AMX 12 t

Last-modified: 2024-09-15 (日) 18:55:53

Tier 6 フランス 軽戦車

AMX12t_Early.jpg
↑ 75 mm SA49
量産型のAMX 13 75と比べ、角張った砲塔が特徴。
AMX12t_Late.jpg
↑ 75 mm SA50
砲身が大幅に延びるので初期状態との違いは一目瞭然。

 
v0.9.10まで

AMX 12t_2_0.jpg
AMX 12t_1_1.jpg

スペック(v1.26.0)

車体

耐久値650
車体装甲厚(mm)50/20/15
最高速度(前/後)(km/h)60/23
重量(初期/最終)(t)11.91/12.11
実用出力重量比(hp/t)27.25
本体価格(Cr)875,000
修理費(Cr)
超信地旋回不可
ロール万能型軽戦車
 

武装

名称連射間隔(s)弾倉交換時間(s)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力弾倉合計攻撃力精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)弾倉/総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
75 mm SA492.516AP
APCR
HE
133
174
38
110
110
175
4400.42.3790
988
790
4/4470
2,800
38
1,520-6°/+12°
75 mm SA502.520AP
APCR
HE
144
202
38
135
135
175
5400.42.31,000
1,250
1,000
4/44109
2,800
98
1,740

※車体後方への仰角は+4°

 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
AMX 12 t30/20/20443601,500
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
AMX B 27129020340
AMX B 27233020340
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
AMX 12 t 1er prototype12.35363,200
AMX 12 t 2e prototype13.5383,200
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SCR 528F75080
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner(Loader)3Driver
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒×砲垂直安定装置Class2改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Light
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時17.96%4.2%
移動時17.96%4.2%
 

派生車両

派生元AMX ELC bis(LT/28,150)
派生先AMX 13 75(LT/62,240)
 

開発ツリー

クリックで表示
75 mm SA49
(初期/35,640)
75 mm SA50
(5,820/64,200)
AMX 13 75
(62,240/1,345,000)
AMX 12 t
(初期/4,800)
SCR 528F
(9初期/54,000)
AMX B 271
(初期/18,000)
AMX B 272
(6,300/25,100)
AMX 12 t 1er prototype
(初期/10,000)
AMX 12 t 2e prototype
(5,140/16,250)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.7.1新規実装
v0.7.5Tier5から6へ変更
v0.9.12HDモデル化
v0.9.18SCR 508無線機を追加
AMX B 271、AMX B 272エンジンを追加
ER 51無線機を削除
AMX B 270、MATHISエンジンを削除
AMX 12 t 1er prototypeサスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を18%減少
AMX 12 t 2e prototypeサスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を20%減少
75 mm SA50の精度を0.36mから0.4mに変更
75 mm SA49の砲塔旋回時の拡散を26%減少
75 mm SA50の砲塔旋回時の拡散を22%減少
75 mm SA50の射撃後の拡散を11%減少
75 mm SA49の弾倉交換時間を14秒から16秒に変更
75 mm SA50の照準時間を2.5秒から2.3秒に変更
75 mm SA49の連射間隔を27%減少
75 mm SA50の連射間隔を11%減少
75 mm SA49の弾倉内弾数を6発から4発に変更
75 mm SA50の弾倉内弾数を6発から4発に変更
視認範囲を380mから360mに変更
75 mm SA49、75 mm SA50の俯角を-4°から-6°に変更
75 mm SA50の総弾数を30発から36発に変更
車両の開発経験値を26,400から28,150に変更
AMX 12 t砲塔のモジュールTierを4から6に変更
耐久値を600から580に変更
搭載可能な拡張パーツに砲垂直安定装置 Mk 1を追加
v1.9.0修理費用を11%ダウン
収益性を2%ダウン
HPを580から650に変更
派生先車輌を変更
v1.26.0主砲「75 mm SA49」の散布界を0.42 mから0.4 mに変更
主砲「75 mm SA49」の照準時間を2.5秒から2.3秒に変更
主砲「75 mm SA49」のAP弾の貫通力を108mmから133mmに変更
主砲「75 mm SA49」のAPCR弾の貫通力を148mmから174mmに変更
主砲「75 mm SA49」の総弾数を36発から44発に変更
主砲「75 mm SA50」の総弾数を36発から44発に変更
エンジン「AMX B 271」の出力を250馬力から290馬力に変更
SCR 508無線機を削除(パッチノートに記載なし)
車長のサブ職能(装填手)を削除

解説(v1.26.0)

  • 概要
    v0.7.1アップデートで追加されたTier6のフランス軽戦車
    AMX-13軽戦車のベースになった計画案である。
     
  • 火力
    本車からフランス戦車の特色である自動装填装置が装備される。
    弾倉内の4発の弾丸を撃ち尽くすまでは75mm砲のレベルを大きく超えた連射力を発揮でき、LTとは思えない瞬間火力を発揮する。
    Cキーで手動リロードが可能なので、弾倉内が半端な弾数しかない場合、状況に応じてリロードしていこう。
     
    自動装填砲全てに言えるが、同一弾倉に異なる種類の砲弾を混ぜて装填出来ない。通常弾を装填していたとすると、課金弾が必要な相手と遭遇したときに、すぐに切り替えが出来ず、逃げるしか無くなる。資金に余裕があれば課金弾を装填しておくのがベストと言える。榴弾は、効果的な場面は非常に限られるため必要ない。
     
    一方で総弾数は36発と、アップデートにより44発になったものの、あまり余裕はない。課金弾の搭載数にも注意が必要。
    また、「俯角仰角ともにロクに取れず、撃ち下ろしも撃ち上げもままならない」という困った特性も有している。次のAMX 13 75は更に最大仰角が狭くなってしまう*1ので、ここで仰角の狭さに慣れておいた方が良い。
    • 75 mm SA49
      本車の初期砲である。
      1セット4発の自動装填装置を搭載しており、格下の軽戦車や駆逐戦車程度なら1セットで撃破可能。
      最終砲に比べて総ダメージ量が少ない分、弾倉交換時間が短めである。
      しかし、貫通力がかなり心許無く、課金弾を用いても貫通力150mmに達しないのは厳しい。アップデートで十分な貫通力を得て、最終砲と同じ精度、照準時間になった。これはTier6LTとしては十分な性能である。もちろん最終砲への早期換装は目指したいが、この初期砲でもしっかり戦える性能をしている。ここでローダーそのものに慣れていこう。
       
    • 75 mm SA50
      本車の最終砲である。
      初期砲と比べて弾倉交換時間が増加したものの、貫通力・火力が順当に強化された。
      とはいえ、弾倉攻撃力は同格戦車を1セットで仕留めることはできない。敵戦車の残り耐久をしっかり確認し、必要なタイミングで的確に瞬間火力を活かしていきたい。
      なお、貫通力と単発火力は同格軽戦車の中ではトップであり、同格中戦車並みなので、状況によっては無理に連射を狙わなくとも火力は発揮できる。
      弾速がかなり速い点も、強みとなるだろう。
      ただし、同格軽戦車と比べて移動および砲塔旋回による照準の拡散が大きいという弱点があり、走り撃ちや高速車両を狙った偏差射撃は意外に当てにくい。
       
  • 装甲
    スペック上の前面50mmというのは下部の丸っこい部分だけのことで、前面の傾斜部分は15mmしかなく機関砲すら弾けないので注意。
    ごく稀に砲塔の30mm装甲部分で跳弾する以外は、基本的に被弾=貫通となる。
    車体前部の予備転輪付近にエンジン、反対側は操縦手の判定があり、履帯と同時にこれらが破損・負傷すると、ほぼ確実に撃破されるので注意しよう。
    本車以降の車両もこの共通の弱点を持っているので修理キット・消火器・救急キットは、食料を使用するなどの理由がなければ常備する事を推奨する。
    車体正面を守りつつ逃走しやすくする為に、車体の前後を逆にして砲塔だけを正面に向けるといったテクニックも有効だろう。
    (ただし、真横より後ろを向くと仰角が4°しかとれなくなる。ほんの少しの傾斜や高低差で攻撃不能となるため、攻撃に参加するつもりなら基本的に車体正面を敵に向けざるをえない。
     
    耐久値が前身より向上した事で、10榴や重戦車の大口径砲でいきなり吹き飛ぶ事はなくなった。
    とはいえ、自走砲や大口径HEでは依然として一撃死するので、常に被弾しないような立ち回りを徹底しよう。
     
  • 機動性
    一見、AMX ELC bisから僅かに出力重量比が向上しただけに見えるが、実際には履帯の地形適応も大幅に改善されており、ややスペック詐欺気味だった前身から機動性は大きく向上している。
    また、エンジン出力は相変わらず同格軽戦車と比べ低いものの、走行中に樹木や柵などをなぎ倒した場合の減速度合いもAMX ELC bisからは改善されている。とはいえ他車に比べると減速しやすいことに変わりないので走行ルートの選定は慎重に。
     
  • その他
    AMX ELC bisほどではないが、隠蔽率は優秀でTier6軽戦車で最も高い。
    視認範囲は軽戦車としてやや物足りないレベルだが、この優秀な隠蔽性能を活かせば偵察は十分にこなせるだろう。
     
    また、無線範囲が劣悪だった前身とは違い、最高クラス(Tier10)の無線機を初期から搭載できる。
    この無線機はほぼ全ての高Tierフランス戦車と互換性があり開発を済ませておけばv1.26.0よりこの車輌を購入以降ずっと使い回せるため、お得である。
     
    またv1.26.0より、先述の砲・無線含め初期モジュールの性能が全体的に向上しているので、フリー経験値が無くてもある程度乗りやすくなっている。
     
  • 総論
    フランスのオートローダー軽・中戦車の入門編となる車両である。
    本車で自動装填装置の特徴である長めの弾倉交換時間と高い瞬間火力を活かす立ち回りに慣れていこう。
    自動装填装置を持つので攻撃特化の軽戦車...と思われがちだが、
    実のところ、オートローダー車両としては弾倉合計火力・連射力・弾倉交換時間のいずれも凡庸であり、
    この車両ではメリットを活かす事よりデメリットへの対処を主に覚える事になる。
    一方、かなり高い隠蔽率を持つためAMX ELC bisに引き続いて偵察車両としての能力が非常に高い。
    俯仰角が足りないといった明確な欠点はあるものの、慎重に立ち回りながら強みを活かせれば、十分な戦果を挙げる事ができるだろう。
    前車から引き続き信地旋回だが、砲塔が全周旋回できるようになったので対応力は大幅に向上した。

史実

AMX12t_history.jpg

この高速軽戦車の設計は 1946 年に完了したものの、量産には至らなかった。しかし本車の設計は、有名な AMX 13 の基礎となった。

起動輪が前端にある本車の特徴である接地する遊動輪は履帯の緊張の問題を引き起こした。
この問題によって AMX 13 の遊動輪は持ち上げられ、遊び車は車体と共に延長・拡張された。

参考:ゲーム内説明・公式wiki

情報提供

愚痴や日記など生産性のない話題外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。
アーカイブ1

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 全周平均で見ると、AMX 12tの方が狭い