Object 263

Last-modified: 2021-06-15 (火) 17:03:27

Tier9 ソ連 駆逐戦車 / 略称: Obj. 263 / 日本語表記: オブイェークト 263


↑ 122 mm M62-C2
初期状態。IS-7の足回りをベースにした大きな車体だが、初期砲では砲身が短くて頼りない。

↑ 130 mm S-70A
最終状態。Tier10時代と同じ装備になり、見慣れた外観になった。

v0.9.17まで


以前は主砲防盾の範囲がもっと広く、裏装甲0mmの垂直250mmで大きな弱点となっていた。

 


↑清々しいぐらいのオープントップぶり。
砲弾が並んでいるので側面を撃たれないように注意しよう。

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,800
車体装甲厚(mm)250/80/50
最高速度(前/後)(km/h)55/20
重量(初期/最終)(t)60.49/60
実用出力重量比(hp/t)18.33
主砲旋回速度(°/s)28
視界範囲(m)360
本体価格(Cr)3,510,000
修理費(Cr)
超信地旋回
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
122 mm M62-C24.88AP
HEAT
HE
258
340
68
440
440
530
2,1470.422.1850
850
850
501,065
5,200
630
3,397-4°/+18°
130 mm S-70A3.92AP
APCR
HE
270
300
75
550
550
750
2,1560.432.1920
1,100
920
421,118
4,400
978
2,980
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
2x V-16 (1000)850122,900
M-50TS1,100122,900
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Object 263622211,000
Object 263 improved652511,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
9RM525100
R-11373080
10RT-2676030
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader5Loader
 

拡張パーツ

×Class1×Class1Class1Class1
××Class1Class1Heavy
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時14.14%2.16%
移動時8.49%1.3%
 

派生車両

派生元SU-101(TD/152,800)
派生先Object 268 Version 4(TD/215,300)
 

射界

射界左12°/右12°
 

開発ツリー

クリックで表示

122 mm M62-C2
(初期/295,500)
130 mm S-70A
(64,500/340,000)
Object 268 Version 4
(215,300/6,100,000)
9RM
(初期/24,240)
R-113
(8,700/52,200)
10RT-26
(9,200/56,500)
2x V-16 (1000)
(初期/125,000)
M-50TS
(51,500/132,000)
Object 263
(初期/28,150)
Object 263 improved
(27,300/63,000)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示

v0.9.2130 mm S-70A砲の装填時間を11秒から10.7秒に変更
v0.9.3トランスミッション部が被弾した際に発火しなくなるように修正
v0.9.6視認範囲を410mから390mに減少
v0.9.9ダメージモデルに関する不具合を修正
v0.9.17.1HDモデル化
v0.9.22車輌Tierを10から9に変更(派生元・派生先車輌を変更)
耐久値を1,900HPから1,800HPに変更
砲旋回速度を26°/sから28°/sに変更
視認範囲を390mから360mに変更
122 mm M62-C2砲を追加
130 mm S-70A砲の装填時間を10.7秒から15.3秒に変更
130 mm S-70A砲の平均貫通力(mm)を290/330/75から270/300/75に変更
130 mm S-70A砲の精度を0.32mから0.43mに変更
130 mm S-70A砲の照準時間を2.5秒から2.1秒に変更
移動時・車体旋回時の照準拡散を0.16から0.12に変更
砲旋回時の照準拡散を0.08から0.10に変更
射界を左7°/右7°から左12°/右12°に変更
2x V-16 (1000)エンジンおよびM-50TSエンジンを追加
M-50Tエンジンを削除
Object 263 Improved履帯を追加
Object 263履帯の積載量を62.5tから62tに変更
Object 263履帯の旋回速度を32°/sから22°/sに変更
9RM・R-113・10RT-26無線機を追加
10RK-26無線機を削除

解説

  • 概要
    v0.8.0で追加されたTier9のソ連駆逐戦車
    IS-7の車体を流用した対戦車自走砲の計画案である。
     
    v0.9.22にてObject 268 Version 4の追加に伴い、Tier10からTier9となり性能が調整された。
     
  • 火力
    俯角は-4°と前身(-3°)からすれば若干改善されているが、非常に狭いことに変わりはない。射界は左右12°ずつに微増している。
    • 122 mm M62-C2
      SU-101から引き継ぐ初期砲。通常弾の貫通力は十分高いがDPMと精度の悪さからこのTier帯で戦うには力不足である。最優先で最終砲を開発しよう。
      課金弾のHEAT弾は貫通力が340mmに達し最終砲の課金弾を上回る。
       
    • 130 mm S-70A
      単発火力は550に、通常弾貫通力は270mmに上昇しておりTier相応の高火力を手に入れたと言える。
      照準速度は速いものの、相変わらず精度は重戦車を含めても同格中で最低レベルでありDPMも高くないため正面切っての単純な殴り合いでは敗北しやすい。
      また、課金弾のAPCR弾は貫通力が300mm止まりであり、通常弾であるAP弾の標準化を考えると貫通力の上昇は限定的である。そのため防御姿勢を取った敵にダメージを与えることができない場面も多い。幸いHE弾が高威力であり総弾数にも余裕があるので、ある程度の数を積んでいくと良いだろう。
       
  • 装甲
    装甲はそのままにTier10からTier9に格下げされた為かなり堅牢な前面装甲を誇る。前身まで傾斜で稼いでいた防御力に高い装甲厚が加わり耐久値も大幅に上昇しているため、HE弾に対する耐性も大きく改善している。一方で後述するように有名な弱点がいくつか存在するため、防御力を発揮するためには工夫が必要となる。
    側面装甲は80~60mmと最低限の厚みしかなく、多数のモジュールが配置されていることから極力晒さないよう心がけよう。特にソ連車両共通の弾薬庫の耐久力の低さから、15cm以上の大口径砲に射抜かれると一撃で誘爆する可能性がある。搭乗員のスキルや拡張パーツで必ず強化しておきたい。
    オープントップ車輌であることから自走砲には非常に弱い。射線に出ないことは当然として、装填時間中などは小まめにスポットを切るよう心がけよう。
    ちなみに、車体後方の駐鋤(ちゅうじょ)は20mmの空間装甲扱いになっている。
    • 戦闘室
      戦闘室前面は250mmの装甲が良好な傾斜で設けられているため350mm相当の防御力を誇り、格上の課金弾でも貫通は容易ではない。
      一方で防楯中央や戦闘室と車体の境目の垂直部分は250mmの垂直であるため、格下にも課金弾で貫通される可能性がある。幸いこれらの弱点は小さいため、敵から距離さえとってしまえば貫通されることは稀である。また、境目部分の弱点は角を最大に取ることで隠すことができる。防楯に関しても砲身に連動して動くため、よそ見をすると傾斜を増すことが出来る。至近距離では車体を小刻みに前後に動かし狙いを付けさせないようにするのも効果的である。
      後部はオープントップとなっており、天板のある部分も装甲は40mmと薄い。
       
    • 車体
      車体上部は戦闘室と同じ厚みに加えさらにきつい傾斜があり480mm厚にまで達するため、撃ち下ろされない限り貫通されることはない。
      一方で車体下部は傾斜込みで180mm程度しかなく本車両最大の弱点となっている。貫通されるとエンジンの破損・火災にもつながるため、敵と対峙するときは必ず遮蔽物で隠すよう心がけよう。
      また、天板が30mm非常に薄いため斜面などで敵に晒さないよう注意が必要である。
       

    各種防御姿勢との相性

    • ◎ハルダウン
      装甲の配置から車体下部を隠すハルダウンは非常に強力である。俯角が-4°と限られているためマップごとのハルダウン可能なポイントはしっかり押さえておこう。
    • ◯豚飯
      本車両は固定砲の駆逐戦車としては珍しく豚飯が有効な車両である。射界を最大限にとると、垂直の壁で車体下部の弱点を隠したまま敵を攻撃することができる。こちらはハルダウンとは異なり様々な場所で利用可能なので使い分けよう。
      しかし実際には敵の弱点を狙うために射界にある程度の余裕を持たせる必要があるため、車体下部を完全に隠したまま攻撃することは難しい。前進後退速度の速さや照準時間の短さを活かして車体下部を晒す時間を短くするよう注意しよう。また、敵との距離を取ってしまえば僅かに見える車体下部を狙うのは難しくなるので主砲の精度が許す限り離れると良いだろう。
    • △昼飯の角度
      側面装甲が薄くあまり角度を取れないため、車体下部の増厚効果はあまり期待できない。むしろ凹んだ防盾側面や車体側面装甲への攻撃を許して弾薬庫破損等の深刻なダメージを被ることにもつながりかねない。遮蔽物がない場所では真正面を向けて前進or後退した方が良いことも多いので覚えておこう。
    • ×密着
      敵への密着は車体下部の弱点を隠せるため一見有利に見える。しかし車高が低く後部戦闘室である本車両が敵に密着すると30mmしかない車体天板を敵に晒すことになるため非常に危険である。加えて課金弾の貫通力の低さや俯角の少なさ、固定砲ゆえの射界の制限などから、密着すると攻撃面においてこちらが不利になることが多い。旋回戦を仕掛けてきた敵の機動力を奪うために密着することは有効だが、基本的には密着できる距離まで敵の接近を許さないよう心がけよう。
     
  • 機動性
    前身のSU-101よりも大型化し車重は60tまで増えているが、エンジンの出力が著しく改善しており機動力は全般にわたり向上している。特に前進後退の速度は優秀で、重装甲車両にも拘わらず同格駆逐戦車内でトップクラスの数値を誇る。このため必要な戦線に迅速に駆けつけるのは勿論、状況を見て後退する能力にも秀でている。退路は常に確保しておくと良い。
    一方で車体の旋回速度は前身から変わらず、重駆逐戦車としては一般的な値である。そのため敵に取りつかれると一方的に撃破されることもありうるので、直進速度の優秀さにつられて突出しないよう常に味方との連携を意識しよう。
    また、エンジンの耐久力は前身のSU-101からわずかに低下している。加えてエンジンの配置は相変わらず車体前方であるため、車体を貫通されてダメージを受ける = エンジンにダメージが入ることになり頻繁に破損する。エンジン破損による出力の低下は固定砲で旋回速度も低い本車両にとって致命的な状態と言える。
     

    初期状態の機動性に関して

    初期状態の機動性に関して
    高Tier駆逐戦車である本車両は火力提供としての役割を求められる場面が多いため主砲の開発を優先することが推奨される。そのためフリー経験値を使わない限り初期のエンジンと履帯で運用する期間が長く、これらの特性を理解しておく必要がある。
    目安として、初期エンジンと初期履帯では平地で30km/h程度までしか加速できないという事を覚えておくと良いだろう。この数値は同格の駆逐戦車や重戦車の中でも最低クラスの数値であり、味方重戦車の後についていくのがやっとの値である。
    しかし、下り斜面などを利用すると50km/h程度までは加速することができ、加速後は平地を走行してもある程度の速度を維持することができる。そのため初期履帯と初期エンジンで長距離を移動する場合は、遠回りでも一旦小高い場所に登って加速してから移動すると結果的に目的地に早く到着することが多い。出力重量比は初期エンジンでも平均的な値であるため、上り坂などで不便を感じることは意外と少ない。狙撃位置を選ぶときなどはいつでも加速できるよう小高い場所に陣取るよう心がけると良いだろう。
    ちなみに、初期履帯の旋回速度は次に控えるObject 268 Version 4と同値である。どの程度のものかここで確認して慣れておこう。

     
  • 隠蔽性・視認範囲
    強力な装甲と引き換えに隠蔽率は前身から大幅に低下している。それでも中国やフランスの駆逐戦車と同程度であり十分に活用できる値である。特に、本車両は良好な前進後退速度に加え主砲の照準時間の短さから、茂みの15mルールの利用を得意とする。
    一方で視界は前身から僅かに強化されたものの、360mとTier9TD内で最低タイの値であり、味方の偵察に依存する場面が多い。特に車両数の減る戦闘終盤では視界が足りずに不利な状況に陥ることが多いため、拡張パーツなどで視界の不足を補っておきたい。
     
  • 総論
    優秀な機動力と防御力に加え十分な火力を実現しており、本ツリーのコンセプトを更に推し進めた強力な車両となっている。
    一方で自慢の装甲には弱点もあり、主砲も単発火力などと引き換えに精度・DPMは低く、機動力では直進性能に対して旋回性能が悪く、隠蔽が良好である反面視界は短いなど、各性能に長所と短所の両方を合わせもつ癖の強い車両でもある。
    このため、長所を活かせる場面では大きな力を発揮するが、短所を突かれると長所が打ち消されてしまい非常に脆い車両と言える。長所短所を把握したうえで如何に自分に有利な状況を作り出すかが戦果に直結するだろう。
     

v0.9.21までのTier10戦車時の解説

  • 概要
    v0.8.0で追加されたTier10のソ連駆逐戦車。
    IS-7の車体を流用した対戦車自走砲の計画案である。
    本車両は、3000を超えるDPM、平地で時速40km台後半まで加速する高い機動性、最高で傾斜つき250mmという重装甲を兼ね備えた、ソ連第二TDルートの最終形に恥じないバランス型の車両である。
     
  • 火力
    主砲は高い精度、良好な照準速度を持ち、取り回しに不満はないだろう。AP弾貫通力は290mmに達し、精度もソ連砲とは思えない0.32となっている。通常弾でもTier10HTの弱点を貫通するに十分な数値を持つ。DPMも3000を超え、同格TDの中では2位である。
    とはいえ、ティア10TDとしては不満な点が多々あるのは確かだ。単発火力は550とティア10TD中でStrv103Bの390に次ぐワースト2位で、課金弾は幸いHEATではなくAPCRであるものの平均貫通力は330mmとMT・HTの課金弾レベルでしかない。Tier10重戦車との正面戦闘の機会が多い本車には大きな弱点の一つとなっている。
    また俯角もわずか4度と狭い。
    v.0.9.2のアップデートで130 mm S-70Aの装填時間が11秒から10.7秒に(RPMは5.45から5.61に、AP弾DPMは2998から3086に)改善された。
     
  • 装甲
    これまでのソ連第二TDルートの車両とは一線を画する圧倒的な装甲を備える。
    側面は80mmしかなく戦闘室部分には弾薬庫も控えているため、極力見せないことが重要。昼飯の際には細心の注意が必要となる。
    弱点がよく知られているため、一回撃ったら車体を傾ける、車体下部を隠しつつ大きめに前後移動をする、といった工夫をしたいところだ。
    またオープントップ故、自走砲弾が内部に直撃すれば確実に致命的なダメージを受けてしまう。重装甲からついつい前線に出たくなるが、その際は自走砲からの射線は常に切るように立ち回ることを意識するべきである。
    ちなみに、車体後方のドーザーブレードは20mmの空間装甲扱いになっている。
    • 戦闘室
      前面は250mmの装甲に良好な傾斜が設けられており、戦闘室は傾斜込みで340mm相当。
      さらにHD化により防楯裏装甲250mm(微傾斜)が追加され、防楯部分は530mm相当となった。中央の開口部は依然として弱点ではあるものの範囲が狭く、距離が離れればそうそう抜かれるような大きさではなくなったと言える。
      一方戦闘室下部は垂直の250mmであり、同格はもちろん格下の課金弾にも貫通される恐れがある。一応、4度の最大俯角を取れば戦闘室の垂直部分を隠すことが可能。
    • 車体
      こちらの前面も250mmと分厚く傾斜込みで410mm相当と、Tier10駆逐戦車の課金弾を用いてもなお貫通が難しい。
      弱点は車体下部であり、150mmと薄く傾斜込みでも180mm程しかない。
      また天板も30mmと薄いため注意。
       
  • 機動性
    前身のSU-122-54に比べて旋回性能と加速性能が悪化している。重駆逐戦車としては破格の機動性を誇るものの、SU-122-54のように軽戦車を返り討ちにしたり、市街地で敵の裏を取るといった運用は困難となった。これに加えて隠蔽率も低下している。運用方法については見直しが必要になるだろう。
     
  • 総論
    数々の欠点を考慮しても、高い機動性と装甲を活かしてそのDPMを敵に叩きこめれば敵にとって大きな脅威になり得、TDらしい高い精度を活かせばこの貫通力でも十分に戦えるだろう。SU-122-54から運用方法こそ変るものの、狙撃から偵察まで様々な役割をこなせる万能性も変わりなく、時には味方の盾になることも出来る。その装甲を活かして、被発見状態でもDPMの高さを活かすことが出来るのも、SU-122-54にはなかった強みだ。
    序盤は砲性能と隠蔽率を活かして狙撃に徹しつつ、いざというときはその機動力を活かして主戦場に駆け込み、装甲を活かして味方を支えよう。本車の性能を最大限に活かせば、様々な状況でチームに貢献することが出来るだろう。
 

史実

IS-7を流用した重駆逐戦車を作成する計画が1950年に開始され、その一つが木製のモックアップに採用されたが、IS-7の大量生産をやめてしまったため、この車両の開発も中止された。


↑木製のモックアップ

情報提供

愚痴や日記など生産性のない話題外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。