Tier 7 ドイツ 中戦車 (課金戦車) / 日本語表記: M10偽装パンター
偽装用の鉄板は5mm厚の空間装甲として機能する。
なお、アメリカの迷彩カラーで塗装できる素敵仕様である。*1
もちろん本ゲームでは敵味方や戦車名などが一目で判別できるので、本来の目的である攪乱用途には使えない。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 1,300 |
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車体装甲厚(mm) | 85/50/40 |
最高速度(前/後)(km/h) | 55/20 |
初期重量(t) | 45.96 |
実用出力重量比(hp/t) | 15.23 |
本体価格 | 5,100G |
修理費(Cr) | 約8,800 |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 万能型中戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
7,5 cm Kw.K. 42 L/70 | 15 | AP APCR HE | 150 194 38 | 135 135 175 | 2,025 | 0.32 | 2.3 | 925 1,156 925 | 82 | 109 2,800 98 | 955 | -8°/+20° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Panther/M10 | 100/45/45 | 38 | 365 | 8,500 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Maybach HL 230 P30 | 700 | 20 | 1,400 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Panther/M10 | 49 | 38 | 12,500 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 7 Ausf. F | 710 | 70 |
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乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
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拡張パーツ
Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 9.23% | 2.28% |
移動時 | 6.90% | 1.70% |
車両に関する変更履歴
v0.9.9 | 車両モデルをHD化 |
v0.9.17.1 | 移動時の散布界を0.19から0.15に変更 車体旋回時の散布界を0.19から0.15に変更 主砲の散布界を0.35mから0.32mに変更 発砲後の散布界を4から2に変更 砲塔旋回時の散布界を0.12から0.11に変更 装填時間を4.5秒から4秒に変更 視認範囲を350mから365mに変更 最大速度を46km/hから55km/hに変更 車体前面、側面、背面および主砲防盾に5mmの装甲板を追加 |
解説
- 概要
v0.8.1で追加されたTier7のドイツ課金中戦車。
アメリカのM10 Wolverineに偽装した、後方撹乱用のPantherである。
マッチング優遇があり、Tier9戦車とはマッチングしない。
- 火力
俯角は-8°とそこそこ優秀であり、ハルダウンを活用していきたい。- 7,5 cm Kw.K. 42 L/70
Pantherの史実砲。
マッチング優遇の代償として、貫通力がTier7中戦車としてはやや低い部類に位置する。
通常弾のAPは貫通力150mmと頼りない性能であり、貫通力194mmの課金弾のAPCRを用いたり、側背面への回り込みを駆使して補っていこう。
v0.9.17.1にて精度・照準時間・移動時の照準拡散・DPMがそれぞれ優秀になり、非常に取り回しが良くなった。
- 7,5 cm Kw.K. 42 L/70
- 装甲
偽装用に取り付けられた鉄板には5mmの空間装甲としての効果がある。
また、改良砲塔のPantherと同じくHPは1,300とかなり高いのが特徴だ。- 砲塔
Pantherの初期砲塔とほぼ同じ形状。キューポラが撤去され偽装用の鉄板が追加されたほか、防楯裏の開口部はこちらの方が小さくなっている。
鉄板+防盾+本装甲の三重部分は160~250mmとかなり硬く、範囲も広め。
同格以下が相手であればかなり頼りになる装甲を持つといえる。 - 車体
基本的にPantherと同じであるが、偽装用鉄板の分わずかだが防御力は上回っており、正面上部はAPで135mm相当とそれなりの硬さを持つ。
正面下部は100mm相当。正面から本車両を狙う場合は最も薄い箇所になるため、乗り手側としては出来るだけ地形や障害物で隠したい所。
Panther同様側面装甲は薄く、特に下部は40mmしかない。
- 砲塔
- 機動性
最高速度は55km/hと十分だが、本家同様に加速は鈍い。
偽装用の鉄板によって重量が増しており、出力重量比は微劣化している。
- その他
キューポラが撤去された為、視認範囲が365mと本家Pantherの初期砲塔にすら僅かに劣っている。
隠蔽率が劣悪なのはPanther系列共通の欠点である。
- 総論
7,5 cm Kw.K. L/100が使えない代わりにクレジット収支・経験値取得量が増加し、マッチング優遇を得たPantherである。
重装甲車両に対する攻撃性能は本家より大きく劣るので、テクニックでそれをカバーしなければならない。
史実
1944年9月、バグラチオン作戦(ソ連軍の反攻電撃作戦)が一つの節目を迎えたころ、西部戦線でも同じく戦線が膠着していた。
アントワープの開放にこそ成功した連合軍だったが悪名高きマーケットガーデン作戦の失敗により、伸びきった補給線をどうにかせねばならずしばしの停止を余儀なくされた。
この小康状態に乗じアルデンヌを機甲師団で突破、西部北方の連合軍を包囲壊滅させる という乾坤一擲の作戦が発案される。
後に言う「ラインの守り作戦」である。
この作戦のうちの一つで、偽装した兵士や装甲車により後方を攪乱する作戦「グライフ作戦」に投入されたのがこのM10パンターである。
ベースとなったのはキューポラを撤去したG型パンターで、20mm程度の軟鉄擬装装甲板を貼りつけることでM10に足周り以外はかなり似せることに成功している(後に調査した米軍情報士官も、本車の再現度に唸らされている)
敵地後方に侵入できたのは20名程度と見られているが、米軍側は疑心暗鬼になり一時混乱状態に陥った。
「連合軍本隊は撃退され橋の確保に失敗した」「道路標識が逆さまになっていた」などと情報が交錯し野戦憲兵は「ミッ○ー・マウスのガールフレンドの名前は?」「イリノイ州の州都は?」といったアメリカ人なら知っているだろう事をクイズとして出題して炙りだしにかかるなど相当混乱していたのが窺い知れる*2。
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