Fusilier

Last-modified: 2024-01-10 (水) 15:48:18

駆逐艦フューズィリエ(1920年度新型駆逐艦設計案/ブーラスク級原案)

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性能諸元

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・基本性能

Tier3種別ツリー艦艇
艦種駆逐艦派生元Enseigne Gabolde
国家フランス派生先Bourrasque
生存性継戦能力(A) 7,900
(B) 9,300
装甲3-10mm
・防郭 6-9mm
・艦首・艦尾 6-9mm
・砲郭 3mm
・装甲甲板 6mm
対水雷防御ダメージ低減(A) 0%
(B) 0%
機動性機関出力 33,000馬力[hp]
最大速力34.0ノット[kt]
旋回半径530m
転舵所要時間(A) 4.0秒
(B) 2.9秒


隠蔽性 通常副砲主砲火災煙幕
海面発見距離6.7km--8.7km2.0km
航空発見距離2.5km-0.0km5.5km-


射撃管制装置船体モジュール主砲射程最大散布界
A-BPCA n°3 Mle 19.5km86m


主砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回弾種
A-B100mm/45 Mle19214基×1門HE弾 1400(6%)
AP弾 1600
6.6秒9.0秒HE 100mm
AP 100mm


魚雷船体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ(浸水)装填射程雷速発見
A550mm 19V Mle12基×2門(4門)7433(0%)35秒7.5km52kt1.2km
B550mm 19V Mle12基×3門(6門)7433(0%)52秒7.5km52kt1.2km


対空砲船体距離口径基数×門数爆発数秒間ダメージ命中精度有効ゾーン
爆発半径内継続的
B37.0mm/50 CAS Mle19251基×1門004100.0%0.0-3.0km



・アップグレード

スロット1スロット2スロット3スロット4スロット5スロット6
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搭載可能アップグレード

・消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品
使用回数は第1消耗品、詳細は消耗品を参照

ゲーム内説明

フューズィリエは一次大戦の終戦、間もなく提案された駆逐艦の設計案です。戦闘においてより幅広い任務に対応できるよう、従来の駆逐艦に比して大幅に大型化されていました。

解説

  • 主砲
    前ティアから1門増えているが口径はまだ100mmなので同格と比べて特別に火力が優位という訳ではない。格下や日駆が相手なら勝てるという程度なので積極的に砲戦を仕掛けれる状況は限られる。
    「同格比で大口径の主砲を搭載する」という仏駆ツリーの特色が現れてくるのは次ティアからである。
  • 魚雷
    初期船体では2連装発射管2基。発射管の配置は中心軸上で、両舷に投射できるタイプ。
    B船体にすると発射管が3連装になる代わりに装填時間が1.5倍に伸びる。
    射程が7.5kmと長く、余裕で隠蔽雷撃が可能。射角や装填時間も優れており扱いやすい。
    欠点は威力が7433しかないこと。
  • 対空
  • 抗堪性
  • 機動性
  • 総評

史実

19世紀のフランス海軍は世界に冠たる大海軍であり、数々の技術革新を成し遂げる世界最先端の近代海軍でもあった。
しかし、そんな華々しい歴史も今は昔。20世紀に入り急速に衰微したフランス海軍はいともあっさりと世界に冠たる大海軍の地位から転げ落ちていた。
第一次大戦において国土防衛のために全てをなげうったことは事態を一層悪化させた。ほぼ全てのリソースは陸戦へと投じられ、造船に回されるリソースはわずかな残余のみであった。

 

そうした次第であったので、終戦時のフランス海軍が近代的駆逐艦の不足にあえぐのも無理からぬことであった。
ブークリエ級やビッスン級、それに日本製のアラブ級といった艦級は辛うじて近代的なものと言えたが、どれも世界最先端にはほど遠いものであった。
累代の仇である英国の駆逐艦に比して何もかもが劣るものしか手元にないという状況は、フランス海軍の首脳たちにとって深刻な悩みであった。
思い余ってその怨敵である英国からW級駆逐艦を2隻ほど輸入しようと考えるほどに彼らの悩みは深かった。そして、それすらも予算不足で実行に移せないほどに困窮していた。

 

ともかくも、英国の駆逐艦に比肩し得る新型駆逐艦を可及的かつ速やかに建造せねばならないことだけは確かであった。
終戦から一年近くが経った1920年4月1日、海軍最高評議会より一つの新型駆逐艦設計案が提案された。

 
基準排水量1350t
最高速度33ノット
航続距離3000浬(15ノットでの巡航時)
兵装100mm単装砲 4基
75mm単装砲 2基
連装 or 三連装発射管 2基
 

この設計案は英国の最新鋭駆逐艦であるV級W級への対抗を眼目とするものであり、海軍技術部門からの承認を得ることにも成功した。
しかしこの時すでに海外では120mm級の主砲が新造駆逐艦の武装の主流となりつつあったのである。
新造駆逐艦どころか既存駆逐艦をこの級の主砲へ改装する作業すら行われているほどであり、こうした状況によってフランス海軍は「新型駆逐艦は諸外国の120mm級駆逐艦に対して口径上の優越を確保したものでなければならない」という考え方へと急速に傾いていった。

 

その結果100mm砲搭載の新型駆逐艦設計案はあえなく廃案となり、新型駆逐艦設計案は最新鋭砲である130mm砲を搭載したより排水量の大きな設計案へと移行してゆくことになるのである。

小ネタ

編集用コメント

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コメント欄

  • 主砲口径が判明して正体がほぼ確定したので史実欄記入しといたんよ -- 2019-03-27 (水) 01:52:02
    • 乙! とりあえずフランス人は今も昔も大昔もイギリスが嫌いということはわかった -- 2019-03-27 (水) 07:50:52
  • なんか怪獣みたいな名前だな?フジラー?(笑)って思ってしまった(無知の極み) -- 2019-10-19 (土) 07:51:02
  • 煙幕が無い・・ -- 2020-02-05 (水) 00:31:41
    • フランスのツリー駆逐艦には無いよ。T6プレ艦のエーグルは持ってるけど。 -- 2020-02-05 (水) 00:38:43
  • 装填と砲旋回の時間が逆になっていたので、編集しました -- 2024-01-10 (水) 15:48:18