T-103

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier8 ソ連 駆逐戦車 (課金戦車)

T-103.jpg
SU-100Yと同じくT-100重戦車の車体をベースにしている。

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,250
車体装甲厚(mm)100/100/60
最高速度(前/後)(km/h)40/12
重量(t)63
実用出力重量比(hp/t)14.29
本体価格6,400G相当
修理費(Cr)
超信地旋回
ロール狙撃型駆逐戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
130 mm B-135.36AP
AP
HE
258
307
65
440
440
580
2,3570.362.3870
870
870
50910
4,800
410
5,290-8°/+30°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
T-103220/145/601538012,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
MN-1900151,300
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
T-103663015,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
10RKM730100
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class1装填棒Class1砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class1内張り装甲Heavy
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時4.45%0.72%
移動時2.68%0.43%
 

車両に関する変更履歴

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v1.4.1.2新規実装

解説(v1.4.1.2)

  • 概要
    v1.4.1.2で追加されたTier8のソ連課金駆逐戦車
    T-100重戦車に130 mm B-13艦砲を載せた計画案*1である。
    ソ連駆逐戦車としては初の全周旋回砲塔を持つ車輌である。
     
  • 火力
    俯角は-8°とそれなりの値で、仰角は+30°と十二分。ソ連車輌としては地形対応力が高いと言える。
    • 130 mm B-13
      Object 103の史実砲。SU-100Yのものと同一のはずだが、こちらの方が性能が高い。あちらとは異なり課金弾は貫通力を向上させたAPとなっている。
      単発火力やDPM、精度は同格駆逐戦車の中では平均的。貫通力は標準化の大きいAPであることを考えると十分な値となっている。ただし、弾速はその分やや遅め(870m/s)である。
       
  • 装甲
    HPは1,250と重戦車や重駆逐程高いわけでは無いが、普通の駆逐戦車に比べると高め。
    • 砲塔
      220mmの装甲に傾斜が加わり、概ね260mm程度と硬い。防盾は中央付近の厚い部分が260mm、外側の薄い部分が230mmとなっている。
      防盾脇の所は220mmがほぼ垂直なので、弱点と言う程の薄さでは無いが課金弾には貫通されうる。
      頭上の機銃塔は60mmと非常に薄い弱点。
    • 車体
      重厚そうな見た目をしているが、砲塔の硬さとは裏腹に頼りない。
      砲基部垂直部が100mm、機銃塔が60mm、傾斜の緩い車体上部が100mm、傾斜の鋭い車体上部と下部が45mmで、概ね100~130mm程度になっている。
      側面は全面100mmと正面と同等だが、丸くなった砲塔基部がどうしても垂直に晒されてしまうため、そこを狙われると格下にも容易に射抜かれてしまう。昼飯、豚飯のどちらもやりづらく、平地では装甲を生かしにくい。
       
  • 機動性
    最高速度や出力重量比は駆逐戦車として平均~やや下程度。
    車体の旋回速度もそれなりだが、全周砲塔を持つ駆逐戦車の例に漏れず、砲塔の旋回速度がかなり遅い点には要注意。
     
  • その他
    視認範囲は380mと駆逐戦車としてはまずまずの数値だが、肝心の隠蔽性能が非常に悪い。
    文字通り重戦車と同レベルの隠蔽しかなく、車輌自体も大柄である為、このTier帯ではいとも容易く発見されてしまうだろう。
     
  • 総論
    駆逐戦車ではあるが、全周旋回砲塔・それなりの装甲・低隠蔽を兼ね備えている為、性能的には重戦車に近い。
    ただし、車体装甲は頼りなく、昼飯、豚飯の適性が低い上、耐久値も重戦車には及ばないことから、重戦車とまったく同じ立ち回りをするには厳しい。
    所謂「一歩引いた場所」で戦ったり、時には駆逐戦車らしく後方で狙撃するなど、マップやマッチング、戦況をしっかり判断する必要があるだろう。
     

史実

T-103_history_1.jpg
T-103_history_2.jpg

Объект 103はT-100重戦車を基に設計された沿岸防衛用重戦車の計画である。
T-100の副砲塔を撤去し、回転砲塔に1935年型130mm B-13海軍砲と7,62mmDT機関銃3丁を装備し、敵のトーチカや船舶を砲撃するように企図された。
重量は58トン、乗員は8名。装甲はT-100重戦車と同じ60mm。
エンジンも計画ではT-100と同じGAM-34BT 4ストロークV型12気筒液冷ガソリン(850hp/1,850rpm)であり、舗装路では35.7km/hで走行する事ができた。
ゲームとかなり性能が異なるのは、計画段階で中止されたので基本仕様は単に「T-100に回転砲塔付きの130mm砲を搭載する」程度で、装甲などは詰められていなかった可能性もある。当然ながら正式採用されていないので「T-」は付かない。
なお、Object 103と言う名称だが、Objectの工場番号が振られる前のプロジェクトであり、担当はレニングラードのキーロフ第185工場(SU-5を作った所)で、Object 100系のウラル貨車工場とは関係が無い。

参考(Wikipedia)

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アーカイブ1
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*1 史実ではObject 103 重戦車とされるのが一般的だが、ゲーム内ではT30のように駆逐戦車となっている。