T-34-85

Last-modified: 2020-08-26 (水) 19:46:01

Tier6 ソ連 中戦車 (読み方 テー・トゥリツァッチ・チィトゥィリ・ヴォスィミヂッシャット・ピャーチ)

3485_0-min.PNG
↑T-34-85 + 76 mm S-54。初期状態。

 

3485_1-min.PNG
↑ T-34-85 extended + 85 mm D5T-85BM
最終状態。初期砲塔と比べ見た目はほとんど差が無い。

 

3485_2-min.PNG
↑ T-34-85 extended + 122 mm U-11
122mm榴弾砲装備のT-34-85もたまに見かける。

 

専用スタイル「Kantemirovets」

Kantemirovets.jpg

旧HDモデル

T-34-85_stock_HD.jpg
T-34-85_HD.jpg
T-34-122_HD.jpg

HD化以前

T34-85-3.jpg
T34-85-2.jpg

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値770⇒810
車体装甲厚(mm)45/45/40
最高速度(前/後)(km/h)54/20
重量(初期/最終)(t)32.37/33.65
実用出力重量比(hp/t)17.83
本体価格(Cr)915,000
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
76 mm S-5414.63
⇒15
AP
APCR
HE
125
156
39
115
110
165
1,683
⇒1,725
0.412.9
⇒2.3
816
1,020
816
80
⇒85
80
2,400
48
1,390-7°/+22°
122 mm U-115.08
⇒5.26
HE
HEAT
61
140
450
370
1,881
⇒1,947
(HEAT)
0.572.9515
412
36257
4,800
1,600
85 mm ZiS-S-5311.54
⇒12
AP
APCR
HE
126
167
43
160
160
280
1,846
⇒1,920
0.422.9
⇒2.3
792
990
792
56
⇒60
109
2,800
98
1,550
85 mm D5T-85BM10AP
APCR
HE
144
194
44
180
180
300
1,8000.372.3950
1,188
950
48175
3,200
139
1,850
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
T-34-8590/75/52463507,000
T-34-85 extended90/75/52463607,800
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
V-2-3450015750
V-2-34M52015750
V-54K60012750
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
T-34-8535367,800
T-34-85-6035.3387,800
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
9R32580
9RM525100
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class3内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時13.97%3.32%
移動時10.49%2.5%
 

派生車両

派生元T-34(MT/27,825)
派生先T-43(MT/53,000)
 

開発ツリー

クリックで表示

76 mm S-54
(初期/40,130)

85 mm ZiS S-53
(4,800/62,000)

T-43
(53,000/1,355,000)
T-34-85
(初期/12,500)

122 mm U-11
(3,750/45,920)

T-34-85 extended
(7,220/15,550)
85 mm D5T-85BM
(15,500/73,600)
9R
(初期/1,980)
9RM
(4,040/24,240)
V-2-34
(初期/27,860)
V-2-34M
(6,200/29,500)
V-54K
(19,000/58,000)
T-34-85
(初期/7,730)
T-34-85-60
(3,995/9,500)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示

v0.7.4当たり判定を修正
v0.7.5耐久力+30
エンジン"V-54K"を追加
100mm D10Tを削除
初期砲塔の旋回速度-3°
初期砲塔での各砲の装填時間変更 ZiS S-53:+4% U-11:+3.5% S-54:-10%
上位砲塔での各砲の装填時間変更
S-54:-12% D5T-85BM:+3%
D5T-85BMの総弾数-12発
以下の砲の照準時間-19%:D5T-85BM、ZiS S-53、S-54
v0.8.2装甲に関する小さなエラーを修正
v0.9.0車輌モデルをHD化
v0.9.2ビジュアルモデルを改良
v0.9.15ビジュアルモデル・コリジョンモデルを改良
v0.9.18技術ツリー変更に伴い、KV-13の開発ルート削除
v1.9.0T-34-85砲塔時の76 mm S-54の総弾数を68発から80発に変更
T-34-85 extended砲塔時の76 mm S-54の総弾数を70発から85発に変更
122 mm U-11の総弾数を36発から44発に変更
修理費用を11%ダウン
収益性を2%ダウン
T-34-85砲塔時のHPを670から770に変更
T-34-85 extended砲塔時のHPを720から810に変更

解説

  • 概要
    Tier6のソ連中戦車
    新型砲塔を搭載したT-34の後期生産型であり、のちに世界各国へ輸出された名戦車である。
    ゲーム中では優れた総合性能で各人のプレイスタイルに応え得る汎用性の高い戦車に仕上がっている。
     
  • 火力
    俯角は-7°とソ連戦車としては良好。また、T-34と同じく砲塔が前寄りなので、飛び出し撃ちや稜線からの頭出しがやりやすい。
    ただし前身のT-34からは1°だけ狭くなっている。ごくわずかな差ではあるが、稜線を使う時は感覚の違いに注意したい。
    照準拡散はT-34より改善されたがそれでも同格内ではまだまだボトムグループの一台。
    最終砲候補は85 mm D5T-85BMか122 mm U-11の二つ。
    後者は重戦車ルートのKV-1と互換性があり、履帯の換装なしで積めるため、低性能な初期砲の代替として予め研究を済ませておきたい。
     
    • 122 mm U-11
      KV-1と互換性のある122mm榴弾砲。
      他国の105mm榴弾砲よりも精度や装填速度に劣るが、単発火力・貫通力に優れている。
      通常弾のHEは貫通力61mmと装甲の薄い相手なら貫通も見込める。また、豚飯やハルダウンなどで防御した重戦車にも一定の非貫通ダメージが期待できる。
      課金弾のHEATは貫通力140mmとまずまずの性能があり、装甲の薄い格下や同格中戦車など相手を選べば効果的なので、ある程度積んでおくと良いだろう。
      KV-1よりもTierが1つ高いが、本車の方が機動性に勝る分、本砲に合わせた立ち回りが出来るなら非常に凶悪なポテンシャルを秘めている。
      弾速・精度の劣悪さから遠距離狙撃や偏差撃ちは苦手であり、ほぼ近接戦を強いられる。近距離の撃ち合いが得意なプレイヤーにオススメと言える。
      なお、v0.9.17.1のT-34-85Mの砲性能強化により、最終砲85mmのスペックがあちらより劣ってしまったため、こちらを使って差別化を図るのもいいだろう。
       
    • 85 mm ZiS-S-53
      中間砲であり本車の史実砲。諸性能はKV-1と同一だが、こちらは122mm砲と異なり互換性がない。
      榴弾砲運用が苦手なプレイヤーはこちらでの乗り出しが推奨されるが、砲塔を換装するまでは明確に照準の絞りが遅く、数値以上に扱いにくい。このため、消費するフリー経験値は一見4,800と少なめに見えて、砲塔換装で計12,020とかなり多くなる。
      一方、後期砲塔に換装さえすれば発射速度・照準時間・総弾数の向上で使い勝手は大幅に改善し、貫通力不足さえ運用で補えばそれなりにバランスの取れた主砲となる。
       
    • 85 mm D5T-85BM
      改良砲塔専用。発射速度は落ちるが、単発火力・貫通・精度が高いレベルでまとまった最終砲。
      特筆すべきは180という単発火力の高さで、APですら格下なら軽戦車で2発、重戦車でも4発で確実に落とせるほど。現在はイタリア・ポーランド戦車の実装で高火力の座は譲ったものの、平均的な照準時間と破格の精度・弾速*1は相変わらず強力で、様々な局面で本車を支えてくれるだろう。
      貫通に関しても、通常弾のAPで貫通力144mm、APCRは貫通力194mmとTier6中戦車の水準以上で、弱点狙撃や側背面取りを絡めれば格上戦車とも十分に渡り合える。
      本砲のもう一つの特徴がHE弾で、この精度と発射速度を備えながら貫通力43mm、単発は300ダメージと非常に強力。貫通が望める紙装甲の軽戦車や駆逐戦車に対しては恐るべき打撃力を発揮する。使いこなせればもう一つの強みとなれる。
      単発火力に対して弾薬費が控え目なのも嬉しい点だ。
      なお、この砲はT-43T-44ISなどと互換性がある。特にT-43では前述の122 mm U-11か本砲を変わらず使うことになるため、あちらで本砲をいち早く使いたい場合は開発しておいた方が無難である。
       
  • 装甲
    火力に恵まれる分、防御面はほとんど期待できない。
    砲塔が多少強化された以外はT-34から据え置きである。
    また、HPも改良砲塔装備でやっと810と同格中戦車ではŠkoda T 40Strv m/42-57(いずれも780)に次ぐ低い値で、耐久面では不利が目立つ。
    • 砲塔
      車体よりは硬いが、厚さ自体は90mmと大した防御力ではなく、垂直部分はほぼ確実に撃ち抜かれてしまう。丸みを帯びた正面そのものは避弾経始に優れており、外縁部ならそれなりの跳弾を期待できるといった程度。
      また、砲塔後部の広範囲を弾薬庫が占めているので注意が必要だ。
       
    • 車体
      T-34の45mmから全く変化しておらず、このTier帯ではまったく頼りにならない。
      傾斜を加味してもAP・APCRの2倍ルールに引っかかりやすくなっており、正面は角度を付けてもほとんど抜かれてしまう。せめてもの、側面の角度は必ず強制跳弾の70°以上になるよう心掛けよう。
      同格のChi-ToCromwellStrv 74に比べれば、KV-2等の大口径榴弾に貫通されにくいだけまだマシといったレベル。
      なお、砲塔が前寄りなので通常の豚飯には向かない。わざわざケツ豚をするくらいなら、さっさと前から出て、さっさと下がった方がよい。
       
  • 機動性
    最高速度は54km/hとT-34から僅かに減少したものの、最終エンジン搭載時の出力重量比はほぼ同等。
    個別には砲塔の旋回速度が落ちた代わりに車体旋回が向上するなど若干の変化はあるが、総合的には前身とほぼ変わらない運用ができるだろう。総じて中戦車らしい機動性を有していると言える。
    注意点は初期状態のモジュールの非力さで、乗り出しは40km/h出すにも一苦労なほどパワー不足に陥る。さらにエンジンの研究に必要な経験値がTier6としては極めて莫大であり、中間エンジンに6,200、最終エンジンでは19,000もの量が必要となる。フリー経験値の使用如何によっては長い間足回りの悪さに悩まされる事になるだろう。
     
  • その他
    • 視界・隠蔽・無線
      視認範囲は改良砲塔で360mと平均的。
      隠蔽性能は砲塔の大型化に伴ってT-34から劣化しているが、まだまだ実用レベル。
      なお、通信範囲が改良無線でも525mと短くなっており、遠方の僚車とは通信途絶する可能性がある。
       
    • 搭乗員
      専任の砲手がいなかったT-34とは異なり、5人5役となっている。
      新たに砲手を育成する場合はスキル面でしばらくは不利になるが、育てば照準時間等の性能は前身より向上する。
      ただし、本ルートは次のT-43以降すべての車輌で4人編成となる。
       
    • 研究
      初期履帯の積載が優秀なため、重量については悩む必要はない。
      しかし主砲85 mm D5T-85BM・エンジンV-54K共に必要経験値がかなり高く、購入直後から手に入れたい場合はそれぞれ2万以上ものフリー経験値が必要になる。そのため火力と機動性を並行して研究するのは難しい。
      一応どちらもスルーして次のT-43に進む事は可能だが、これらはT-43の最終砲・最終エンジンでもあるので、本車で研究を済ませておく事が強く推奨される。
       
  • 総論
    概要で述べた通り、バランス良く整った性能で様々な戦況に対応できる優秀な中戦車である。
    しかし中戦車らしい汎用性ゆえに、駆逐戦車のように後ろに篭るにはさすがに砲性能が足りず、偵察をするには足や隠蔽が不足する。戦況に応じた柔軟な運用が戦果に直結しやすく、乗り手の腕の見せ所と言えるだろう。
    これ以降の車両もだいたい本車のような特徴を引き継いでおり、運用もそれほど変わらないので早いうちに慣れておくといいかもしれない。
     

史実

詳細

全長 8.15 m
車体長 6.10 m
全幅 3.00 m
全高 2.72 m
重量 32 t
速度 55 km/h(整地)
    30 km/h(不整地)
主砲 85 mm ZiS-S-53
装甲 砲塔前面90 mm(曲面)
      側面75 mm 傾斜20°
      後面52 mm 傾斜10°
    車体前面45 mm 傾斜60°
      側面45 mm 傾斜50°
      後面45 mm 傾斜47°
      上面20 mm
640px-Char_T-34.jpg
T-34の新型では砲塔を嵌め込む穴の径を1,425 mm から1,600 mm に広げ、より大きな砲塔を取り付けられるようにした。T-43の砲塔の設計をクラスノヤ・ソロモフ工場の V.ケリチェフ技師が急遽やり直して、T-34に合うようにした(Zaloga 1984:166)。こうして完成した新型のT-34-85は以前よりはるかに優れた砲を持ち、遂に無線付きの三人式の砲塔となった(無線機はそれまで車体の方にあった)。これにより車長は砲手や装填手の役割を兼務する事から解放され、戦車の指揮に集中できるようになった。また、もう一つ重要な点は、イギリスやポーランドで戦前に設計されたものをコピーしたヴィッカース 戦車用ペリスコープ MK.IV(戦車用の潜望鏡)が砲塔の屋根に取り付けられた事で、これにより車長は全方向の視野を得る事ができるようになった。

新型の戦車の生産が始まってからしばらくの間は生産の速度がいくらか低下した。T-34-85は依然としてパンター戦車には敵わなかったが、火力が増したことによりそれまでよりは戦いやすくなった。ソビエト側は最新型の武装を追い求めず、既存の設計を発展させるという決断をした。この事によって、ソビエトは性能の差が問題にならなくなる程の、大多数の戦車を製造する事が出来た。1944年5月、ドイツ国防軍は東部戦線で304輌のパンターを持っていただけであったのに対し、ソビエトは月産1,200輌というスピードでT-34-85の数を増やしていったのである。

 

実車解説動画
「Inside the Chieftain's Hatch. T-34-85 Part 1 [World of Tanks] 」
公式による史実とWoT内の比較
「戦車研究」

情報提供

愚痴や日記など生産性のない話題外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。
アーカイブ1

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 ソ57mm/英6ポンド口径並みの高速で、APCR使用時は秒速1,000mを超える。