Tier6 ソ連 中戦車 (課金戦車) / 略称:Loza's M4-A2
車体右側面には「За Родину!(祖国のために!)」と書かれている。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 840 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 64/38/38 |
最高速度(前/後)(km/h) | 51.4/18 |
重量(t) | 34.1 |
実用出力重量比(hp/t) | 12.02 |
本体価格 | 3,300G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
ロール | 万能型中戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
76 mm M1A2 gun | 18.18 | AP APCR HE | 128 177 38 | 115 115 185 | 2,091 | 0.4 | 2.3 | 792 990 792 | 71 | 96 2,800 68 | 586 | -10°/+25° |
---|
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Loza's M4-A2 Sherman | 64/64/64 | 38 | 370 | 5,000 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
GMC 6046 | 410 | 15 | 2,318 |
---|
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Loza's M4-A2 Sherman | 38 | 44 | 8,300 |
---|
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
No.19 Mark II | 450 | 40 |
---|
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 11.34% | 2.8% |
移動時 | 8.49% | 2.1% |
車両に関する変更履歴
v0.9.21 | 新規実装 |
v1.9.0 | 修理費用を11%ダウン HPを750から840に変更 |
解説
- 概要
v0.9.21で追加されたTier6のソ連課金中戦車。
ソ連のエース戦車兵ドミトリー・ロザーが搭乗した、レンドリース法でアメリカから供与されたM4 Shermanである。
搭乗員として、パーク「第六感」をゼロスキルとして持つ専用グラフィックの車長「Dmitriy Loza」がついてくる。*1
ASIAではv0.9.21.0.2の2018年2月9日よりプレミアムショップで期間限定販売。
性能はM4A3E8 Shermanとほぼ同性能~やや劣化と言ったところ。
M4A2なのでエンジンがディーゼルエンジンでサスペンションがVVSSであるが、それくらいしか差は無い。
- 火力
俯角が-10°とM4A3E8 Shermanより僅かに劣る。- 76 mm M1A2 gun
Loza's M4-A2 Shermanの史実砲。
同格アメリカ中戦車のM4A3E8らと同性能の76mm砲。
Vertical Stabilizer(砲安定装置)を装備できる点も同様である。
- 76 mm M1A2 gun
- 装甲
M4A3E8とほぼ同一。
防盾は硬いが、それ以外の場所はやや心もとない。
- 機動性
最高速度は51.4km/hとM4A3E8よりも高いものの、出力重量比が大きく劣るので加速力が鈍い。
旋回速度はスペック上は向上されているがエンジンの弱さから実際の旋回速度はM4A3E8より劣る。
レンドリース車輌だが、ソ連車輌なので速度制限装置の解除は搭載できる。
- その他
視認範囲は370mと優秀だが、隠蔽性はもともと良くないM4A3E8から更に悪化している。
また、無線範囲も短めとなっている。
塗装は特殊で、徽章や銘刻は変更できないが、迷彩は可能である。
- 総論
その出自の通り、ソ連戦車ながらアメリカ中戦車らしい性質を有した課金戦車である。
アメリカ同格中戦車M4A3E8やFuryの調整版であり、アメリカ中戦車ルートを進めているなら優秀な俯角や照準拡散、高DPMといった強みを遺憾なく発揮できるだろう。
しかし、欠点もそれらM4系列と同じであり、貫通の低い主砲、頼りない装甲、もっさり気味の機動性など、バランスが良いと言うよりは器用貧乏な感じも否めない。
しかもソ連の同格課金中戦車には、RudyやT-34-85Mといった優秀で扱いやすいライバルたちがいる為、貫通や機動性の低さからクレジット稼ぎや育成面で一歩劣る本車輌を敢えて優先するのは厳しいものがある。
本体の性能よりも史実性やゼロスキル(第六感)付き車長が売りである為、買い手や使い手を選ぶコレクター向けの中戦車と言えるだろう。
史実
Loza’s M4-A2 Sherman(ロザーズ エムチィトゥィリ-アードヴァー シェールマン)とは、
ソ連のエース戦車兵ドミトリー・フョードロヴィチ・ロザー
(Dmitriy Fedorovich Loza /Дмитрий Фёдорович Лоза)が搭乗したM4-A2 Shermanである。
ドミトリー・ロザー(1922~2001)はウクライナ出身のソ連戦車兵であり、最終階級は赤軍大佐。
ロザーはサラトフ戦車学校を卒業後、1943年8月に初めての戦闘を体験しました。1945年、ソ連のエース戦車兵となったロザーはレンドリースされたM4-A2 Shermanに乗り、ウィーン攻略で陣頭指揮を執った。
彼の大隊がハンガリーからウィーンに前進する途中、電車や倉庫、ドイツの兵器でいっぱいの作業所などを占領した。占領物の中には弾薬・大砲、そして4輌の無傷のPantherも含まれていた。同じ日、彼らはドイツ戦車隊を破った。
4月初旬、大隊はウィーンに至り、他の旅団が安全に到達できるようにその地を固守した。
ロザーはオーストリアのウィーン攻略戦や極東の満州侵攻で活躍し、特にウィーン攻略での指揮を称えられ、ソ連邦英雄およびレーニン勲章が授与された。
戦後、彼はモスクワのフルンゼ軍事大学(M.V. Frunze Military Academy)を卒業し、そこで上級講師として勤めて1967年に退役した。
情報提供
愚痴や日記など生産性のない話題は外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告は専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブ、スペック、解説に表記されています。
※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。