概要
アクション1種類の使用時効果に+1アクションを追加するイベント。
村などの元から使用時効果に+アクションがあるカードに+1アクショントークンを乗せるよりも、ターミナルアクションに乗せた方が強力になりやすい。
とは言え6コストと重めのコストなので、アクション権を持て余しがちな場では相対的に弱くなることは注意。
トークンを置くアクションカードは枚数を集めたいが、このイベントを買うのとどちらを優先すべきかは状況による。他のプレイヤーの購入も考えて選択しよう。
利用法
- 連続使用できると大きなアドバンテージが得られるアクションの山札に+1アクショントークンを乗せるのが基本となる。
- 鍛冶屋、公使などの大量ドローをするアクションとの組み合わせは鉄板。多めに買っておきたい。
- 執事はコストが安い上に、これだけでコイン産出と圧縮も担えるため、特に相性が良い。
- 道具であれば初手から2枚買う手が成立して銀貨なしでも6金を出せる上、引き切れるようになった後の安定感も非常に良い。
- アタックが飛び交う場なら堀が有効。2金で購入できてリアクション効果も付いている研究所となる。
- 連打したいアタックカードに+1アクショントークンを乗せるのも良いだろう。
- 呪い撒きアタックをデッキに何枚も入れて呪いを撒きまくるのも良い。魔女、拷問人などであれば呪いが枯れてもドローカードとして使い続けられるのでおすすめ。ただし高コストで集めづらいのがネック。
- 香具師、騎士などのデッキ破壊アタックも、重ね掛けが有効。
- 神託、大衆などのデッキトップを汚すアタックも、重ね掛けがある程度有効。ドロー効果はもちろん強力。
- その他、+1アクションが付与されることで思わぬ効力を生み出すカードもある。
- (何らかの手段で手札の財宝を処理し)救貧院を連打すると凄まじい出力となる。
- はみだし者、大君主、Captainに+1アクショントークンを乗せると、サプライのあらゆるアクションが+1アクションを得るのと同義なので、極めて強力。
- 橋、商人ギルド、値切り屋、ならず者など、場に枚数を並べたい(が+アクションが無い)カードを連打する戦術も良いだろう。
- 使いたいターミナルアクションが複数種類ある(が、村系のカードが無いか不足している)場合、キャントリップのような「元々+1アクションを持っている安価で使いやすいカード」に+1アクショントークンを乗せるのが最善手となり得る。
鍛冶屋のようなターミナルアクションに+1アクショントークンを乗せるものだと思い込んでいると、この戦法を見逃すので注意が必要。
詳細なルール
- アクションを含む複数のカードの種類を持つカードの山札は、アクションカードの山札である。
- 分割された山札のように山札に異なるカードが含まれる場合、ランダマイザーに書かれている種類を参照する。
具体的には、城以外の全ての分割された山札はアクションカードの山札である。
- トークンの働きについては教師のトークンの機能を参照。
余談
- 失われた技術で+1アクショントークンを置いた鍛冶屋と、誘導で+1カードトークンを置いた研究所にでは効果が全く同じになるが、コストは明らかに失われた技術-鍛冶屋の方が安い。
- 通常のターミナルアクションのコストが低めに査定されていることが分かる事例である。
- 誘導と比べて失われた技術のコストが低すぎるようにも見えるが、誘導がどんなアクションでも平均して1コイン以上のアドバンテージを生み出すのに対して、失われた技術は適合するカードをある程度選ぶ、という点でコストが下がっているものと思われる。その分適合するカードと組み合わさると強力無比なのだが。
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