T30

Last-modified: 2024-04-16 (火) 23:47:53

Tier 9 アメリカ 駆逐戦車

T30_0-min.PNG
↑ T30D1 + 105 mm AT Gun T5E1
初期状態。史実的にはT29T34と同系統の重戦車だが、ゲーム内の区分では駆逐戦車に配されている。

T30_1-min.PNG
↑ T30D1 + 155 mm AT Gun T7
最終状態。T30の史実装備。
T95と共通の大口径砲であり、太い砲身が非常に頼もしい。

特別スタイル「Assault Kit(強襲キット)」

Assault_Kit.jpg

v0.9.12まで
T30HT.jpg

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,650
車体装甲厚(mm)102/76/51
最高速度(前/後)(km/h)35/10
重量(初期/最終)(t)63.39/64.34
実用出力重量比(hp/t)13.37
本体価格(Cr)3,550,000
修理費(Cr)15,815~
超信地旋回
ロール万能型駆逐戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
105 mm AT Gun T5E17.32AP
APCR
HE
198
245
53
320
320
420
2,3410.391.7945
1,181
945
631,000
4,800
680
2,400-10°/+15°
120 mm AT Gun T536.19AP
APCR
HE
248
297
60
400
400
515
2,4740.392.3945
1,181
945
341,060
4,800
900
2,790
155 mm AT Gun T72.86AP
APCR
HE
276
320
90
750
750
950
2,1430.372.9870
1,088
870
341,650
4,800
1,120
3,371
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
T30D1279/127/1021838014,200
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Continental AV-1790-380020569
Continental AV-1790-586020569
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
T80E3A64.052010,000
T84E3869.052210,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SCR 508395100
SCR 52874580
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader6Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class1装填棒Class1砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class1内張り装甲Heavy
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時9.18%1.24%
移動時5.53%0.75%
 

派生車両

派生元T28 Prototype(TD/145,000)
派生先T110E4(TD/211,000)
 

射界

射界全周
 

開発ツリー

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105 mm AT Gun T5E1
(初期/118,000)
120 mm AT Gun T53
(51,000/250,000)

155 mm AT Gun T7
(66,500/335,000)
T30D1
(初期/66,000)

T110E4
(211,000/6,100,000)
SCR 508
(初期/21,600)
SCR 528
(9,000/54,000)
Continental AV-1790-3
(初期/59,000)
Continental AV-1790-5
(32,000/100,000)
T80E3A
(初期/42,500)
T84E38
(22,500/60,000)
 

車両に関する変更履歴

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v0.7.2車両Tierを10から9に変更
車種を重戦車から駆逐戦車に変更
v0.9.8T80E3A suspension の旋回中の散布界を8%縮小
T84E38 suspension の旋回中の散布界を8%縮小
155 mm AT Gun T7 の散布界を0.39mから0.37mに変更
v0.9.13HDモデル化

解説

  • 概要
    Tier9のアメリカ駆逐戦車
    ドイツの新型戦車に対抗する為、T29と同時期に開発された試作重戦車である。
     
  • 火力
    俯角は-10°と優秀であり、脆い車体を隠す為に積極的にハルダウンしていこう。
    なお、背面では-5°~-6°までの俯角制限がある。
    • 105 mm AT Gun T5E1
      初期砲は使う事はまず有り得ない為、割愛したい。
       
    • 120 mm AT Gun T53
      T28 Prototypeから引き継ぐことできる120mm砲。
      発射速度がさらに向上し、砲塔が全周回り俯角も取れるようになった為、使い勝手が良くなっている。
      貫通力は据え置きだが、弱点を撃てばある程度は戦っていけるだろう。
      初期履帯でも搭載可能だが、拡張パーツのほとんどが積めなくなってしまう。改良履帯よりも155 mm AT Gun T7の開発を優先する場合、改良型装甲材の購入を検討してもよい。
       
    • 155 mm AT Gun T7
      T30の史実砲。
      T95の最終砲と互換性がある。搭載には改良履帯への換装が必須。
      単発火力は750と非常に高く、貫通力も良好。なお課金弾は大口径砲としてはかなり珍しくAPCRとなっており、HEATと比べて傾斜や空間装甲に強い。
      意外な事に精度は120 mm AT Gun T53からやや向上しており、照準時間は遅めだが、絞ればしっかりと当てていけるだろう。
      しかし、砲塔を持つ代償としてT95よりも発射速度が遅く、特にDPMはTier9駆逐戦車ワーストとなっている。
      1発外しただけでも致命的な隙となる為、正確に狙うのはもちろん、射撃タイミングも吟味しなければならない。
       
  • 装甲
    アメリカ重戦車のTシリーズと同様に、厚い砲塔正面装甲と比較的薄い車体装甲が特徴となる。
    Tier9となって周りの車両の砲の貫通力も上昇しており、同じ装甲でもT29T34よりも砲塔を抜かれやすくなっている。事実、自身の155 mm AT Gun T7なら通常弾で自分の砲塔の正面装甲を貫通可能である。
    しかし依然として硬いことには変わりないので、ハルダウンできるポイントをしっかりと押さえて運用したい。
    耐久力はT29に似て少なめ。砲が強力な為にヘイトが高いので、くれぐれも車体を長時間晒すことのないように。
     
  • 機動性
    前身のT28 Prototypeより出力重量比、最高速度の両方が改善され、重戦車に遅れずついていけるようになった。前線に到着したらすでに突破済みだったor味方が全滅していたということはないだろう。
     
  • その他
    静止時隠蔽はE 50と同程度であり、重戦車並ではないにせよ駆逐戦車としては低い。
    視認範囲は駆逐戦車としては平均以上。しかし、T28 Prototypeから値は変わっておらず、低下した隠蔽性を考えるとやや物足りない。
     
  • 総論
    鈍い機動性という弱点こそあるが、Tier9において155mm砲を全周旋回砲塔に乗せて運用できる点は非常に大きい。また厚めの砲塔装甲によって、ある程度能動的に攻撃ができる点も強みだ。俯角も大きく取れるため、射撃機会を取りにくい他の駆逐戦車とは一線を画している。
    一方装填が非常に長いため、十分な援護がない限り近接戦は危険である。ハルダウンはむろん有効ではあるが、Tier7のT29のような信頼性は無く、慢心しているとすぐに低いHPが削られてしまう。
    幸い精度はまずまず良好なので、基本的には距離を取って援護射撃すべきだ。中盤以降に重戦車が不足してきたら、前に出て前線の補完をすると良いだろう。

    一見重戦車と駆逐戦車の良いとこどりをしたような車輌に見えるかもしれないが、DPM、HP、隠蔽性、機動力では劣っているため、本車輌一両で前線を動かすことはできない。あくまでも味方との協力は必須である。

     

史実

T30_Heavy_Tank2.jpg

 

T30はT29重戦車と同時期に設計された。先行試作車輌が1945年4月に開発開始され、1947年に完成した。155mm砲T7は分離装薬と弾頭からなる弾薬を発砲した。装填棒が動力化された機力装填装置によって装填手の負担が軽減された。また砲弾の搭載には動力のついたホイストが用いられた。

T30E1と呼称された型の車輛は、追加ハッチを砲塔後面に備え、砲弾の薬莢を排出した。ほか、別の型式であるT30E2が存在する。T30の砲弾は43kgの重量があり、分離装薬は18kgに達した。弾薬は双方を合計して61kgの重量があり、これは人力での装填を難しいものとした。戦後の時期の型式ではT58と呼称され、伝統的な砲塔を外し、機力装填装置を装備した揺動式砲塔(砲耳(砲を旋回させる回転軸)や防楯を持たず、砲塔自体が上下へ可動して操砲する)へと換装した。

12輌が生産され、現在、残存車輛がケンタッキー州のフォート・ノックスに所在するマーシャル・ホール前に展示されている。

情報提供

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