Tier8 スウェーデン 重戦車(課金戦車) (略称:Tornvagn / 日本語表記: ボフォース・トーンヴァン)
スペック(v1.26.0)
車体
| 耐久値 | 1,600 |
|---|---|
| 車体装甲厚(mm) | 260/50/40 |
| 最高速度(前/後)(km/h) | 35/12 |
| 重量(t) | 43 |
| 実用出力重量比(hp/t) | 11.63 |
| 本体価格(Cr) | |
| 修理費(Cr) | |
| 超信地旋回 | |
| ロール | 攻撃的重戦車 |
武装
| 名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
| Bofors 120 mm | 4 | APCR APCR HE | 248 297 60 | 400 400 515 | 1,600 | 0.4 | 2.3 | 1,000 1,450 680 | 38 | 1,015 4,800 870 | 1,670 | -10°/+20° |
|---|
砲塔
| 名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
| Bofors Tornvagn | 280/90/75 | 25 | 370 | 9,000 |
|---|
エンジン
| 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
| 2 st scania DS14 | 500 | 12 | 2,400 |
|---|
履帯
| 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
| Tornvagn | 4.5 | 25 | 10,000 |
|---|
無線機
| 名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
| Ra 421 | 850 | 27 |
|---|
乗員
| 1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver(Loader) |
|---|
拡張パーツ
| Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
| × | × | Class1 | Class1 | Heavy | |||||||
隠蔽性
| 非発砲 | 発砲時 | |
|---|---|---|
| 静止時 | 6.04% | 1.09% |
| 移動時 | 3.02% | 0.54% |
車両に関する変更履歴
| v1.15.0 | 新規実装 |
| v1.22.1 | 車体の旋回速度を22度/秒から25度/秒に上昇 散布界を0.42 m*1から0.4 mに縮小 砲塔旋回に伴う散布界の拡大を20%軽減 視認範囲を360 mから370 mに拡大 砲塔の旋回速度を22度/秒から25度/秒に上昇 最大速度を32 km/hから35 km/hに上昇 |
| v1.26.0 | 車長のサブ職能(装填手)を削除 |
解説(v1.22.0以前)
- 概要
v1.15.0で追加されたTier8のスウェーデン課金重戦車。
1970年代後期、ボフォース社が提案した針状砲塔の次世代戦車の計画案である。
Torn(トーン)は「針」や「棘」を意味するスウェーデン語。
- 火力
- Bofors 120 mm
単発火力・貫通力・発射速度はアメリカのT34と同等*2であり、同格と比べて単発と貫通力は優れているが、DPMと精度が劣る。
T34と比べると精度で劣るのが気になるところ(T34は0.35、本車両は0.4)だが、ハルダウン時の投影面積や弱点がT34よりも小さく、絞る時間を比較的確保しやすい。また、照準時間や拡散は勝っており、あちらよりも近~中距離での取り回しにおいて全体的に優れている。
移動時の拡散は良好だが、砲塔旋回時の拡散は劣悪。多少の旋回であればそこまで拡散しないため、後述の装甲配置も相まって砲塔をあまり動かさないように射撃する必要がある。
俯角は10度とこちらもT34と同等。スウェーデン車輌としての特徴とも言える。
- Bofors 120 mm
- 装甲
傾斜を多用した正面装甲は非常に優秀であるが、実装甲厚の低さから榴弾耐性が低く、独特な砲塔形状も相俟って自走砲や撃ち下ろしに非常に弱い。*3
また弱点が各所に点在しているため、しっかりと装甲配置を理解して戦うことが求められる。
耐久力は1,600と同格重戦車の中では平均的な値。- 砲塔
投影面積を最小限まで減らしたような形状であり、ハルダウンをするだけで非常に被弾しにくくなる。
正面の装甲厚は傾斜込みで300mm相当あり、同格の弾は十分防げる。ただし俯角を最大限に取ると砲塔正面下半分の傾斜が減り270mm程度になるため、俯角を使ったハルダウン時には注意が必要。
側面は90mmと薄いが、絞られた形状になっているため正面からの弾には強い。ただしその裏返しとして、少し傾けただけでも抜かれやすい*4。よそ見は厳禁である。
上部は手前の傾斜が60mm、奥が30mm。手前は強制跳弾可能でHEATにも十分な装甲厚だが、奥は3倍ルールでほとんどの車輌に抜かれてしまう。少し俯角を取れば奥の部分は隠せるので、頭出しする時も少し坂に乗り上げるなどの工夫をするとよい。
向かって砲身の右側にハッチの盛り上がりがあるが、この部分は実装甲厚300mm超かつ徹甲弾は強制跳弾するため弱点ではない。 - 車体
正面上部はきつい傾斜により徹甲弾は強制跳弾可能、HEATには270mm程度。ただ素の装甲厚は70mmしかなく、榴弾が命中すると無視できないダメージを貰うことがある。
正面中部は260mm厚270mm相当と、中々に信頼に足る装甲厚。防御姿勢時に多少見えてしまっても問題ない。
正面下部は160mm程度の弱点。エンジンの破損判定もあるため、撃たれる機会が多い場合は搭乗員スキル等での補強も検討すべきだろう。側面は上部の傾斜部分が40mmしかなく、122mm以上の口径が3倍ルール適用内。面積こそ小さいものの豚飯の際に非常に重大な弱点となってしまうため、対面の砲口径をよく確認されたし。逆に、小口径相手には強制跳弾となるため強気に出ることができる。
側面中部~下部は垂直50mmとこちらも薄く、152mm以上の口径には3倍ルールで抜かれてしまう。自走砲の榴弾が命中しやすく300オーバーの大ダメージをもらいやすい。
エンジンルームの出っ張り(100mm垂直)部分も弱点。向かって右側面を見せることでエンジンルーム部分の大半を砲塔のハッチで隠せるので、豚飯をするときは左側を使用するといいだろう。
広い車体天板は25~30mmでこちらも3倍ルール対象。少しでも俯角を取れば隠せるが、エンジンルームや40mm部分を狙われる時についでに当たりやすい。格上の自走砲には最悪貫通される。
また、履帯の上のライトが載っている部分は傾斜込みで250mm程度であり、豚飯の際はこちらも抜かれうる。
- 砲塔
- 機動性
他のスウェーデン重戦車は比較的良好な足回りを持つが、本車輌は鈍足も鈍足。最高速こそ35km/hと平均的だが、出力重量比、履帯性能ともに貧弱であり、加速・旋回速度・後退速度は非常に遅い。
特に後退速度の遅さがハルダウン型車輌としては致命的で、拡張パーツで強化することが望ましい。
拡張パーツで機動性を強化してもなお不満の残る速度であるが、積まないことには超重戦車と大差ない機動力になってしまう。
上でさんざん自走砲に対する脆弱性を語ってきたが、この速度の遅さも打たれ弱さと直結している。
- 総論
優秀な貫通力・単発火力・弾速・俯角・正面装甲・投影面積を併せ持ち、重戦車としての性能は非常に高い。特に投影面積の小ささは特筆に値し、相手の絞る時間が長くなるという唯一無二の恩恵を受けられる。
装甲は弱点こそ点在するものの、使い方次第で多くを隠すことができるため、一定の貫通力を超える車輌以外にはかなり強気に出ることができる。
攻撃面も砲塔の動かし方に慣れさえすれば、高貫通砲を良好な拡散で使用できるため非常に強力。通常弾の使い勝手の良さも稼ぎで嬉しいポイント。
だが、発射速度・DPM・側面装甲・旋回速度の低さからラッシュ等の戦況に弱く、軽率に接近戦を許してしまうと一気に不利になってしまう。重戦車らしく距離を詰める場面でもDPMの低さは致命的であり、相手の車輌特性や周囲の地形、味方の有無を確認することを怠ってはならない。
また、鈍足、ハルダウン向き、榴弾に弱い、と自走砲に狙われやすい特性が複合してしまっているため、自走砲の数や地形などをよくよく考えて動きを決めなければならない。
史実
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- 破格のアンチ252U性能じゃないか? -- 2021-12-25 (土) 15:06:20
- 具体的にどの辺が?ガバガバ過ぎてむしろ大変じゃね -- 2021-12-26 (日) 02:40:34
- 貫通では? この課金弾貫通なら砲塔スポスポよ。 -- 2021-12-26 (日) 13:28:34
- 252も距離詰めてくるし近距離でやりたがるから、通常起こりうる打ち合いでは優位かと… -- 2021-12-28 (火) 21:04:24
- まず殴り合いタイマン想定は無意味な議論だしそもそも252はもうOP強戦車ではない -- 2021-12-29 (水) 05:20:46
- 具体的にどの辺が?ガバガバ過ぎてむしろ大変じゃね -- 2021-12-26 (日) 02:40:34
- 砲塔が若干絞ってる形状のため少しでもよそ見してると強制跳弾角度がゆるいHEAT持ち(703Ⅱ、112、130PMなど)にぶち抜かれやすいです。なので顔出すときはHEAT相手になるべく向けておくようにしたいです。 -- 2021-12-30 (木) 07:09:01
- なにげに天板が薄いのが致命的な気がする。30mmしかない(Strv S1と一緒)なので同格重戦車以上の主砲なら3倍ルールで抜き放題。 -- 2021-12-30 (木) 15:56:53
- 天板30mmのHTは結構あるのだけれどこの車両は砲塔の幅がない&車高が低いせいで丸見えなのよね... -- 2021-12-30 (木) 16:16:19
- あとは側面上部の斜めってるところが40mmでソ連重戦車に抜かれやすいのに気をつけたいね。 -- 2021-12-30 (木) 16:31:06
- M-IV-Yと比べるとどっちが良いんかな? -- 2022-01-01 (土) 03:20:35
- 相手しててどっちが嫌かで決めるのはどう?個人的には砲塔の被弾面積が小さいBofors Tornvagnだけど -- 2022-01-01 (土) 09:59:14
- この砲塔当てにくそう。あきらめてほかの敵のところへ行くという心理作戦が出来そうだしな~。MーⅣーYは当たれば金弾でなんとかというところか -- 2022-01-01 (土) 11:01:19
- 精度0.44が辛い。ハルダウンするときは大抵ある程度距離あるしそもそも近距離でもよく外れる。同じような主砲のT34は0.35なのに -- 2022-01-01 (土) 12:38:08
- これの砲塔 クロスファイア狙うほうがよさげだな -- 2022-01-02 (日) 07:34:34
- ウェストフィールドの稜線で敵TornVagnが頭出した瞬間にクロスファイア食らって弾け飛んでたの見たのは笑った -- 2022-04-26 (火) 22:37:04
- 結局同格HT使用時に頭しか出してないこいつと撃ち合わないといかん場合は脳死HE連射で落ち着いてしまうな 車体が露出してるならどうとでもなるけどそうじゃないならな -- 2022-01-02 (日) 09:33:49
- 足が遅くて精度もガバでDPMも高くなく車体も弱いんで頭出し出来るポジションに移動する前にやられるパターンが頻出する車両。自走に炙られればゴリゴリHPが削られるのでハルダウンできたとしてもあんまり脅威にはなれない。馬鹿正直に撃ち合ってくれる相手にはちょっとだけ強い、そんな感じの車両。ゲームを作れる車両ではない。 -- 2022-05-29 (日) 16:15:46
- この車輛のロールは突破型重戦車ではなく、攻撃的重戦車です。 -- 2022-11-24 (木) 21:01:33
- 新規ツリー車両やXM57が跋扈する現況において砲塔から車体中央部まで満遍なく固くてコスパのよい高貫通通常弾が信頼おけて良い パーク砲弾の調整を載せると平均貫通力が通常弾で251mm、金弾で300mmってtier8でかち合う前線では圧倒的だし照準時間とスタビ搭載時の拡散は破格だと思う -- 2025-01-21 (火) 07:30:55


