M4A3E2 Sherman Jumbo

Last-modified: 2020-08-28 (金) 22:39:36

Tier 6 アメリカ 中戦車 / 略称:M4A3E2 / 日本語表記: M4A3E2 シャーマンジャンボ

M4A3E2_stockHD.jpg
↑ M4A2E2T110 + 75 mm Gun M3
重戦車も真っ青の極厚装甲の砲塔だが、視界が短く旋回も遅い。
M4A3E2_improvedHD.jpg
↑ M4A2E2D51080 + 76 mm Gun M1A2
M4A3E8 Furyとほぼ同一の砲塔に換装した状態。
視界や砲塔旋回が改善し76 mm Gun M1A2を搭載可能になった。が、装甲厚が元のShermanになってしまう。
v0.9.19より防楯の装甲が厚くなりそうとも限らなくなった。

v0.9.7まで

shot_017.jpg
shot_031.jpg
SDモデル時代は通常のシャーマン砲塔に、初期砲塔の極厚の防盾が取り付けられていた。

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値810⇒850
車体装甲厚(mm)102/76/38
最高速度(前/後)(km/h)35/15
重量(初期/最終)(t)33.80/33.42
実用出力重量比(hp/t)15.56
本体価格(Cr)975,000
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
75 mm Gun M315.79AP
APCR
HE
92
127
38
110
110
175
1,7370.462.1619
820
619
15556
2,800
56
1,437-10°/+25°
105 mm M47.5HE
HEAT
53
102
410
350
2,625
(HEAT)
0.552.3472
381
105166
4,000
2,600
76 mm Gun M1A114.29AP
APCR
HE
128
177
38
115
115
185
1,6430.432.3792
990
792
12596
2,800
68
1,567
76 mm Gun M1A218.18AP
APCR
HE
128
177
38
115
115
185
2,0910.42.3792
990
792
10496
2,800
68
1,590
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
M4A2E2T110152/152/152323305,400
M4A2E2D5108064/64/64393704,800
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Wright Continental R-975C140020516
Wright Continental R-975C446020550
Ford GAA52020569
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
VVSST48E234308,300
VVSST51E238.5328,300
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SCR 508395100
SCR 506615110
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置Class2改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時11.51%2.53%
移動時8.66%1.91%
 

開発ツリー

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75 mm Gun M3
(初期/30,000)

105 mm M4
(1,500/40,300)
M4A2E2T110
(初期/14,120)

76 mm Gun M1A1
(4,600/50,330)
M4A2E2D51080
(5,180/17,000)
76 mm Gun M1A2
(5,800/62,000)
SCR 508
(初期/21,600)
SCR 506
(5,600/33,600)
Wright Continental R-975C1
(初期/11,000)
Wright Continental R-975C4
(1,500/13,900)
Ford GAA
(11,000/36,000)
VVSST48E2
(初期/96,30)
VVSST51E2
(5,265/16,350)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.8HDモデル化
v0.9.19防楯の強化(改良砲塔)
v1.5.1105 mm M4 gunのHEAT弾の貫通力を101.6mmから102mmに変更*1
v1.9.075 mm Gun M3の総弾数を104発から155発に変更
76 mm Gun M1A1の総弾数を104発から125発に変更
105 mm M4の総弾数を70発から105発に変更
修理費用を11%ダウン
収益性を2%ダウン
M4A2E2T110砲塔時のHPを730から810に変更
M4A2E2D51080砲塔時のHPを760から850に変更
コレクション車輌に移行

解説

  • 概要
    v0.6.7で追加されたTier6のアメリカ中戦車コレクション車輌)。
    ゼネラルモータース社傘下のグランド・ブランク工廠で量産されたM4A3の装甲強化型である。通称「Sherman Jumbo(シャーマン・ジャンボ)
     
  • 火力
    砲はM4A1 Shermanのものに加え、76mm M1A2が搭載できる。
    俯角が前級やM4A3E8より2°減って-10°だが、引き続きハルダウンの適性は高い。
    移動・車体旋回時の照準拡散がM4A1から据え置きで同格のM4A3E8より悪く、Cromwellらと並ぶ最下位グループ(ただしこちらは砲垂直安定装置を搭載できる分優れる)。砲塔旋回時はM4A3E8と同じで後期砲塔なら優秀、初期砲塔のままだと底辺グループ。
    • 76 mm Gun M1A2
      このTierの中戦車としてはそこそこの単発火力とやや高めのDPMを備えた76mm戦車砲。
      弾速が若干遅く、改善されたとはいえ照準性能も高いとは言えないため、あまり遠距離の狙撃には向かない。
      発射速度こそM4A1 Shermanの76mm砲から大きく向上したものの、火力や貫通力は全く向上していない。
      Tierも上がり敵の装甲も強化されているため、格上を相手にする場合は側背面や弱点を狙うなどの工夫も必要になってくるだろう。
      また、必要な上位砲塔(M4A3E8と同じもの)は旋回が速くなり、砲塔旋回時の照準拡散が少なくなり、視界も広がるものの、防楯以外の装甲が並以下になってしまうのも難点。
       
    • 105 mm M4
      M4A1で効果的だった榴弾砲105 mm M4は引き続き有効だが、Tierが上がった分通用する相手は減っており、顕著な例では適切な角度で昼飯体勢をとっている初期砲塔の本車をHEATでもどこも貫通できない。こちらは圧倒的な防御力を誇る初期砲塔にそのまま搭載できる。
      使用には履帯の研究を進める必要があるため、しばらくの間は75 mm Gun M3か76 mm Gun M1A1を使うことになる。
      研究が終わり積載量が増えれば、M4A3E8と同様に砲垂直安定装置も装備できる。
      なお、改良砲塔に搭載した場合は、砲塔旋回時の照準拡散が少なくなる。
       
  • 装甲
    装甲強化型の名の通り、このTierにしては驚異的な車体装甲厚(傾斜角42度101mmで145mm厚相当)を誇る。
    同格の中戦車の砲はもとより、昼飯の角度をとれば同格重戦車の砲すら結構な割合で弾き得る。
    車体側面も76mmとやはり厚いため、角度はやや深めに取ることも可能。(正面は昼飯30度で166mm、40度で187mmとなる計算。30度程度の昼飯をとれば正面・側面ともに160mmクラスの実装甲厚で、側面を隠せない場所でも安定した防御力を発揮する。)
    ただしソ連やイギリスの貫通175mm砲や同格の一部TDには正面を抜かれる。格上と同様に注意しよう。
    ちなみに車体機銃口は正面装甲の一枚板として処理されているので弱点ではない。
     
    • M4A2E2T110 (初期砲塔)
      全周152mmの重装甲が施されており、車体を完全に隠せる稜線や岩を見つけて居座れば無類の硬さを誇る。105mm砲を使うならM4A2E2D51080に換装しないほうが有効かもしれない。
      防楯の外縁部4割ほどは152mm+177mmの二重装甲となり、さらに強固。
      とはいえさすがに天板は薄いため自走砲に狙われると脆い。あまり過信して腰を落ち着けすぎないように。
      ちなみに一見弱点と思われがちなキューポラだが45度傾斜角の152mm装甲であるためど真ん中に当たってさえ210mm相当と異常に分厚く、同格の砲では狙うだけ無駄である。
      初期砲塔装備の本車と戦うとき、正面に弱点らしい弱点が全くないので、貫通力150mmを超える課金弾で強引に貫通させるしかない。更に、ハルダウンしている場合は貫通力190mmはないと厳しい。自身の貫通力がこれに満たず、正面からしか攻撃できないときは、即時撤退して、高貫通または榴弾砲装備の味方の前に引きずり出すのが一番良い。
      画像による解説
      jumbo armor.PNG
      自身の76mm砲(貫通128mm)で昼飯した初期砲塔のシャーマンジャンボを狙う。
      履帯裏を隠されるだけでほとんど手も足も出なくなる。
      3DモデルはTanks.ggより
       
    • M4A2E2D51080 (改良砲塔)
      HD化に伴い防楯の装甲厚が減少したらしく、同格以上の砲撃を弾くことはあまり期待できない。もちろん、防楯以外は格下にもたやすく貫通されてしまう。
      v0.9.19にて再度防楯の厚さが強化(178mm厚)され、防楯部分についてはある程度信頼できる堅さとなった。
      旋回速度が初期砲塔より優れており、砲塔正面を素早く敵に向けられるという利点も大きい。
      防盾以外は薄いため、側背面から撃たれないように注意する必要がある。また、初期砲塔と異なり、ほっぺたとキューポラが顕著な弱点となっている。
      格下が相手でも中近距離でじっくり狙われると容易に正面から貫通されるため、攻撃後は速やかに身を隠した方が良いだろう。
       
  • 機動性
    最高速度は前進35km/h、後退15km/hしか出せず(どちらもTier6以降の中戦車では最低クラス)、機動力は中戦車としては低い。
    加速と旋回性はそれほど悪い値ではないため接近戦ではさほど困らないが、最高速度の低さは序盤の展開や劣勢時の撤退、待ち伏せへの対処など様々な場面で足を引っ張ってしまう。
    初期状態での余剰積載量はほとんどなく、拡張パーツも装備できないが、砲塔を換装すると大幅に軽くなるため重量に余裕ができる。105mm砲を使わないのなら履帯より砲塔の研究を優先するのも手だが、初期履帯は通常路面・軟路面での速度と旋回が非常に劣悪という弱点がある。
    最終エンジンはM4A3E8と共通であり、初期履帯でも搭載可能なため、そちらで開発済みであれば乗り出しが少し楽。
     
  • 総論
    機動力を投げ捨てて重装甲を手にした、中戦車としては異色の車両である。
    初期砲塔+105mm砲の場合、Tier6全車両中でもトップクラスの防御と引き換えに、出力重量比は15を下回る。
    改良砲塔+76mm砲なら少しは加速が良いが、重戦車並の最高速度35km/hは変わらないためやはり中戦車としては遅い。

史実

1944年初頭、歩兵の攻撃を支援するための重装甲が施された戦車の開発が開始された。
本来こうした任務には重戦車があたるが、アメリカ軍では当時性能的に満足のいく重戦車を保有していなかったうえ、開発中の新型重戦車(のちのM26パーシング)は1944年中旬のヨーロッパ上陸作戦に量産が間に合いそうになかったのである。
最終的には溶接車体に戦車向けに設計されたFord GAAエンジンを装備したM4A3をベースとして、重装甲を施したM4A3E2が限定制式化され、M26の量産に目途がついた1944年6月末までに254両が生産された。

 

M4A3E2はM4中戦車をベースとしているが、各部の装甲が大幅に増厚されていた。
車体前面・側面には増加装甲版が溶接されるとともに、砲塔は76.2mm用砲塔をベースとして大幅に装甲厚を増したものが搭載された。この結果本車は車体前面で100㎜、砲塔前面で177㎜という極めて強力な防御力を得ることになった。その結果エンジンが同一であるにもかかわらず大幅に重量が増加し機動性は低下したが、履帯の幅を広げるアタッチメントを装着して機動性の低下をある程度防いでいた。
一方で、武装は歩兵支援用の75mm Gun M3が搭載されていた。

 

ヨーロッパへと送られ「ジャンボ」と呼ばれたM4A3E2は、おもに歩兵支援ではなく戦車や対戦車砲などの待ち伏せ対策で部隊の先頭を進むことが多かった。その重装甲は部隊において歓迎され、一部の車両は対戦車能力の強化のため、放棄されたM4中戦車から取り出した76mm Gun M1A1を現地改造で装備していた。

 

参考資料
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis
http://combat1.sakura.ne.jp/M4A3E2.htm

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

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※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 tanks.ggより。ゲーム内表記は101mmから102mm