Type 3 Ho-Ni III

Last-modified: 2023-05-20 (土) 14:46:25

Tier5 日本 駆逐戦車 / 略称: Ho-Ni III / 日本語表記: 三式砲戦車 ホニIII

Ho_Ni_III_0.jpg
↑ 7,5 cm Tank Gun Type 88
初期状態。戦闘室が左右にはみ出ているため一見旋回砲塔に見えるが、残念ながら固定式である。
帝国車輌としては珍しく外装式防楯を備えている。
Ho_Ni_III_1.jpg
↑ 7,5 cm Tank Gun Type 90
最終状態。本車輌の史実状態。史実的にはチヌ車の中間砲と同じものだが、性能は異なる。

スペック(v1.20.1)

耐久値420
車体装甲厚(mm)25/25/25
最高速度(前/後)(km/h)40/15
重量(初期/最終)(t)16.28/16.82
実用出力重量比(hp/t)16.05
主砲旋回速度(°/s)44
視界範囲(m)310
本体価格(Cr)405,000
修理費(Cr)
超信地旋回可/不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
7,5 cm Tank Gun Type 8813.6AP
AP
HE
140
180
38
130
130
175
1,7730.351.8800
875
800
45120
2,800
80
1,850-5°/+25°
7,5 cm Tank Gun Type 9014.6AP
AP
HE
150
194
40
130
130
175
1,9020.341.7900
1,000
900
45140
2,800
95
1,950
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Type 100 Suirei V12N322015630
Type 100 Kuurei V12N327015630
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Type Hara 118303,500
Type Hara 219343,750
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
Type 96 Mk. 4 Bo42550
Type 3 Otsu550240
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class3内張り装甲Light
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時18.18%4.73%
移動時10.89%2.83%
 

派生車両

派生元Type 1 Chi-He(MT/13,550)
派生先Type 95 Ji-Ro(TD/29,250)
 

射界

射界左10°/右10°
 

開発ツリー

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7,5 cm Tank Gun Type 88
(初期/34,000)
7,5 cm Tank Gun Type 90
(5,500/47,000)
Type 95 Ji-Ro
(29,250/930,000)
Type 96 Mk. 4 Bo
(初期/14,000)
Type 3 Otsu
(4,000/22,000)
Type 100 Suirei V12N3
(初期/9,500)
Type 100 Kuurei V12N3
(1,350/16,500)
Type Hara 1
(初期/5,000)
Type Hara 2
(2,150/9,400)
 

車両に関する変更履歴

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v1.20.1新規実装

解説(v1.20.1)

  • 火力
    仰角は25°と大きく取れるが逆に俯角が-5°とあまりとれない。射界も左右10°ずつとtier5駆逐戦車の中では狭い部類。周囲の地形や障害物には気を配っておこう。
    • 7,5 cm Tank Gun Type 88
      初期砲。八八式七糎野戦高射砲を車載したものと思われる。tier5駆逐戦車の初期砲としては悪くない性能を有しており最終砲までの繋ぎには十分。
    • 7,5 cm Tank Gun Type 90
      最終砲。ホニIIIの史実砲である三式七糎半戦車砲、の元となった九〇式野砲。
      三突の7,5 cm Pak 42 L/70と似た性能をしており、遠距離への攻撃や弱点への狙撃は難なくこなせる。
      反面、単発は低くDPMも同格駆逐戦車の平均よりやや低い。地道にダメージを稼いでいこう。
       
  • 装甲
    車体流用元と同じく皆無。一番厚いところでも25mmしかないため榴弾が貫通する危険が常に付きまとう。
    耐久値も420と同格駆逐戦車の中では一番低い。発見されないように立ち回るのが重要である。
     
  • 機動性
    チハ同様軽快に動ける機動性を有している。旋回性能も三突ほどではないが優秀。
     
  • 視界・隠蔽
    視認範囲は310mと狭い。パーツ等で補えば自力で偵察することも可能だが、装甲の薄さを考えるとあまり前には出ずに味方の視界に頼りたいところ。
    隠蔽率は低いわけではないものの三突やSU-85ほど高くない。単独行動は極力避け、味方とともに行動することが大事になる。
     

史実

Type_3_Ho-Ni_III_history.jpg
三式砲戦車 ホニIIIは、帝国陸軍が大戦後期に開発、配備した砲戦車*1である。
車体は九七式中戦車のものを利用しており、砲塔はなく、全周を装甲板で囲う戦闘室を設け、その正面に後座長を減らすなどの改造を施した九〇式野砲を搭載していた。

 

これの前身に当たる車輌として、一式七糎半自走砲 ホニI*2が存在する。ホニIIIはホニIを改造し、対戦車戦闘の要となる車両として1943年に計画、1944年に開発されたといわれる。
ホニIIIの構造は、戦車学校が1941年に希望したホニIの砲戦車化に向けての改造案の半分を取り入れたものとされる。
ホニIIIは、ホニIの3方を囲うだけの簡素な戦闘室を、左右前後全周囲を装甲板で保護した七角形の戦闘室に変更したが、駐退複座機や照準器などの細かいところの防弾性も強化するなどの改造を施した*3
また、密閉式戦闘室に改められたことで、ホニIの俯角は15°、仰角は25°だったのに対し、ホニIIIでは俯角は-10°、仰角でも+15°と狭くなっている。

Ho_Ni_I.jpg
↑一式七糎半自走砲 ホニI (ゲーム未実装)
画像引用元
ホニIIIの生産台数は判然としないが、少なくとも21輌が生産されたとされる。いずれにせよホニIII は、ホニIと異なり実戦を経験することはなく、本土決戦に向けて編成された独立戦車連隊の砲戦車中隊に三式中戦車と混成で配備されたようである。

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  • 正式実装前で性能が変わる可能性もありますしページ作成には早すぎませんかね? -- 2023-03-25 (土) 14:34:41
    • 日本TDが1.20.1の公開テストに上がったからスペックと解説ぶち込んだけど確かに解説は早すぎたな -- 2023-03-25 (土) 15:10:48
      • 今までの傾向的にも正規実装時に性能語変わることのほうが多いのでまだ早かったかもしれませんね -- 2023-03-29 (水) 02:13:24
  • やる事はマルダーそのもの。初心者にも安心の砲精度、おすすめ拡張パーツは換気扇、旋回機構、タボチャ…とかいいつつ今更初心者もいないだろうが -- 2023-05-06 (土) 13:03:12
  • 初期砲でも結構ダメ稼ぎやすいですね。まあ5付近だからみんな動きが甘いだけかもしれんが。 -- 2023-05-06 (土) 18:52:46
  • 砲性能が似てる分、どうしても三突と比べてしまうな・・・ 隠蔽、俯角、旋回速度、正面装甲は三突に劣るから前に出すぎると三突より小回りが効かないね 遠距離狙撃する分には申し分なし -- 2023-05-07 (日) 18:35:30
    • そもそもホニIIIが三突と同格なのがおかしい、貫通力盛ってもらってるからTier5でも戦えるけど本来はTier4あたりが適格 -- 2023-05-07 (日) 18:45:49
      • wotだとたまにあるでしょ、史実状態だとTierが一個下のやつ。PantherとかTiger二種とか。まあ、Ho-Ni IIIの場合はエンジンはともかく最終砲が史実砲(の見た目とよく分からん名前の付いたよくわからん砲だけど一応多分史実砲)だから分からんでもないけど。 -- 2023-05-07 (日) 23:10:41
      • ちょっと追記、史実砲のうえでその性能に相当下駄履かせてるから分からんでもない、です。 -- 2023-05-07 (日) 23:21:15
  • warthunderで内部構造や干渉具合を見た限りでは問題なく俯角は10度とれるはずなんだけど...バランス調整なんだろうか? -- 2023-05-13 (土) 03:03:22

*1 日本陸軍の戦車隊が開発を主導していた兵器。戦車隊の主力である、中戦車が撃破に手こずるような敵戦車や陣地を倒すために考案された「戦車のような兵器」。時期によって要求性能がコロコロと大きく変わっていたため、「砲戦車と自走砲は同じ兵器」であるといったなどの混乱がみられ、たまに論争になることもある。
*2 これまで馬や車で引いて移動していた九○式野砲を、戦車の車体に載せて自走式にした兵器。馬や車で引いて移動する大砲というのは、射撃をしたり移動したりする度に形態を大きく変形させなければならず時間がかかった。そのため車が発達して軍隊が進撃するスピードが上がると味方に置いてきぼりを食らい、戦場に取り残されることが多かった。しかし、あらかじめ撃てる状態のまま戦車の車体に載せることで、すぐに撃ててすぐに移動できるようになった。
*3 それに合わせて搭載砲の名称はも九○式野砲から三式七糎半戦車砲に変更されている。