Tier 7 アメリカ 軽戦車
↑ T71 DA + 76 mm Gun M1A2L
初期状態。
↑ T71 DA + 76 mm Gun T185E
最終状態。
HD化により車体がソ連重戦車のような楔形へと変化し、操縦席が中央へと移動した。
キャデラック社の車体設計図とデトロイト社の砲塔の混成状態から、デトロイト社の木製モックアップのみでモデル化された状態になった。
キャデラック社の設計案はT71 CMCDにあたる。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 840 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 25/22/19 |
最高速度(前/後)(km/h) | 64/23 |
重量(初期/最終)(t) | 17.91/16.96 |
実用出力重量比(hp/t) | 24.76 |
本体価格(Cr) | 1,400,000 |
修理費(Cr) | 約6,900 |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 万能型軽戦車 |
武装
名称 | 連射間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
76 mm Gun M1A2L | 2 | 12 | AP APCR HE | 130 177 38 | 115 115 185 | 690 | 0.4 | 2.1 | 792 990 792 | 6/60 | 96 2,800 68 | 1,590 | -7°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
76 mm Gun T185E | 2 | 20 | APCR HEAT HE | 145 210 38 | 150 150 185 | 900 | 0.39 | 2.1 | 1,219 975 975 | 6/60 | 270 5,600 250 | 646 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
T71 DA | 22/22/22 | 42 | 390 | 3,000 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Continental AOI-628-1 | 350 | 20 | 498 |
---|---|---|---|
Continental AOI-628-2 | 420 | 20 | 498 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
T71 DA | 18 | 54 | 4,500 |
---|---|---|---|
T71 DA improved | 20 | 56 | 4,500 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
AN/GRC-3 | 410 | 120 |
---|---|---|
AN/GRC-7 | 745 | 120 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator/Loader) | 2 | Gunner(Loader) | 3 | Driver |
---|
拡張パーツ
Class3 | × | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Light |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 14.08% | 3.29% |
移動時 | 14.08% | 3.29% |
開発ツリー
76 mm Gun M1A2L (初期/61,500) | ━ | 76 mm Gun T185E (11,200/72,800) |
T71 DA (初期/17,400) | ||
AN/GRC-3 (初期/21,600) | ━ | AN/GRC-7 (9,000/54,000) |
Continental AOI-628-1 (初期/14,000) | ━ | Continental AOI-628-2 (10,000/34,000) |
T71 DA (初期/15,000) | ━ | T71 DA improved (8,300/18,000) |
車両に関する変更履歴
v0.8.2 | 新規実装 |
v0.9.6 | 初期履帯の移動中/車体旋回中のレティクル分散を 23% 減少 改良履帯の移動中/車体旋回中のレティクル分散を 25% 減少 |
v0.9.10 | HD化 |
v0.9.18 | 76 mm Gun M1A2L、76 mm Gun T185Eを追加 76 mm Gun M1A2、76 mm Gun T185を削除 車両の開発経験値を60,000から62,400に変更 視認範囲を400mから390mに変更 最高速度を64.4km/hから64km/hに変更 Continental AOI-628-1エンジンのモジュールTierを5から6に変更 Continental AOI-628-2エンジンの引火確率を15%から20%に変更 Continental AOI-628-1エンジンの馬力を340h.p.から350h.p.に変更 Continental AOI-628-2エンジンの馬力を400h.p.から420h.p.に変更 |
v0.9.20.1 | 名称をT71からT71 DAに変更 開発元・開発先車両の変更 |
v0.9.20.1.2 | 開発先車両にM41 Walker Bulldogを追加 |
v0.9.21 | 開発先車両からM41 Walker Bulldogを削除 |
v1.9.0 | コレクション車輌に移行 |
解説
- 火力
T71 CMCDと同じラインナップであるが、こちらは自動装填方式となっているのが特徴。
なお、どちらの主砲も移動時・車体旋回時の照準拡散が大きいという欠点がある。大きいと言っても並の中戦車程度なので近距離ではあまり気にするほどではないが、中~遠距離の行進間射撃は命中が期待しづらい。
ちなみに初期砲の方が重量が重いので、砲を換装することで積載量に1トン近い余裕が生まれる。- 76 mm Gun M1A2L
1セット6発の76mm自動装填砲。
単発火力・貫通力が低く、弾倉合計攻撃力も690と後述のT185Eには劣っている。
ただし弾倉交換時間が12秒と短いので扱いやすく、T185Eに比べて臨機応変に戦える。 - 76 mm Gun T185E
同じく1セット6発の76mm自動装填砲。
M1A2Lと比べて通常弾がAPCRとなり、単発火力150・貫通力145mmへと向上する。
単発火力の強化に伴って弾倉交換時間は長くなるものの、900ダメージ分の交換時間としては比較的短めであり、自動装填砲の中では使い勝手はかなり良い。
また、通常弾のAPCRは弾速がM1A2LのAPの約1.54倍、APCRと比べても約1.23倍と圧倒的に速くなるため、偏差射撃や弱点狙撃が一気にやりやすくなる。
金弾のHEATは大幅に貫通力が上がるが、空間装甲・傾斜装甲に弱く、しかもダメージの割に異常に高額という難点もある。
とはいえ通常弾の貫通力は同格以上の重装甲を抜くにはこころもとないため、1~2セット分*1は赤字覚悟で持ち込んでおきたい。
機動性を活かした側面攻撃などでもある程度は対応可能なので、実際に使用する数はそう多くない。
- 76 mm Gun M1A2L
- 装甲
車体上面及び砲塔はかなり角度が付けられているが、元々の装甲厚が薄すぎるため砲弾を弾くことはないと思ったほうが良い。最終状態のHPが同格LTの中で低いというのも相まって、停止した状態で発見されるとすぐに撃破されてしまう。
HD化によりエンジン位置が車体後方へと変化した事で、前面からエンジンを撃たれることは無くなったが、逆に逃走中の側背面から撃ち抜かれる可能性が大きくなっている。
また、巨大な副砲塔の弊害か、隠蔽率は軽戦車としてみるとかなり悪い(M41 Walker BulldogやVK 28.01と同レベル)。
見つかり難く、逃げ易い位置取りを心がけることで生存率を向上させよう。
距離によっては茂みに隠れても相手の置き偵に発見される場合が少なくないため、「一度茂みに入る→即座に退却して、稜線などで完全に隠れる→六感が点灯しなければ戻って茂みを利用」など手間を惜しまず安全を確保しよう。
車体自体は小柄なので、使える茂みや遮蔽物は多い。
- 機動性
機動性は良好。高い視認距離も相まってスカウトとしての能力は非常に高い。
改良エンジンであれば平地で最高速度を難なく出すことが出来る。
また、旋回性も高く超信地旋回が可能であるため小回りが利く。
数字に表れない特徴としては非常に滑りやすい点が挙げられる。ハンドブレーキを使ってスピンターンをすると面白いぐらい滑って旋回する他、崖や茂みのギリギリで止まろうとしてオーバーランするなどの事故が起こりやすい。
なお、これでもv0.9.14からの新物理演算により、カーブ時の意図せぬ横滑りは改善されて一時より操縦しやすくなっている。
- 総論
本車両は自動装填装置搭載車両の中でもバランスの良い攻撃能力を持っており、特性を学べば強力なアタッカーとなれる。
高い機動性と広い視認範囲による優秀なスポッターとしても活躍でき、この特性は、特に敵味方の数が少なくなった終盤戦において猛威を奮う。
反面、最低限まで削られた装甲とHPにより、一度発見されると簡単に撃破されてしまうため、うまく立ち回らなければその火力と機動性も生かすことはできないだろう。
v0.9.18のアップデートに伴い他国同格軽戦車の砲性能が軒並み低下する中、本車両は通常弾の貫通力低下のみにとどまった。
マッチング変更を加味しても正面から通常弾で貫通できない車両が増えているが、軽装甲の車両に対しては相対的に強力な車両になったといえる。
史実
第二次世界大戦終戦後、アメリカ軍では、技術者にM24チャーフィー軽戦車に似ていながらも、より強力な主砲を持つ軽戦車の開発を要求した。
そして1950年の初めに完成したのがM41ウォーカーブルドック軽戦車である。
しかし当時の戦術輸送機で運ぶには重過ぎて空挺部隊では使えないなど問題があった。
そこで1952年5月に軍は、20トンの重さで90mm砲を搭載した戦車を生産してほしいと開発を要求した。
この要求は、後に18トンの重さで76mm砲を搭載した戦車に変更され、翌年の夏、多くの試作車が披露され最も優れた3両だけ選ばれた。
その一つは、後にT92と命名された。
それ以外のキャデラック社とデトロイト社の試作車両は、お互いに非常に異なっており、搭乗数も違っていた。
キャデラック社の試作車の搭乗数は一般的な4人乗りであった。
一方デトロイト社の試作車は3人に減っており、半自動振動砲塔がある設計であった。
だが残念ながら資金の問題でこれらの車両は制作されず開発は1956年1月に終了した。
↑T92
↑T71
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