Tier 10 フランス 中戦車 / 略称: B-C 25 t / 日本語表記: バティニョール・シャティヨン 25 t
スペック(v2.0.0)
車体
| 耐久値 | 1,800 |
|---|---|
| 車体装甲厚(mm) | 60/40/30 |
| 最高速度(前/後)(km/h) | 65/23 |
| 重量(初期/最終)(t) | 24.48/25.28 |
| 実用出力重量比(hp/t) | 28.48 |
| 本体価格(Cr) | 6,100,000 |
| 修理費(Cr) | 約29,000 |
| 超信地旋回 | 可 |
| ロール | 支援型中戦車 |
武装
| 名称 | 連射間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
| 105 mm mle. 57 (D. 1504) | 2.73 | 40 | APCR HEAT HE | 259 330 53 | 390 390 480 | 1,950 | 0.35 | 2.4 | 1,460 800 800 | 5/50 | 1,200 4,800 680 | 3,000 | -6°/+11° |
|---|
砲塔
| 名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
| Batignolles-Châtillon 25 t | 50/30/15 | 38 | 400 | 5,700 |
|---|
エンジン
| 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
| Hispano-Suiza HS110 | 720 | 10 | 1,426 |
|---|
履帯
| 名称 | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
| Batignolles-Châtillon 25 t | 42 | 4,100 |
|---|
無線機
| 名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
| SCR 528F | 750 | 80 |
|---|
乗員
| 1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner(Loader) | 3 | Driver |
|---|
拡張パーツ
| Class2 | × | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
| ○ | ○ | Class1 | Class2 | Medium | |||||||
隠蔽性
| 非発砲 | 発砲時 | |
|---|---|---|
| 静止時 | 16.87% | 3.34% |
| 移動時 | 12.65% | 2.51% |
派生車両
| 派生元 | Bat.-Châtillon 25 t AP(MT/200,000) |
|---|---|
| 派生先 | AS-XX 40 t(MT/325,000) |
開発ツリー
| 90 mm F3 (初期/87,000) | ━ | 100 mm SA 47 (34,500/127,550) | ━ | 105 mm mle. 57 (D. 1504) (45,000/325,000) |
| Batignolles-Châtillon 25 t (初期/37,000) | ||||
| SCR 528F (初期/54,000) | ||||
| Hispano-Suiza HS 110 (初期/94,250) | ||||
| Batignolles-Châtillon 25 t (初期/68,200) | ||||
車両に関する変更履歴
| v0.7.1 | Tier9中戦車として実装 |
| v0.7.2 | 車両の耐久性を100ポイント減少 初期サスペンションの移動・旋回時の精度悪化を5%増加改良サスペンションの移動・旋回時の精度悪化を20%増加 砲塔の旋回速度を0.5度/秒減少 視界範囲を2.5m減少 俯角を9から6度に減少 90mm F3 のリロード時間を2.6秒増加 90mm F3 の自動装填の発射速度を10%減少 90mm F3 の照準時間を0.14秒増加 90mm cannon DCA 45 のリロード時間を2.6秒増加 90mm cannon DCA 45 の自動装填の発射速度を10%減少 90mm cannon DCA 45 の照準時間を0.14秒増加 100mm SA 47 のリロード時間を3.4秒増加 100mm SA 47 の自動装填の発射速度を10%減少 100mm SA 47 の照準時間を0.14秒増加 |
| v0.7.5 | Tier9→Tier10へ格上げ 耐久力+300 初期履帯、無線機SCR 508、エンジンSOFAM12GSds、主砲90mm DCA45を削除 超信地旋回が可能に 移動、車体旋回による精度低下-11% Hispano-Suiza HS110の引火確率-2% 主砲105 mm CN105 57を追加 90mm F3の照準時間-0.3秒、弾倉交換時間-6秒、砲塔旋回による精度低下+11% 100mm SA47の照準時間-0.3秒、弾倉交換時間-4秒、砲塔旋回による精度低下+11%、APCR弾の貫通力-45mm |
| v0.9.20 | HDモデル化 100 mm SA47の総弾数を30発から42発に変更 |
| v1.26.0 | 砲塔「Batignolles-Châtillon 25 t」に搭載できる主砲「90 mm F3」を削除 砲塔「Batignolles-Châtillon 25 t」に搭載できる主砲「100 mm SA47」(総弾数42発)を削除 サスペンション「Batignolles-Châtillon 25 t」の移動に伴う散布界の拡大率を18%低減 サスペンション「Batignolles-Châtillon 25 t」の車体旋回に伴う散布界の拡大率を18%低減 砲塔「Batignolles-Châtillon 25 t」に搭載した主砲「105 mm mle. 57 (D. 1504)」の散布界を0.38mから0.35mに縮小 砲塔「Batignolles-Châtillon 25 t」に搭載した主砲「105 mm mle. 57 (D. 1504)」の主砲旋回に伴う散布界の拡大率を38%低減 砲塔「Batignolles-Châtillon 25 t」に搭載した主砲「105 mm mle. 57 (D. 1504)」の射撃に伴う散布界の拡大率を25%低減 砲塔「Batignolles-Châtillon 25 t」に搭載した主砲「105 mm mle. 57 (D. 1504)」の照準時間を2.7秒から2.4秒に短縮 砲塔「Batignolles-Châtillon 25 t」に搭載した主砲「105 mm mle. 57 (D. 1504)」の総弾数を30発から50発に増加 車長のサブ職能(装填手)を削除 |
解説
- 概要
v0.7.1で追加されたTier10フランス中戦車。
1950年代中期、バティニョール・シャティオン社がAMX-13をベースに開発したを25トン級試作戦車である。
掲示板などでは「バッチャ」と呼ばれることが多い*1。
- 火力
俯仰角は-6°/+11°と十分とは言えず、特に仰角の狭さから撃ち上げがしづらい。- 105 mm mle. 57 (D. 1504)
1セット5発の105mm自動装填砲。
貫通力が通常弾、課金弾共に大幅に上昇しており、中戦車としては優秀な値となった。また単発火力が向上したことにより、全弾を撃ちきれない状況でもダメージを稼ぎやすいのが特徴だ。
弾倉合計火力は1,950もあり、全弾貫通かつダメージの下振れ無しなら、ほぼ全ての格下を1セットで葬る事が可能だ。それどころか重戦車以外のTier10戦車の大半を撃破可能であり、もちろんB-C 25 t自身も例外ではない。
装填が完了した本車同士の撃ち合いでは、先手を打てるかどうかが勝負の決め手となる。
欠点は今までと変わらないとはいえ長めの連射間隔(フルHPの同格中戦車に対しては弾倉を撃ちきるまでに2~3発貰うことになる)である。
照準の広がりも大きめなので、静止してしっかりと狙い撃つか、かなり接近して射撃する必要がある。
貫通力の高い課金弾が空間装甲に弱く弾速も遅いHEATなので、フル金運用はデメリットが大きい。弾種配分は実際に戦闘を繰り返して吟味した方が良いだろう。
- 105 mm mle. 57 (D. 1504)
- 装甲
Bat.-Châtillon 25 t APからはわずかに進歩しており、まれに急角度で当たった弾が跳弾することもある。
砲塔はともかく、車体は正面上部が60mm+65°傾斜、側面が均一な40mmと最低限の装甲は有している。
とはいえ、同格中戦車の中でも最低クラスの防御力であることに変わりはない。
砲塔が後ろ寄りにある為、後ろから飛び出し撃ちをした方がダメージを貰いにくい。照準拡散や投影面積を小さくしつつ、遮蔽物に早く退避できるなど利点が多い。
予備履帯は飾りであり増厚効果は無い。
- 機動性
エンジン出力はBat.-Châtillon 25 t APより向上し、加速と最高速度が強化され非常に高い機動性を得ている。最高速度・後退速度と出力重量比は、中戦車の中では指折りの値。
ただし車体・砲塔の旋回性能はTier10中戦車としては低い方であるため、機動戦において敵車両に照準が追いつかなかったり、咄嗟の回避が難しかったりといったことが時折ある。被発見後に走って避けるということもあまり考えない方が良い。
- その他
無線範囲と隠蔽率は優秀であり、茂みを駆使すればある程度の偵察もこなせる。
発砲時隠蔽補正についても、B-C 25 t APからかなり改善されている。
視界を拡張パーツや搭乗員スキルでさらに強化すれば中戦車としては高い偵察性能を発揮できる。
- 総論
極めて強力な砲を高速、高隠蔽を以て運ぶことが出来る中戦車である。
その砲性能から中戦車同士のドッグファイトをしたくなるが、装甲やHPが低く、旋回も遅めであることから適性は低い。それよりも重戦車・駆逐戦車への回り込みや、孤立した軽戦車・自走砲狩りの方が本車輌には適している。
しかしその脅威度からヘイトが高く、発見されると優先的に狙われやすい。
砲精度も並なので、軽装甲にも拘わらず狙撃は得意ではないというジレンマも抱えている。
乗りこなすには各マップの地形や試合の流れの完璧な理解が必須であり、プレイヤースキルによって大きく戦果が上下する熟練者向きの車輌である。
史実
Char Batignolles-Châtillon 25 t(シャー バティニョール-シャティヨン ヴァント・サンク トン)は、バティニョール・シャティヨン社が開発した試作中戦車である。
1954年頃、バティニョール・シャティヨン社はフランス陸軍の「低コストで軽量かつ高火力・高機動の戦車」という要求に応じ、25トン級戦車を開発していた。
主砲にはGIAT社製の90 mm F3 canon(初速930m/s)を搭載し、AMX-13と同様の揺動砲塔と自動装填装置を採用した。
車重は25トンに抑えつつ、エンジンは720馬力のイスパノ・スイザ製V12 HS110を搭載し、足回りには新型の油圧サスペンションを採用していた。
加えて装甲を必要最低限に抑える事により、最高速度65km/hの高い機動性を有していた。

↑設計図

↑実験中のB-C 25 t
しかし、B-C 25 tは試作車両のみでフランス陸軍には採用されなかった。
その要因は、
・油圧サスペンションは故障しやすい上に整備性が悪かった事
・気密性に欠けた揺動砲塔はNBC*2防護能力を持たせられない事
・弾倉の再装填には車外に出なければならない事
などである。
特に1950~60年は核戦争の危機があった為、搭乗員を保護できない戦車を主力に据えるのはあまりに危険であった。
だが、この車両が目指した高火力と機動防御を主体とした設計思想は多くのフランス装甲戦闘車両に受け継がれる事になる。
ちなみに、本車両に使用されたイスパノ・スイザ製エンジンはのちにAMX-30にも流用された。

その後、試作車両の一つがソミュール博物館にて展示されたが、2004年に撮影されて以降は所在不明となっていた。
それから10年の月日が流れ、再び現れたその姿は変わり果てていた。
どうやらソミュール博物館は10年間も野晒しで放置していたようだ。
この杜撰な扱いにはフランスの戦車愛好家たちが非難を浴びせたらしく、2016年には無事修復されたとの事である。
現在はAMX-13やAMX-ELC bisと共に展示されている。詳細は下記のURLを参照。

↑左からAMX 13 75、B-C 25 t、AMX ELC bis
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拡張パーツの自由度が高すぎてどれが最適か分からん。 -- 2025-01-03 (金) 16:25:28