収録拡張 | カード名 | コスト | カード種別 | 効果 |
Adventures | Borrow | 0 | Event | Once per turn: +1 Buy. If your –1 Card token isn't on your deck, put it there and +1 Coin. |
冒険 | 借入 | 0 | イベント | +1 カードを購入 ターンに1度だけ:あなたのデッキの上に-1カードトークンが無い場合、 デッキの上に-1カードトークンを置き、+1 コイン。 |
概要
-1カードトークンを置くデメリットと引き換えに1金を得るイベント。
+1購入がついているが、このイベントの購入と相殺されるので、購入権を失わず単純に金量を伸ばす効果と言える。
7金病の特効薬であり、終盤は借入からの属州購入がよく見られる。
ただし1金よりも手札1枚の方が価値が高いことが多く、毎ターン利用するとどんどんデッキの回転が遅れてしまうので、ご利用は計画的に。
利用法
- 以下のような、1金が出るメリットが-1カードトークンのデメリットを超えている場合は積極的に購入すべきだと言える。
- -1カードトークンのデメリットを補うことができればより良い。
- 借入を購入した次のターンに手札が4枚になることを逆用できることもある。
- ほんの1枚だけではあるがシャッフルを敢えて遅らせられる、と考えると、捨て札があることが重要な会計所や剣客が若干働きやすくなる状況もあるだろう。
詳細なルール
- 借入の購入は1ターンに1度しか行えない。
- 既に-1カードトークンが乗っている場合でも、(このターン中購入していなければ)借入を購入すること自体はできる。
- ただしこの場合、-1カードトークンを乗せる条件を満たせないため、+1コインを得ることはできず何も起こらない。
-1カードトークンの機能
- -1カードトークンは遺物、借入、奇襲の効果で、プレイヤーのデッキの上に置かれることのあるトークンである。
- 各プレイヤーは、-1カードトークンを1枚しか持たない。
- -1カードトークンをすでに自分のデッキの上に置いてある状態で、さらに「-1カードトークンを自分のデッキの上に置く」という効果を受けた場合は、何も起こらない。
- -1カードトークンは、プレイヤーのデッキの上に置かれている間、「次にカードを1枚以上ドローしようとする際」に誘発し、「カードをドローする枚数を1減らし、このトークンをデッキの上から取り除く」という効果を発揮する。
- この効果は強制である。-1カードトークンが自分のデッキの上に置いてある状態で、1ドローでも得ようとした場合は、必ずドロー枚数を1少なくし、トークンを取り除かなければならない。
- ドローとは、各種カードなどによる「+X カードを引く(+X Cards)」や「カードをX枚引く(draw X Cards)」の効果や、「クリーンアップフェイズ時の次の手札を作る際のドロー」が該当する*1。
- 逆に、デッキトップのカードを「廃棄する(詐欺師など)」、「公開する(借金など)」、「捨てる(ウォリアーなど)」、「見る(偵察隊など)」、または「デッキ全てを捨て札に置く(使者など)」の効果はドローではないので、-1カードトークンは誘発しない。
特に、念視の泉や倒壊などの「デッキのカードを公開するor見る。その後、そのカードを手札に加える」という効果は、ドローでは無いので注意。
- -1カードトークンは空のデッキにも置くことができ、この場合でも問題なく効果を発揮する。
- -1カードトークンが空のデッキに置かれている際に1ドローしようとする場合、-1カードトークンを取り除くのみで、リシャッフルは発生しない。
- -1カードトークンが空のデッキに置かれていて、捨て札置き場も空であるときに1ドローしようとする場合も、-1カードトークンを取り除く。
- -1カードトークンは、自分のターンでなくても、カードを1枚以上ドローしようとした際に誘発する。
- -1カードトークンがデッキの中に埋もれることはない。
余談1
- 日本語マニュアルの掲載順より、読みは「しゃくにゅう」である。
- 「かりいれ」も日本語としては正しい読み方である。こちらは後に全く同じ読みのイベントが登場した。
余談2
- 英語版の初版カード*2&日本語版カードは、『「+1 カードを購入」のテキストが「ターンに1度だけ」の前』だったが、これでは借入を購入が延々購入し続けることができてしまう*3ので、英語版2017年版カードやオンラインでは『「+1 カードを購入」のテキストが「ターンに1度だけ」の後』に修正されている。