召喚

Last-modified: 2024-02-19 (月) 14:51:55
収録拡張コスト種別効果
プロモ5イベントコスト4以下のアクションカード1枚を獲得する。そのカードを脇に置く。
そうした場合、あなたは次のターンの開始時にそのカードを使用する。

概要

4コスト以下のアクションカードを獲得しつつ次ターンに即使用するイベント
獲得したアクションを1回多く使用できるようなものなので、5コスト帯に強力なカードがなければ積極的に狙っていきたい。
アクション権を消費せずに使用するので強力だが、カードの使用は強制のため、改築のような強制効果を持つカードを脇に置くときは注意。

利用法

  • 召喚によって使用したアクションはアクション権を消費しない。+アクションの付いたカードを召喚しておけば、たとえそれがキャントリップであっても2アクションを持った状態でターンを開始でき、事故防止になる。
  • 召喚して困るようなカードは手札を強制的に廃棄するカードの場合くらいで、それ以外のアクションであれば普通に購入するより召喚した方がいいだろう。
  • 初手5-2であればデッキ初巡であろうとアクションカードを使用できてしまうため、格差を生むことがある。

詳細なルール

  • 複数の種類をもつカードの場合、その中にアクションを含めばアクションカードとして扱う。
  • などの効果でカードのコストが下がっている場合、下がった後のコストを参照する。
  • ポーションをコストに含むカード(大学など)、負債をコストに含むカード(技術者など)は、どちらもコスト最大4(コイン)までのカードに含まれないため、獲得できない。
    • 召喚で獲得できるカードは、正確には「コスト最大4コイン0ポーション0負債までのアクションカード」とみなされるため。
  • 召喚を購入した後、次のターンが来るまでにゲームが終了した場合、脇に置いたカードはデッキに加える。
  • 召喚の効果で使用したアクションカードはアクション権を消費しない。
  • 召喚の効果でアクションを使用するのは「ターンの開始時」にあたる。「ターンの開始時」に発生するものは好きな順番で処理できる。
    • 召喚の効果でターンの開始時に呼び出せるリザーブカード(鼠取り案内人変容教師)を使用した場合、酒場マットに置かれたカードを(まだ「ターンの開始時」なので)すぐさま呼び出すことができる。
    • 召喚の効果でターンの開始時に雇人操舵手王子(購入時に要コストダウン)を使用した場合、「各ターンの開始時」の効果をすぐさま発揮する。
    • 「ターンの開始時」はアクションフェイズである。
      • 召喚の効果で脇に置き、次のターンの開始時に使用される(購入時に要コストダウン)は、必ず「アクション2回使用」の効果となる。
      • 召喚の効果で脇に置き、次のターンの開始時に使用される人狼(購入時に要コストダウン)は、必ず「+3ドロー」の効果となる。
  • 召喚の効果では、獲得したカードは獲得先(通常は捨て札置き場の一番上)を「訪問」しており、その後、召喚の効果でカードを脇に置く。これは「消息不明」ルールにとって問題となる。
  • 召喚の効果によって獲得したアクションカードが、望楼のリアクション等によって捨て札以外の場所に置かれた場合、そのカードは脇に置くことができず、次ターンに召喚の効果で使用されることもない。
    • 例外として、遊牧民の野営地を獲得した場合は、デッキの上から脇に置かれる。宿屋の場合、獲得した宿屋をデッキに加えず、宿屋が捨て札の一番上にあった場合のみ、脇に置かれる。
    • 死の荷車のような獲得時に他のカードを獲得するカードを召喚で獲得した場合、そのカードを脇に移動させようとしても別のカードで見失ってしまっているので脇に置くことができない。
      • たとえ付随するカードを望楼の効果で廃棄するなどして結果的に捨て札の一番上に見えるようにしても、脇に移動しない。

2019年のルール変更とエラッタにより、以下のような処理となる。

  • 召喚の効果では、獲得したカードは獲得先を「訪問」しており、その後、召喚の効果でカードを脇に置く。これは「移動阻止ルール」に抵触する場合がある。
    • 召喚の効果によって獲得したアクションカードが、望楼のリアクションなどによって既定獲得先以外の場所に移動した場合、獲得したカードは召喚の効果で脇に置くことができず、次ターンに召喚の効果で使用されることもない。
      (遊牧民の野営地のような既定獲得先が捨て札ではないカードの処理との違いに注意)
    • 一方で、召喚の効果によって獲得したアクションカードが、「(付随する獲得時効果の処理などにより)捨て札にはあるが、一番上に(公開情報として)見えていない」という状態となった場合、捨て札を全て見て、獲得したカードを召喚の効果で脇に置くことができ、次ターンに召喚の効果で使用される。
    • また、召喚の効果で獲得したカードが『一度既定獲得先以外の場所に移動し、その後既定獲得先へ戻ってきた場合』は、移動阻止ルールに抵触し、召喚の効果で脇に置くことができなくなる。
      • 例えば、以下のような組み合わせで上記の状況が発生するので、注意が必要。

        門番のアタック効果を受けており、追放マットに何も置かれていない場合…

        1. 召喚を購入した。
        2. 召喚の効果で実験Aを獲得した。
          1. ここで門番のアタック効果が発揮されると、実験Aは追放マットに移動する。(この時点で移動阻止ルールに抵触する)
          2. 実験Aの獲得自効果で実験Bを獲得する。
            1. 実験Bの獲得時に、追放マット上の実験Aを捨て札にすることができる。
        3. 召喚の効果で実験Aを脇に置こうとするが、(i)の時点で移動阻止ルールに抵触しているので、実験Aを脇に置くことに失敗する(以降の召喚の処理も失敗する)。

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