Birch Gun

Last-modified: 2020-08-15 (土) 08:03:14

Tier 4 イギリス 自走砲 / 日本語表記:バーチ・ガン

BirchGun_Early.jpg
↑ Q.F. 18-Pr.
初期状態。Birch Gunの史実装備。
見ての通り装甲もクソもない構造であり、オープントップどころか丸出しである。
BirchGun_Late.jpg
↑ Q.F. 25-Pr. Gun/How.
最終状態。
Sexton IIにあった四角いマズルブレーキが無くなっている

v0.9.12まで

Birch Gun.jpg

Birch Gun-1.jpg

Birch Gun-2.jpg

因みに砲身の下(長方形のスペース)に見えているのは、運転席のシートの背凭れ。弾除けどころか泥除けすらない。

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値290
車体装甲厚(mm)6/6/6
最高速度(前/後)(km/h)45/10
重量(初期/最終)(t)12.1/12.15
実用出力重量比(hp/t)9.05
主砲旋回速度(°/s)16
視界範囲(m)265
本体価格(Cr)152,000
修理費(Cr)
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力爆発範囲(m)スタン時間(s)精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
Q.F. 18-Pr.6.82HE212601.29×0.74541026572457-5°/+37.5°
Q.F. 25-Pr. Gun/How.6.25HE222801.39×0.72541026583510-5°/+70°

※Q.F.18-Pr. = 83.8mm
※Q.F. 25-Pr.Gun/How. = 87.6mm

 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Armstrong Siddeley V89020200
Armstrong Siddeley V8 SC11020200
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Birch Gun Mk. I12.2166,000
Birch Gun Mk. II14.2186,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
WS No. 19 Mk. I40040
WS No. 19 Mk. II45040
WS No. 19 Mk. III55040
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Gunner4Driver5Loader6Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置×装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサー×
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材×内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時14.76%3.69%
移動時7.35%1.84%
 

射界

射界全周

tm_BirchGun.jpg

 

開発ツリー

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Q.F. 18-Pr. Mk. III
(初期/10,500)
Q.F. 25-Pr. Gun/How.
(2,250/28,500)
WS No. 19 Mk. I
(初期/15,000)
WS No. 19 Mk. II
(3,600/21,000)
WS No. 19 Mk. III
(4,000/22,000)
Armstrong Siddeley V8
(初期/0)
Armstrong Siddeley V8 SC
(35/350)
Birch Gun Mk. I
(初期/2,000)
Birch Gun Mk. II
(1,100/4,650)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.9.13HDモデル化
v0.9.18全ての主砲のAP弾を削除
視認範囲を340mから265mに変更
Q.F. 18-Pr.の通常弾の貫通を42mmから21mmに変更
Q.F. 25-Pr. Gun/How.の通常弾の貫通を44mmから22mmに変更
v1.9.0Q.F. 25-Pr. Gun/How.の総弾数を150発から265発に変更
Q.F. 18-Pr.の総弾数を150発から265発に変更
修理費用を34%ダウン
収益性を10%ダウン
HPを190から290に変更
コレクション車輌に移行

解説

  • 概要
    v0.8.7で追加されたTier4のイギリス自走砲。(コレクション車輌
    戦間期、Vickers Medium Mk. IIの車体をベースに開発された試作自走砲である。
    v0.9.18の自走砲改変に伴い性能が変更された。
     
    自走砲としては数少ない全周砲塔を備えるが、その分様々な性能が犠牲になっている。
    Sexton IIと履帯以外のパーツに互換性があるので、Sexton IIの開発を終わらせていると、この車両の乗り出しが非常に楽である。裏を返せば新しい主砲も無い為、ダメージ不足はSexton IIの頃より一層深刻になる。
     
  • 火力
    珍しい旋回砲塔を備えていて、車体を動かすことなく広範囲の敵を狙う事が可能。
    • Q.F. 25-Pr. Gun/How.
      レティクルの収束が良い部類に入る上、移動中の車両に対しての予測撃ちも有効である。
      単発は280と低いものの、装填棒+100%乗員で8秒弱という圧倒的な装填速度を誇る。
      初期砲と後期砲には目立った違いが無く、発射レートの差で初期砲の方が有利に見えるかもしれないが、しかし後期砲で倍増している仰角の数値はそのまま攻撃範囲に直結しており、最大飛距離が200mほど上昇する。
      特にこだわりが無いのなら、高い発射レートを活かす為にも広範囲の敵をカバー出来る後期砲を使った方が良いだろう。
       
      発見された事に気付いていない、狙い易い目標に対しては、自分で撃たず、より火力の高い味方自走砲などに先に撃たせるなど細かな工夫も場合によっては必要になる。
      普段はあまり狙う機会の無いような軽戦車を積極的に狙ってみるのも一つの手だが、爆発範囲が狭いため移動目標に当てるのは困難。そして前述の通り、停まっている狙い易い軽戦車は可能なら火力の高い味方に先に撃たせたい。
       
  • 装甲
    全車両中でもM56 Scorpionに次ぎ装甲が薄い車両でもある。
    そもそも被弾を前提としない自走砲なので全く問題ないが。
     
  • 機動性
    それなりに良好な出力重量比を備えていたSexton IIに比べて圧倒的に機動力が落ち、並の重戦車よりも遥かに鈍重。ベースが機動力の鈍いVickers Medium Mk. IIのため、旋回速度にも不安を抱えている。
    戦闘中の移動は困難であるため、序盤の位置取りが肝心となる。
     
  • その他
    本車は自走砲としては珍しい全周砲塔を備えているので、砲撃中に車体を動かすことがない。そのため、拡張パーツの双眼鏡を装備することで視界を360m程度まで伸ばすことが可能である。
     
  • 総論
    撃ちやすさと引き換えに多くの部分が犠牲となってしまっている自走砲である。特に火力不足から格上戦車にはろくにダメージが入らず、紙装甲であるはずの戦車すら倒しきれないことも多い。高い発射レート、控えめなレティクル拡散と全周砲塔による狙いやすさという点では手数で攻めていくイギリス自走砲の特徴も色濃く有している。
    瀕死の敵へのトドメの一撃を積極的に狙っていくほか、通常の自走砲の概念にとらわれすぎずに、履帯切りによるアシストや本来狙いづらい軽戦車への砲撃を行うなど工夫をすれば活躍することができるだろう。
     

史実

img_492955_11687283_6.jpg

Birch Gunは1923年に開発されたイギリス初の独自開発の自走砲である。
1925年にはMk.II中戦車をベースとして若干数の試作車両が制作され、試験が開始されたが、本計画はイギリス政府の関心を得ることができず、1928年に開発は中止されてしまった。

情報提供

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アーカイブ1

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