Tier 4 日本 中戦車 /略称: Chi-He / 日本語表記: 一式中戦車 チヘ 
↑ Type 1 Chi-He + 47 mm Gun Type 1
初期状態。これがType 1 Chi-He(一式中戦車 チヘ)の史実装備である。
↑ Type 2 Ho-I + Experimental 57 mm Tank Gun Shin
史実の昭和16年度研究計画における駆逐戦車(甲)である。
↑ Type 2 Ho-I + 7.5 cm Tank Gun Type 99
これがType 2 Ho-I(二式砲戦車 ホイ)の史実装備である。短砲身が特徴的。
スペック(v1.10.0) 
車体
耐久値 | 510⇒540 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 50/25/20 |
最高速度(前/後)(km/h) | 44/20 |
重量(初期/最終)(t) | 17.24/16.89 |
実用出力重量比(hp/t) | 15.99 |
本体価格(Cr) | 136,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
47 mm Gun Type 1 | 22.22 ⇒25 | AP AP HE | 81 122 25 | 70 70 90 | 1,556 ⇒1,750 | 0.44 ⇒0.42 | 2.3 ⇒2.1 | 810 810 810 | 210 | 20 1,600 20 | 411 | -15°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7.5 cm Tank Gun Type 99 | 15 | AP HEAT HE | 70 100 38 | 110 110 175 | 1,650 | 0.53 | 2.3 | 453 362 453 | 95 | 52 2,400 60 | 543 | |
Experimental 57 mm Tank Gun Shin | 25 | AP AP HE | 87 131 29 | 75 75 100 | 1,875 | 0.42 | 2.3 | 810 810 810 | 120 | 40 2,000 26 | 543 |
※砲塔140度から俯角制限7度
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Type 1 Chi-He | 50/50/25 | 30 | 330 | 2,000 |
---|---|---|---|---|
Type 2 Ho-I | 50/35/25 | 30 | 340 | 1,368 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Type 100 Suirei V-12 | 220 | 15 | 630 |
---|---|---|---|
Type 100 Kuurei V-12 | 270 | 15 | 630 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Type 1 Chi-He | 17.25 | 32 | 5,700 |
---|---|---|---|
Type 2 Ho-I | 19.5 | 36 | 5,700 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
Type 94 Mk. 4 Hei | 350 | 90 |
---|---|---|
Type 96 Mk. 4 Bo | 425 | 50 |
Type 3 Otsu | 550 | 240 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
![]() | Class3 | ![]() | × | ![]() | × | ![]() | × | ![]() | × | ![]() | Class3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | × | ![]() | × | ![]() | × | ![]() | Class3 | ![]() | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 16.30%⇒15.37% | 4.00% |
移動時 | 12.26%⇒11.56% | 3.00% |
派生車両
派生元 | Type 97 Chi-Ha(LT/3,730) |
---|---|
派生先 | Type 3 Chi-Nu(MT/13,750)/Type 3 Ho-Ni III(TD/13,550) |
開発ツリー
47 mm Gun Type 1 (初期/21,000) | ||||||
Type 1 Chi-He (初期/2,000) | ━ | Type 2 Ho-I (1,200/4,600) | ┳ ┃ | 7.5 cm Tank Gun Type 99 (2,200/29,000) | ━ | Type 3 Ho-Ni III (13,550/405,500) |
┃ ┗ | Experimental 57 mm (2,000/27,500) | ━ | Type 3 Chi-Nu (13,750/410,000) | |||
Type 94 Mk. 4 Hei (初期/2,350) | ━ | Type 96 Mk. 4 Bo (1,400/14,000) | ━ | Type 3 Otsu (4,000/22,000) | ||
Type 100 Suirei V-12 (初期/8,600) | ━ | Type 100 Kuurei V-12 (850/10,500) | ||||
Type 1 Chi-He (初期/2,000) | ━ | Type 2 Ho-I (1,150/4,550) |
車両に関する変更履歴
v0.9.15 | HDモデル化 |
v1.9.0 | 47 mm Gun Type 1の総弾数を121発から210発に変更 Experimental 57 mm Tank Gun Shinの総弾数を80発から120発に変更 7.5 cm Tank Gun Type 99の総弾数を63発から95発に変更 修理費用を35%ダウン 収益性を10%ダウン Type 100 Kuurei V-12エンジンの出力を240馬力から270馬力に変更 Type 100 Suirei V-12エンジンの出力を200馬力から220馬力に変更 Type 1 Chi-He砲塔時のHPを320から510に変更 Type 2 Ho-I砲塔時のHPを350から540に変更 |
v1.20.1 | 派生先にType 3 Ho-Ni IIIを追加 |
解説(v1.9.0) 
- 概要
v0.8.10で追加されたTier4の日本中戦車。
大戦後期、三菱重工がChi-Haの後継として開発・量産した帝国陸軍の中戦車である。
7.5cm砲を搭載すると、二式砲戦車ホイを再現することが出来る。二式砲戦車ホイは、チヘ車と車体を共有した帝国陸軍の砲戦車である。 - 火力
最終的に装備する砲は単発威力と榴弾性能の7.5 cm Tank Gun Type 99か、精度と貫通力のExperimental 57 mm Tank Gun Shinかの二択だが、どちらにせよAPの貫通力が前身のType 97 Chi-Ha(チハ車)と大差ないという欠点を抱えている。
7.5cm砲は大幅な単発威力の向上を見せているが貫通に関しては47mm砲にも劣る。
安定した戦果を求めるなら57mm砲がお勧め。- Experimental 57 mm Tank Gun Shin (試製57mm戦車砲○新*1)
47mm砲のほぼ純粋な上位互換であり*2、金弾を使えばTier6相手でもそこそこ通用する手数重視の無難な砲である。
Type 5 Ke-Hoと同じ砲性能だが、あちらと違い本車は装填手を乗せられるため、装填手に車長のボーナスが加わる分だけ装填速度が上がり、DPMで僅かに上回る。 - 7.5 cm Tank Gun Type 99 (九九式七糎半戦車砲)
戦車砲とも榴弾砲とも言い難い、日本中戦車ツリーのみならずこのゲーム全体で見てもやや特異な性能の戦車砲。
貫通力はやや低いものの、同格中戦車と比べて高い単発ダメージが特長。
弾速が遅く、遠距離になると若干山なりの弾道になる点は注意が必要だが、このクラスの回転砲塔が持つ榴弾砲の中では最も性能が高く、同格なら一部を除きAPでの貫通も充分狙える。
Type 95 Heavyの同じ砲に比べると、発射速度と精度が劣っているが、本車の方が機動性や俯角に恵まれている分、相手の側背面を狙いやすく砲との相性は良いと言える。
貫通できない相手には榴弾を使っての足止めや嫌がらせがメインになる。
ある程度は金弾のHEATを使う事で底上げもできるが、弱点部位のピンポイント狙撃が必要なレベルになると精度と弾道・弾速の問題もあって厳しい。
- Experimental 57 mm Tank Gun Shin (試製57mm戦車砲○新*1)
- 装甲
Tier4としてはそれなりな前面装甲ではあるものの、同格や格上からは平気で打ち抜かれるためハルダウンをしていようとも油断は出来ない。車体正面の上部と下部の段差部分は一見すると防御力が高いように思えるが、この部分は装甲厚がわずか12mmしかなく、口径37mm以上のAPやAPCRは3倍ルールによって確実に貫通される。また、正面上部の切り欠きも、たったの20mmしかない。面積は狭いが、正面の最下部は8mmしかない。
特に改良砲塔はキューポラがかなり大きく、稜線などからはみ出して狙われ易い為注意が必要である。
砲性能的に初期砲塔を使い続けるわけにもいかないのだが、ハルダウン時の投影面積の増加という点は稜線射撃を多用する日本戦車としてはかなり痛い。
他の日本戦車同様立ち回りには気をつけたい。
- 機動性
中戦車として臨機応変に動くのに充分な機動性を持つ。
軽戦車となったChi-Haと比べて出力重量比が悪化して加速力と登坂での速度はやや減少。
隠しパラメータの履帯抵抗値は下がり、最高速度もほぼ変わらないため、下り坂や平坦な道の長距離走行ではChi-Haと同様に移動出来る。
- 総論
走・攻・守のバランスが絶妙で、クセが無く扱い易い車両である。
逆に言えばどの要素も平凡で、Tierに比して破格の砲性能を持っていたChi-Haと比べると凡庸で中途半端な車両になっている。
運用法はChi-Haと基本的には変わらず稜線射撃・中距離射撃がメインになるが、相手が機関砲や低貫通砲装備の軽戦車である場合は、前身と違って恐れずに前に出て正面装甲で防ぎながら一方的に撃破することも可能になっている。
史実 
- 一式中戦車 チヘ
一式中戦車チヘは、ノモンハン事変での戦訓を元に、九七式中戦車チハの防御力と機動力を強化する目的で、1940年(昭和15年)から開発が開始された中戦車である。
基本的には九七式中戦車の改良型であり、多くのコンポーネントを九七式中戦車より流用していたため、外見は似通っているものの、九七式ではリベット留めだった車体を溶接や平面ボルトによる接合に変更するなど、多くの変更も加えられている。
一式中戦車と名が冠された本車であるが、皇紀2601年(西暦1941年・昭和16年)の段階では実車は試作車含め存在していなかった。
試作車が完成したのはその翌年の1942年9月、開発が完了したのは1943年6月の事である。
開発当時、日本は日中戦争の最中であり、さらには対米開戦も控えていた。
そのため、兵器開発の資材や工場、予算は航空機や艦艇に優先的に回されており、新型戦車の開発は遅々として進まなかったのである。一式中戦車と同一の一式四七粍戦車砲とほぼ同一の砲塔を有する新砲塔チハが配備されていたこと、それによって戦局が悪化するまで陸軍が興味を示さなかった事もあり、量産と部隊配備の実現は更に遅れ、1944年までずれ込むこととなった。
試作車を含めて170輌(587輌とする説もある)が生産されたが、ほぼ全ての車両が本土決戦に備えて内地に温存され、実戦は経験することなく終わっている。 - 二式砲戦車 ホイ
ゲーム中での改良砲塔は、一式中戦車と共通の車体を有する二式砲戦車ホイのもの。
こちらは中戦車の火力支援の為に開発されたもので、計画は一式中戦車よりも早い1937年に開始され、九七式中戦車の車体を用いた試製一式砲戦車を経て、1942年に試作車が完成、1943年に制式採用されている。
搭載される九九式七糎半戦車砲には、榴弾、徹甲弾をはじめ対戦車戦闘用に二式穿甲榴弾と呼ばれるタ弾(成形炸薬弾)が用意されていた。
また、九九式七糎半戦車砲と交換して搭載可能な試製五十七粍戦車砲も開発されていたが、こちらは開発中止となっている。
二式砲戦車の量産は1944年に開始されたが、生産数はわずかに30輌であり、やはり本土決戦用に温存され、実戦を経験する事は無かった。
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