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212A

Last-modified: 2019-09-13 (金) 11:48:30

Tier9 ソ連 自走砲 Edit

shot_012_no_caln_mark.jpg
↑ 152 mm BR-2
初期状態。最初から203 mm B-4を搭載可能なのでほとんど見かけることは無い。

shot_013_no_clan_mark.jpg
↑ 203 mm B-4
最終状態。

v0.9.10まで

スペック(v1.5.0) Edit

車体

耐久値460
車体装甲厚(mm)60/60/60
最高速度(前/後)(km/h)35/10
重量(初期/最終)(t)54.86/54.49
実用出力重量比(hp/t)15.6
主砲旋回速度(°/s)12
視界範囲(m)270
本体価格(Cr)3,700,000
修理費(Cr)
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力爆発範囲(m)スタン時間(s)精度(m)照準時間(s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
152 mm BR-22.4HE
HE
38
38
700
700
7.6
8.6
11.5~230.654.5471,120
5,200
5,720-1.2°/+45°
203 mm B-41.54HE
HE
52
52
1,050
1,050
10.9
12.4
12.6~280.755.2401,910
8,000
5,200
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
M-17F70020610
V-2K forced85012750
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
212A55.51615,000
212A enhanced57.51815,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
10R360100
12RT625110
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader6Loader
 

拡張パーツ

Vertical Stabilizer×Improved VentilationClass3"Cyclone" FilterFill Tanks with CO2RammerLarge Artillery
Spall LinerHeavy"Wet" Ammo RackClass2Additional Grousers×Enhanced SuspensionTorsion Bars 5+ t Class
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時3.48%0.3%
移動時1.71%0.15%
 

派生車両

派生元SU-14-2(SPG/217,500)
派生先Object 261(SPG/273,000)
 

射界

射界左4°/右4°
 

開発ツリー

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車両に関する変更履歴

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解説 Edit

  • 概要
    Tier9のソ連自走砲
    v0.8.6でTier7から9に引き上げられた。
    v0.9.18の自走砲改変に伴い性能が変更された。
     
    通称「ミニバス」。
    武装はSU-14-2から変化しないがどちらの砲も性能が少しずつ改善されており、バランス型寄りの自走砲となっている。ただ狭い射界は変わっていないため注意。
     
  • 火力
    これまでの欠点であった装填速度、精度が改善し、総合的な火力はTier9自走砲の中でも高い部類に入る。しかし単発火力は据え置きであり、射界の狭さという欠点もそのままである。
    • 152 mm BR-2
      前身から引き続き使用できる152mm砲。
      性能向上は装填速度のアップが殆どで、精度はほぼ向上しておらず頭打ちである。
      流石にこのTierになると威力不足が目立つが、20秒を切る装填速度*1は圧巻でスタンをほぼ切らせずに追い打ちすることも可能である。
    • 203 mm B-4
      こちらも引継ぎの203mm砲。重量はこちらの方が軽い為、初期状態から載せることが可能。
      装填速度と精度が向上し、広い爆発範囲もあってコンスタントにダメージを取っていくことができる。
      同じく200mm超の砲を装備するアメリカやドイツと比べると、射界の狭さと引き換えに装填時間が3秒近く早くなっており、単純な時間当たりの投射火力ではトップである。
      改善した機動力を活かして射点を確保し、敵の進路を読んで予め照準を絞っておくことで射界の狭さをカバーしよう。
      ちなみに総弾数は前身の2倍以上に増えており、景気良く撃っても弾切れの心配はほぼ無い。
       
  • 装甲
    垂直ではあるが全周60mmあり、榴弾の貫通はある程度防ぐことが出来るが、基本的にアテに出来ない物と考えておこう。
     
  • 機動性
    足回りに関してはSU-14-2に比べて大きく改善され、大胆な陣地転換も可能なほど引き上げられている。
    履帯とエンジンの開発が完了すれば平地での前進速度が35km/h程度まで出る上に登坂力も上がる為、移動に関してストレスを感じる事は少なくなったと言える。
    一方で車体の旋回速度には然程変化が無い為、急な旋回行動は依然として苦手なままである。射撃ポジションの変更の際には早めの判断をしていきたい。
     
  • 総論
    射界の狭さは相変わらずだが、必要十分な火力と機動力の改善でかなり扱いやすい車両となっている。
    単発威力は据え置きで他国に追いつかれはしたものの、一発の重さがそれほど重要では無くなった現在、射撃速度に優れる本車はスタンによる前線支援や障害物に隠れた車両の炙り出しなど様々な場所で威力を発揮する。
    もちろん火力もv0.9.18で低下したとは言え、300~400程度のダメージを与えられるので十分なダメージソースとなれる。
    これまでに培った相手の進路予測を活用し、機動力によって幅広い射点確保を行うことで活躍の場を広げられるだろう。
     
    なお、乗員が今までの自走砲に比べ砲手が1名減り、代わりに無線手が搭乗している。SU-26以来の無線手で、そのままフリー訓練で乗せかえると無線範囲がかなりダウンする、とは言え味方の無線機の性能も良くなっているためそこまで困ることは無い。
    ただし、車長に無線手スキルをつけていたり、戦友を取得していた場合無効になってしまう点には注意。
     

史実 Edit

1930年代前半に開発されたT-28やT-35といった多砲塔戦車は、武装こそ豊富だったものの装甲が最大30mm程度と(当時としては厚い方ではあったが)薄かった。
1936年に勃発したスペイン内戦において、ソ連軍が投入したT-26BT-5がフランス軍の対戦車砲や野砲によって容易に撃破されるとの情報が入ると、それらの軽戦車をやや上回る程度の装甲しか持たない多砲塔戦車の防御力不足が懸念された。そのため軍首脳部は各種単砲塔戦車の改良・開発を進める一方、多砲塔戦車についても1937年に防御力を強化した新型戦車の開発を決定し、2つの工場に対して試作車の開発を指示した。開発コードネームは「SMK」と「T-100」であった。
当初はT-35と同様に計5つの銃砲塔が搭載される予定だったが、技術者の主張により銃塔を廃した3砲塔へと改められた。しかしそれでも最大60mmの装甲を提供しつつ機動力を確保するのは困難だったため、1938年にはともに2砲塔式に改められた。なおこの前後にスターリンは「君たちは戦車の上に百貨店を作るつもりなのかね」という有名な発言をしている。
2つの多砲塔重戦車のうちSMK重戦車は、当初はサスペンションに従来のリーフスプリングを採用していたが、後により新しいトーションバー式に変更された。武装は45mm20kを搭載する砲塔が前に、76mm L-11を搭載する砲塔が後方上部に配置されて、装甲は最大60mmを確保していた。エンジンは航空機用エンジンをベースに出力850馬力を有していたが、重量は55tに達した。

 

このSMK重戦車をベースにした自走砲がObject212である。本車はSMKのエンジンを車体中央に移動し、後部に密閉式戦闘室を設けて152mm BR-2や203mm B-4を搭載するもので、直接支援射撃を想定して装甲は戦車型とほぼ同じだった。コンセプトとしてはKV-2と同様である。

 

しかし1939年秋からの試験で、SMKは大重量による機動性の低さと多砲塔間の指揮連携の難しさをT-100ともども露呈し、さらに同年末に勃発した冬戦争に投入されたがフィンランド軍により行動不能に追い込まれ、1940年の戦闘終了後に回収されたものの、大重量のため切断して後方に輸送せざるを得なかった。一方SMKを開発していたコーチン技師はSMKを小型化した単砲塔重戦車を別に開発しており、これが良好な試験結果だったためKV-1重戦車として採用されていた。
そのためSMKは再び組み立てられることなくスクラップにされ、Object 212は設計図を出ることはなかった。

 

参考資料
『ソビエト・ロシア戦闘車両大系(上)』古是三春 グランドパワー2003年10月号別冊
『KV1&KV-2重戦車 1939-1945』スティーヴン・ザロガ、ジム・キニア 大日本絵画
http://combat1.sakura.ne.jp/SMK.htm

情報提供 Edit

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アーカイブ1

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*1 装填棒、換気扇、戦友、戦闘糧食で19.78秒