Tier10 ソ連 自走砲 / 略称: Obj. 261 / 日本語表記: オブイェークト 261
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 510 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 75/50/30 |
最高速度(前/後)(km/h) | 50/12 |
重量(t) | 59.1 |
実用出力重量比(hp/t) | 17.77 |
主砲旋回速度(°/s) | 12 |
視界範囲(m) | 300 |
本体価格(Cr) | 6,100,000 |
修理費(Cr) | |
ロール | 自走砲 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 爆発範囲(m) | スタン時間(s) | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
180 mm B-1-P | 1.88 | HE HE AP | 45 56 334 | 800 1,000 520 | 9.5 5 - | 11.6~29 × × | 0.59 | 4.5 | 510 546 612 | 20 | 1,980 2,260 2,140 | 17,225 | -3°/+45° |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
M-50T | 1,050 | 15 | 700 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Object 261 | 62.2 | 20 | 22,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
10RK-26 | 720 | 160 |
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乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader | 5 | Loader |
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拡張パーツ
× | Class1 | × | Class1 | × | × | ||||||
× | × | Class1 | × | Heavy |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 6.16% | 0.7% |
移動時 | 3.08% | 0.35% |
派生車両
派生元 | 212A(SPG/273,000) |
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派生先 | なし |
射界
射界 | 左5°/右5° |
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開発ツリー
180 mm B-1-P (初期/235,000) | |
10RK-26 (初期/51,600) | |
M-50T (初期/132,000) | |
Object 261 (初期/36,000) |
車両に関する変更履歴
v0.6.4 | 新規実装 |
v0.8.6 | Tier10に変更 |
v0.9.7 | 視認範囲を390mから350mに変更 |
v0.9.18 | AP弾を削除 Object 261サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を33%減少 Object 261サスペンションの車体旋回速度を24から20に変更 180 mm B-1-Pの精度を0.66mから0.59mに変更 180 mm B-1-Pの砲旋回時の拡散を43%減少 180 mm B-1-Pの装填時間を35秒から32秒に変更 180 mm B-1-Pの照準時間を6.5秒から4.5秒に変更 180 mm B-1-Pの通常弾・課金弾の貫通を102mmから45mmに変更 180 mm B-1-Pの通常弾・課金弾のダメージを1,700から900に変更 180 mm B-1-Pにスタン効果を追加 視認範囲を350mから300mに変更 HDモデル化 |
v1.5.0 | 180 mm B-1-P砲の最小スタン時間を13.05秒から11.6秒に変更 総弾数を18から20に変更 |
v1.13.0 | 180 mm B-1-Pに戦術砲弾(AP)を追加 180 mm B-1-Pの代替砲弾(HE)の弾速を510m/sから546m/sに変更 180 mm B-1-Pの代替砲弾(HE)の貫通力を45mmから56mmに変更 180 mm B-1-Pの標準砲弾(HE)のダメージ値を900HPから800HPに変更 180 mm B-1-Pの代替砲弾(HE)のダメージ値を900HPから1,000HPに変更 180 mm B-1-Pの標準砲弾(HE)の爆発範囲を10mから9.5mに変更(記載なし) 180 mm B-1-Pの代替砲弾(HE)の爆発範囲を11mから5mに変更(記載なし) 180 mm B-1-Pの代替砲弾(HE)の弾薬費を7,200Crから2,260Crに変更(記載なし) |
解説 (v1.12.1以前)
- 火力
ソ連自走砲らしく、射界は左右5°とかなり狭い。- 180 mm B-1-P
艦砲を転用した180mm榴弾砲。
通常弾・課金弾ともに単発火力は900と212Aまでの203 mm B-4から劣化しているが、精度・発射速度が大幅に向上している。
特に精度は全自走砲中最高であり、主砲・車体旋回時の照準拡散も自走砲としてはかなり控え目になっている。
総弾数が20発と火力の割にかなり少なく、長期戦になると弾切れも有り得るだろう。
加えて、ゲーム内の自走砲で群を抜いて弾道が低く、少しの起伏でも射線が遮られやすい。
- 180 mm B-1-P
- 装甲
IS-7を前後逆にした車体を使用しているものの、大半が減厚されており、基本的にHEを非貫通で防ぐ程度にしか役に立たない。
戦闘室は50mmと薄く、傾斜部分でも70mm程度しかない。
車体正面上部は75mm+傾斜55°前後=130~140mm相当であり、ここに限ってIS-7の車体後部よりやや増厚されている。
側面は前方が50mm、戦闘室直下が30mm程度とHEにも貫通される薄さとなっている。
本車の駐鋤は大型かつ複雑な形状をしており、車体からかなり離れて装備されている。
その為、本装甲はせいぜい20~30mmしかないにも関わらず、駐鋤と重なった部位はHEを非貫通にして、さらに非貫通時のダメージを軽減する。
あくまで気休め程度の防御力だが、緊急時に運良く生き残れる事もあるだろう。
- 機動性
最高速度は50km/h、出力重量比17.77と良好な機動性を有する。
平地であれば40km/h超で走行可能であり、旋回性能も自走砲としては悪くない。
弾道の低さをこの足回りで補っていこう。
- 総論
高精度と良好な機動性を有する低弾道自走砲である。
他国の自走砲に比べると、定番位置から撃っていれば勝てるという車両ではなく、距離を見極めた陣地転換に加え、その低い弾道を補うためにリスクの高いポジション取りも必要になる。要求されるプレイヤースキルは非常に高い。加えて、その低い弾道故にマップの得手不得手が他国自走砲以上にはっきりしている。
その点を理解して性能を出し切ることが出来れば強力な自走砲であり、Tier10に相応しい乗り甲斐のある車両といえるだろう。
史実
Object261は、IS-7の車体を利用して開発が行われた重自走砲である。
本車はIS-7の車体を前後逆にし、後方の半密閉式戦闘室に152mm BR-2を大幅に改良した152mm砲M-31を搭載していた。
本車に搭載予定だった152mm砲M-31は完成し、試験を通過したものの、ベースであるIS-7が機械的トラブルなどのため制式採用されず、本車の計画も中止された。
また、本ゲームにおいてこの車両に搭載されている砲、180 mm B-1-Pの元ネタはマクシム・ゴーリキー級巡洋艦等の主砲である「B-1-P Pattern 1932年型 18cm(57口径)速射砲」だと思われ、重量97.5 kgの砲弾を仰角45度で37,800mまで届かせることが出来た。この海軍の艦砲はその後、列車砲にも転用され「TM-1-180 180mm列車砲」として、レニングラード攻防戦にも参加した。
余談だが、HD化以前の本車の主砲の形状は「S-23 180mmカノン砲」の主砲によく似ていたが、HD化後は180mm列車砲の形状に近くなった。
参考資料
http://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%9E%D0%B1%D1%8A%D0%B5%D0%BA%D1%82_261
http://alternathistory.org.ua/samokhodnaya-artilleriiskaya-ustanovka-povyshennoi-moshchnosti-obekt-261-sssr
(いずれもロシア語)
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