Tier8 イギリス 重戦車 / 略称: Conceiver

↑ FV227 Conceiver + Twin 20-pdr Gun MBC Mk. II
初期状態。車体上部の丸みを帯びた傾斜装甲は高い防御力を発揮する。

↑ FV227 Conceiver Mk. II + Twin 32-pdr Gun MBC
最終状態。改良砲塔の大型の機銃塔はよく目立つ弱点である。
スペック(v2.0.0)
※[ ]内は斉射モード時の数値
車体
| 耐久値 | 1,620⇒1,700 |
|---|---|
| 車体装甲厚(mm) | 240/95/50 |
| 最高速度(前/後)(km/h) | 34/12 [20/12] |
| 重量(初期/最終)(t) | 66.36/68 |
| 実用出力重量比(hp/t) | 12.51 |
| 単発/斉射モード切替時間(s) | 2 |
| 本体価格(Cr) | 2,700,000 |
| 修理費(Cr) | |
| 超信地旋回 | 可/不可 |
| ロール | 万能型重戦車 |
武装
| 名称 | 装填時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
| Twin 20-pdr Gun MBC Mk. II | 6.3 [12.6] | AP APCR HE | 209 240 42 | 230 230 280 | 2,190 | 0.35⇒0.34 [1.2] | 2.2⇒2.1 [3.3] | 950 1,170 950 | 80 | 408 4,400 199 | 2,450 | -10°/+20° |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Twin 32-pdr Gun MBC | 7.6⇒7.4 [15.2⇒14.8] | AP APCR HE | 219 248 47 | 280 280 350 | 2,182⇒2,270 | 0.36⇒0.35 [1.2] | 2.3⇒2.2 [3.5] | 970 1,190 970 | 80 | 520 4,400 279 | 2,850 |
砲塔
| 名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
| FV227 Conceiver | 240/95/50 | 28 [20] | 360 | 13,500 |
|---|---|---|---|---|
| FV227 Conceiver Mk. II | 280/100/60 | 30 [20] | 370 | 14,100 |
エンジン
| 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
| Rolls-Royce Meteor M120C | 830 | 20 | 940 |
|---|---|---|---|
| Rolls-Royce Meteor M120F | 900 | 20 | 980 |
履帯
| 名称 | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
| FV227 Conceiver | 22 | |
|---|---|---|
| FV227 Conceiver Mk. II | 24 |
無線機
| 名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
| WS No. 19 Mk. IIB | 570 | 40 |
|---|
乗員
| 1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader | 5 | Loader |
|---|
拡張パーツ
| Class1 | × | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
| × | × | Class1 | Class1 | Heavy | |||||||
隠蔽性
| 非発砲 | 発砲時 | |
|---|---|---|
| 静止時 | 5.36% | 1.06%⇒1.21% [0.6%] |
| 移動時 | 2.68% | 0.53%⇒0.6% [0.3%] |
派生車両
| 派生元 | FV224 Chopper(HT/110,000) |
|---|---|
| 派生先 | FV229 Contender(HT/160,000) |
開発ツリー
車両に関する変更履歴
| v1.27.1 | 新規実装 |
| v2.0.0 | 詳細 |
解説(v1.29.1以前)
- 火力
俯仰角は-10°/20°と優秀で地形適応性は高いが、後方では俯角に-3°の制限がかかる*1。- Twin 20-pdr Gun MBC Mk. II
前進から強化された手数型の小口径砲。
単発威力は230と低いままだが、砲性能は全体的に改善しており貫通力とや装填時間が僅かに強化されており取り回しが更に良くなっている。
単発の低さはやはり大きな弱点であり、斉射モードの瞬間火力で上手く補う必要がある。改良砲塔に載せ替えると砲性能が更に向上するが、最終砲を先に開発する必要があるため余り意味はない。
- Twin 32-pdr Gun MBC
威力が強化された最終砲。
初期砲に対して僅かに砲性能が低下するが、改良砲塔を乗せることで改善し取り回しは相変わらず良い*2。
威力は280と相変わらず低いが、初期砲の威力が低すぎるため2割近い向上となる。装填時間が僅かに伸びるためDPMの伸びは1割程度であるが、同格重戦車の中では上位のDPMを誇る。斉射モードの威力は560と格上重戦車にも劣らない重たい一撃を放つことができる。とはいえ同格の連装砲と比較すると低威力であり遅れを取る*3。
砲弾はいずれも貫通力や弾速が微増しただけであり相変わらず物足りない。重装甲の相手をする時は砲性能や手数を活かして弱点を狙う必要がある。
HE弾の威力はしっかり上昇しており、斉射モードならば紙装甲の相手に大ダメージを与えられるので使い分けていこう。
総弾数は80発と相変わらず多い。
- Twin 20-pdr Gun MBC Mk. II
- 装甲
優秀な正面装甲を持っておりハルダウン姿勢が決まれば格上相手でも十分に戦うことができる。逆に平地では弱点を隠しきれず貫通を許してしまう。
モジュール破損や搭乗員の負傷も頻発するので対策が必要。
車両の耐久力は1,600と同格重戦車の中でも悪くない。- 砲塔
- 初期砲塔
同格車両までは有効な装甲を持つ。
初期砲塔の正面装甲は薄い部分でも250mm以上の防御力を有するため同格の通常弾までならば十分に防ぎ、同格の課金弾では貫通も安定しない。
砲塔正面の左右は傾斜込みで300mm前後の防御力があり、防楯も260mmの空間装甲であり連装砲故に狙いづらい。
防楯上の傾斜部分が傾斜込みで220mm程度であるが、鋭い傾斜がついているため跳弾角度となりやすく、俯角を取るとキューポラと合わせて隠すことができる。
ただし俯角を取ると防楯下部の傾斜が減り貫通されうるので露出は最小限にとどめたい。側面は装甲厚95mm、背面は50mm、天板は30mmと最低限の防御力を有する。
- 改良砲塔
格上車両にも有効な装甲を持つ。
改良砲塔の正面装甲は薄い部分で280mm以上の防御力があり、格上駆逐戦車の課金弾でもない限り貫通は安定しない。
砲身付け根の部分は防楯がなくなりほぼ垂直の280mmの装甲となっている。砲塔正面左右は相変わらず傾斜込みで300mm以上の防御力があるため貫通は困難であるが、向かって右側の傾斜が僅かに緩くなっており平地では格上の課金弾に貫通されうるので注意。
正面から見える傾斜した砲塔天板部分は80mmに減厚しているが傾斜が鋭く跳弾するため基本的には弱点にはならない。ただし格上の高貫通HEAT弾には貫通されうるので注意。砲塔上に鎮座する機銃塔は傾斜込みで160mmしか無い大きな弱点となっている。最大まで俯角を取ることで機銃塔を隠すことはできるが、いつも都合よく俯角を取れるわけではないため頻繁に狙われることとなる。機銃塔には車長の判定があるため1試合中に複数回車長が負傷するのも珍しくない。砲手や操縦手も負傷しやすいので搭乗員の負傷対策は施しておきたい。
防御テクニックとして照準を真上に上げることで砲身で機銃塔をガードすることができる。連装砲であるため機銃塔の大部分を隠すことができ、相手からするとかなり狙いにくくなる*4。特に斉射後などは装填時間も長いためしっかりと砲身でガードしたい。また、照準は上下移動では拡散しないため、予め砲身でガードした状態で顔を出して撃ちに行くというのも手である。砲塔側面は90~110mm、背面は60mm、天板は30mmと増強されている。
- 初期砲塔
- 車体
車体はかなり複雑な形状をしている。
車体正面上部で安定して貫通できるのは先端の230mmの狭い部分のみであり、地形に軽く乗り上げるだけで傾斜が増し貫通は困難になる。
車体正面下部は傾斜込みで180mm前後の防御力しかないため広い弱点である。左右に緩く傾斜しており縦長の形状をしているため水平方向に角度をつけると格下の通常弾で抜ける範囲は狭くできる。車体側面は前半部分に装甲厚125mmの部分こそあるが、大部分は80mmの垂直装甲であり、上部には傾斜した40mm前後の天板が露出しているため角度をつけていても大口径砲には貫通されうる。車体を傾けると後方の突き出たエンジンルームの薄い部分も露出するため、豚飯や昼飯の姿勢を取っても余り意味がない*5。
車体背面は40mm前後、車体天板後半は25mmと薄め。
- 砲塔
- 機動性
機動性は前身からほぼ変わっておらず、周囲の機動力が強化されているため相対的に低下したと言える。
特に弱点であった旋回性は更に低下しているので拡張パーツなどでカバーしたい。
一応出力重量比は改善しているのだが、軟弱地盤での履帯性能が大きく低下しているため悪路に進入する場合は注意が必要である。
斉射モードでの機動力低下量も前身から変化はない。履帯を開発すると足回りを多少改善できるが、初期履帯でも全てのモジュールと拡張パーツを搭載できるため優先度は高くない。
本ツリーの機動力はここからほぼ変化がないのでしっかりと慣れておこう。
- 偵察性
残念ながら隠蔽率は低下し重戦車らしい値となった。
視認範囲は370mと少し物足りないのは相変わらず。開けた場所での単独行動は厳に慎もう。
- 総論
取り回しの良い手数型の主砲と斉射モードによる瞬間火力を併せ持ち、優秀な砲塔装甲を備えた万能型重戦車である。
高性能の単発砲と高威力の斉射により火力の柔軟な運用が可能である点は万能型重戦車の中でも一歩抜きん出ているといえる。特に高DPMで削ってからの斉射による止めは短時間で敵を処理でき強力。
砲塔装甲の強化も大きく、ハルダウン姿勢が完全に決まれば石頭車両といって差し支えはないだろう。一方で格下の中戦車にすら負けかねない単発砲の威力の低さは如何ともし難く、本車両最大の弱点と言える。砲弾の貫通力が伸び悩み重装甲車両の相手が苦手なのも大きな弱点だろう。
生存性に関しても防御姿勢が取れない場面では多数の弱点を晒すこととなり、単発威力の低さと相まって平地でのターン制の殴り合いには弱い。
斉射によるダメージ交換も戦術になりうるが、同格駆逐戦車の大口径砲には遠く及ばないので相手はしっかりと選ぶ必要がある。
前身から変化のない機動力も弱点であり、有利な地形で戦うためには早めの移動判断が必要になる。本車両の運用は如何にハルダウン姿勢で単発砲の高DPMと斉射による瞬間火力を活かすかにかかっていると言って良い。
逆に言えば地形依存度が非常に高く平地では強みを全く発揮できずに敵に制される事も多いため、時には一歩引いた位置で支援型重戦車のような立ち回りを要求されることもある。
車両の特性を理解した上で有利な条件を揃えるだけの腕が求められる車両であり、ハルダウンに固執しすぎて孤立せぬよう柔軟に運用したい。
史実
情報提供
愚痴や日記など生産性のない話題は外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告は専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブ、スペック、解説に表記されています。
↓アーカイブに重複内容が無いか確認し、考えてから書き込みをしましょう。
アーカイブ1
コメントの際、当該wikiのモラルを尊重した行動をお願いします。
車体上部はかなりの角度がついており、同格HTでは貫通は困難でドライバー用のレンズのようなものの周辺に針の穴のような大きさの貫通可能ポイントがあるものの、これを狙うのはかなり現実的ではない。広大無辺な車体下部は一応弱点ではあるが、軽く15~20度程度の角度をつけるだけで190㎜前後に達するため格下や一部の同格の通常弾ならば弾くこともある。車体上部と下部の間にある垂直の切り欠きのようなものは、一見弱点に見えるが実は異様に装甲が厚いため狙うのは非推奨。(垂直260mm程度あるとみられる)
機動性に関しては重戦車としては一般的な域。最大速度が落ちる斉射モード時にも100%影響を発揮できるターボチャージャーなどを載せると、動き出しや後退に関してはスルっと筋肉質に取りまわせるイメージがある。
砲性能はTir8HTとしては貧弱といえる単発威力しか発揮できない。精度はまずまず~やや良い、といったところで、拡散はT32やRenegadeなどの米国系重戦車には劣るが中ソ系のそれよりは優秀である。
なお、本車両は履帯を開発しなくても全てのパーツを開発・装備が可能で、拡張パーツも3枠ぜんぶ搭載することができる。 -- 2025-01-25 (土) 16:45:06