Tier 6 アメリカ 中戦車 / 略称:M4A3E8
↑ D51072 + 75 mm Gun M1A1
初期状態。初期砲塔と改良砲塔はほとんど見分けが付かない。
↑ D51080 + 76 mm Gun M1A2
マズルブレーキが特徴的な76mm砲搭載時。
スペック(v1.26.0)
車体
耐久値 | 890⇒900 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 64/38/38 |
最高速度(前/後)(km/h) | 48/18 |
重量(初期/最終)(t) | 30.00/30.22 |
実用出力重量比(hp/t) | 17.21 |
本体価格(Cr) | 930,500 |
修理費(Cr) | 5,093~ |
超信地旋回 | 不可 |
ロール | 万能型中戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
76 mm Gun M1A1 | 16.67 ⇒17.14 | AP APCR HE | 128 177 38 | 115 115 185 | 1,917 ⇒1,971 | 0.39 ⇒0.38 | 2.1 ⇒2 | 792 990 792 | 85 | 96 2,800 68 | 1,567 | -10°/+25° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
76 mm Gun M1A2E8 | 18.18 | AP APCR HE | 143 185 38 | 115 115 185 | 2,091 | 0.38 | 1.9 | 792 990 792 | 71 | 96 2,800 68 | 1,590 | -12°/+25° |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
D51072 | 64/64/64 | 38 | 360 | 4,800 |
---|---|---|---|---|
D51080 | 64/64/64 | 39 | 370 | 4,800 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Wright Continental R-975C4 | 460 | 20 | 550 |
---|---|---|---|
Ford GAA | 520 | 20 | 569 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
NVSS T66 | 33 | 37 | 8,300 |
---|---|---|---|
NVSS T80 | 34.5 | 40 | 8,300 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
SCR 506 | 615 | 110 |
---|
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 12.26% | 3.03% |
移動時 | 9.18% | 2.27% |
派生車両
派生元 | M4A1 Sherman(MT/30,500) |
---|---|
派生先 | T20(MT/55,500) |
開発ツリー
76 mm Gun M1A1 (4,600/50,330) | ||||||
D51072 (初期/10,300) | ━ | D51080 (5,170/17,050) | ━ | 76 mm Gun M1A2E8 (5,800/62,000) | ━ | T20 (55,500/1,340,000) |
SCR 506 (初期/33,600) | ||||||
Wright Continental R-975C4 (初期/13,900) | ━ | Ford GAA (11,000/36,000) | ||||
NVSS T66 (初期/9,600) | ━ | NVSS T80 (5,145/16,300) |
車両に関する変更履歴
v0.7.0 | 主砲ラインナップに105 mm M4を追加 |
v0.9.19 | 防楯の装甲厚を89mmから177.8mmに変更 防楯裏装甲を76.2mmから0mmに変更 |
v0.9.19.1 | HDモデル化 車体装甲厚(mm)を 63.5/38/38から63.5/38.1/38.1に変更 改良砲塔の装甲厚(mm)を 76.2/51/51から63.5/63.5/63.5に変更 |
v1.5.1 | 105 mm M4 gunのHEAT弾の貫通力を101.6mmから102mmに変更*1 |
v1.9.0 | 75 mm Gun M3の総弾数を71発から105発に変更 76 mm Gun M1A1の総弾数を71発から85発に変更 105 mm M4の総弾数を46発から70発に変更 修理費用を11%ダウン 収益性を2%ダウン D51072砲塔時のHPを720から800に変更 D51080砲塔時のHPを750から840に変更 派生先車輌からM36 Jacksonを削除 |
v1.18.0 | 7サスペンション「NVSS T66」搭載時の移動と車体旋回に伴う散布界の拡大を 13% 減少 サスペンション「NVSS T80」搭載時の移動と車体旋回に伴う散布界の拡大を 16% 減少 主砲「76 mm Gun M1A2」搭載時の100mでの散布界を 0.40m から 0.38m へ変更 主砲「76 mm Gun M1A2」搭載時の照準時間を 2.3秒 から 1.9秒 へ変更 砲塔「D51072」搭載時の耐久力を 800HP から 892HP へ変更 砲塔「D51080」搭載時の耐久力を 840HP から 900HP へ変更 |
v1.26.0 | 主砲「105 mm M4」、「75 mm Gun M3」を削除 主砲「76 mm Gun M1A2」を削除し、「76 mm Gun M1A2E8」に置き換え ガソリン・エンジン「Wright Continental R-975C1」を削除 砲塔「D51072」搭載時の主砲「76 mm Gun M1A1」の散布界を0.43 mから0.39 mに変更 砲塔「D51072」搭載時の主砲「76 mm Gun M1A1」の砲塔旋回時の照準拡散を25%軽減 砲塔「D51072」搭載時の主砲「76 mm Gun M1A1」の装填時間を4.2秒から3.6秒に変更 砲塔「D51072」搭載時の主砲「76 mm Gun M1A1」の照準時間を2.3秒から2.1秒に変更 砲塔「D51080」搭載時の主砲「76 mm Gun M1A1」の散布界を0.43 mから0.38 mに変更 砲塔「D51080」搭載時の主砲「76 mm Gun M1A1」の装填時間を4.2秒から3.5秒に変更 砲塔「D51080」の主砲「76 mm Gun M1A1」の照準時間を2.3秒から2.0秒に変更 砲塔「D51072」搭載時の視認範囲を330 mから360 mに変更 砲塔「D51072」を搭載した際の車輌HPを892HPから890HPに変更 SCR 508無線機を削除(パッチノートに記載なし) |
解説(v1.26.0)
- 概要
Tier6のアメリカ中戦車。
大戦末期、クライスラー社傘下のデトロイト戦車工廠で量産されたM4 Shermanの後期生産型である。
通称「Easy Eight(イージー・エイト)」。
またこの車両からVertical Stabilizer(砲安定装置)を装備できるので、機動力を活かした走行中の射撃も安定して行える。全体的にM4A1の上位版といえるだろう。
- 火力
高い性能で纏まった砲が揃う。優秀な俯角を活かしてハルダウンメインで戦っていこう。対戦する機会の増える重装甲車輌相手には、少々パワー不足に悩まされる人もいるかもしれない。- 76 mm Gun M1A1
M4A1 Shermanから引き継ぐ76mm戦車砲。
とはいえ、アップデートにより装填速度、精度、照準拡散が大幅に改善されており、狙いやすさは前身からかなり進歩している。貫通力は前身から据え置きで不足気味なものの、初期砲としては十ニ分にこのTierで戦える性能をしている。
ただし俯角はやや狭い10°。このツリーを進めると俯角は9°~10°に落ち着いていくので、ここで慣れてもいい。
- 76 mm Gun M1A2E8
新規開発の76mm戦車砲。アップデートによりこの車輌固有のものに置き換わった。
M1A1からさらに装填速度が向上しており、精度も少し良い。
総じて連射力に優れた砲であり、貫通できる相手を狙えば高いダメージレートを叩き出せるだろう。
装甲の問題でSherman Jumboのように近距離で連射力を活かすのは難しいが、Sherman Jumboより俯角を-2°多く取ることができるという利点もある。
ただし貫通力はM4A1 Shermanから1mmも進歩していないため、貫通が置き換えにより改善、このTierのMTとして遜色ない貫通力を得た。もちろん相手を見極め、積極的に側背面に回る等の工夫も必要となる。
- 76 mm Gun M1A1
- 装甲
Tier的に心許無い装甲厚と、車高の高い形状の為に地味にダメージをこうむりやすい。
防楯部分は178mm厚であり一定の防御力が期待できるが、それ以外の部分についてはあてにできない。車体前面は傾斜込みで80mm程度であり、格下の通常弾を運が良ければ弾けるかもしれないという程度。
ハルダウン時以外は基本的に被弾しない立ち回りが必要である。防楯については、v0.9.19にて裏装甲が0mmになった代わりに防楯が178mm厚となりv0.9.18以前よりも少し硬くなっている。*2
砲塔はv0.9.19.1のHD化以前の初期砲塔とほぼ同じ装甲配置になり、HD化後の初期・改良砲塔は全周63.5mmと、前面はやや薄くなったが側背面はやや厚くなった。
ターレットリングを保護する空間装甲は12.7mmから50.8mmに厚くなっている。
車体下部の装甲は大きく変化し、HD化以前は全域が108mmだったのに対し、HD化後は先端の極わずかな部分のみ108mm、その上下の大部分は50.8mmにまで薄くなってしまった。
また車高がやや高くなり投影面積が増加、車体前面の傾斜がわずかに緩くなっている。
- 機動性
砲性能を考えれば味方の交戦中に側背面に回り込み砲撃を叩きこむ工夫も必要だが、それを可能にする機動力は持ち合わせている。
改良エンジンを搭載すれば小回りが利き、良好な加速で後退もできると、移動に関しては癖のない性能を発揮する。旋回の遅い戦車に対しての周回攻撃も行いやすい点は、火力や防御面に劣る本車にとって大きなアドバンテージとなるだろう。
- その他
視認範囲は370mと同格中戦車で1位タイ。隠蔽性も高くはないものの、同格中戦車の中では平均程度に収まっている。必要な場面では自車で視界をとることも考えよう。
- 総論
M4A1 Shermanの正統進化と言える中戦車。引き継ぎの多さから同じ使用感で乗り進められる。
これといった突出点も無く、低い単発火力に苦労することもあるが、機動力を活かした味方との連携や、地形を利用した運用によって砲性能の不利を補うだけのスペックを秘めたアメリカらしい車両になっている。
中戦車に必要な臨機応変な対応ができれば戦果につながるはずだ。
史実
(茨城県にある陸上自衛隊土浦武器学校にて)
大量生産されたM4中戦車には様々なバリエーションが存在するが、M4A3は溶接車体にM4中戦車向けに設計されたFord GAAエンジンを装備していた(その他のエンジンは他の機械・車両からの流用である)。
その中でもM4A3E8「イージーエイト」は後期に生産された車両であり、それまでに行われてきた様々な改良が施されており、M4中戦車の完成形と言えた。
この「イージーエイト」は形式番号の「E8」の部分に当たり、当時のフォネティックコードではEに「Easy」が割り振られていたためにこの名前である*3。
かつては「履帯変更で運転がイージーになったのでイージー」という間違った情報が流れていたことがある。
なおこのイージーエイトが通称になったのは戦後の話らしく、運用中の資料では「M4A3(76mm 24インチ幅履帯)」と記述されていた。
砲塔はT23から流用したより大型のものに変更され、初期型の砲塔と比べるとより視認性に優れた車長用キューポラが備わるとともに装填手ハッチが増設され、乗員の出入りが容易になっていた。
武装は75mm Gun M3に対戦車火力で勝る76mm Gun M1A1または76mm Gun M1A2が装備された。
また被弾時の弾薬炎上を抑制するために弾薬を液体内に保管する湿式弾薬庫が採用された。
前面装甲は傾斜が変更されたことにより従来存在していた覗き窓付きの張り出しが廃止され、防御力が向上していた。
この張り出しは正面から見ると垂直で、特に対戦車火力で劣る日本軍に弱点として狙撃されていた。
サスペンションは重量増加に対応するため、バネを水平に配置したHVSS(Horizontal Volute Spring Suspension:水平渦巻スプリング・サスペンション)に変更され、機動力を改善するため履帯も幅が広いものに変更された。
これらの改良によって、M4A3E8は初期のM4中戦車とは大きく異なる車両に変貌していた。
なおM4A3E8という呼称はもともとM4A3に76mm砲とHVSSを装備した試作車の名称だったが後に広く一般に使用されるようになった。
M4A3E8は1944年8月から生産が開始され、第2次世界大戦末期に前線に送られ、いわゆる「バルジの戦い」から実戦に投入された。
その後の朝鮮戦争では北朝鮮軍のT-34-85と砲火を交えたほか、自衛隊を含む同盟諸国軍に対し広く供与された。
本車の派生型としては、M40/M43などがあげられる。
参考資料
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis
http://ja.wikipedia.org/wiki/M4%E4%B8%AD%E6%88%A6%E8%BB%8A
http://combat1.sakura.ne.jp/M4A3.htm
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- カニとスタビどぃちがいいですか? -- 2014-10-13 (月) 23:54:45
- 断然スタビだな。というか足生かす事を考えるとカニ使う暇がないと思う -- 2014-10-14 (火) 00:04:11
- 木主です、金貯まったのでスタビ買いました、なので今の構成はラマースタビカニです、なにか指摘よろしくお願いします -- 2014-10-14 (火) 09:36:04
- 個人的にはカニより皮膜を薦める E8の貫通と精度はカニで見つけられるような距離だと扱い辛いし、幾ら砲塔正面が硬いといってもカニ発動+相手発見までの数秒はリスクが大きい せっかくスタビ乗るんだしその数秒を無駄にすることはないと思う -- 2014-10-14 (火) 10:42:27
- 俺もカニ外して皮膜か換気扇を進めるかな。皮膜つければ↑が書いてる利点があるし、換気扇付ければもっと使いやすくなる。まあ5%を目に見えて実感できるほどじゃないから、皮膜が無難だけど -- 2014-10-20 (月) 13:39:37
- 9.19で防盾正面が89→177mmに、外縁部が76→88mmに強化された。下側にほんの少し二重装甲があるけどほぼ全体が開口しており実質裏無し。いずれの砲塔も同じ。ジャンボも両砲塔同じ。持ってないけどたぶんFuryも同じ。つまりこの形の防盾が裏無し177mmで統一された・・・ということじゃないかなたぶん -- 2017-06-06 (火) 20:15:22
- 以前はこいつだけ防楯全体が二重装甲でカバーされていたものが防楯の1枚でカバーになったということか。アップデート前後で防楯部分の装甲自体は特に変わってなさそう。 -- 2017-06-07 (水) 15:53:55
- tanks.ggで見た限りではE8のみ防盾下に二重装甲あるね。ジャンボとフューリーには無し -- 2017-06-07 (水) 17:30:25
- 自分の見た限りではいずれも二重部分の範囲ほぼ同じっぽい。 -- 2017-07-04 (火) 02:14:29
- ごめんバージョン変えるの忘れて見てしまった -- 2017-07-04 (火) 20:01:09
- え、ジャンボの初期砲塔も2重部分消えたの? -- 2017-06-07 (水) 18:13:07
- なんにせよHD化による装甲nerfは軽微ってことかな よく乗ってるからほっと一息つけそう -- 2017-07-04 (火) 20:18:53
- なんか正面装甲が妙に硬い気がする。貫通180くらいの弾でもちょくちょく弾かれる感じ -- 2017-07-02 (日) 19:27:08
- 正面丸い部分の一部は101mm傾斜で150mm相当ぐらいになる箇所がありますね。 -- 2017-07-02 (日) 19:31:26
- いつになったらHD化来るのか -- 2017-07-04 (火) 11:24:33
- 一番上に書いてありますが -- 2017-07-04 (火) 12:10:08
- やっぱWGのアメ車嫌いがタレットリング周辺に滲み出てるな、こんな剥き出しにしちゃって... -- 2017-08-22 (火) 14:51:35
- 正確な話モデルは初期履帯もT80。実際のT66はThunderboltが履いている物。 -- 2017-09-30 (土) 20:04:08
- 初期状態のHPが892となっているけど明らかに不自然な値なので実際に持ってる方コメントお願いします・・・ -- 2022-09-01 (木) 02:43:51
- これで正しいです。 -- 2022-09-02 (金) 03:37:48
- 情報ありがとうございます。5の倍数じゃない車輌は史上初ですねー。 -- 2022-09-02 (金) 19:25:41
- これで正しいです。 -- 2022-09-02 (金) 03:37:48
- 前より俄然走り撃ちが当たるようになった、昔と比べて周りが強くなって力不足感は否めなかったからこれは良buffだと思う。あとはFuryにも同じbuffが欲しい。忘れられてるのかな・・・? -- 2022-09-03 (土) 20:47:36
- そろそろホントに忘れてそう...。過去に防盾はしっかり同程度にBuff入ったのに.. -- 2023-01-02 (月) 04:28:13
- なんか砲性能が微妙なんよなぁ。単発の割に絞りが微妙なのかDPM高いのにダメージが稼ぎ辛い。 -- 2023-06-20 (火) 12:41:30
- tier6なのにこんなバシバシ弾当てられていいのかってレベルでちょっとした隙に弾を差し込めるね -- 2023-06-29 (木) 16:42:54