ゲーム内) |
自艦の被ロックオン数が状況認識インジケータの右上に小さな数字の形で表示される。
尚、ゲーム内説明にも書かれているが、表示されるのはあくまで主砲で自艦をロックオンしている敵艦の数である。
故に魚雷によるロックオンは影響しない。
自艦が集中砲火を受ける前触れや、もしくは全く注目されていないかが察知できる。
元々、カメラで敵艦を見渡し砲塔の向きで注目を把握するプレイヤーテクニックはある。
本スキルは具体的な敵艦は分からないものの視認できていない敵艦からの情報も得られる。
砲駆が攻勢を掛けるタイミングを計るのにも有用。
前線を張りつつも引き際を見極めるのに本スキルは充分に役立ってくれるだろう。
「魚雷によるロックオンは影響しない」という点は利用することができる。
魚雷を搭載している艦との交戦中にインジケータが一瞬消灯して再び点灯した場合、魚雷を発射された恐れがある。
発射の為に兵装選択を一瞬魚雷に移したからだ。
複数に狙われている場合は数の増減などを見ている暇は無いだろうが、タイマン時などではそれなりに効果を発揮すると思われる。
無論ターゲットを一瞬変えただけだったり、交戦中の艦がロックを外した後に別の敵艦に狙われているという場合もあるが、警戒しておいて損はないだろう。
又、このことを念頭に入れているプレイヤーに対してはフェイクを行うことが可能…かもしれない。
一時的に体制を崩したり狙いを逸らさせることはできるだろう。無論敵が本スキルを取っていたら、の話である。
予防整備(Preventive Maintenance) 
訓練コスト | 1 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 主砲、魚雷発射管、操舵装置、主機の機能停止の発生率を低減 | ||
詳細(ゲーム内) | モジュールが機能停止する確立 -30% |
応急工作班の出番を低減するスキル。
「最後の抵抗」の低コストな代用品として使うのもあり。
「副砲」「対空砲」には適用されない。
なお、防ぐのはモジュールの「停止」なので、モジュールの大破を防ぐ事は出来ない。
駆逐艦は勿論だが、軽装甲の巡洋艦にも効果が期待出来るスキルである。
逆に戦艦は重装甲ゆえに機能停止する頻度が低いので効果はあまり期待出来ない。
熟練装填手(Expert Loader) 
訓練コスト | 1 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 砲弾装填済みの主砲で、弾種変更作業を促進 | ||
詳細(ゲーム内) | 砲弾切り替え所要時間 -50% |
完全に装填済みの砲弾を切り替えるのに必要な時間が半分に減少する。
当然だが切り替え予約後の発砲には効果が無い。
また1基でも装填中の砲塔があると、本来の装填時間がそのままかかる。
修理中の砲塔や大破全損している場合は装填している扱いになり、効果を得る事が出来る。
HE弾とAP弾の撃ち分けが重要な戦艦や巡洋艦で有効。
但し、敵艦に対して弾種が合わずとも、装填済みの砲弾を撃ってから切り替えるのとどちらが有利かは微妙である。
ユニーク艦長の中には本スキルが強化されている場合があり、その強化割合は「所要時間-75%」となっている。
(※スキルを取得しなければ効果は一切無い)
蛇足ながら、Tier1巡洋艦およびイギリス軽巡洋艦は単一の弾種しか持っていない。
当然これらの艦では本スキルは不要である。
制空権(Air Supremacy) 
訓練コスト | 1 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 航空機の整備を促進 | ||
詳細(ゲーム内) | 航空機の復旧時間 -5% |
撃墜され失った艦載機を補充するまでの時間を短縮するスキル。
一機当たり数秒程度の違いのため特別優先度は高くないだろう。
損耗率の高い長期戦では心強いが計算上「通常20機補充される時間で21機補充可能」と言う程度の違いしかない。
Tier8以降のアップグレード「航空管制改良1」*4と併せることで現実的な効果を得られるだろうか。
戦闘機指揮所(Direction Center for Fighters) 
訓練コスト | 1 | 再訓練中のペナルティ | 効果を発揮しない |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 消耗品「戦闘機」を使用した際、追加でもう1機出撃させる。 | ||
詳細(ゲーム内) | 航空機の機数 +1 |
※当然だが艦長を載せる艦に消耗品「戦闘機」を搭載できるかあらかじめ調べておく事。
またその際「戦闘機」の効果も調べておく事。
消耗品「戦闘機」の防空効果を引き上げるスキル。
搭乗する艦が戦闘機を搭載出来る事を前提に、少しでも防空力を向上させたいという時に取得する事になる。
中隊に+1機だけのため極端な差は無いが、元々の航空機が少ないほど割合が大きい。
通常2機が3機になるなら戦闘機による防空効果はおよそ1.5倍という計算になるが、
通常4機が5機になる場合はおよそ1.25倍とそれほど高くはなくなる。
※空母の航空機中隊の消耗品「哨戒戦闘機」と母艦の消耗品「戦闘機」は違う物なので注意。
「戦闘機」のほうにしか効果は適用されない。
※ver.0.6.0以降、戦艦の水上戦闘機は効果時間が90秒に減少している点に注意
飛ばす航空機を増やすことで水上戦闘機の防空効果や、水上機による索敵効果を底上げしてくれるスキルだ。
水上機が一度の使用で「1機編成の航空隊が2ユニット」発艦する。代わりに水上機の速度-20%のデメリットがある。
片方でも飛行していると「消耗品使用中」となる。なお飛ばす機体が増えても消耗品の使用回数は変化しない。
それぞれの航空機は逆向きに自艦の周囲を巡回する。(水上戦闘機では半径3.2km辺り・弾着観測機では半径4-5km辺りを飛行)
各基本の効果については消耗品のページの水上戦闘機と着弾観測機をそれぞれ参照。
水上戦闘機は1機だけでは敵戦闘機1中隊で封じられてしまい中隊同士の連携による空襲を防ぎにくく、また簡単に撃墜もされてしまう。そこで2機が別々に周回することで確実とまではいかないが水上戦闘機による防空効果をかなり得やすくなると言えるはず。もっと言えばマップ上からは敵の戦闘機が空母の戦闘機なのか水上戦闘機なのか区別が難しい場合もあり、マップ上の戦闘機を増やすことはそれだけ敵空母への牽制にもなるだろう。
ただし時計回りに反時計回りと逆向きに周回しすれ違う時に2機がまとまった状態となるため、その反対方向から空襲を受けてしまう時には速力低下の影響が出やすい。それでも2機になる効果の方が大きいためデメリットを重く感じることはあまりないだろう。
弾着観測機は2機に増やしても射程延長の効果自体は変化しない。特に意味は無いが、しいて上げるなら2機に増える分敵戦闘機などに撃墜されて効果を中断される可能性を少し減らせる程度である。
なお水上機は周囲の索敵をする効果も持っており、敵艦や時には魚雷の発見もしてくれる。島影に隠れている敵艦を発見できることもあるためとても重要な効果なのだが、1機だけでは周回のタイミングによって発見できない状態が続いたりあるいは敵の対空砲などですぐ撃墜されてしまったりと少し効率が悪い。
2機飛ばしておけば互いに入れ替わるように飛んでくれる方向もあって索敵効果が1機より安定しやすく、また敵の防空に撃墜されるとしても2機飛ばしていれば撃墜されるまでの時間が多少伸びる。劇的な違いがあるとは言いにくいが、空母戦でなくとも2機に増やす意味はある。
※注意点として消耗品の水上戦闘機・弾着観測機を持たない艦には効果が無い。艦に水上機が搭載されていてもツリーによっては次のTierの艦、あるいは艦によっては船体の違いによっても水上機を搭載できなくなる場合もあるため、習得させるなら事前に艦の性能や次の艦の性能についてもよく確認しておくこと。
エンジンブースト改良(Improved Engine Boost) 
訓練コスト | 1 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 空母中隊のエンジンブースト時間を向上 | ||
詳細(ゲーム内) | エンジンブースト時間 +10% |
航空機の加速・減速に使うエンジンブースト時間を強化し、機動力を少し引き上げるスキル
「エンジンブーストの回復時間」は据え置きのため実質エンジンブーストの効率自体が良くなる。
敵弾接近警報(Incoming Fire Alert) 
訓練コスト | 1 | 再訓練中のペナルティ | 効果を発揮しない |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 4.5 kmを超える距離から斉射を受けた際に警告を表示 | ||
詳細(ゲーム内) |
インジケータは敵艦が発砲した瞬間に点灯し、数秒後に消える。魚雷発射には効果がない。
インジケータの点灯箇所は状況認識アイコンと共通であり、敵弾接近警報が優先して表示される。
どれくらいの精度で点灯するかは不明だが、発見されてない時でも至近に着弾する場合は点灯する。
敵艦の発砲はゲーム画面上で視認できる情報である*5が、
このスキルがあれば敵艦を見渡さずともインジケータのみで攻撃を把握できる。
それはプレイヤーの反応速度向上と負担軽減に貢献し、快適なプレイが出来るだろう。
戦艦では距離や舵の効きによっては回避が間に合わないが、敵戦艦からの大ダメージは避けられるだろう。
巡洋艦・駆逐艦であれば十分に回避や防御態勢を取ることは可能である。
余計な回避運動を減らす事で速力を維持し回避力を保てる他、攻撃機会を増やす効果もある。
取得コストは1だが、警戒の補助という意味では同コストに「危険察知」というスキルもある。
「危険察知」は敵主砲からロックオンされている数を把握でき名前の通り状況の危険度を察知出来るが、
発砲の瞬間を判断出来ないので的確な回避までは難しい。
こちらは中距離以遠での回避の助けになるが、判断を誤って多数砲撃受ける状況に陥ると焼け石に水である。
比較してどちらを取るか考えても良いし、両方とも取るという手もあるだろう。コストは低く比較的併用はしやすい。
最後の奮闘(Last Gasp) 
訓練コスト | 1 | 再訓練中のペナルティ | 効果を発揮しない |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 空母搭載機の最後の攻撃小隊のエンジンブーストを完全に復旧 | ||
詳細(ゲーム内) |
効果は「中隊の機体数が攻撃小隊の数以下になった時点でエンジンブーストを全回復させる」というもの。
※攻撃小隊は攻撃に参加する機体の事で、攻撃小隊が2機なら中隊が2機になった時点で発動。
※攻撃で離脱して減った状態でも発動し、被撃墜によって減った状態でも発動する。
※回復した後は通常通りブーストゲージを消費する。
スキルとしてはやや扱いが難しいだろう。
効果を活用するには予めエンジンブーストを使っておく、最後の攻撃小隊の段階で活動可能な状態である必要がある。
防空で一気に撃墜されてしまったり、エンジンブーストを消費してない状態では恩恵が得られない点には注意。
またそもそも最後の攻撃小隊規模ではエンジンブーストが回復しても出来る事が少ない。
出来る事は主にエンジンブーストで防空圏から離脱して帰還させる、あるいはスポットを続けるくらいだろう。
レベル2 
厳戒態勢(High Alert) 
訓練コスト | 2 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 応急工作班の準備時間を短縮 | ||
詳細(ゲーム内) | 消耗品「応急工作班」の準備時間 -10% |
戦闘中に何度でも使える消耗品「応急工作班」の再使用時間が短縮される。
同スキルレベルに「なんでも屋」があり、両方取得していれば効果は乗算で重複する。
前線において生死を分ける可能性もあるスキルであるが、劇的に変わるわけではない。
なので接敵タイミングをコントロールしやすい駆逐艦では戦闘スタイルによっては効果が薄いだろう。
なおソ連戦艦の高速応急工作班は、素の準備時間が短い特殊仕様のため、本スキルと相性は良くない。
なんでも屋(Jack of All Trades) 
訓練コスト | 2 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 艦と中隊のあらゆる消耗品の準備時間を短縮 | ||
詳細(ゲーム内) | 消耗品の準備時間 -5% |
「厳戒態勢」と比較すると応急工作班に対する効力は劣るが、その他の消耗品の準備時間も短縮出来る。
信号旗「November Foxtrot」(大口径の報奨)と効果は同じで乗算で重複もする。
複数の消耗品を搭載している艦は恩恵を多く受けられる。
ユニーク艦長の中には本スキルが強化されている場合があり、その強化割合は「準備時間-10%」となる。
(※スキルを取得しなければ効果は一切無い)
熟練砲手(Expert Marksman) 
訓練コスト | 2 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 主砲の旋回速度を向上 | ||
詳細(ゲーム内) | 口径139mmを越える砲の旋回時間 +0.7度/秒 口径139mm以下の砲の旋回時間 +2.5度/秒 | ||
0.5.16との差異 | 変化なし |
砲の旋回速度が向上するスキル。連装数の違いによらず、砲の大きさで効果が決まる。
砲塔旋回の遅さに悩まされる戦艦や重巡で特に重宝する。
駆逐艦においては高速航行中に砲塔の追従が間に合わない場合には有効。
一つの基準は全速全舵、もしくは全速半舵にスキルの有無によって照準が追い付くか否かだろう。
何とか追従するにしても相手と反航側に転舵すると引き離される場合は一考の余地がある。
ユニーク艦長の中には本スキルが強化されている場合があり、その強化割合は
「口径139mmを越える砲の旋回時間 +1度/秒」「口径139mm以下の砲の旋回時間 +3度/秒」となっている。
(※スキルを取得しなければ効果は一切無い)
180°旋回時間(秒)
通常[秒] | 口径 | |
≦139mm | >139mm | |
5 | 4.7 | 4.9 |
---|---|---|
10 | 8.9 | 9.6 |
15 | 12.4 | 14.2 |
20 | 15.6 | 18.5 |
30 | 21.2 | 26.9 |
45 | 38.3 | |
60 | 48.6 | |
72 | 56.3 |
雷速向上(Torpedo Acceleration) 
訓練コスト | 2 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 魚雷の射程を犠牲にして雷速を向上。 艦載魚雷と航空魚雷の両方が対象 | ||
詳細(ゲーム内) | 航空雷速の雷速 +5kt 艦載雷速の雷速 +5kt 航空魚雷の射程 -20% 艦載魚雷の射程 -20% |
射程を大きく減らす代わりに射程内での命中性を向上させる。
速度上昇分はわずか+5ktだがそれなりの効果は期待出来る。
ただしデメリットの魚雷射程-20%がかなり大きく、隠蔽雷撃を主とする艦では特に注意が必要。
乗り換えを予定している艦長では乗り換え先の艦や魚雷の性能も確認する事。
また説明の通り艦載魚雷だけでなく航空魚雷にも効果がある。
元の雷撃速度が遅いほど加速割合は大きいため一部の航空魚雷への効果はやや大きい。
艦によっては隠蔽雷撃が困難に、あるいは不可能となってしまう場合もある。
スキル取得は艦や魚雷性能、プレイスタイルともよく相談して検討しよう。
(執筆時点v0.7.1)
採用を検討する駆逐艦はスキル習得後の隠蔽雷撃を前提として「基本の雷撃射程×0.8>被発見距離+2kmくらい」であることが望ましい。(+2kmは隠蔽雷撃が可能な範囲を確保するため)
これに適合する艦はそれほど多くなく、全体的に魚雷の射程が大きく伸び隠蔽UGも装備できるTier8~10の駆逐(砲型ソ駆など一部を除く)の他はTier6~7の日駆くらいで後は雷撃可能な猶予がやや厳しい。(一部Tier2でも当てはまる艦はいるが)
雷速スキルありでも隠蔽雷撃が可能な艦の中でリスクを背負ってでも雷撃を強化したい、という場合に採用する価値が出てくる。それ以外の採用はおすすめできない。
射程短縮のリスクはかなり大きく、雷撃射程まで接近する前後で敵に位置がバレると警戒され事前に回避行動を取られて命中させにくくなる。また逃げてる相手に対しては雷速が向上する分追いつきやすくなる面もあるが、到達可能な範囲が狭まる分単純に狙いやすくなるわけではない。
さらにTier7以降とのマッチングではレーダーを持った敵艦が現れ、敵に接近するリスクがそれ以前よりも大きいという点にも注意したい。艦長ランクも上がってくるため無線方向探知まで持っている敵も珍しくないなど戦場は厳しさを増している。
それだけのリスクを背負っても+5ktと劇的な変化ではない。
しかしそもそも9km~10kmやそれを超えるような遠距離の雷撃は予測が外れてしまいやすく、例え予測が当たっても魚雷同士の間が広がり挟角発射でも回避が容易になるなど、命中自体は相手のミス以外では中々期待できない牽制用の雷撃である。
そうした遠距離からの牽制雷撃を捨てて「命中を期待できる距離で少しでも命中性を高めて使いたい」という人にはうってつけと言えるだろう。
特に日本駆逐艦は全体的に発見距離が悪く敵に回避されてしまいやすいため、より高い命中性を望むのであれば採用を検討しよう。
航空魚雷は元々射程が短いためデメリットが少なく単純に命中性を向上させるスキルと言える。
射程が短くなりすぎると対空圏内まで近づく必要が出るので雷撃機の性能を見て検討しよう。
煙幕専門家(Smoke Screen Expert) 
訓練コスト | 2 | 再訓練中のペナルティ | 効果を発揮しない |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 煙幕の範囲を拡張 | ||
詳細(ゲーム内) | 煙幕の半径 +20% |
半径が上昇するので、面積にして1.5倍弱(144%)の範囲拡張となる。
一般的な半径450m→540m。イギリス巡洋の半径600m→720m。
有効時間が短いイギリス巡洋艦はもちろん、駆逐艦も隠せる範囲が広がるため戦術の幅が広がる。
その分味方の視界もふさぎやすいので注意が必要となる。
なお、自身が展開中の煙幕の効果を受けるための速度"12.5kt"は変化しない。
(いったん12.5ktまで船速を落とした後に加速した際にはみ出しづらくなる利点はある。)
ユニーク艦長の中には本スキルが強化されている場合があり、その強化割合は「煙幕の半径+30%」となっている。
(※スキルを取得しなければ効果は一切無い)
エンジン改良(Improved Engines) 
訓練コスト | 2 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 空母中隊の速力を向上 | ||
詳細(ゲーム内) | 中隊の速力 +2.5% |
航空機全体の機動力を少し向上させ、対応力を引き上げるスキル。
コスト2では主にスキル「雷速向上」との選択となる。
速力が上がれば攻撃までの時間、攻撃から離脱するまでの時間も短くしやすく、
敵艦隊の防空圏にいる時間を短くする事にも少しだが貢献し、生存力もわずかだが伸びる。
アドレナリン・ラッシュ(Adrenaline Rush) 
訓練コスト | 2 | 再訓練中のペナルティ | 効果を発揮しない |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 自艦のHPの減少に伴い全兵装の装填速度を向上 航空機のHPの減少に伴い空母中隊の速力を向上 | ||
詳細(ゲーム内) | あらゆる兵装の装填時間短縮(HP喪失1%毎に) -0.2% 中隊の速力向上(HP喪失1%毎に) +0.2% |
対空砲に影響しない。副砲にはver.0.6.1以降に適用。
装填時間は装填時のHPに基づき計算され、修理班で回復した場合は回復分だけ装填時間が元に戻る。
他の艦長スキルや船のアップグレードと効果が重複する。
HP半分の時点で装填時間-10%の効果がある。
基本射撃訓練やアップグレードの効果は10%や12%である事を考えると、コスト2のスキルとしては高い効果である。
理論上の最高値はHP1の場合でほぼ-20%。
駆逐艦では主砲・魚雷両方に効果があるため対駆逐艦での削り合いの砲戦にも効果がある。
更にHPが減った後は雷撃をより短い間隔で発射出来るようになる。
もちろん巡洋艦や戦艦でも効果は期待出来る。
特に戦艦は修理班の使用タイミングを考え残り体力を管理する事で高い効果を維持しつつ生き残る事も出来る。
空母で取得しておくと、航空機中隊の損傷にあわせて航空機の速度が上がるようになる。
基本的な速力向上として同コストにスキル「エンジン改良」(固定+2.5%)もあるがこちらは体力1/4減少で+5%の向上となる計算。
※細かい判定・計算については不明。おそらく残存してる機体の中隊体力での計算? 損傷機体の離脱で効果が減る?
ユニーク艦長の中には本スキルが強化されている場合があり、その強化割合は
「あらゆる兵装の装填時間短縮(HP喪失1%毎に)-0.25%」「中隊の速力向上(HP喪失1%毎に) +0.25%」となっている。
瀕死では約25%の上昇効果を受けられる。(※スキルを取得しなければ効果は一切無い)
最後の抵抗(Last Stand) 
訓練コスト | 2 | 再訓練中のペナルティ | 効果を発揮しない |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 主機または操舵装置が機能停止した場合、 性能は低下しながらも、機能させ続けることが可能になる | ||
詳細(ゲーム内) |
主機(エンジン)や舵を破壊されても動ける便利スキル。
応急工作班の再準備中に破壊された場合に、安全地帯まで逃げることができる。
舵の応答は半減以下になるが、固定されるよりはるかにマシである。
加速力は減少するが、おおよそ8割程度の速度は維持できるようである。
また主機の出力が操作できるため、停止する事が出来る。
そのため主機や応急工作班が回復するまで煙幕に隠れようとした時に、意図せずはみ出す事が無くなる。
機関や舵が非常に壊れやすい駆逐艦では必須のスキルと言えよう。
特に砲戦を主体とする場合は是非とも取得しておきたい。
また、巡洋艦では舵一杯で回避中に被弾して舵が故障すると照準が追い付かず発砲出来ない事がある。
特に船尾の装甲が薄い艦は駆逐艦の砲弾で故障してしまう事もあるだろう。
そういった艦の場合には本スキルの取得を考えてみると良いだろう。
レベル3 
応急対応の基本(Basics of Survivability) 
訓練コスト | 3 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | モジュール修理能力、消火能力、浸水復旧能力を向上 | ||
詳細(ゲーム内) | 修理、消火、浸水復旧の所要時間 -15% |
各種損傷・火災・浸水が自然に復旧するまでの時間を短縮する。
艦のアップグレードや信号旗とは効果が乗算で重複する。
応急工作班を使わない状態での火災・浸水のダメージ量を減らせるため、
「使用直後で使えない時」や「あえて使わず新たな被害に備えたい時」に被害を減らす効果を期待出来る。
コスト4の「防火処理」は"火災発生率・発生数を減少させる"のに対して、こちらは"火災発生後の(応急工作班を使わない場合の)ダメージを低減する"。
防火処理はほとんど"既に構造体で火災が発生している時に追加の火災を抑える効果"であり単体の火災発生や的確な火災狙いには発生率0.9倍と最大数3/4の効果しかない。(詳しくは防火処理の項目参照)
一方でこちらは火災そのものは防がないが火災放置によるダメージを安定しておおむね15%減少させることが出来、火災以外にも効果がある。
続けざまに火災を取られる状況でもなければ安定した効果を期待出来る。
なのでよほど多数のHE弾に襲われる事を想定していないのであれば「防火処理」よりこちらの「応急対応の基本」を優先するという考え方も良いだろう。
ただやはり可能であるなら防火処理とあわせて両方とも取得したい。
なお「榴弾用慣性信管」により一部艦艇は火災発生率を半分に下げている場合もあるが、
反対に「爆発物専門家」によって発生率を増加させている場合も珍しくなく特に戦艦では火災対策は可能な限りとっておきたい。
抗堪専門家(Survivability Expert) 
訓練コスト | 3 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 艦と航空機(戦闘機を含む)のHPを向上 | ||
詳細(ゲーム内) | HP(艦艇のTeir1段階毎に) +350 航空機のHP(Tier1段階毎に) +25 |
艦艇又は、艦載機の最大HPを艦のTier数に比例して向上させるスキル。
向上したHPは部位破損において「胴体部」のみに勘定されるため、船首船尾の損傷進行によるダメージ軽減の効果を受けやすくなる。
また、最大HPに依存する火災ダメージと衝突ダメージに影響する。
・砲艦の場合
HPの少ない駆逐艦にとっては重要度が高い有力なスキル。
修理班を持つ場合は回復量も相対的に増えるため「管理」と合わせて取得優先度は高い。
巡洋艦や戦艦は元々HPが高いため、固定数値の増加の本スキルでは増加効果が少ない。
軽巡洋艦などの場合は検討しても良いかもしれない。
・空母・艦載機の場合
対空砲火に晒されやすい艦載機にとって必須とも言えるスキルである。
これと同3ポイントの「航空機装甲」と合わせて取得は必須と言える。
艦載機が生き残れば残るほど復旧と発進可能機体が増えるため、DPMに直結する事を考えれば優先して取得しよう。
ユニーク艦長の中には本スキルが強化されている場合があり、その強化割合は
「HP(艦艇のTeir1段階毎に) +400」「航空機のHP(Tier1段階毎に)+20」となっている。
(※スキルを取得しなければ効果は一切無い)
魚雷専門家(Torpedo Armament Expertise) 
訓練コスト | 3 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 魚雷発射管の装填時間を短縮 | ||
詳細(ゲーム内) | 魚雷発射管の装填時間 -10% |
単純に試合中に魚雷を発射出来る本数が増える。
そのため「射点についたものの魚雷は準備中」という事態を減らす事が出来る。
日本の駆逐艦など、魚雷を主ダメージソースとする艦では非常に有効。
下位レベルのスキルに「アドレナリン・ラッシュ」があるが、こちらは常時発動のため汎用性に勝る。
効果は重複するので両方とってみるのもありだろう。
※空母の雷撃機に対しての装填短縮効果は無い。そもそも発艦時に装填されている。
航空機装甲(Aircraft Armor) 
訓練コスト | 3 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 対空兵装の射程距離内で航空機が被る継続ダメージを軽減 | ||
詳細(ゲーム内) | 対空兵装による継続的なダメージ -10% |
艦載機が対空砲火によって受ける継続ダメージを軽減するスキル。
同3ポイントスキルの「抗堪専門家」と並んで空母にとっては必須と言えるスキル。
爆発に触れた時の「爆発ダメージ」を軽減するものではないので注意しておこう。
ちなみに「抗堪専門家」はHPが低めの日空艦載機や攻撃機への恩恵が大きめ。
「抗堪専門家」「航空機装甲」のどちらを先に取るべきかは各自の判断でも良いだろう。
ユニーク艦長の中には本スキルが強化されている場合があり、その強化割合は
「対空兵装による継続的なダメージ-11.5%」となっている。
(※スキルを取得しなければ効果は一切無い)
基本射撃訓練(Basic Firing Training) 
訓練コスト | 3 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 口径139mm以下の主砲、副砲と対空兵装の能力を向上 | ||
詳細(ゲーム内) | 口径139mm以下の主砲、および副砲の装填時間 -10% 対空兵装による継続ダメージ +10% |
主砲に恩恵を受けるのは、駆逐艦と小口径の巡洋艦である。
スキル2の「アドレナリン・ラッシュ」と違いHPの減少が無い状態でも効果があるのが大きい。
勿論どちらも取得して効果を重複させる事も出来る。
戦艦は多数の副砲・対空砲を搭載しているので、それを強化する場合には有効である。
しかし同コストで「応急対応の基本」による消火対策や「管理」での修理班追加との選択になるだろう。
元々の対空数値が高い艦は本スキルでの増加分も大きく相性が良い。
(元々の継続ダメージ50が55になり追加分5、元々の継続ダメージ150が165になり追加分15。
毎秒攻撃判定があるので、その差は時間経過で更に大きな差になっていく)
本スキルで継続ダメージを増やしていても対空砲が破損すると増えた効果が減ってしまう。
上昇効果を維持するためにアップグレードで対空砲の抗堪を上げておくと良いだろう。
管理(Superintendent) 
訓練コスト | 3 | 再訓練中のペナルティ | 効果を発揮しない |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 艦の消耗品の容量を向上 空母中隊の消耗品は対象外 | ||
詳細(ゲーム内) | 全消耗品の +1 |
戦艦の修理班や駆逐艦の煙幕等の使用回数のある消耗品の回数が1回増やす事が出来る。
戦艦や巡洋艦の着弾観測機や水上戦闘機の使用回数も増える。
空母の艦載機は消耗品ではなく兵装扱いなので増えない。
基本的には「消耗品をよく使い切ってしまって困ってる」という場合にスキル取得の検討すると良い。
主に使用頻度の多いが回数が少ない「発煙装置」を搭載する駆逐艦や軽巡洋艦に本スキルは有用である。
戦艦やTier9以降の巡洋艦に搭載出来る「修理班」を増やす際にも良いだろう。
その他「警戒レーダー」などの特殊な消耗品を使える艦にもオススメ出来るスキルである。
4回という制限のある高速応急工作班を搭載するソ連戦艦の艦長ならば是非に取得しておきたい。
バージョンアップに伴い全ての消耗品が旧有料版に置き換わり無料分で+1の恩恵を受けれるようになった。
戦艦は元から消耗品の個数が多く余らせる場合が多ければ、他のスキルを検討しても良いだろう。
爆発物専門家(Demolition Expert) 
訓練コスト | 3 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 艦艇と航空機の兵装による目標に対する火災発生率を向上 | ||
詳細(ゲーム内) | HE弾による目標に対する火災発生率 +2% HEロケット弾による火災発生率 +1% HE爆弾による火災発生率 +5% |
巡洋艦、砲撃型の駆逐艦などの、HE弾を多用する艦で有効なスキル。
空母の攻撃機・爆撃機にも一応有効だが元から数値は高いので効果は薄め。
主砲威力が低めな駆逐艦にとって火災ダメージは大きな貢献となりうる。
詳細な計算式はゲームシステムの火災の項目を参照。
HE弾の火災発生率のパーセンテージに直接2を足すため、元の火災発生率が低い砲弾ほど効果が大きくなる。
逆にある程度の火災発生率が元からある艦の上昇効果は大きくない。
(元が3%なら5%になり1.7倍、元が20%なら22%になり1.1倍)
駆逐艦の場合は同レベルスキルの基本射撃訓練で手数を増やして炎上を狙う事も出来る。
自身の戦法に合わせてスキルの取得しよう。
副砲にも適用されるようになったので多数の副砲を持つ艦は、より炎上効果を上昇出来るようになった。
副砲は命中率の問題はあるので、他のスキルやUG、艦の運用方法で補う必要がある。
主砲がAP弾のみのイギリス軽巡洋艦や、SAP弾のイタリア巡洋艦では恩恵を受けられない。
一応、副砲には有効だが他のスキルを優先した方が良いだろう。
File not found: "爆専_damage_期待値計算.xlsx" at page "艦長スキル/ver.0.9.12以前"[添付]
空母は攻撃機のロケット弾、HE爆弾を使う爆撃機に適応される。
日本とドイツのAP爆弾には、あたりまえだが適応される効果は無い。
HE爆弾の火災発生率は元々大きいため、それほど大きな恩恵は受けられない。
ロケット弾もやや低確率で多数発射するタイプなら多少の恩恵を受けられる程度である。
同コストのスキルに耐久関係の有力なスキルが2つもあるため優先度はかなり低い。
ユニーク艦長の中には本スキルが強化されている場合があり、その強化割合は
「HE弾による目標に対する火災発生率+3%」「HEロケット弾による火災発生率+2%」
「HE爆弾による火災発生率+6%」となっている。
(※スキルを取得しなければ効果は一切無い)
警戒(Vigilance) 
訓練コスト | 3 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 魚雷捕捉範囲を向上。 消耗品「水中聴音」発動中も対象 | ||
詳細(ゲーム内) | 魚雷捕捉範囲(海面) +25% |
説明の「魚雷補足範囲」について
魚雷補足範囲とは敵艦に搭載されている魚雷の「被発見距離」と消耗品「水中聴音の魚雷補足範囲」2種を指す。
前者の場合は各魚雷の被発見距離が1.25倍になり、通常よりも距離があるうちに発見する事が出来る。
後者の場合は一部の艦に搭載可能な消耗品「水中聴音」における魚雷の強制捕捉距離が1.25倍される。
※水中聴音の距離については右記のリンクを参照されたし。→水中聴音
本スキルを取得する事で魚雷を数秒早く発見する事が出来る。
また、ゲームシステム上一度発見した魚雷はその後も見え続けるので、後続の味方にも貢献出来る。
しかし、発見距離が元から短い深度魚雷に対しては発見距離が1km弱、命中までの猶予が1秒弱しか伸びないため効果が薄い。
前線で戦い魚雷の脅威に晒される駆逐艦には有効なスキルと言える。
通常魚雷は種類によるが約2~5秒発見が速まり、回避のための猶予が生まれ生死を分ける事もある。
また鈍足ゆえに狙われやすい戦艦も被雷を1本でも少なくするためには取得しておきたいスキルである。
しかし戦艦は同コストで効果の有用な物が他にあるため取得優先度は高くない。
スロット5のアップグレード「魚雷発見システム」の能力を向上させる事も出来る。
元は1.8kmの魚雷強制発見だが、2.25kmに延伸が出来る。
ユニーク艦長の中には本スキルが強化されている場合があり、その強化割合は「魚雷捕捉範囲(海面)+35%」となっている。
(※スキルを取得しなければ効果は一切無い)
レベル4 
副砲の手動制御(Manual Fire Control for Secondary Armament) 
訓練コスト | 4 | 再訓練中のペナルティ | 効果を発揮しない |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 副砲が、プレイヤーが指定した目標のみを攻撃するようになる。 これにより、射撃効力が大幅に向上 | ||
詳細(ゲーム内) | Tier I-VI 艦艇の副兵装の最大散布界 -15% Tier VII-X 艦艇の副兵装の最大散布界 -60% |
このスキルを取得すると副砲が優先指定した相手にしか発砲しなくなる。
このスキルを取得すると副兵装が自動攻撃を行わなくなる。その代わり指定*6した目標への副兵装の精度が向上する。
使う際は近づく前からあからじめ攻撃したい敵艦を目標指定しておくと射程内へ接近した際にすぐ攻撃を開始してくれる。
なお攻撃目標の指定は見失っても(他の指定しなければ)外れないため再発見すればそのまま狙い続けてくれる。
主に多数の副砲を持つ戦艦、特に効果が格段に向上するTier7以降の戦艦のためのスキルである。
なおTier1~と書かれているが低Tierだと副砲を持っていないという艦も多く、Tier6以下では効果が薄いため取得する価値は薄い。
上位Tierの巡洋艦なら多少強い副砲を持っている場合もあるが、巡洋艦で副砲を積極的に活用させることは至難であるためオススメは出来ない。
効果は命中精度を割合で増加させるというもの。最低限の命中性を保障するものではない。
Tier7以降の戦艦では非常に大きな効果を望めるが、他の副砲系スキルを含めて副砲を強化しておかないとその効果を発揮しにくい。
それに試合によっては副砲が活用できず特化させていても役に立たないこともままあるため、ほぼ熟練者向けのスキルだ。
取得コストが4と大きく、もしこのスキルを習得するのであれば艦の性質をよく考慮して副砲に特化したスキル構成を組み、可能な限り副砲を活用できるよう戦略戦術を組み立てておくことをオススメする。
また多少の欠点があるため副砲特化だとしてもあえてこのスキルを習得しない選択もある。
プレイスタイルやスキルポイントの配分などと相談して習得するか決めよう。
Tier7以降では習得すると外れる範囲が大きく減少するため命中性が大きく向上する。
ただし欠点として「自動での砲撃を行わなくなるため副砲起動のために一々攻撃目標を指定する必要がある」という点と「攻撃目標のみを狙うため、目標を狙うことのできない副砲が一切攻撃を行わなくなる(攻撃目標1艦のみに限定される)」という点がある。
また丁度良い距離や大きな艦には命中率の向上が著しいが、特に近づいてしまうなら手動化が無くとも命中性が高くそれほど大きな効果を得られない。
欠点や性質の関係上敵艦隊へと突撃して戦闘を試みたい場合は副砲の手動化は使いにくくむしろ邪魔となりやすい。敵艦隊へ近づいても敵1隻にしか効果が無く、残りの副砲が他の艦を攻撃することもできず、ただでさえ状況把握が忙しいのに副砲の管理にまで追われ、またあまりに近づいてしまうと手動制御による恩恵は小さくなってしまう。突撃戦術でもうまく使えれば強いのは確かだが、そのハードルは高い。
安全かつ堅実な運用法は副砲の射程を最大限伸ばし副砲の射程ギリギリに特定の敵を入れて狙うように運用する場合だ。それならば落ち着いて運用しやすく、両側を使えない歯がゆさも感じにくい。もちろん元の命中率が低い遠距離では劇的な命中性は期待できないがより堅実にダメージを重ねていくことができるだろう。
ちなみにTier7以降で得られる効果は物凄く単純に考えて「命中性およそ2.5倍*7」、5%が12.5%、10%が25%くらいになるイメージだ。
実際には砲の性質やら散布界の面積や的(敵艦)の大きさやら角度やらと命中精度に関わる要素は複雑なのだが大体それくらいのようである。ただし通常でも散布角に敵艦がほぼ収まる1-2km以内などではそれほど大きな差にはならない。(一応水中へ外れる確率は少し減る)
「ただでさえ低い命中率からたったの2.5倍?」と思うかもしれないが実体は"副砲のダメージ効率がおよそ2.5倍"なのである。手動無しで2000しか与えられなかったダメージが5000に、4000のダメージが1万になる計算。この違いは特に近い駆逐艦や手負いの巡洋艦に対して決定的な差になりうる。遠い駆逐艦など元々0%に近い場合は2.5倍してもほぼ0%だが
あくまで「単純に考えて」の数値だが単独の相手にはそのくらいの効果を期待できる。
検証ver.0.7.2、トレーニングモードにて:T7日戦に射撃システム改良1(副砲散布界-5%)だけ載せ5kmほどの敵駆逐艦(T8陽炎)へ副砲手動化の有無を比べた所、約10%→約25%の命中率という単純計算に近い結果。
その他T10日戦に副砲改良1(副砲散布界-20%)を載せて5kmほどの敵巡洋艦(T10蔵王)へ副砲手動化の有無を比べた所 約14%→約38%の命中率と上昇量は約2.7倍と少し高いが概ね単純計算に近い。
上記のT10日戦から7.4kmほどの同じT10日本戦艦へは、有無で約16.2%→約36.8%と2.27倍と倍率はやや低いのだがAP弾(155mm3連装砲)側で約11.8%→約36.4%と3倍以上の差が出た。
この調査はかなり雑で回数もパターンも少なく状況が限定的で実践的でも無いが、単純計算に近く目安としておおよそ2.5倍前後だと考えられるだろう。
なお近接距離についてはT10日戦で1kmにて巡洋艦への命中率を比べると約50%→約60%とそこまで上昇量が大きくない。水中へ消えてしまう量が多少減るという程度だ。
- 取るべきかどうか
単独の相手には説明の通り約2.5倍の効果を期待できるが、複数の相手になると話が変わってくる。
副砲の手動制御が無い場合は敵艦隊にほぼ囲まれた状態だと副砲が100%機能できるが、手動制御がある場合一隻に対して片側のみ(=ほぼ半分)の精度約2.5倍で副砲全体のおよそ125%分の効果が最大となり状況によってはさらに下がる。
とても忙しい近距離戦闘中に敵駆逐艦を副砲で狙って見失ったらすぐに別の艦を指定し、また敵駆逐が見えたら指定といった管理をできる自信があるかどうか。そんな状況はそうそう起きるものではないが、副砲の手動制御はそうやって指定を管理し続けなければ十分に効果を発揮できない。
もちろん突撃戦術においては1隻1隻を確実に撃沈できるのなら手動制御は非常に強力なのだが、目標指定の管理がうまくできない場合はろくに副砲が機能しないという事にもなりかねない。それならばいっそのこと無い方が安定して敵艦隊へダメージを与えてくれるし、敵駆逐艦などを目標指定しても暇な副砲は別の艦を狙ってくれる。
もし副砲の手動制御を取得しないのであればその分他のスキルを取得できるため、あえて副砲特化でも副砲の手動制御を取らずに他のスキルへ回すという考え方も十分ありだろう。
防火処理(Fire Prevention) 
訓練コスト | 4 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 火災発生率を低減 艦艇の火災発生箇所を最大3ヶ所までに抑制 | ||
詳細(ゲーム内) | 火災発生率 -10% |
詳細な計算式はゲームシステムの火災の項目を参照。
簡単に言うと命中時の火災発生率を0.90倍にしたうえで、
「艦首、構造体1、構造体2、艦尾」の4か所だった着火箇所が、「艦首、構造体、艦尾」の3か所になる。
大型巡洋艦や戦艦で特に重宝する*8。
「火災継続中には同じ着火箇所で火災は起きない」というルールを前提として複数火災を起きにくくするのが主な効果。
戦艦の上部構造体はHE弾で狙われやすく、構造体を2ヵ所放火されることもよくあるが、このスキルによってそれが1ヵ所の火災で済むようになり火災ダメージを抑えることができる。
艦首・艦尾を燃やされると相変わらず複数火災になるが、通常の砲撃戦ではこれらの部位は船体中央と比べて被弾率が低いのでそもそも火災が起きにくい。そのため船体中央への効果だけでも複数火災の確率はかなり低減できるだろう。
ただし火災時間自体を短縮してくれるわけではなく、個々の火災発生自体は0.9倍の確率軽減しかできないため、一か所目の火災を防ぐ効果はあまり期待できない。また構造体以外の艦首艦尾を的確に燃やされるとそれなりの火災被害を受ける。
これがあればHEで滅多打ちされても安心というスキルではないので過信しないように。
榴弾用慣性信管(Inertia Fuse for HE Shells) 
訓練コスト | 4 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 主砲および副砲の榴弾(HE)の装甲貫通力を向上 榴弾(HE)による敵艦艇に対する火災発生率が低下 | ||
詳細(ゲーム内) | HE弾の装甲貫通力 +25% HE弾による火災発生率(各種補正を適用する前の値)が半減 | ||
0.9.1との差異 | HE弾の装甲貫通力 +30%(口径が+30%で計算される) 139mm以下の砲のHE弾の火災発生率 -1% 139mm超の砲のHE弾の火災発生率 -3% |
戦艦の艦首・艦尾に当たっても装甲を貫通できずノーダメージに終わっていた小口径HE弾の貫通力を強化し、火災を狙わずとも直接ダメージを出せるようにする為のスキル。
HE弾の貫通力については主砲を参照。
元々のHE弾で貫通できる相手なら、ダメージは変わらず、火災発生率が半減するデメリットしか無い。
重巡洋艦と戦艦は全ての艦に元からダメージが出せるので殆どの場合必要性が薄い*9。
実質上、駆逐艦と軽巡洋艦の為のスキルとなっているが、これらの艦は手数で勝負する性質上火災発生率が元から低いので火災率半減の影響は比較的少な目。
低下した火災率を「爆発物専門家」で補強する場合、もともとの数値が半減した後に爆発物専門家の効果分が足される*10計算式となる。
本wikiの解説や各所コミュニティサイト等では「IFHE」と呼ばれる事が多い。
小・中口径HE弾の貫通できる装甲厚を表にすると以下のようになる。
砲口径[mm] | 貫通できる装甲厚*11 | 搭載艦艇 | |
---|---|---|---|
IFHEなし | IFHEあり | ||
76(.2) | 13mm | 16mm | 橘(Tier2日駆)、Smith(Tier2米駆) |
85 | 14mm | 17mm | 副砲のみ |
88 | 15mm | 18mm | 副砲のみ |
100~102 | 17mm | 21mm | (Tier8-9仏戦副砲) |
100(特) | 30mm | 37mm | 秋月(Tier8日駆)など日本100mm砲 |
105 | 17mm | 23mm | 低Tier独駆・独巡主砲、Tier5-7ドイツ副砲 |
105(特) | 26mm | 32mm | Tier8以上のドイツ副砲 |
113~114 | 19mm | 23mm | Tier9-10英駆主砲 |
120 | 20mm | 25mm | ヨーロッパ駆逐艦、低Tier駆逐艦、Tier5-8英駆 |
127~128 | 21mm | 26mm | 駆逐艦主砲・巡洋艦や戦艦の副砲 |
128(独) | 32mm | 40mm | ドイツ駆逐艦主砲・ドイツ戦艦(グナイゼナウ、GK)副砲 |
130 | 22mm | 27mm | ソ連駆逐艦とスモレンスクの主砲 |
139~140 | 23mm | 28mm | 低Tierの一部巡洋艦・一部日戦副砲 |
150~152 | 25mm | 31mm | T7以下の軽巡6インチ砲、一部独駆・一部戦艦副砲 |
150(独) | 38mm | 47mm | ドイツ軽巡洋艦、ドイツ戦艦の副砲 |
152(T8以上の軽巡主砲) | 30mm | 37mm | T8以上の軽巡6インチ砲 |
155 | 26mm | 32mm | デュゲイ・一部日戦副砲 |
155(最上) | 31mm | 38mm | 最上の主砲 |
180 | 30mm | 37mm | 一部のソ連巡洋艦 |
190 | 32mm | 40mm | ホーキンス |
200 | 33mm | 41mm | 古鷹の初期砲 |
203 | 34mm | 42mm | 重巡8インチ砲・一部空母副砲 |
203(独) | 51mm | 63mm | ドイツ重巡洋艦 |
210(独) | 53mm | 66mm | ヨルク(Tier7独巡) |
220 | 37mm | 46mm | モスコヴァ(Tier10ソ巡) |
234 | 59mm | 73mm | 高tierのイギリス重巡洋艦 |
240 | 40mm | 50mm | アンリIV世(Tier10仏巡) |
283(独) | 71mm | 88mm | シュペ-(Tier6独巡) シャルンホルスト(Tier7独戦) |
305 | 51mm | 63mm | 大型巡洋艦 |
310 | 52mm | 65mm | 吾妻、吉野 |
※HE弾の貫通力特性は、
ドイツ戦艦(主砲、128mm副砲、150mm副砲、tier8以上の105mm副砲)、Tier4以上のドイツ巡洋艦(主砲)、
イギリス戦艦(主砲)、234mm砲を搭載するイギリス重巡洋艦(主砲)
に適応されているとの事。また一部日本艦の100mm砲は30mmを貫通できる。
※ドイツ戦艦・ドイツ巡洋艦とは異なり、ドイツ駆逐艦は特性を持たない他、ドイツ戦艦でもTier7以下の105mm副砲には特性が無い。
※イギリス戦艦の副砲にも適応されていない模様。
基本的に採用を検討に値するのは以下の艦艇である。
- 秋月、北風、春雲、HSF晴風4-10船体(100mm砲)
IFHEを取得せずとも30mm装甲まで貫通できるので必須レベルではない。
IFHEを取得すると戦艦の32mm装甲にもダメージを入れられるようになり、他の砲駆と差別化できる。 - Tier7以下のドイツ以外の軽巡洋艦(150~152mm砲)・戦艦の副砲
素で25mmまで貫通するので、Tier7以下の巡洋艦の船体にはIFHEを取得せずともダメージを入れる事ができる。IFHEを取得することで31mm貫通まで貫通するようになりTier6~7戦艦の艦首艦尾上甲板の基本装甲厚(26mm)にダメージを入れられるようになる。しかし、Tier8以上の戦艦の装甲(32mm)は貫通できない。
ドイツについては後述の「203mm~220mm砲、およびドイツ巡洋艦150mm砲」を参照。イギリス軽巡でHEを撃てるのはプレミアム艦艇のみ。 - T8以上の軽巡洋艦(150~152mm砲)、ソ連巡洋艦の180mm砲(キーロフ除く)
素で30mmまで貫通するため、高ティア巡洋艦の船体(Tier8~9が27mm、Tier10が30mm)にはIFHEを取得せずともダメージを入れる事ができるが、IFHEを取得することでTier8以上の戦艦の艦首艦尾上甲板の基本装甲厚(32mm)を貫通できるようになる。
モロトフは効果が出るのはTier8戦艦とマッチした時なので微妙か*12。
ドイツについては後述の「203mm~220mm砲、およびドイツ巡洋艦150mm砲」を参照。 - 最上(155mm砲)
素で31mmまで貫通できるので、IFHEを取得せずとも巡洋艦や格下戦艦の船体にはダメージを入れる事ができる。IFHEを取得すればTier8以降の戦艦の艦首艦尾上甲板の基本装甲(32mm)およびアメリカ戦艦の船体(38mm)を貫通できるようになる。
後述の通り203mm砲とIFHEはあまり相性が良くないため、伊吹や蔵王でも艦長を流用する場合はIFHEは取得しない方が良いだろう。 - フランスTier10巡洋艦アンリIV世(240mm砲)
火災発生率が大きく下がってしまうが、貫通力が50mmを超えるため検討に値する。
貫通可能になるのはTier8~10独戦および大和の一部甲板、愛宕・シアトルの一部甲板、モスクヴァ・スターリングラードの主装甲以外の胴体部、Tier8~10独巡の一部水線装甲、ハバロフスクの舷側装甲。
その他の砲について
- 120mm砲
貫通力が25mmを超えることで、巡洋艦の艦首・艦尾にHE弾で有効弾を出せる(一部の巡洋艦は艦首・艦尾が27mmなので注意)。
Tier7以下の巡洋艦でも中央上部の装甲は25mmであることが多いのでそちらにも有効になる。
駆逐艦の砲を強化するスキルは間接的なものも含めてたくさんあるため、IFHEに手を回すかは好みの面がある。 - 127~128mm砲
貫通力が26mmになり、T7以下の戦艦の船体にHE弾で有効弾を出せる。 - 130mm砲
貫通力が27mmになり、T8・T9の巡洋艦の船体、巡洋艦の艦首・艦尾にHE弾で有効弾を出せる。 - 一部の低tier巡洋艦(139~140mm砲)
一部の戦艦や巡洋艦に25㎜装甲を持つ者がいるため採用を検討してもよいが、ポイントに見合うほどの効果があるかは微妙。 - Tier7以降の戦艦
同レベルスキル「副砲の手動制御」に始まる戦艦副砲強化の一環として、IFHE取得の選択肢がある。
欠点は低めの発火率を更に下げることになることと、副砲に割くポイントとしてはやや重いこと、主砲の火災発生率まで大きく下がってしまうこと。またAP弾には効果が無い点にも注意。(日本戦艦の中口径副砲はほぼAP弾)v0.7.11より副砲の弾種は全てHEになった。
88m~105mm辺りの小さい副砲が19mm装甲(上位駆逐艦船体・上位戦艦上部構造体など)を安定して貫通できるようになり、120mm以上の駆逐艦級の副砲が巡洋艦に対して有効にできる。
またドイツ戦艦のグナイゼナウ(Tier7独戦)やグローサー(Tier10独戦)の場合、128mm砲はもともと巡洋艦に有効だが、IFHE適用で戦艦の船体にも有効弾を出せる。
また、通常の戦艦の副砲の152mm砲はIFHEを取得しても31mmまでしか貫通できないため、対戦艦用にIFHEを取る意味は無い。 - 203mm~220mm砲
35mm~46mmの装甲は一部の日本重巡洋艦(愛宕)、Tier8以上のアメリカ戦艦、ウラジオストク、一部巡洋艦の水線装甲、及び一部の空母に使用されている。
それらの艦への射撃機会(および該当する装甲への命中率)を考えると、ほぼ対アメリカ戦艦専用となる。そうなると4ポイント+発火率低下に見合うかは微妙。 - ドイツ巡洋艦203mm砲、大型巡洋艦
アンリIV世と違い、通常でも50mm装甲へは有効弾を出せている。
有効になるのはシアトルの後部甲板、大和・武蔵中央甲板の57mm装甲、Tier9~10ソ連戦艦の中央甲板とドイツ戦艦舷側の60mm装甲。
60mm装甲の戦艦の増加により以前よりは有効性は増したが、大巡HE弾の火災発生率は軒並み高く、これを半減させるデメリットを補えるかは微妙なところ。
ドイツ巡洋艦に関しては射撃レートが高く、火災発生率が元から低いためデメリットは比較的小さいかもしれない。
もう少し詳しい説明
本スキルを習得する基準は、"有効弾を出せる敵艦の部位や面積がどれだけ増えるか"である。
稀に誤解されるが、胴体喫水部の主装甲をガシガシ抜けるようになるスキルではない。
HE弾は敵艦に命中した部位の装甲厚によって通常ヒットと不貫通が決まる。
例えば、Tier8以上の戦艦は上部構造物以外のすべての部分が32mm以上で構成されているため、通常は152mm砲(T8以上の軽巡)のHE弾を船体に命中させても全くダメージを与えることが出来ない。
榴弾用慣性信管を習得することで、152mmHE弾(T8以上の軽巡)は戦艦の艦首や艦尾にダメージを与えることが出来るようになる。
※T7以下の軽巡洋艦のHEではIFHEを取得しても32mmは貫通できない。
一般的な装甲値はTier8を境に以下のように変化する。
構造物 | Tier7 | Tier8以降 |
---|---|---|
駆逐艦の艦体 | 12mm~16mm | 19mm |
戦艦の上部構造物 | 16mm | 19mm |
巡洋艦の艦首・艦尾 | 16mm | 25mm~27mm |
巡洋艦の船体中央部 | 25mm | Tier8~9:27mm Tier10:30mm |
イギリス巡洋艦 | 13mm | 16mm |
戦艦の船体・艦首・艦尾 | 26mm | 32mm |
艦によって細かい差異があるので、ゲーム中の装甲モデルで確認すると良い。
厳密なHE貫通のルールとして
1. 砲弾ごとに貫通力が整数で設定されていて、その値以下を貫通できる。
2. その「設定されている貫通力」は口径/6 (イギリスは戦艦のみ、ドイツは戦艦とT4以上の巡洋艦は1/4)を四捨五入した値で求められる。
3. IFHEは貫通力の設定値を「設定値*1.25」で置き換える。このときは四捨五入しない。
顕著な例としてアメリカ駆逐の127mmを考えると
1. 127/6=21.1...なので設定値は21になる。つまり21mmまで貫通できる。
2. IFHEを取得した場合、設定値*1.25となるので「21*1.25=26.25」、よって「26.25mm以下の装甲厚を貫通」できる。
照準安定化(Sight Stabilization) 
訓練コスト | 4 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 空母艦載機の照準時間を短縮 | ||
詳細(ゲーム内) | 攻撃機の照準速度 +7.5% 雷撃機の照準速度 +7.5% 爆撃機の照準速度 +15% |
艦載機が攻撃態勢に入ってからサークルを絞るまでの時間を短縮させ、攻撃の精度を上げるスキル。
空母の艦長は基本として取得する事になるだろう。
"照準速度"は攻撃態勢に入ってから基本旋回せず直進している状態で攻撃範囲の絞られる速度で、
スキルを取ると少し短い待機時間で最小範囲の効果的な攻撃を出来るようになる。
また絞る時間が短ければそれだけ左右の調整もしやすくなり、命中性が良くなるだろう。
特に効果の大きい爆撃機では左右へ旋回しながらでも照準が少しずつ絞られるためとても狙いやすくなる。
※なお攻撃するタイミングが速ければ離脱も早まる分対空砲火を受ける時間は多少減りやすいが、有効な攻撃のタイミング自体にはそれほど大きな変化はなくあくまで命中精度を上げるためのスキル。
上級射撃訓練(Advanced Firing Training) 
訓練コスト | 4 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 口径139mm以下の主砲と全ての副砲の射程を延伸、 対空兵装の有効性を向上 | ||
詳細(ゲーム内) | 口径139mm以下の主砲および副砲の射程 +20% 対空砲弾の爆発によるダメージ +20% |
主に駆逐艦の主砲や、それ以外艦種の副砲・対空砲の効果を上げるスキルである。
139mm以下の主砲は一部低Tierの巡洋艦も持っているが必要な艦長レベルが高くまず使わないだろう。
(例外としてプレミアム巡洋艦のアトランタはTier7ながら127mm砲が主砲となっている)
スキル適用後の射程は射撃管制装置を参照。
主砲の射程の延伸は単純に「砲の仰角を上げるだけ」のため、当然遠くへ飛ばすときは弾着時間も伸びる。
着弾までの時間が長いとそれだけ偏差が難しく、また敵艦の動きによって当たらないことも起きやすくなる。
加えて「散布界は改善しない」ため、延長距離での最大散布界は遠い分悪化する。(同じ射程では同じ散布界)
射程を伸ばすとしても遠い敵への命中性が良くなるわけではない点には注意。
ソ連駆逐やブウィスカヴィツァなど元々弾速が速く偏差のとりやすい艦なら比較的当てやすいため、そうした艦と相性が良い。
(ちなみに主砲の射程を伸ばす効果は着弾観測機にもあるが、着弾観測機を持つ艦は船体が大きく=主砲も大きいため、主砲の延長効果を重複させることはできない。主砲が大きくとも一応副砲対空砲には効果がある。)
副砲の射程の延長も「射程を伸ばすだけ」で、こちらも散布界は改善しない。
副砲は元々散布界が非常に広く通常の射程ギリギリでも命中性は非常に低く、その射程を伸ばすとさらに当たりにくい距離で砲撃を始めるため副砲の総合的な命中率は低下するだろう。基本的には敵艦への牽制をかける距離が少し延びるくらいに思おう。
一応副砲の手動制御があれば副砲の散布界は多少マシにはなり、本スキルと併用することでより遠い相手へも多少の効果を期待出来るようになる。元々射程の長い副砲であればより高い効果を期待出来る、かもしれない。
対空砲は「長距離砲が発射する対空爆弾の爆発半径内のダメージ増加」を得られる。詳細は対空砲(ver.0.8.0以降)へ
敵航空機が巧妙に回避機動を取り爆発が命中しなかった場合は効果を発揮しない。
なお対空防御のポイント4のスキルには「大規模対空砲火」もあるが、こちらは秒間ダメージの上昇である。
大規模対空砲火(Massive AA Fire) 
訓練コスト | 4 | 再訓練中のペナルティ | 効果を発揮しない |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 優先セクターを発動した際の即時ダメージ量を向上 優先セクターを発動しても対空兵装による継続的なダメージが向上しなくなる 優先セクターの準備時間が長くなる | ||
詳細(ゲーム内) | 即時ダメージ +100% 優先対空セクターの準備時間 +50% |
平たく説明すれば「対空セクター発動時の即時ダメージが通常の倍になるが、10秒間の継続ダメージ向上は無くなる」といったもの。
即時ダメージとは対空セクターを発動した際に敵艦載機に対して一定割合のダメージ(駆逐艦なら5%、他の艦種は3.5%)を与える。
当スキルを取得した場合はこの一定割合のダメージが駆逐艦の場合は10%、その他の艦種は7%まで上昇するメリットを得られる。
しかし、対空セクター使用直後から徐々に上昇する継続ダメージの効果が無くなり、再使用時間が1.5倍伸びるというデメリットを含む。
上記の仕様からこのスキルで一番恩恵を受けるのが継続ダメージが低い駆逐艦になる。
このスキルがあれば対空性能の良し悪しに関係なく中隊全体に高いダメージを与える事が出来、対空セクターを通常よりも早く再使用出来るからである。
一方で駆逐艦以外の艦種が当スキルを取得しても元々の即時ダメージの率が低い事に加えて上昇率も高くない。
また、継続ダメージが高い巡洋艦や戦艦は当スキルを取得してしまうと逆に与えるダメージ量が減る結果になっている。
これらの継続ダメージが高い艦種は徐々に上昇する方が有利である。
一見すると駆逐艦には有用なスキルのように思えるが期待する程効果は高くない。
駆逐艦自体が艦長スキルの配分に余裕が無い事に加えて、現在の仕様でこのスキルを取得したからと言って敵艦載機からの攻撃から防いでくれるわけではない。
また、HPを回復する事が出来る雷撃機中隊が存在するので対空セクターの瞬間ダメージが1回分無駄になる。
4P消費して少しばかり対空ダメージを増やすよりも艦隊行動を意識したプレイが現実的であり、当スキルを取得する価値はほとんど無い。
無線方向探知(Radio Position Finding) 
訓練コスト | 4 | 再訓練中のペナルティ | 効果を発揮しない |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 最も近い敵の水上艦と水上航行中の潜水艦の方位を表示 対象の敵艦側では、方位を探知されたことが警告される 航空母艦または潜水中の潜水艦では機能しない | ||
詳細(ゲーム内) |
自艦から最も近い敵艦がいる大まかな方角をガイドしてくれるスキル。略称は「RPF」、稀に「RDF」。
航空母艦ではこのスキルを取得していても効果を発揮しない。
ガイドは画面中心を円心とした白い円弧が表示され、最も近い敵艦が位置するセクター単位(マップのマス目)で判定されている。
ガイドはそのセクター中央を示すため、マス目の境界を跨ぐとガイドも動く仕様になっている。
逆に感知されている側は画面上に「探知された (LOCATED)」という専用の被感知インジケータが点灯する(なお、複数から感知されても何人から感知されているかはわからない)。感知、被感知ともに隠蔽状態は全く関係ない。
【無線探知を使った運用】
熟練者ともなればマップと照らし合わせて敵艦の大まかな座標を特定出来る他、探知される側は探知と非探知のタイミングと味方艦の位置から無線スキル持ちの敵艦の凡そな位置(方角)が掴める。情報を僚艦に提供するコミュニケーション能力があれば、更に高い効果が期待できるだろう。特に警戒が必要そうな場合はマップをクリックして味方全体へと知らせよう。ただ攻撃にも防御にも有効なスキルで非常に汎用性が高いものの、熟練者が相手だと位置を読まれることもあるため隠密奇襲を主としたい場合にはやや不向きである。
味方がマップクリックなどをした後、“RPF”とチャットされたら、その方向に敵艦がいるぞという合図である。
なお、ゲーム内の英語表記は「Radio Position Finding」だが、「Radio Direction Finding」や「Radio Location」と呼ばれることもある。
活用方法、運用例まとめ
ただ無線探知の方向に敵艦がいるとわかるだけでなく、無線探知の方向と、既に発見している敵艦の方向と位置とを見比べることで敵艦のより詳しい位置を把握できる。
- 「無線探知が発見済みの敵艦と異なる方向を示している」なら
探知方向にその発見済みの敵艦より近い距離で別の敵艦が隠れていることが分かる。
※ただしさらに他の敵艦が別方向から接近してきているということもありえることに注意。状況把握はしっかりと、探知方向の変化にも要注意。 - 「無線探知が発見済みの敵艦と同じ方向を示している」なら
その敵艦が最も近く、それより近い敵艦が居ない可能性がある。
※ただし同じ方向の近くに別の敵艦が隠れているという場合もある点に注意。ミニマップと方向探知の挙動へ特に注意をすること。方向に大きなズレが生じることがあれば間違いなく別の艦がいる。
- 駆逐艦の方向や距離を探知したり、存在の有無を察知する
無線方向探知の主な運用は隠れた駆逐艦の把握である。
単純に方向を把握することで敵駆逐艦を追ったり警戒したりすることができるだけでなく、上記した仕組みを使うことでより的確に敵駆逐艦の位置や有無を把握することができる。
敵駆逐艦の裏回りも察知しやすくなる他、どの方向からの魚雷に注意すればいいのかの目安にもなる。さらに距離が分かればレーダーをより効果的に発動しやすくもなるし、敵が煙幕で逃げた際に角度によっては煙幕からも離脱したかどうか分かる。- 駆逐艦に無線方向探知を入れるとより効果的に探知を運用しやすくなる反面、「探知された」ことを気づかれてしまい奇襲などがしづらくなる点に注意。
敵駆逐艦と不意に遭遇する危険を減らせる分生存性は高まるが、裏回りに気づかれやすくまた熟練者を相手にすると方向や位置を読まれてしまう危険も伴う。
駆逐艦に入れる際は方向がバレていることも想定して運用すること。
(現v0.7環境ではそもそも側面~裏回りしての奇襲が難しいため、雷駆でも戦略として強引な奇襲を完全に切り捨ててしまうという考え方もある。*13)
- 駆逐艦に無線方向探知を入れるとより効果的に探知を運用しやすくなる反面、「探知された」ことを気づかれてしまい奇襲などがしづらくなる点に注意。
- cap、占領する際の目安
敵の駆逐艦の位置を把握することで占領する際の体勢などを判断できる。
capの円が小さくとも近くにいないと分かれば逃げ腰になる必要性が薄く、反対に対面側にいるとわかれば予め逃げる準備をしておくなどの対応もできる。
また大きな陣地のcap争いの際に牽制の魚雷をより的確に相手のいる方向へと撒きやすい。
- その他局所的な探知
島の裏にいる敵艦の動きの探知や、敵艦隊が少なくなってきた後の残党や空母の探知などにも使える。なお探知したことがバレるため敵も方向がバレていると考慮して動いてくるであろう点に注意したい。
その他発見された時に被発見距離と探知方向によって敵艦の位置を推測するという荒業もある。ただし島影や煙幕があると無線探知している敵艦と見つけてきた敵艦が別々である可能性もあるため常に確実な察知ではないが。
- 敵駆逐艦へのプレッシャー
探知した相手側には「探知された」と表示されるものの、それ自体が敵駆逐艦への牽制として機能する。警戒心の強いプレイヤーならより消極的なプレイを迫られる。
このスキルは特に駆逐艦での人気が高く、それを知っているプレイヤーは「(駆逐艦の所在が明らかになるまで)駆逐艦がいる・(近くにいるなら)駆逐艦が持っている」と仮定して慎重に行動するようになるだろう。(相手の駆逐艦が全て遠くにいるなどの状況にならなければ持ち主が駆逐艦では無いと判断しにくい)
そのため巡洋艦などに持たせておけば、もしこちらの駆逐艦が実際には居なくとも他の駆逐艦が敵に見つかるまで敵駆逐艦に慎重な立ち回りをさせることができる場合もある。
ただ戦艦の場合は後方に位置する事が多く無線探知を効果的に使いにくいものの、戦艦でも敵駆逐の強襲を抑制する効果は期待できる。コスト4点分に見合うかは別だが…
無謀なプレイヤーはお構いなしに奇襲をしかけてくるかもしれないが、その時は状況を見極めて冷静に撤退か撃沈かの対応を取ろう。
- 駆逐艦の方向や距離を探知したり、存在の有無を察知する
- 三角測量
本スキルを取った艦と分艦隊などで連携し探知方向を共有することで、三角測量の要領で敵艦のおおよその位置を割り出す。
探知できる位置はセクターまで詳細な位置は分からないし場所を的確に伝えることも難しく敵味方の艦隊の位置関係によっては使えないことも多いが、うまく測量することでより的確な戦略を立てやすくなる、かもしれない。
敵の数が少ない時に味方がマップクリックで敵のいない方向を示していたら自分もマップクリックをして探知している方向を教え合おう。
砲駆では敵駆逐を追い回すのにとても効果的で状況が許せば猛威を振るう。雷駆でも奇襲は不向きになるが不意の遭遇を避けやすく雷撃距離まで近づく時のリスクを低減するだけでなく敵駆逐艦への牽制雷撃もしやすくなる。どちらでも非常に圧力をかけやすくなるだろう。
もちろん駆逐艦以外でも巡洋艦が用意しておけば奇襲を防ぎ敵駆逐艦へ適切に対応しやすくなる。
流石に戦艦では扱いにくいが状況次第で無駄にはならない。戦艦に無線方向探知は非常に特殊なスキル取得なので「探知された」から状況を判断してくる相手が混乱してくれるかもしれない。そのためだけにコスト4は流石に重いが…
- 煙幕や島影で感知された場合、隠れる前の敵艦配置から敵方向を推定する。
マズそうならとっとと移動すること。 - このスキルを持っているプレイヤーと使用艦の組み合わせを憶えてしまう。
元々プレイヤー研究に熱心な人なら、更に情報を有効に活用できるだろう。 - 本スキルで自艦を探知している敵艦は「どの味方艦よりも自分に近い位置にいる」。視認できてきる敵艦に該当する艦が無ければ、スキル持ちの敵艦は隠蔽状態である。
そこでミニマップの味方艦の位置を確認し、(頭の中でよいので)すべての味方艦と自艦との間に中心線を引くと、「敵艦が存在する領域」を割り出すことが出来る。(「ボロノイ図」でネット検索すると分かりやすい図が見られる。)
感知タイミングや敵艦の発見距離も合わせると、敵艦の距離や方向もいくらか限定できる。
(むろん、スキル持ちが複数いる場合もあり、常に使える手法ではない。)
だが結局のところ特定したところで撃沈できなければ探知され続けることに変わりはない。むしろ、対抗方法として最も効果のあるものは自分も無線探知を取得して自分でも活用することである。
隠蔽処理専門家(Concealment Expert) 
訓練コスト | 4 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 艦と空母中隊の被発見距離を低減 | ||
詳細(ゲーム内) | 駆逐艦の被発見性 -10% 巡洋艦の被発見性 -10% 戦艦の被発見性 -10% 航空母艦の被発見性 -10% 中隊の被発見性 -10% |
艦艇及び、艦載機の発見距離を短縮させるスキル。
- ver.0.8.0以降
ver.0.8.0から艦艇の発見距離が軒並み-10%で統一され、駆逐艦を除く艦種は以前に比べて隠蔽距離が悪化している。空母の艦載機に対しても当スキルの効果を得られる仕様に変更された。
- 砲艦の場合
ランダム戦における空母刷新による影響で隠蔽率を高めても艦載機に発見されやすくなった影響で、ver.0.7.12以前よりは当スキルの重要性は減少した。ただし、空母が参加しないランク戦などでは隠蔽距離による駆け引きを主とした戦いが多く重要度は高い。
- ただし駆逐艦の場合は以前同様非常に重要。駆逐艦同士での有利の確保・不利の縮小もそうだが、
対航空機でも隠蔽性を高くし「(対空兵装が届かない/OFFの状態での)航空発見距離を短くする」ことで、
航空機による発見を遅らせる・航空機による攻撃のタイミングを測りにくくすることができる。
特に発見直後の攻撃の猶予=攻撃の精度を少しでも下げることで、最初に受けるダメージを減らすことを狙える。
敵機が攻撃態勢に入ることができなければ発見されてすぐの攻撃を受けることも避けられ、退避する時間を稼げる。
※しかし仕様上、完全に見つからないということはできない。
- ただし駆逐艦の場合は以前同様非常に重要。駆逐艦同士での有利の確保・不利の縮小もそうだが、
- 空母・艦載機(中隊)の場合
当スキルを取得する事で空母本隊と艦載機にそれぞれ効果が適用される。
昨今は味方チームが艦隊を組んで移動する傾向が多いため、隠蔽の悪い空母が敵艦に見つからないように移動したい場合には有用。敵艦載機に発見された時にそこへ長距離砲撃可能な艦がいた場合そのまま砲撃を受ける危険がある。
中隊の操作に集中していると母艦の操作は忘れがちで止まったままだとただの的、また例え動いていても回避運動をとっていない場合敵艦隊の腕が良ければ一斉射で当ててくる。不意に発見されるリスクを下げることも無駄ではない。- 航空機への影響はほとんど気休め
航空機中隊の被発見距離は現状の0.8.0では7.5km(日雷)~10km(全般)とかなり広くなっており、UGと併せて短縮しても見えない状態からの奇襲ができるほどではない*14。攻撃面では一気に接近して攻撃する際の敵艦が対応できる時間を少しだけ短くする、という程度でしかなく恩恵は非常に小さい。
影響の出る可能性があるのは煙幕に隠れた敵艦へ攻撃する際の他の敵艦や敵機による被発見の有無・タイミングくらい。
一応索敵面で「見つかっているかどうか」で被発見範囲内の敵艦の位置を少し細かく掴みやすくなる小さい利点もある。 - 4ポイントスキルには「照準安定化」という有力なスキルがあり「隠蔽処理専門家」はやや見劣りする。
また下位にも有用なスキルがありまたポイントが余っているようならなるべく取得しておきたいため、優先度はやや低いか
- 航空機への影響はほとんど気休め
パッチで消滅したスキル 
ラストチャンス(Last Chance) 
バージョン0.6.0で消滅した。同アイコンは新スキル「アドレナリン・ラッシュ」で使用されている。
説明(ゲーム内) | 艦艇のHPが少ない場合に全兵装の装填速度を向上 |
---|---|
詳細(ゲーム内) | 艦艇のHPが10%未満の場合、全種類の兵装再装填時間 -30% |
訓練コスト | 5 |
再訓練中のペナルティ | -50% |
ちなみに修理班でHP残量が10%まで回復すると無効になる。
発動してからどれだけの交戦が可能かを勘定する必要がある。HP10%未満という数値はTier10戦艦でも斉射1回や魚雷1本に耐えられるか怪しい状態なので使いこなすのは難しそうである。
状況認識(Situation Awareness) 
バージョン0.5.9で通常システムに組み込まれ、スキルとしては消滅した。
説明(ゲーム内) | 自艦艇が敵に発見されたかどうかを明示 |
---|---|
詳細(ゲーム内) | 自艦艇が敵艦または敵機に発見された際にインジケータを表示 |
訓練コスト | 1 |
再訓練中のペナルティ | 発動しない |
インジケータは発見されている間常に表示され、敵が見失った時点で消える。
インジケータのマークは3種類あり、「敵艦から視認>敵航空機から視認>敵聴音もしくはレーダー」の優先順位で点灯する。
現在の隠蔽状態を確定できるため、アウトレンジ攻撃や奇襲・待ち伏せ雷撃を行う艦種で極めて有効。
また、逆に隠蔽が高い相手の待ち伏せに対して、いち早く回避運動に移れる点も便利。
巡洋艦で上手く使うと、このスキルで敵駆逐艦を探知できる。砲撃をしていない状況で自艦の被発見距離内に敵艦が視認できず、それでもインジケータが点灯していれば恐らく駆逐艦が自艦の被発見距離内に存在する。
駆逐艦と巡洋艦は迷ったらとりあえずこのスキルを習得すればよい。その性質上、戦艦では恩恵が薄いが障害物の多い戦場などでは機能しないこともない。
なお、艦長が艦を乗り換えて再訓練中の場合、このスキルは全く機能しない。
インジケータが点灯しないことを忘れて油断しないように。
修理作業 
修理作業を向上。
戦艦で使用可能。
- 詳細
継戦能力回復時間 +20%
スキル準備時間 -10%
必要ポイント:3
戦艦の特権「回復」を強化し、より粘り強く戦えるようになる。
航空偵察 
偵察機を含む全ての航空機の視認半径を向上
- 詳細
航空機視認半径 +10%
必要ポイント:2
敵の位置を把握し、いち早く敵艦を発見できたなら先制攻撃が取れる。
発見情報は周りの味方にも送信されるため、大きな利があるスキルである。
戦艦や重巡の偵察機の場合も、艦からの偵察だけでは見れない島陰に隠れた敵艦を見つけやすくなる。
防御砲火 
一定時間、対空能力を向上
両用砲(対空/対魚雷)を搭載する巡洋艦で使用可能。
- 詳細
高Tier巡洋艦に搭載されている「対空防御砲火」(防空厳戒態勢=Yキー)の能力 +20%
「対空防御砲火」(防空厳戒態勢=Yキー)準備時間 -30%
必要ポイント:3
※「対空防御砲火」(Yキー)を持たない低Tier艦では効果がない。
煙幕 
煙幕展開を向上。
駆逐艦で使用可能。
- 詳細
発煙剤 +2
スキル準備時間 -30%
必要ポイント:3
自分を隠すだけでなく連携して動く味方にも利のあるスキル。
ドッグファイト 
戦闘機の戦闘能力向上
- 詳細
戦闘機の攻撃力 +10%
必要ポイント:4
戦闘機を多く使う空母乗りには有用。
とはいえ現在のゲームバランスでは戦闘機ごとの戦力格差が大きすぎるため、格上空母との攻防では10%程度の向上では焼け石に水。同格相手ならかなり有効。
水上戦闘機にも有効
航空機整備専門家(Aircraft Servicing Expert) 
訓練コスト | 1 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 航空機の整備速度およびHPを向上 | ||
詳細(ゲーム内) | 航空機のHP +5% 全航空機の整備時間 -10% | ||
0.5.16との差異 | 取得コストが4=>1に軽減 |
簡潔ながら確実に空母を強化するスキル。
バージョン0.6.0にて取得コストが一気に減少した。
ドッグファイト・エース(Dogfighting Expert) 
訓練コスト | 1 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 上位Tierの航空機との交戦の際に、戦闘機の攻撃力を向上。 Tier差が大きいほど、向上幅が大きくなる | ||
詳細(ゲーム内) | 戦闘機の秒間平均ダメージをTier差1段階毎に +10% 戦闘機の携行弾数 +10% | ||
0.5.16との差異 | 取得コストが3=>1に軽減、効力向上 |
戦闘機の戦闘力にボーナスが加わるのは以下の場合。
- Tier5Bogueの戦闘機が瑞鳳(Zuiho)の戦闘機と対戦するとき。
- Tier6以下の空母が2vs2で格上の空母と対戦するとき
- Tier7以下の空母がサイパン(Tier7プレミアム米空)と対戦するとき
- Tierが上位の砲艦の水上機を攻撃するとき
特に、Tier7空母がサイパンに対抗するために重要視される。
Tier8以降の空母では搭載弾薬の効果しかないと思って良い。
回避機動(Evasive Maneuver) 
訓練コスト | 1 | 再訓練中のペナルティ | 効果を発揮しない |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 母艦へと帰還中の爆撃機・雷撃機について、 速力が低下する代わりに被発見性を低減し、HPを向上させる | ||
詳細(ゲーム内) | 母艦へと帰還中の爆撃機・雷撃機の被発見性 -20% 母艦へと帰還中の爆撃機・雷撃機のHP +75% 母艦へと帰還中の爆撃機・雷撃機の速力 -30% | ||
0.5.16との差異 | 新スキル |
帰還中のみ発動する。移動指示の場合は速度が元に戻る(スキル効果も喪失していると思われる)。
雷爆撃機は元々、爆弾/魚雷を投下した段階で速度が上がる(正確に言えば爆弾/魚雷を抱えていると速度が落ちる仕様)。その速度上昇の代わりに抗堪性と被発見性を改善するのが「回避機動」スキルとも言える。
(一応補足しておくと航空機のHPの仕様は「高いほど撃墜される確率が減少する」という判定システム。増減すること自体に不都合は無い。詳しくは対空砲のページを参照)
単なる移動指示の場合、速力低下のデメリットはないため、「帰投指示」と「移動指示」を使い分ければ生存性が上がるだろう。ただし空母の操作量を考慮すると、そこまでかまけていられないのも確か。
スキルレベルは1だが、ある程度空母に慣れた上級者でないと扱えない特異なスキルと言えよう。
空母を始めたばかりの初心者艦長は、本スキルより効果を実感できる航空機整備専門家やドッグファイト・エースを取ることをお勧めする。
ver0.6.1パッチノートによると、これ以前のバージョンではゲーム内の記述通りに機能していなかったらしい。詳細は不明。
エース後部銃手(Expert Rear Gunner) 
訓練コスト | 2 | 再訓練中のペナルティ | 効果が半減する |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 後部銃座を持つ航空機の防御兵装の効力を向上 | ||
詳細(ゲーム内) | 後部銃座を持つ航空機の防御兵装の秒間平均ダメージ +10% | ||
0.5.16との差異 | 取得コストが1=>2に増加 |
ver.0.5.6現在すべての雷撃機と爆撃機の機種に「後部機銃の攻撃力」は設定されている。*15
戦闘機(水上戦闘機を含む)には無効。観測機は未調査。
元々が大した威力ではないため劇的な変化もないが少しだけ襲ってきた敵戦闘機に対して損害を与えやすくなるようである。後部機銃自体が実際どのように影響するのかも不明だ。
それほど大きな効果を期待できるわけではないためそのわずかでもより敵戦闘機を撃墜したい場合か、あとは他に取りたいスキルが無ければ取るという程度だろう。
(ただコスト2のスキルを一つだけ取るとしてもv0.6.14から雷撃機を載せない空母がSaipanの制空編成のみになりその他で雷速向上を避ける必要性も無くなっている。)
緊急発艦 (Emergency Takeoff) 
訓練コスト | 3 | 再訓練中のペナルティ | 効果を発揮しない |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 空母に火災が発生している場合であっても航空機の発艦・着艦が可能になる | ||
詳細(ゲーム内) | 空母に火災発生中の航空機整備時間+100% | ||
0.5.16との差異 | 新スキル |
本来であれば空母は火災が起きると航空機の発着艦が不可能になるが、これを取ることで火災発生中でも発着艦が可能になる。その代わりに、火災発生中の航空機整備時間が2倍になる*16。
空母の主兵装の完封を打破することが出来るものの、そもそも火災が起きるような場面では既に敵艦に囲まれていて撃沈待った無しといった状況が多い。尚且つ整備時間は2倍になってしまうため、攻撃回数は当然かなり削がれる。
しかし、一切攻撃(及び発艦準備)が出来ないよりは明らかにマシであり、もう一歩の所で発着艦出来た中隊があった場合などでは非常に大きなアドバンテージとなる。取得コストが高めなのが少々痛いが、それに見合った効果を持っているといえるだろう。
但し、同レベルスキルには航空機への自衛力を上げる基本射撃訓練や雷撃機の整備時間が短縮出来る魚雷専門家もある為、スキルポイントの配分は慎重に行おう。
制空権(Air Supremacy) 
訓練コスト | 4 | 再訓練中のペナルティ | 効果を発揮しない |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 中隊の機数を変更 | ||
詳細(ゲーム内) | +1 戦闘機 +1 爆撃機 | ||
0.5.16との差異 | 取得コストが5=>4に軽減 |
戦闘機中隊と爆撃機中隊の構成数が1機増える。(中隊数自体が増えるわけではない)
ゲーム内には表記されていないが、整備時間や発艦時間も1機分増える。
雷撃機中隊には影響がない。
同格戦闘機同士の戦闘ならばほぼ勝利できる。
全滅を避けられない状況ではむしろ被害が増すという欠点もある。
艦載機体数自体が増えるわけではないので、撃破されると予備機の消費が1機増す。予備機の少ない低Tier空母はむしろ習得しないほうがいいだろう。
バージョン0.6.0現在、巡洋艦や戦艦の水上戦闘機や着弾観測機には効果がない。
対空兵装の手動制御(Manual Fire Control for AA Armament) 
訓練コスト | 4 | 再訓練中のペナルティ | |
---|---|---|---|
説明(ゲーム内) | 対空セクター強化の有効性を向上 | ||
詳細(ゲーム内) | 対空セクター強化時間: -20% 対空セクターの有効性: +20% | ||
0.7.12との差異 | 艦載機指定を廃止 時間の対空能力を向上する効果に変更 |
※ver.0.8.7において大規模対空砲火に置き換え
※ver.0.8.0からスキルの効果が全く異なるものに変更されています。
自艦の対空セクター強化時の倍率を更に向上させ、セクターの切替時間も短縮させるスキル。
当スキルを取得して対空セクターを強化した場合の倍率は以下の通り。
艦種 | スキル無し | スキル有り |
---|---|---|
駆逐艦 | 150% | 180% |
巡洋艦 | 125% | 150% |
戦艦 | 125% | 150% |
空母 | 160% | 192% |
(ver.0.8.0時点)
※なお対空セクターの強化は強化される分、強化していない側が弱体化する。
例えば駆逐艦の強化180%状態では、反対側が20%の対空火力しか出せないことになる。
「対空兵装の手動制御」を取っても、左右合わせて200%の総量自体は変化しない。
そもそも対空セクターの強化指定をしっかり行っておかないと全く効果が無く、
対空セクターの切り替えを適切に行えないと弱い対空火力しか出せない場合もありむしろ防空力が悪化することもありえる。
ちなみに対空セクターの強化は「斉射における継続的なダメージの増加」*17と表現されており、
(継続的な~と表現されているのは爆発の方ではないため)おそらく爆発による秒間ダメージを含まない。