Tier 6 イギリス 駆逐戦車 / 略称:Churchill GC / 日本語表記:チャーチル・ガンキャリア
↑ 3-inch 20 cwt AT Gun Mk. III
初期状態。Churchill Gun Carrierの史実装備。
やたらと大きい箱型戦闘室に対して主砲のサイズが物足りない。
↑ OQF 32-pdr AT Gun
最終状態。
HD化により特徴的な巨大な箱型の戦闘室がさらに大きくなってしまった。雰囲気は同格のARL V39にも通ずるものがある。その一度見たら忘れられない形状や色合いから「ダンボール」などと呼ばれてしまうことも。
また、イギリスTier10自走砲Conqueror Gun Carriageと同じ"CGC"と略されるが、「自走砲のCGCは優秀」と言われる事が多いのに対して駆逐戦車のCGCは……。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 730 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 89/64/51 |
最高速度(前/後)(km/h) | 25.7/12 |
重量(初期/最終)(t) | 38.19/40.95 |
実用出力重量比(hp/t) | 8.55 |
主砲旋回速度(°/s) | 26 |
視界範囲(m) | 340 |
本体価格(Cr) | 965,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 狙撃型駆逐戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
3-inch 20 cwt AT Gun Mk. III | 15 | AP APCR HE | 112 140 38 | 140 140 190 | 2,100 | 0.36 | 1.7 | 762 952 762 | 65 | 105 2,800 68 | 1,021 | -10°/+15° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
QF 3.7-inch AT Gun | 8.57 | AP APCR HE | 151 189 47 | 230 230 300 | 1,971 | 0.35 | 2.0 | 793 991 793 | 46 | 270 3,600 180 | 1,783 | |
OQF 32-pdr AT Gun | 6.32 | AP APCR HE | 220 252 47 | 280 280 370 | 1,768 | 0.34 | 2.1 | 878 1,098 878 | 46 | 630 4,400 250 | 2,972 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Meadows D.A.V. | 300 | 20 | 724 |
---|---|---|---|
Bedford Twin-Six | 350 | 20 | 1,531 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Churchill Gun Carrier | 40 | 24 | 8,150 |
---|---|---|---|
Churchill Gun Carrier Mk. II | 43 | 28 | 8,150 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
Radio WS No.19 Mk. I | 400 | 40 |
---|---|---|
Radio WS No.19 Mk. II | 450 | 40 |
Radio WS No.19 Mk. III | 550 | 40 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 15.39% | 3.46% |
移動時 | 9.23% | 2.08% |
射界
射界 | 左5°/右5° |
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開発ツリー
3-inch 20 cwt AT Gun Mk. III (初期/62,000) | ━ | QF 3.7-inch AT Gun (15,800/72,000) | ━ | OQF 32-pdr AT Gun (16,200/105,000) |
WS No. 19 Mk. I (初期/15,000) | ━ | WS No. 19 Mk. II (3,600/21,000) | ━ | WS No. 19 Mk. III (4,000/22,000) |
Meadows D.A.V. (初期/9,000) | ━ | Bedford Twin-Six (850/11,000) | ||
Churchill Gun Carrier (初期/8,600) | ━ | Churchill Gun Carrier Mk. II (4,900/14,500) |
車両に関する変更履歴
v0.9.8 | Churchill Gun Carrier suspensionの旋回速度を22°/sから24°/sに変更 Churchill Gun Carrier Mk. II suspensionの旋回速度を24°/sから28°/sに変更 QF 3.7-inch AT Gunの照準時間を2.3秒から2秒に変更 OQF 32-pdr AT Gunの照準時間を2.9秒から2.1秒に変更 |
v0.9.19.1 | HDモデル化 |
v0.9.21 | OQF 32-pdr AT Gunの装填時間を8.5秒から9.5秒に変更 OQF 32-pdr AT Gunの通常弾の貫通力を214mmから220mmに変更 OQF 32-pdr AT Gunの課金弾の貫通力を246mmから252mmに変更 OQF 32-pdr AT Gunのダメージを250から280に変更 OQF 32-pdr AT Gunの榴弾のダメージを330から370に変更 |
v1.9.0 | 修理費用を11%ダウン 収益性を2%ダウン HPを650から730に変更 コレクション車輌に移行 |
解説
- 火力
俯角は-10°と優秀だが、射界がかなり狭く、頻繁に車体を旋回させなければならずその度に照準が大きく広がってしまう。- 3-inch 20 cwt AT Gun Mk. III
Churchill Gun Carrierの史実砲。口径は76.2mm。
初期砲は速射速度に優れているものの、単発火力・貫通力がかなり低い。
Tier6駆逐戦車の砲としては力不足と言わざるを得ない。 - QF 3.7-inch AT Gun
本車専用となる中間砲。口径は94mm。
他国のTier6駆逐戦車と同等の平均的な性能であり、とりあえずこれを開発してから乗り出そう。 - OQF 32-pdr AT Gun
AT 15と互換性のある最終砲。口径は中間砲と同じ94mm。
ARL 44やARL V39*1を上回るTier6最高のAP貫通力220mmを有している。
またv0.9.21にて単発火力も強化され、同格の100mm砲を上回るほどのダメージを与えることが出来るようになった。
中間砲よりも貫通力・精度で優れるが、照準時間や発射速度は劣化しており、DPMは同格駆逐戦車の中では控え目の値となっている。
さらに射界が非常に狭いために頻繁に照準し直す必要があり、照準時間の長さがもどかしく感じる事も多い。
ちなみに弾薬費がやや高めなので、クレジットを貯めたいのなら他の戦車がいいだろう。
- 3-inch 20 cwt AT Gun Mk. III
- 装甲
見た目は頑丈そうだが戦闘室は大型かつ垂直であり、装甲厚は88mmしかないので格下の攻撃すら防ぐのが難しい。
Churchill Iの車体砲付近にあった177mmの部分は消滅している。
車体を傾けて防御力を増そうにも、射界が狭いので敵を撃つには真正面を向かなければならないといったジレンマを抱えている。
一応、射撃時以外は車体を30度ほど傾ける事で、貫通力100~110mm前後までなら防げる事もある。
イギリスらしく俯角が良好ではあるが、ハルダウンしても大型の戦闘室のかなりの面積が露出してしまうので防御効果はあまり期待できない。
- 機動性
機動力は前進25.7km/h、後進12km/hと遅い。
ベース車両の悪い部分を受け継いでしまっており、射撃ポジションへの移動や陣地転換するのも一苦労だ。
旋回速度も24~28°/sと微妙であり、接近戦は射界の狭さも相まって大の苦手である。
- その他
視界は340mと微妙な数値であり、自分で敵を捉えていくのは少々厳しい。
駆逐戦車のセオリー通り、味方の視界を活かした狙撃を徹底したい。
隠蔽率は悪くはないが、優秀な部類とは言えないため機動力の優れない本車としては位置取りには一層気を付けたい。15mルール等を利用して少しでも被発見を避けていきたいところ。
- 総論
v0.9.21にて強みの主砲性能が更に引き上げられたが、本車特有の扱い辛さは変わっていない。
Tier6としては高めの単発と最高の貫通力こそ狙撃としての性能で優秀だが、照準が拡散しやすい上に接近戦に弱い射界の狭さ、無駄に大きい戦闘室による被弾面積の広さ、真正面から受ける気満々の弾く気が感じられない垂直装甲、貫通力と精度以外が平凡な主砲、ベースのChurchill I由来の劣悪な機動性など、複数の要因が相俟って絶妙な使いにくさとなっている。
幸い砲精度は全体的に高めなので遠距離からの狙撃で味方を支援していこう。
MAPの把握及び適切な位置取りが活躍に直結するタイプの車両である。
…というより、車両の性質上後方からの狙撃運用以外はあまりにもリスクが高すぎるため、MAPや戦況推移如何によっては何もできないまま爆散することもある。
逆にいえば状況に恵まれれば技量次第ではその悪名を消し飛ばすほどの大戦果を挙げることも可能である。
史実
A22Dチャーチル・ガン・キャリアーはチャーチルの車体に大型の戦闘室を設け、砲を固定式に装備した急造兵器である。3.5インチ(88mm)砲を搭載する予定であったが完成が急がれたため旧式化した3インチ高射砲を代わりに搭載した。ダンケルクでの重火器の損失を補うための支援火力として期待されたが、42年に17ポンド砲が完成しこの新型砲を搭載した戦車の開発が決まったため、40両しか生産されず実戦投入されることも無かった。
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