Tier 4 アメリカ 自走砲
スペック(v1.26.0)
車体
耐久値 | 200 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 29/29/25 |
最高速度(前/後)(km/h) | 64/12 |
重量(初期/最終)(t) | 14.24/14.6 |
実用出力重量比(hp/t) | 20.28 |
主砲旋回速度(°/s) | 44 |
視界範囲(m) | 255 |
本体価格(Cr) | 145,000 |
修理費(Cr) |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 爆発範囲(m) | スタン時間(s) | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
105 mm Howitzer M3 | 4.62 | HE | 27 | 410 | 1.91 | × | 0.8 | 5.3 | 315 | 100 | 166 | 433 | -7°/+27° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
105 mm Howitzer M4 | 4.62 | HE | 27 | 410 | 1.91 | × | 0.78 | 5 | 410 | 85 | 166 | 517 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Continental W-670 | 262 | 20 | 256 |
---|---|---|---|
Twin Cadillac, Series 44T4 | 296 | 20 | 530 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
T82 Pilot No. 1 | 15 | 27 | 3,000 |
---|---|---|---|
T82 Pilot No. 2 | 18 | 29 | 3,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
SCR 510 | 325 | 80 |
---|---|---|
SCR 610 | 420 | 100 |
SCR 619 | 750 | 80 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
× | × | × | × | × | × | ||||||
× | × | × | × | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 18.24% | 4.01% |
移動時 | 9.12% | 2.01% |
射界
射界 | 左17°/右22° |
---|
開発ツリー
105 mm Howitzer M3 (初期/12,850) | ━ | 105 mm Howitzer M4 (3,900/40,500) | ||
SCR 510 (初期/1,980) | ━ | SCR 610 (1,480/24,600) | ━ | SCR 619 (9,000/54,000) |
Continental W-670 (初期/8,200) | ━ | Twin Cadillac, Series 44T4 (820/10,200) | ||
T82 Pilot No. 1 (初期/1,900) | ━ | T82 Pilot No. 2 (1,000/3,850) |
車両に関する変更履歴
v0.9.12 | 名称を「T82」から「T82 HMC」に変更 車種を駆逐戦車から自走砲に変更 車両Tierを3から4に変更 |
v0.9.18 | 全ての主砲のHEAT弾を削除 視認範囲を300mから255mに変更 105 mm Howitzer M3の貫通力を53mmから27mmに変更 105 mm Howitzer M4の貫通力を53mmから27mmに変更 |
v1.9.0 | 105 mm Howitzer M3の総弾数を58発から100発に変更 105 mm Howitzer M4の総弾数を58発から85発に変更 修理費用を35%ダウン 収益性を10%ダウン HPを130から200に変更 コレクション車輌に移行 |
v1.26.0 | 車長のサブ職能(砲手)を削除 |
解説
- 概要
Tier4のアメリカ自走砲。(コレクション車輌)
元はTier3駆逐戦車であったT82がv0.9.12で調整・変更された車両であり、元のTier3駆逐枠にはT56 GMCが追加された。
v0.9.18の自走砲改変に伴い性能が変更された。
- 火力
同格のM37と同一の砲だが、使い勝手は完全に別物である。
致命的なのが仰角が27°という可動範囲の狭さであり、短射程でありながら非常に弾道が低い上、自身のいる場所の傾斜によって射程が大幅に増減してしまうという非常に扱いづらい特性を持っている。
平地での射程は初期砲Howitzer M3が約520m、後期砲Howitzer M4で約800mだが、一見平地に見えても僅かな傾斜ですら50m近く変化するので、特に初期砲でのポジショニングは困難を極める。最低でも下り坂にだけは布陣しないよう厳重に注意しよう。
逆に上り坂では射程を伸ばすことができるため、こちらも常に意識しておきたい。場所によっては凸凹した地形を無理矢理利用する方法もあり、疑似的に低弾道を補う事もできる。
カタログでは5秒となっているが、実際は射撃の反動でも6秒、車体移動が伴えば余裕で10秒以上かかってしまう。
発射速度を生かすには広い射界を活用し、絶対に旋回しないつもりで位置取りを行わなければならないが、低弾道と射程の関係上ずっと同じ場所に居続ける訳にはいかず、それをカバーする自身の高い機動力もあって移動と攻撃の切り替えの判断が難しい。
かように運用に工夫が必要な砲性能だが、装填速度と精度が向上している分、狙える状況ならば手数をフルに活かす事ができる。履帯修理が疎かな相手なら履帯切りから撃破に持ち込む事も可能なので、ぜひ狙っていきたい。
- 装甲
車体部分は少し厚めになっており、特に正面下部は63.5mm+傾斜なのでかなり硬い。ここに当たりさえすれば同格の砲でも弾く可能性はある。
ただし戦闘室部分は正面でも12.7mmしかないので榴弾でも貫通してしまう。
何よりHPが200と同格内でも壊滅的に低く*1、口径75mm以上なら普通のAP2発で撃破される。
一発耐えて反撃といった淡い期待は持たずに、被弾は即死と心得えておくべきだろう。
隠蔽率はやや高め。
- 機動性
出力重量比が高く、40km/h前後の速度で移動でき、開幕の位置取りから陣地転換まで楽にこなせる。*2
その快速を活かして短射程を補う位置取りを探していこう。
ただし車体旋回は遅いため、乗り上げやブレーキが効かず転落といった事故には注意。
また側面が完全な箱型であるため横転時の復元性が低く、油断するとすぐ地面に擱座して戦闘不能になる。
- 総論
同格の105mm砲持ちの自走砲としては特に装填が早く、DPMはトップクラスである。しかし、仰角の狭さが自走砲としては致命的であり、その長所をフルに活用させることは難しい。
砲性能・機動力ではM37に勝るが、それにもまして癖の強い自走砲となっている。
とにかく射程が届きかつ射線の通るポジションを持ち前の機動力を使って探し、状況によっては茂みから直射を狙う駆逐戦車的な運用でダメージを稼ぐ事も視野に入れよう。
また、障害物などに乗り上げて仰角を水増しする方法も是非活用していきたい。
史実
1943年12月、ジャングル戦向けの軽自走榴弾砲としてT82の開発が開始された。
T82はM5A1軽戦車の砲塔と車体上部を撤去して戦闘室を設け、そこに105mm Howitzer M3を搭載した車両である。
設計完了後に試作車が2両製作されて試験に供されたが、最終的にこの種の自走砲が必要であるという要求が消滅したため、1945年5月に開発は中止された。
参考資料
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis
※本書では75mm砲搭載と書かれているが、これは誤りであろう。
http://www.gamer.ru/system/attached_images/images/000/323/250/original/T-82a.jpg?1297684039
http://blogs.yahoo.co.jp/yuukisin46/44099401.html
分からない単語があれば用語・略語へ
情報提供
愚痴や日記など生産性のない話題は外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告は専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブ、スペック、解説に表記されています。
※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。