Tier 5 フランス 自走砲(課金戦車) / 略称:leFH18B2
性能は異なるが、ドイツ自走砲Wespe及びPz.Sfl. IVbの最終砲を装備している。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 340 |
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車体装甲厚(mm) | 60/60/55 |
最高速度(前/後)(km/h) | 28/10 |
重量(t) | 32.49 |
実用出力重量比(hp/t) | 9.45 |
砲塔旋回速度(°/s) | 22 |
視認範囲(m) | 390 |
本体価格 | 1,500G相当 |
修理費(Cr) |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 爆発範囲(m) | スタン時間(s) | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
10,5 cm le.F.H 18 L/28 | 6.45 | HE HEAT AP | 53 104 64 | 410 350 350 | 1.91 - - | × | 0.73 | 5.1 | 410 410 410 | 50 | 128 4,000 120 | 2,300 | -4°/+45° |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Renault 307 | 307 | 20 | 540 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
leFH18B2 | 34 | 22 | 8,050 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
Fu.Spr.Ger. "f" | 525 | 50 |
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乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
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拡張パーツ
× | Class2 | × | Class2 | × | × | ||||||
× | × | Class2 | × | Light |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 7.7% | 1.61% |
移動時 | 3.88% | 0.81% |
射界
射界 | 左15°/右15° |
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車両に関する変更履歴
v0.8.6 | 車両Tierを4から5に格上げ |
v0.9.14 | HD化 |
v1.9.0 | 総弾数を42発から50発に変更 修理費用を24%ダウン HPを260から340に変更 |
解説 (v0.9.19)
- 概要
v0.7.3で追加されたTier5のフランス課金自走砲。
実装当時はTier4だったがv0.8.6においてTier5に格上げされた。
現在は販売終了しており、ゲーム内のストアでも購入できない。入手手段は不定期に限定販売されるプレミアムショップくらい。
- 火力
v0.9.18にて大幅な自走砲の火力全体における調整が行われたが、本車両はそのまま据え置きとなった。
よって他の全自走砲と比べても、圧倒的な連射力と貫通力を持つ驚異的な車両となった。- 10,5 cm leFH18 L28
本来Wespeと同等のものであり、単発火力は同格で最も低く、精度も決して良いとは言えず、スタン能力も無い。
マッチングされる格上相手には性能不足気味に見えるが、分間6.45発という圧倒的な発射速度はそれらの不足を補って余りある。
同じような装備を持ち同Tier自走砲であるAMX 13 105 AM mle. 50と比べても圧倒的に速く、約1.5倍以上もの速度で発射することができる。戦友を取得すればリロードは8秒を切り、修理スキルが育っていない相手に対しては、側面に撃ち続けることでいわゆる履帯ハメすら可能である。
貫通力も今となってはTier10自走砲並に高いため装甲の薄い相手には比較的貫通弾を狙いやすく、事実上同格の倍近い火力があると言える。
高い連射力も相まって1発目で履帯を切り2発目で貫通させるといった芸当もできる。ただし、弾道が高いわけでは無いので天板を抜くのはそれほど簡単ではない。
終盤、大事な場面で弾切れとならないように、ダメージを取れる相手を見極めて有効弾を撃つことを心がけよう。前線の敵車両の履帯を切り続けて味方に撃たせるのも重要なアシストである。
なお、射程距離が短く単発火力や爆発範囲にも欠ける本車でのカウンター攻撃は効果的でなく、推奨されない。- HE弾以外の砲弾について
v0.9.18にて課金戦車以外の自走砲はHEAT弾とAP弾が削除となったが、本車両は引き続き使用できる。
課金弾のHEAT弾は単発火力はHE弾に劣るものの貫通できれば350ダメージを与えられる。格上重戦車の側背面を撃てるときなど状況は限られるものの、本車ならではの高速リロードを活かして命中率を発射数でカバーするなど工夫次第で活用できる。護身用としても有用なので、数発持ち込んでおくと良いかもかもしれない。
AP弾は貫通力64mmと圧倒的に不足しており、APで貫通できる車両はHEでも貫通が見込め、HEで貫通できない相手にはAPもほとんど貫通できないことから使用する価値は皆無に近いと言っていいだろう。弾切れになりやすい本車に搭載する余裕は無い。
- HE弾以外の砲弾について
- 10,5 cm leFH18 L28
- 装甲
車体は改造元のB2と同様全周60~55mmあり、格下の砲であれば弾くことができる。また車重が30トン程度あるため体当たりにも強く、自走砲とは思えない防御力を有している。
ただしあくまで硬いのは車体部のみで、戦闘室の装甲は25~20mm程度となっている。
- 機動性
鈍重な機動性もB2からそのままであるため、配置に手間取ると戦闘支援が遅れ、味方に大きく負担をかける事になってしまう。戦闘マップの攻撃配置を予め理解し、ミニマップも常に確認しておく必要がある。
前進、後進共に加速が非常に遅いためカウンター攻撃回避は困難。相手に格上自走砲がいる場合や自走砲の布陣が分かりやすいマップでは要注意。
- 視界・無線
無線範囲は自走砲としては525mと少々心許ない。
味方が少なくなった終盤では情報が途切れることがないよう味方との距離には注意しておこう。
無線手が車長兼任のため少々取り辛いが、セカンダリスキル「信号の増強」で補強するのも有効。無線範囲を600m台まで伸ばせるため、かなりロストが少なくなる。
- 総論
機動性こそ劣悪なものの、それを除けばもはやOPと言って差し支えない高性能自走砲である*1。時間当たり火力の高い主砲と優良な視界により戦闘終盤まで活躍できるチャンスの多い車両だ。課金戦車ゆえに3度もの全自走砲の弱体化*2から逃れ続けており、結果的に同格最強クラスの自走砲となっている。
スタン効果こそ無いものの、高い貫通力と圧倒的連射力で一度相手を捉えれば満足な回避行動もさせず葬ることが出来るだろう。
史実
ドイツ軍による西方電撃戦において、フランスは戦前の予想とは裏腹に完膚なきまでに叩きのめされドイツ軍に降伏してしまった。
その結果、ドイツ軍は戦車だけでも3000輌前後の車輌を鹵獲する。
だが、鹵獲した車輌を新たにフランスに設けられたクンマースドルフ車輌試験場分遣隊の手で試験した結果、全く予想外れの低性能ぶりで、とても第一線で用いることはできないというレッテルを貼られてしまう。しかし慢性的な戦車不足に悩んでいたドイツ軍は、後方警備や対パルチザン戦闘、そして訓練に使用する一方で、車体を流用した自走砲への改造も積極的に行った。それら改造車のベースの一つとなったのがB2であり、それにWespeにも搭載された軽榴弾砲である10,5cm leFH 18を搭載したのがこの105 leFH18B2である。
特徴的な名前は「105mm」「leichte(軽)」「FeldHaubitze(野戦榴弾砲)」「18型」「B2」と分解できる。
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