Protector

Last-modified: 2025-07-20 (日) 08:17:34

Protector(Congressベース新コンセプトテスト艦)

ぷろてくたー.jpg

性能諸元

編集時 ver.0.0.0.0

・基本性能

Tier8種別実験艦艇
艦種巡洋艦派生元-
国家アメリカ派生先-
生存性継戦能力51,150
装甲艦首艦尾27-269mm
中央甲板36mm
中央側面28-229mm
上部構造物16mm
砲塔127-325mm
防郭26-260mm
対水雷防御ダメージ低減13%
機動性機関出力180,000馬力[hp]
最大速力33.0ノット[kt]
旋回半径850m
転舵所要時間11.2秒


隠蔽性 通常火災煙幕
海面発見距離15.04km17.04km12.09km
航空発見距離9.72km12.72km-


射撃管制装置船体モジュール主砲射程最大散布界
-Mk8 mod.117.9km198m


主砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回弾種
-305mm/502基×2門HE弾 4,300(27%)
AP弾 7,600
24.0秒24.0秒HE
AP
1基×3門


副砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填射程
-127mm/386基×2門HE弾 1,800(5.0%)2.5秒7.7km


空襲船体機体小隊数出撃機数(HP)搭載量射程最大ダメージ準備時間
-Consolidated PB4Y-2 Privateer21(2,000)27.0km4,20030秒


対空砲船体距離口径基数×門数継続的秒間ダメージ
(爆発ダメージ*1)
命中精度有効ゾーン
0.1km -
A0.0mm/020基×1門12885.0%2.0km
0.0mm/014基×2門24690.0%3.5km
0.0mm/06基×2門98
(5×1,540)
90.0%5.8km



・アップグレード

スロット1スロット2スロット3スロット4スロット5スロット6
搭載可能アップグレード

搭載可能アップグレード

・消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

ゲーム内説明

設計年:1944
本艦は「大型巡洋艦」の設計案の派生案であり、アラスカ級に類似した構造を持ちながら、主砲として305 mm 砲7門を搭載しています。この主砲配置は、1940年にアメリカで開発された CA2F 設計案に採用されていました。

解説

ver.14.7実装時には当艦隊は削除されるため要注意。
ver.14.5から実装された実験艦艇の第2グループの1隻。
コンバットミッションで手に入る作戦報告書(実験艦艇を購入するための専用クレジット)と多額のクレジットを消費する事で使用可能となる。また、ゲーム初心者の方がすぐ手に入らないためにTier9~10と超艦艇で一定数戦闘するか、5万フリーポイントを消費するなど制限あり。開放すると実験艦艇専用の特別ミッション群が開放され大量の石炭が手に入る。
装備中のアップグレードと旗はver.14.7の削除時に自動的に解除されて倉庫に送られる。本艦はプレミアム艦艇ではないので経験値やクレジットに対する補正などは無いが、艦長の載せ替えはプレミアム艦艇と同様無料になっている。

  • 抗堪性
    継戦能力は51,150と同格巡洋艦の中ではかなり高く同格戦艦に迫る勢いである。装甲は側面の喫水線近くに229mm装甲がある以外は大部分が27~31mmと薄いので回避行動と防御姿勢は徹底しよう。

    本艦は重修理班を搭載しており、未強化でも一回でHPの45%を回復することができる。また、ダメージプール率が60%と僅かに高い強みもある。

  • 主砲
    Tier8巡洋艦としては大口径の305mm砲を3基7門搭載しており*2、斉射火力も良好である。ただし口径の大きさに比例して装填時間も24秒と長く、DPMは同格巡洋艦の中でも最下位レベルに低い。射程は17.9kmと良好で砲塔旋回速度も悪くないが、精度は少し低い。特に戦艦と遠距離で戦うと一方的に撃ち込まれる事も多いので注意が必要である。
  • 副砲
    本艦のセールスポイント。
    副砲には127mm砲を6基12門搭載しており、装填時間が2.6秒と短いためDPMは同格戦艦と並ぶほどに高い。また、精度が非常に高く実質DPMでは同格最高クラスの副砲火力である。また、射程も素の状態で7.7kmと非常に広く、各種強化を合わせれば最大で13.45kmという驚異的な値となる。射程の長さから前線で上手く位置取れば複数の相手に対して延々とHE弾の雨を降らせる事ができる。射程が長い反面、弾道は低めなので島越しに副砲で砲撃する場合は丁寧に位置を調整する必要がある。
    手数が多い一方で貫通力は21mmであり、火災誘発率は5%と低い。そのため紙装甲の艦艇には強いのだが、戦艦など重装甲の相手には思ったようにダメージが出ない。艦長スキルで副砲を強化する場合は貫通力と火災誘発率の選択になるのでよく考える必要がある。

    副砲の配置は左右の2基ずつに加え、艦首と艦尾の中心に1基ずつの計6基の配置となっている。特に中心の2基は左右140°まで砲撃できるため、敵に対して船体を40°まで傾ければ4基の副砲で攻撃することができる。ただし前述の通り装甲は厚くないため側面を晒すリスクは大きく、基本的には3基までにとどめて置いたほうが良いだろう。

    • 特殊スキル:戦うか逃げるか
      自艦のHPの減少に応じて副砲の射程と装填時間が改善する艦艇の固有スキル。残りHP25%で最大効果となり、副砲射程が+16%、装填時間が-30%強化されるため艦長スキル数個分の効果量と強力である。
  • 対空火力
    アメリカ巡洋艦らしく良好な対空能力を持つが、単独で航空機を封殺するようなものではないためしっかりと味方の防空圏は意識しよう。
    消耗品に対空防御砲火と戦闘機を持っているためそこまで航空機を恐れる必要はなく、空母戦場でも行動にはある程度の自由度がある。
  • 機動性
    最大速度は33ktと平均的な値であるが、加速が遅いため加減速による敵弾の回避は苦手としている。アップグレードで加速性能を強化しておいたほうが良いだろう。転舵性能も少し重めなので移動には早めの判断が必要になる。
  • 隠蔽性
    悪い。
    海上被発見距離が15.4kmと戦艦並であり、航空被発見距離も9.72kmと悪い。前に出て副砲を利用する機会が多いので、艦長スキルやアップグレードで隠蔽性は強化しておいた方が良いだろう。

    隠蔽性を最大強化した場合は海上被発見距離を12.2kmまで短縮することができる。これは特殊スキル込の最大強化した副砲の射程よりも短くなるため、状況によっては副砲が先に敵に反応して発見されるという事態が生じうる。強化している場合は副兵装の無効化キーでの小まめな操作も必要になるので覚えておこう。

  • 消耗品
    消耗品には応急工作班に重修理班、択一の水中聴音/対空防御砲火、戦闘機と選択肢は多い。
    • 重修理班
      重修理班は使用回数が3回と多い上に一回の使用で通常の修理班3回分の回復ができるためかなり強力ではあるのだが、現実的にはダメージプールが先に尽きるため最大効果で使い切るのは難しい。また、クールダウンが2分と長いことから使用タイミングは慎重に選ぶ必要がある。

      重修理班が最も効果を発揮するのは災害時であり、災害ダメージは100%回復可能であるため余った回復量を回すことで実質的に災害ダメージを無視することができ、応急工作班と合わせて災害耐性は非常に高くなる。そのため敵のHE弾にはめっぽう強いのだが、AP弾にはバイタルを貫通されダメージプールが直ぐに枯渇して回復力を発揮できないという弱みもある。

  • 総評
    大口径の主砲に手数型の長射程副砲、優遇された重修理班を持つ特殊なアメリカ巡洋艦である。
    主砲の斉射火力と副砲の継続ダメージを与えることで有利を作り出し、重修理班により短時間でHPを大量回復できるため副砲射程内での殴り合い性能はなかなか高い。特に副砲の射程内かつ敵の副砲が届かない距離がスイートスポットであるため近づきすぎには注意しよう。

    一方で弱点も複数存在し、主砲のDPMの低さを副砲で補っているため副砲の射程内に敵を捉えられない場合は苦しい戦いを強いられる。前述の通り最も有利な戦闘距離が狭いため、重めの機動力で敵をその範囲に捉え続けるのには腕が要求される。副砲の射程と隠蔽性は最優先で強化した方が良いだろう。
    生存性に関しても装甲が頼りなく、重修理班の回復力に依存している部分が大きい。その重修理班も既述の通りバイタルダメージには無力であるので殴り合う相手は慎重に選ばなくてはならない繊細さがある。

    バランス型の多いアメリカ艦艇としては尖り気味のスタイルではあるが、紙装甲の相手やHE弾をメインに戦う相手にはかなり強気に戦うことができる。特に駆逐艦などは副砲の良い的になるので見つけたら忘れず副砲の優先目標の指定をしておくと良いだろう。
    装甲が頼りなく機動力も高いとは言えないため余り船体を押し出す事はできないが、上手く複数の敵を副砲射程内に捉え全方位に副砲の雨を降らせ火災を連発する光景はなかなか圧巻のものである。試合終盤までHPを温存しながら丁寧にダメージ稼ぎ、此処ぞという場面で勝負を仕掛けていこう。

史実

小ネタ

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 画像添付 -- 2025-05-09 (金) 17:12:36
  • 解説を追加しました。 -- 2025-07-14 (月) 21:56:54
  • スペックとゲーム内説明を追加しました。 -- 2025-07-19 (土) 10:57:04
  • 解説の冒頭部分を修正 -- 2025-07-20 (日) 08:17:34

コメント欄

  • HP半分程で副砲射程13km超えるけど、貫通21mm。回避行動あまりしない相手には、艦上構造物によく当たるのか、以外と与ダメは出るけど… -- 2025-06-12 (木) 21:30:13
  • ある程度HP下がると副砲の射程>隠蔽最良値になるから、副砲で攻撃している場合は主砲だけでなく副砲も止めないと隠ぺい状態に入れないから注意。ちなみにPで止めれる -- 2025-06-12 (木) 21:37:32
  • 乗った。くそ船、アメリカの巡洋艦で副砲が特徴? 信じられない愚行の実験艦。こんな船、実験艦にしてもWowsもいよいよThe End。 -- 2025-06-13 (金) 07:50:13
  • ただ射程の長い副砲ってだけ。貫通力やダメージだの優遇付けるか、煙幕orレーダーないと流石にきつい -- 2025-06-13 (金) 20:24:45
  • さすがに副砲だけで戦える船じゃないし、主砲装填もうちょっとなんとかしてほしいなぁ -- 2025-06-14 (土) 18:25:33
  • 副砲巡洋艦はドイツか、せめて魚雷を持ってる国から出してほしかったな。実験艦専任の強烈な打撃力持ち米艦長作るのはちょっともったいないわ -- 2025-06-15 (日) 18:58:29
  • こいつ、よく副砲当てるなと思ったらWest Virginia '44と同じ優遇の副砲積んでるからか。W.Virginia '44(副砲8門)に比べProtector(副砲6門)Hit数が比較的出てるのも、W.Virginia '44は両サイド4門に対し、Protectorは前方3門、後方3門の配置になっており、前方・後方に対して比較的副砲がactiveになりやすいって事か。(貫通21mmでダメージが出るとは言ってない) -- 2025-06-16 (月) 00:36:23
  • 非対称戦で使うと主砲副砲が6:4ぐらいになるけど、格下相手だし、同格以上だとこれきつくね・・・?あとあんまり燃えん -- 2025-06-16 (月) 01:35:36
    • 低貫通なのに発火率も5%しかないんだよね -- 2025-06-16 (月) 01:42:07
  • まあMetzよりはマシか…と言える程度の艦
    ランダムでもやれんことはないがストロングポイントの副砲がこの程度ではなぁ -- 2025-06-16 (月) 14:35:22
    • 非対称戦で格下駆逐相手でも副砲だけだとなかなか沈めきれないあたり残念な性能してる -- 2025-06-16 (月) 19:31:31
  • ミッションでそこそこ駆逐艦がいるエリアで戦闘(主砲使用割合HE:1,AP:2)。副砲254Hit(発火率6%)74231ダメ、(主砲含む)火災7回発生2556ダメ。敵艦の応急工作班含めて考えると爆発物専門家(発火1%up)の0ダメ発火を期待するより、IFHEで直ダメ入れれる区画や艦を微増させる方が有用か?HE主砲で主機(エンジン)損傷などで応急工作班を使わせると火災の有用性が上がるが、AP主体でやるならIFHE(21mm→26mm)側になるか?(白目)。あと、(主砲含む)モジュール損失35回発生させ主機主砲舵損傷を15回、対空損傷20回。 -- 2025-06-18 (水) 02:07:55
  • そろそろ良いだろうか。バイタル抜かれないのはこいつのアドだと思う。それをどう活かすかは各員の健闘に期待する -- 2025-06-23 (月) 18:54:21
    • 斉射火力にDPMを補う副砲、重修理班や装甲と特徴が出ていて結構楽しく乗れますね。格上戦場では何もできなくなりがちですが。 -- 2025-07-12 (土) 12:07:26
  • 石炭ミッションで主砲を235発当てろと...装填遅いわやたらと夾叉するわで楽しくないのよ -- 2025-07-12 (土) 23:11:22
    • 近づけば当たる。大丈夫絶対バイタル抜かれないから(coopで) -- 2025-07-13 (日) 09:27:19
      • ありがとう、coopで乗り切ったよ。確かにバイタル抜かれないね(敵のバイタルも抜けないんだけど)。 -- 2025-07-16 (水) 17:19:26

*1 斉射1回あたりの爆発数×砲弾1発の爆発半径内秒間ダメージ
*2 3門1基と2門2基を搭載している