Tier 2 イギリス 駆逐戦車 / 略称:UC 2-pdr / 日本語表記:ユニバーサルキャリアー
↑ QF 2-pdr AT Gun Mk. IX
初期状態。輸送車に主砲と防楯を無理矢理ポン付けしただけのような見た目。
↑ QF 6-pdr 8 cwt AT Gun Mk. I
車体は小さいが、戦車砲の配置の問題で車高が高い。遮蔽物や身を潜める茂みを選ぶ時は慎重に行おう。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 240 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 10/7/7 |
最高速度(前/後)(km/h) | 48/8 |
重量(初期/最終)(t) | 4.5/4.84 |
実用出力重量比(hp/t) | 20.66 |
主砲旋回速度(°/s) | 26 |
視界範囲(m) | 300 |
本体価格(Cr) | 3,900 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
QF 2-pdr AT Gun Mk. IX | 26.09 | AP APCR HE | 64 121 23 | 45 45 60 | 1,174 | 0.38 | 1.7 | 792 990 792 | 225 | 25 1,200 15 | 130 | -5°/+15° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
QF 6-pdr 8 cwt AT Gun Mk. II | 19.35 | AP AP HE | 45 57 29 | 70 70 95 | 1,355 | 0.5 | 1.7 | 459 574 459 | 130 | 35 1,200 22 | 300 | |
QF 6-pdr 8 cwt AT Gun Mk. I | 19.35 | AP AP HE | 57 72 29 | 70 70 95 | 1,355 | 0.45 | 1.7 | 538 673 538 | 130 | 35 1,200 22 | 450 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Ford V8-221 | 85 | 20 | 238 |
---|---|---|---|
Ford V8-239 | 100 | 20 | 258 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Universal Carrier Mk. I | 4.5 | 36 | 1,500 |
---|---|---|---|
Universal Carrier Mk. II | 7.0 | 40 | 1,500 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
WS No. 11 | 350 | 40 |
---|
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
× | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 19.49% | 4.64% |
移動時 | 11.69% | 2.78% |
射界
射界 | 左22°/右22° |
---|
開発ツリー
QF 2-pdr AT Gun Mk. IX (初期/2,000) | ━ | QF 6-pdr 8 cwt AT Gun Mk. II (170/3,000) | ━ | QF 6-pdr 8 cwt AT Gun Mk. I (1,200/25,000) |
WS No. 11 (初期/600) | ||||
Ford V8-221 (初期/100) | ━ | Ford V8-239 (35/350) | ||
Universal Carrier Mk. I (初期/280) | ━ | Universal Carrier Mk. II (95/580) |
車両に関する変更履歴
v0.9.6 | 視認範囲を320m*1から300mに減少 |
v0.9.14 | 一部モジュールを削除 |
v0.9.19.1 | HDモデル化 |
v1.9.0 | QF 2-pdr AT Gun Mk. IXの総弾数を112発から225発に変更 QF 6-pdr 8 cwt AT Gun Mk. Iの総弾数を64発から130発に変更 QF 6-pdr 8 cwt AT Gun Mk. IIの総弾数を64発から130発に変更 修理費用を50%ダウン 収益性を22%ダウン HPを120から240に変更 コレクション車輌に移行 |
解説
- 概要
v0.8.4で追加されたTier2のイギリス駆逐戦車。(コレクション車輌)
Universal Carrier装軌輸送車をベースに開発された対戦車自走砲である。
元が輸送車ゆえに装甲は無に等しく、代わりに機動性が高い。
- 火力
T3 HMCやAT-1のような単発火力は無いが、連射力に優れた砲を持つ。
初期砲(QF 2-pdr AT Gun Mk. IX)と最終砲(QF 6-pdr 8 cwt AT Gun Mk. I)から選択できどちらも一長一短なので、好みに合った方を選ぼう。
いずれの砲も全てのTier2車両を正面から貫通可能であり、貫通力の不足はない。
射界は左右22°ずつと非常に快適である。
ただし、どの主砲でも俯角が-5°しか取れないので、地形に制限されやすいことに注意したい。- QF 2-pdr AT Gun Mk. IX
単発火力は低いが貫通力と精度が高く、手数で攻めたい人向け。
通常弾は勿論、課金弾の貫通力が121mmもあるので、重装甲な車両をも安定して貫通できる。
弾速も速めで偏差射撃もやりやすい。 - QF 6-pdr 8 cwt AT Gun Mk. II
中間砲。3種の砲の中で貫通力と精度が最も低く、採用する価値に乏しい。 - QF 6-pdr 8 cwt AT Gun Mk. I
初期主砲に比べて火力に優れ、貫通力と精度に劣る。初期砲とは違い、安全に連射できない状況でもダメージを稼ぎやすい。
課金弾がAPCRではなく強化APのため、貫通力の伸びは小さいが、このTierで貫通できない相手は少ない。APCRよりも距離減衰と傾斜に強いという利点もある。
弾速は初期砲から大きく劣り、偏差射撃は多少やり辛くなっている。とはいえマップの狭さを考慮するとそれほど苦にはならない。
Medium IIの最終砲(QF 6-pdr 8 cwt Mk. I)と単発火力・貫通力は同じであるが、発射速度・精度・照準時間に優れている。
両者に互換性はないため、向こうで開発してあっても別途開発が必要である。
- QF 2-pdr AT Gun Mk. IX
- 装甲
元がアレなのでとにかく紙装甲。機関砲や榴弾すら全く防げない。
カタログスペックの正面装甲10mmは車体正面上部の垂直部分のみで、車体下部は7mm、車体中部と防盾はわずか5mmしかない。
75mm榴弾砲や機関砲の掃射をマトモに食らえば、もれなく致命傷となる。
少しでも危ないと思ったら積極的に居場所を変える慎重さを忘れずに。
基本は茂みに隠れつつの射撃を心がけ、クレジットに余裕があれば迷彩ネット、カモフラージュスキル、迷彩塗装を利用して少しでも見つからないようにしよう。
本車が火力を発揮するためには何発も連射しなければならず、装甲に頼れない以上見つからないことが非常に重要となる。
- 機動性
平地でも40km/h程度は出るので、開幕時や陣地転換には苦労しない機動力は確保されている。
ただ後進は前進に比べてかなり遅い。
履帯の旋回速度はTier2TDのうちでは最も高いので、後退の際はそのまま後進するより180度転回したほうが効率よく動ける事もある。
機動力があるとはいえ、接近戦が得意でないのは他のTDと同じ。
特にPz. I CやT2 Lightなどの快速の機関砲搭載車は天敵で、接近を許してしまうとあっさり撃破されてしまうことが多い。
また、車重が5t弱しかないため、軽く体当たりされただけでも撃破されやすい。
障害物も苦手で、接触すると大幅に減速してしまう。
なお初期の履帯は積載量ギリギリであり、そのままでは双眼鏡や迷彩ネットなどを搭載できない。幸い研究に必要な経験値は安いので、フリー経験値を使って履帯を換装しよう。
- その他
視認範囲はTier2駆逐戦車としてはトップタイの300m。
隠蔽性も駆逐戦車らしく高いので、双眼鏡や迷彩ネット、茂み、搭乗員スキルのカモフラージュを組み合わせれば、自分は見つからずに、遠距離から一方的に撃つことも不可能ではない。
自身も偵察役として前進し視界を提供することもできなくはないが、装甲の無さを理解した上で、なるべく見つからないよう慎重に行動しよう。
- 総論
他の駆逐戦車に比べて火力・装甲面で劣っているが、機動力や視界など他の性能はまずまずである。
また左右の射界が広いという点も特筆に価する。
ただし例えTier1が相手でも、正面から撃ち合えばあっという間に耐久値を削られてしまう。茂みや双眼鏡、味方の視界を利用して見つからずに撃てるのが理想。しかしこのTier帯では狭いマップが多く、必然的に近距離での撃ち合いを強いられることも多いため、本車両のような無砲塔で紙装甲の戦車には厳しいと言わざるを得ない。
少しでも活躍するためには機動性を活かし、敵の側背面を突ける立ち回りも考慮にいれた方がいいだろう。
史実
UniversalCarrier 2-pdrとはユニバーサリキャリア装軌式汎用輸送車に2ポンド砲を搭載した対戦車型である。
基となったユニバーサルキャリア装軌式汎用輸送車は第二次世界大戦中、人員や物資の輸送、機関銃の搭載車輌として、連合国軍により多用され、歩兵支援用の共通車台として、ヴィッカース機関銃、ブレン軽機関銃、ボーイズ対戦車ライフル各搭載バージョンや、3インチ(76.2mm)迫撃砲とその射撃要員を搭載する自走迫撃砲、そして本車の2ポンド砲を搭載したバージョンがあった。
また、このゲームでの上位砲の6ポンド対戦車砲は搭載に無理があり搭載されず、6ポンド対戦車砲の牽引車として使用された。
分からない単語があれば用語・略語へ
情報提供
愚痴や日記など生産性のない話題は外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告は専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブ、スペック、解説に表記されています。
※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。