Tier 6 イギリス 軽戦車 / 日本語表記:クルセイダー巡航戦車
↑ Crusader Mk. I + QF 2-pdr Mk. X
初期状態。Crusader Mk. Iの史実装備。
↑ Crusader Mk. III + 6 pdr Gun Mk. V
最終状態。Crusader Mk. IIIの史実装備。
史実では色々酷い扱いを受ける可哀想なCrusaderだが、優秀なペリスコープのおかげで弱点になるキューポラが廃されている等の長所もあった。
……が、このゲーム的には装甲のあまりの薄さゆえにキューポラ廃止の恩恵を受けることは出来ない。
スペック(v1.10.1)
車体
耐久値 | 650⇒680 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 40/28/28 |
最高速度(前/後)(km/h) | 58/22 |
重量(初期/最終)(t) | 19/19.75 |
実用出力重量比(hp/t) | 20.76 |
本体価格(Cr) | 880,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
ロール | 万能型軽戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
QF 2-pdr Mk. X | 28.57 | AP APCR HE | 78 121 23 | 50 50 60 | 1,429 | 0.35 | 1.7 ⇒1.5 | 792 990 792 | 260 | 30 1,200 15 | 130 | -15°/+20° ⇒ -12°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
OQF 3-inch Howitzer Mk. I | 14.63 ⇒15 | HE HEAT | 38 100 | 175 110 | 1,610 ⇒1,650 (HEAT) | 0.49 | 2.3 ⇒1.9 | 182 182 | 100 | 56 2,800 | 116 | |
QF 6-pdr Mk. III | 27.27 | AP APCR HE | 105 170 30 | 75 75 100 | 2,045 | 0.43 | 2.3 | 821 1,026 821 | 130 | 45 2,400 32 | 400 | -12°/+20° |
QF 6-pdr Gun Mk. V | 27.27 | AP APCR HE | 110 180 30 | 75 75 100 | 2,045 | 0.37 | 2 | 892 1,115 892 | 130 | 45 2,400 32 | 450 |
※俯角は砲塔を左右に向けている場合の数値
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Crusader Mk. I | 39/20/25 | 48 | 360 | 2,953 |
---|---|---|---|---|
Crusader Mk. III | 51/24/30 | 46 | 370 | 3,390 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Nuffield Liberty Mk. III | 395 | 20 | 383 |
---|---|---|---|
Nuffield Liberty Mk. V | 410 | 20 | 383 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Crusader Mk. I | 19.3 | 40 | 6,200 |
---|---|---|---|
Crusader Mk. III | 21 | 45 | 6,200 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
WS No. 9 | 375 | 40 |
---|---|---|
WS No. 19 Mk. I | 400 | 40 |
WS No. 19 Mk. II | 450 | 40 |
WS No. 19 Mk. III | 550 | 40 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner(Loader) | 3 | Driver |
---|
拡張パーツ
Class3 | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class3 | Light |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 16.76% | 4.46% |
移動時 | 16.76% | 4.46% |
派生車両
派生元 | Covenanter(LT/25,000) |
---|---|
派生先 | GSR 3301 Setter(LT/63,000) |
開発ツリー
QF 2-pdr Mk. X (初期/3,000) | ━ | OQF 3-inch Howitzer Mk. I (2,100/30,000) | ||||||
Crusader Mk. I (初期/7,960) | ━ | Crusader Mk. III (4,200/21,000) | ━ | QF 6-pdr Mk. III (1,500/27,000) | ━ | QF 6-pdr Gun Mk. V (3,700/35,000) | ━ | GSR 3301 Setter (63,000/1,310,000) |
WS No. 9 (初期/3,600) | ━ | WS No. 19 Mk. I (1,480/15,000) | ━ | WS No. 19 Mk. II (3,600/21,000) | ━ | WS No. 19 Mk. III (4,000/22,000) | ||
Nuffield Liberty Mk. III (初期/11,500) | ━ | Nuffield Liberty Mk. V (1,000/12,500) | ||||||
Crusader Mk. I (初期/4,000) | ━ | Crusader Mk. III (5,200/18,500) |
車両に関する変更履歴
v0.8.1 | 新規実装 |
v0.9.14 | 車両HD化 |
v0.9.18 | 車両タイプを軽戦車から中戦車に変更 (移動時の隠蔽性を変更) (内張り装甲を小から中に変更) (改良型換気装置をClass1からClass2に変更) |
v1.3.0 | 派生元車輌にMatildaを追加 |
v1.9.0 | 車輌タイプを中戦車から軽戦車に変更 (移動時の隠蔽性を変更) (内張り装甲を中から小に変更) 車輌Tierを5から6に変更 (車輌の研究に必要なEXPを変更) (CO2充填式燃料タンクを装備可能に) サスペンションCrusader Mk. Iの価格を2,000Crから4,000Crに変更 Crusader Mk. IIIサスペンションの価格を9,500Crから18,500Crに変更 Crusader Mk. IIIサスペンションの研究に必要なEXPを1,900から5,200に変更 Crusader Mk. Iサスペンションの移動に伴う照準拡散を8%ダウン Crusader Mk. IIIサスペンションの移動に伴う照準拡散を4%ダウン Crusader Mk. Iサスペンションの車体旋回に伴う照準拡散を8%ダウン Crusader Mk. IIIサスペンションの車体旋回に伴う照準拡散を4%ダウン Crusader Mk. Iサスペンションの旋回速度を38度/秒から40度/秒に変更 Crusader Mk. IIIサスペンションの旋回速度を40度/秒から45度/秒に変更 QF 2-pdr Mk. Xの着弾分布を0.36mから0.35mに変更 Crusader Mk. I砲塔時のOQF 3-inch Howitzer Mk. Iの装填時間を4.3秒から4.1秒に変更 QF 2-pdr Mk. Xの総弾数を180発から260発に変更 QF 6-pdr Gun Mk. IIIの総弾数を65発から130発に変更 QF 6-pdr Gun Mk. Vの総弾数を65発から130発に変更 最高速度を44km/hから50km/hに変更 修理費用を6%アップ 収益性を20%ダウン Crusader Mk. IサスペンションのTierをIVからVに変更 Crusader Mk. IIIサスペンションのTierをVからVIに変更 車輌の価格を380,000Crから880,000Crに変更 Crusader Mk. I砲塔のTierをIVからVに変更 Crusader Mk. III砲塔のTierをVからVIに変更 Crusader Mk. I砲塔の価格を3,980Crから7,960Crに変更 Crusader Mk. III砲塔の価格を11,000Crから21,000Crに変更 Crusader Mk. I砲塔時のHPを410から650に変更 Crusader Mk. III砲塔時のHPを450から680に変更 派生元・派生先車輌を変更 |
v1.9.1 | Crusader Mk. Iサスペンションの移動に伴う照準拡散を12%ダウン Crusader Mk. IIIサスペンションの移動に伴う照準拡散を17%ダウン Crusader Mk. Iサスペンションの車体旋回に伴う照準拡散を12%ダウン Crusader Mk. IIIサスペンションの車体旋回に伴う照準拡散を17%ダウン QF 6-pdr Gun Mk. Vの着弾分布を0.41mから0.37mに変更 QF 6-pdr Gun Mk. Vの照準拡散を43%ダウン QF 6-pdr Gun Mk. Vの照準時間を2.3秒から2秒に変更 OQF 3-inch Howitzer Mk. Iの着弾分布を0.55mから0.49mに変更 OQF 3-inch Howitzer Mk. I(Crusader MK. I砲塔時)の砲塔旋回に伴う照準拡散を17%ダウン OQF 3-inch Howitzer Mk. Iの照準拡散を25%ダウン Crusader MK. I砲塔の視認範囲を340mから360mに変更 Crusader MK. III砲塔の視認範囲を360mから370mに変更 最大速度を50km/hから58km/hに変更 砲垂直安定装置Mk1を装備可能に変更 |
v1.10.0 | 拡張パーツ刷新に伴い砲垂直安定装置を装備不可に変更 |
v1.10.1 | 砲垂直安定装置Class2を装備可能に変更 |
v1.11.1 | ビジュアルモデルを変更*1 |
解説 (v1.10.1)
- 概要
v0.8.1で追加されたTier6のイギリス軽戦車。
大戦中期、Covenanterと併行して開発・量産された巡航戦車である。
v0.9.18にて軽戦車から中戦車に区分が変更されたが、v1.9.0で再び軽戦車に戻ったとともにTier6に格上げされた。
- 火力
改良砲塔の俯角は-12°と優秀だが、これは’’車体側方のみ’’の数値である。具体的には車体正面の左右40°までは-7°、車体後方140°以降は-1°と大きな俯角制限を受けてしまう。
この為、地形を活かす際は目標に対して車体を横にする必要がある。癖の強い特性だが、優秀な側方地形適性は本車両の長所でもあるので巧みに使いこなしていこう。
- 装甲
正面でも砲塔は50.8mm、車体は20~40.2mm厚とかなり頼りなく、自走砲を始めとした各種大口径榴弾で甚大なダメージを貰いやすい。
- 機動性
最高速度は58km/hと前身のCovenanterから順当に強化されたが、出力重量比が低下しているので加速はやや鈍くなっている。
v1.9.1で強化されたとはいえ、同格中戦車のCromwellには全面的に完敗しており、足を活かした偵察は不得手である。
- その他
- 視界・隠蔽
視界は改良砲塔で370mと、Tier6軽戦車としては平均的。拡張パーツや搭乗員スキルで伸ばすのが無難だろう。
隠蔽性能はCovenanterと同じくらいの良好さを誇る。 - 搭乗員
Covenanterから専任の装填手が減り、搭乗員は3名となる。
車長が無線手、砲手が装填手をそれぞれ兼任しており、負傷のリスクは大きめ。
- 視界・隠蔽
- 総論
低めの機動性と癖のある俯角制限、そして高DPMを特徴とした軽戦車である。
元々は偵察枠ではないTier5軽戦車として独特な立ち位置にあったが、v0.9.18で軽戦車の大規模改変でTier5軽戦車から唐突に中戦車へ変更され、T-34の下位互換に近いと評されるも普通に使える性能は維持していた。しかし、v1.9.0でTier6軽戦車へ格上げ&車種変更を受けた際にあまりにも悲惨な性能からネタというか苦行扱いされるも、v1.9.1で砲性能や最高速度は(多少ではあるが)改善されつつ、砲垂直安定装置の搭載の可否がコロコロ変わる等、バージョンアップの度に理不尽な仕様変更に振り回され続けている。
強化されてなお微妙な最高速度、もっさり気味の加速、扱いづらい俯角制限、他のTier6軽戦車と比べてガバガバな照準拡散といった悩みの種は尽きないものの、少なくとも次のSetterに比べれば強みもはっきりしている為、丁寧な偵察と火力支援の両面で活躍していきたい。
史実
↑巡航戦車Mk.VI クルセーダーMk.III
クルセーダー巡航戦車は、1939年にカヴェナンター巡航戦車と同時期に開発が進められた戦車である。
カヴェナンターが問題多発で実戦運用に耐えないため、A13巡航戦車の後継として北アフリカ戦線に投入された。
基本的にエンジン以外カヴェナンターと多くの部品を共用化する設計思想で開発された。
ただし、カヴェナンターよりも車体が拡大されたため、転輪が一組増えて片側5個となっている。
ただし試作車の完成はカヴェナンターより6週間も早い1940年4月9日であり、カヴェナンターの開発と並行して本車の開発は行われており、カヴェナンターの不具合を改修して本車が誕生したわけではない。
当初は5人乗りの計画だったが、銃搭には換気装置が無く、熱と発射ガスがこもるため、Mk.IIの第一量産バッチを最後に撤去されて乗員が1名減り、さらにMk.IIIで6ポンド砲を搭載した際に装填手のスペースが無くなり3人乗りになってしまい、中途半端な戦力の戦車になってしまった。
またリバティー・エンジンはより軽量の戦車では特に問題を起こさなかったが、重量の増したクルセーダーが砂漠の荒地で走行した場合、シリンダーブロックが緩みオイル漏れをおこした他、細かい砂で冷却系(水冷用のポンプや空冷ファンを回すチェーン)の部品が磨耗するなどの故障が多発した。
乗員が最大速度を60km/hに向上させるため、勝手に速度制限用の調速機を解除したことでますます故障発生率は高まり、「連続36時間重大な故障が発生せず稼働すればそれは奇跡」と乗員に評される程であった。
エンジンの寿命も短いなど走行系の問題は多かったが、砂地での走破能力はボギー式サスペンションのアメリカ製戦車より優れていた。
戦車戦では、ライバルであるIII号戦車(5cm/L42搭載型)と対戦した場合、クルセーダーMK.Iでは500ヤード(457m)まで接近して射撃する必要があるのに対し、III号戦車は1000ヤード(914m)の距離からクルセーダーを撃破できると報告されている。
また被弾によって搭載弾薬の装薬が誘爆、炎上しやすい欠点もあった。
数々の問題を抱えるものの、当時の巡航戦車では唯一III号戦車に対抗しうる貴重な戦力であったため、装甲や火砲に改良を加えながら、北アフリカ最後の戦いであるチュニジア戦まで戦い続けた。
そして後継のクロムウェルやアメリカ製のM4中戦車に更新され、北アフリカで生き残った状態のいいクルセーダーの多くは、フランス植民地軍に供与された。
ヨーロッパ反攻作戦の頃には、対空戦車型や17ポンド対戦車砲の牽引車型が使用されている。
15tに満たない巡航戦車Mk.II(A10)、巡航戦車 Mk.III(A13)よりは大きいが、あくまで機動力が重視される巡航戦車であり、同時期の歩兵戦車よりはるかに高速である。
出典 wikipedia
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