SMV CC-67

Last-modified: 2024-04-12 (金) 21:09:35

Tier8 イタリア 駆逐戦車

SMV_CC-67_0.png
↑ CC-67B tipo A + Cannone da 105/56
初期状態

SMV_CC-67_1.png
↑ CC-67B tipo B + Canone da 120/59
最終状態
ずんぐりとした車体が印象的。Kunze Panzerのように傾斜したターレットリングに砲塔が載っている。

スペック(v1.24.1)

車体

耐久値1,260⇒1,300
車体装甲厚(mm)260/60/40
最高速度(前/後)(km/h)35/16
重量(初期/最終)(t)46.97/47.12
実用出力重量比(hp/t)14.86
本体価格(Cr)2,530,000
修理費(Cr)
超信地旋回可/不可
ロール攻撃的駆逐戦車
 
名称連射間隔(s)弾倉交換時間(s)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力弾倉合計攻撃力精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)弾倉/総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
Cannone da 105/56721AP
APCR
HE
175
212
53
320
320
420
9600.42⇒0.42.6⇒2.4903
1,186
827
3/60540
4,400
750
1,950-10°/+20°
Cannone da 105/58720AP
APCR
HE
200
230
105
320
320
420
9600.42⇒0.42.5⇒2.3903
1,186
827
3/60540
4,400
750
2,000
Cannone da 105/737⇒519⇒18AP
APCR
HE
220
242
105
320
320
420
9600.42⇒0.362.4⇒2.21,147
1,386
827
3/63⇒48765
4,800
815
2,000
Canone da 120/59725AP
HEAT
HE
226
300
120
400
400
515
1,2000.422.41,075
902
902
3/45970
4,800
1,240
2,000
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
CC-67B tipo A230/50/40203508,000
CC-67B tipo B260/60/40223608,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Hispano-Suiza HS 110650101,426
Hispano-Suiza HS 120700101,426
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
CC-67B tipo A502518,000
CC-67B tipo B502718,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
R.F.2 C.A41535
R.F.3 M.2525136
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class1装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class改良型装甲材Class1内張り装甲Heavy
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時15.56%3.08%⇒2.8%
移動時8.72%1.73%⇒1.57%
 

派生車両

派生元SMV CC-56(TD/46,300)
派生先Controcarro 1 Mk. 2(TD/154,100)
 

射界

射界左30°/右30°⇒左35°/右35°
 

開発ツリー

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Cannone da 105/56
(初期/)
Cannone da 105/58
(16,500/98,000)
Canone da 105/73
(19,800/105,000)
CC-1 Mk. 2
(154,100/3,550,000)
CC-67B tipo A
(初期/)
CC-67B tipo B
(16,400/39,200)
Cannone da 120/59
(21,500/130,000)
R.F.2 C.A.
(初期/)
R.F.3 M.2
(4,080/23,400)
Hispano-Suiza HS 110
(初期/)
Hispano-Suiza HS 120
(18,600/53,200)
CC-67B tipo A
(初期/)
CC-67B tipo B
(17,100/33,700)
 

車両に関する変更履歴

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v1.18.0新規実装
v1.24.1サスペンション「CC-67B tipo A」の移動中の散布界の拡大率を24%縮小
サスペンション「CC-67B tipo B」の移動中の散布界の拡大率を26%縮小
サスペンション「CC-67B tipo A」の車体旋回に伴う散布界の拡大率を90%拡大*1
サスペンション「CC-67B tipo B」の車体旋回に伴う散布界の拡大率を70%拡大*2
車体の装甲厚を弱体化

解説(v1.18.0)

  • 火力
    本車両からは全て自動装填砲となる。短い装填時間に長い連射間隔であることも共通。
    数が多く開発ルートも分岐しているため火力の強化に時間がかかる点が悩ましい。
    俯仰角は-10°/20°と相変わらず優秀。ただし、傾斜した車体天板部分に砲塔が載っているため-10°の俯角が取れるのは中央のみであり、射界の端では-8.5°程度と減ってしまうので注意。俯角が足りない時は車体正面を敵に向けるとよい。
    • Cannone da 105/56
      前身から引き継いだ初期砲。
      Tierが上がり性能不足であるのは勿論、装填時間や総弾数、弾薬費が前身よりも悪化しているため純粋に弱体化している。
      このため実質Tier7未満の火力で戦う事となるため早急に次の主砲を開発したい。
      ちなみに砲弾も前身から変わらず共通であるためそのまま載せ替える事ができる。
       
    • Cannone da 105/58
      初期砲から直接開発できる中間砲。
      貫通力が上昇しなんとか戦える性能となっている。特にHE弾の貫通力は大幅に上昇しており、紙装甲車両以外でも相手を選べば側背面を貫通できるようになっている。
      しかし貫通力以外は装填時間がわずかに短縮されるだけであり、依然砲性能は低く取り回しは改善しない。
      後述するように砲性能を改善するには砲塔の開発が必要であるため、開発順序の判断は分かれるところである。
       
    • Cannone da 105/73
      本車両の最終砲候補その1。口径は変わらず105mmであり単発火力に変化はないが、貫通力と弾速が大幅に強化される。
      本主砲の性能を最大限に引き出すには改良砲塔への換装が必要になる。改良砲塔を搭載すると装填時間、射界、精度、拡散などが改善され圧倒的に扱いやすくなる。そして連射間隔は7秒から5秒に短縮されるため、時間あたりの火力が大幅に上昇する。また、修理スキルが育ちきっていない相手に対しては履帯ハメも可能。
      120mm砲に比べて安定した性能であり、単発火力の差も連射間隔の短さである程度は埋め合わされており戦果は出しやすい。
      課金弾のAPCR弾は貫通力こそ控えめだが弾速がかなり速い。中間砲から引き続きHE弾の貫通力も高い。
       
    • Canone da 120/59
      本車両の最終砲候補その2。口径が120mmに強化されたことで1.25倍の単発火力を手に入れ、貫通力も105mm砲と比較して上昇している。
      口径の増加によりモジュールダメージも高くなり、敵装甲の傾斜にも強くなる。
      砲性能は相変わらず悪く近距離戦に特化した性能である。装填時間が微増しているため、装填時の隙は大きくなっている点には注意が必要である。
      課金弾のHEAT弾は高い貫通力を有し重装甲相手でも十分に貫通可能だが、弾速は遅く105mm砲の課金弾とは真逆の調整となっている。
      HE弾の貫通力は120mmに達し単発火力も高め。側背面を取れば十分貫通可能であり一部車両は正面からでも車体下部などを貫通できる。とはいえ装填時間が長くなっている分弾種切り替えのリスクは高く使用の判断は慎重に行わなければならない。
       
  • 装甲
    前身同様に強固な前面装甲と薄い側面装甲を併せ持っている。耐久力は駆逐戦車の平均より少し上程度。
    • 砲塔
      いずれの砲塔も厚い装甲を有しており、優秀な俯角と合わせてハルダウンが強力。
      • 初期砲塔
        初期砲塔は傾斜した前面装甲を持ち平地でも260mm前後の防御力を発揮する。貫通力の高い同格車両の課金弾ならば貫通する可能性があるが、基本的に貫通は困難。防盾は300mm前後になるため格上車両でも貫通は難しい。
        目立つ弱点としては左右のキューポラがあり、向かって左側が大きく狙われやすい。
        俯角を取るとキューポラが隠れ、正面装甲は300mm前後になるため貫通は困難になる。
        前面装甲はわずかに左右に傾斜しているため角度をつけると傾斜が減ってしまう。また、砲塔側面と防盾裏の突き出た部分の側面は装甲厚が薄いため、よそ見をすると通常弾でも貫通可能な弱点を晒すことになる。先述の俯角の制限の問題もあるため常に敵に正面を向けておくのが理想であり、二正面に敵を置いてはいけない。
        砲塔側面は大部分が50mm、背面は40mm。
         
      • 改良砲塔
        改良砲塔では正面装甲が更に強化されている。平地で280mm前後、防盾部分も300mmあるため同格車両では課金弾でも貫通できるのは一部のみ。
        キューポラは初期砲塔に比べかなり小型化されている上に砲塔後方にあるため狙うのは困難。初期砲塔同様に俯角を取るとキューポラを隠すことができ、正面全体が300mm前後となるため格上車両とも十分に渡り合える。
        正面から見て傾斜した天板は50mmの厚みがあり角度はきついが、口径150mmを超える敵には注意が必要。
        余所見をすると側面装甲や防盾周りの凹凸構造の側面を晒してしまう部分も初期砲塔と同様である。
        砲塔側面は前半部分が155mm程度、後半部分が60mm。砲塔背面は40mm。
        120mm砲の搭載には勿論必須だが、105mm砲でも改良砲塔により諸性能が大きく向上するため開発の優先度は高い。
         
    • 車体
      車体正面上部は上端が85mmと最も薄いがきつい角度がついており、下に行くほど厚みが増し中央は垂直で260mmに達する。基本的には250mm前後であり同格の通常弾程度ならば安定して弾いてくれる。ハルダウンで俯角を取ると傾斜が増し290mm前後になるが、中央付近は元の傾斜がゆるいため注意が必要。
      車体下部も傾斜が付いているがおおよそ200mm前後であり正面最大の弱点である。下端のみ鋭い傾斜がついていて跳弾になりやすく、中央付近も境目が曖昧であるため貫通できる範囲は見た目以上に狭い。
      車体側面は60mmできつい角度ならば最低限は弾くと言った程度。
       
      車体装甲の特徴として傾斜した50mmの天板が正面からでも見える点が挙げられる。この部分は傾斜がきつく平地では跳弾し易いがHEAT弾で貫通でき、密着時には撃ち降ろされる可能性がある。改良砲塔ではこの部分の露出面積が広くなる上、隠すのが難しいので注意が必要。
      また、履帯の上に張り出した車体部分がハルダウン中に露出し、下から履帯ごと貫通されることがある。装甲を過信せず身を乗り出す時は最小限に抑えたい。
       
  • 機動性
    機動性は前身から大きく改善している。特に後退速度は16km/hと大幅に伸びており、ハルダウン時の後退や飛び出し撃ち、茂みの15mルールを使った狙撃など様々な場面で恩恵を受けられる。
    本ツリーのTier7以降の車両では最も高い機動力を有するが、それでも旋回性能は低くこれまで通り敵に取り付かれないよう注意が必要である。
    目立たない特徴としてエンジンの発火率が10%と低い事が挙げられる。また、消耗品のガソリンを搭載できなくなっている。
     
  • 偵察性
    隠蔽率は前身からわずかに低下しており、同格駆逐戦車では平均かわずかに下回るといったところ。
    視界は改良砲塔を搭載すると10m伸びるが、それでも360mと駆逐戦車らしい短さ。これまで通り前線に出て戦う分には問題ないが、このTier帯には強力な隠蔽率を持った車両も多数いるため試合終盤になると視界の短さに苦しむこともある。
    車両特性から偵察性を強化しても恩恵が少なく強化している余裕もないため、偵察は味方頼みになる事が多い。
     
  • 総論
    前身からの強固な正面装甲と高い火力に加え、機動力を手に入れた重駆逐戦車である。
    耐久力の伸びこそ控えめだが改良砲塔の装甲は強力であり、俯角を取れば相当な信頼をおける。
    火力面ではプレイスタイルに合わせて主砲の選択肢がある点が有り難い。105mm砲は対応力は高いが貫通力が不足しがちで、120mm砲は高い火力と貫通力を提供するが安定感に欠ける。ちなみに本車両同士で対峙した場合、単発火力が高くHEAT弾を撃てる120mm砲が優位に立つと予想される。
    機動力の強化も大きく、状況への対応力は高くなった。
     
    一方で旋回性能の低さや側面装甲の薄さといった弱点部分は依然健在であり、迂闊に前進するとあっさりと撃破されかねない。後退速度の上昇により持ち直しはしやすくなったが、やはり敵に接近することは本車両に取っては潜在的なリスクを高める行為である。
    重戦車的な調整とはいえ本車両はやはり重駆逐戦車であり、常に味方の援護を意識した上で行動を選択しなくてはならない。

史実

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。
アーカイブ重複内容が無いか確認し、考えてから書き込みをしましょう。
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上記を理解した上でコメントを書き込みます
  • 解説を追加しました。 -- 2022-09-01 (木) 20:58:40
  • 公式の解説記事を追記しております。 -- 2022-09-17 (土) 18:15:25
  • BZ-176に天板を抜かれることを除けば信頼できる装甲を持ち、市街地での切り込み役を担える車両だと思います。前線よりでリロード時間を味方にカバーしてもらえるなら120mm砲がおすすめです。Tier7やViperaと同様に弱点がサンドイッチのパンのようになっているので、ハルダウンを徹底すると被ダメージを抑えられるでしょう。 -- 2023-06-11 (日) 22:03:50
  • フリーで砲塔と120mmだけ載せて3戦出てみたところ、平均3300ダメ取れました。強くてびっくりです。全て最前線で重戦車プレイしましたが、貫通力も高く、狙ったところに素直に飛び、また装甲も申し分ないので、頭出しで戦える場所なら同格重戦車に簡単にアドバンテージが取れると思います。また、隠蔽もそれなりにあるので後方支援も行うことができ、チームの構成、マップによって柔軟に立ち回りを変えことができるのも素晴らしいと思います。癖のあるローダーですが、強いです。 -- 2023-06-14 (水) 17:55:05
    • 因みにこれといった理由はないですがパーツは左から改良型照準器、改良型旋回機構、換気扇にしました。もしオススメあったら、教えて下さい。 -- 2023-06-14 (水) 18:04:59

*1 パッチノートには縮小と書かれているが誤訳
*2 パッチノートには縮小と書かれているが誤訳