収録拡張 | コスト | カード種別 | 効果(※日本語訳はDominion Onlineより) |
プロモ | 6 | アクション-持続-命令 | 現在とあなたの次のターンの開始時に、サプライにある、持続カードでも命令カードでもないコスト4以下のアクションカード1枚を、動かさずに使用する。 |
ACTION-DURATION-Command | Now and at the start of your next turn: Play a non-Duration non-Command Action card from the Supply costing up to $4, leaving it there. |
2019年のルール変更とエラッタについて | |
このカードは2019年のルール変更とエラッタでカードテキストから効果が変更されており、2021年現在の(日本語版の)カードテキストと効果が異なります。 Dominion Online等のインターネット上でドミニオンを遊べるサービスでは変更後のルールで処理が行われています。 実際のカードを用いてゲームを行う際は、混乱を避けるため変更前と変更後のどちらのルールを採用するか事前に決めた方が良いでしょう。 (ルール変更前の情報については余談を参照してください。) |
概要
2ターン連続で使用できるはみだし者。あちらと同様に、このカードの強さはサプライによって大きく変化する。
状況に応じたカードを使用できる性質は同様だが、持続後はターン開始時に必ず使用できる点で安定度は段違いに高い。
持続ターンにキャントリップとしてプレイすると、アクション権が増えることは見落とさないようにしよう。
利用法
- 基本的にはみだし者や大君主と同様な利用法が効果的。
- ただし、「持続カードは使用できない」という違いがあるので、注意が必要。
- 持続ターンにキャントリップとしてプレイすることで、擬似的な村のように振る舞う。サプライによっては唯一のコンボ手段となることも。
詳細なルール
- このカードは使用したターンのクリーンアップフェイズには捨て札にならず、次のターンのクリーンアップフェイズに捨て札になる。
- 使用ターンと次ターン開始時で指定するカードを変えてもよい。もちろん、サプライにあれば同じカードでもよい。
- 玉座の間などでCaptainを複数回プレイする場合、1回毎に使用するカードを決める。
- プレイする度に指定するカードを変えてもよいし、サプライにあれば同じカードでもよい。
- 橋などでカードのコストが下がった場合や-2コストトークンがサプライの山札に置かれている場合、下がった後のコストが4以下であればCaptainの効果で使用することができる。
- ポーションをコストに含むカード(使い魔など)、負債をコストに含むカード(技術者など)は、どちらもコスト最大4(コイン)までのカードに含まれないため、Captainの効果で使用することができない。
- Captainで使用できるカードは、正確には「コスト最大4コイン0ポーション0負債までのカード」とみなされるため。
- 分割された山札の下に置かれているカードのように、サプライの山札の一番上に見えていないカードは、Captainの効果で選択できない。
- サプライから無くなったカードや、傭兵のようなサプライに置かれないカードはコストが4以下であっても指定できない。
- Captainの効果は、使用した時に全ての効果が予約される。
- 何らかの効果*1で場から移動しても効果が消えない。
- サプライにCaptainで使用できるアクションが無かった場合、Captainは何もしない。ただし、「次のターン開始時に、サプライにあるコスト4以下の、持続でなく命令でもないアクションカード1枚を、場に出さずに使用する。」という『次のターンに得る効果』は問題なく発揮されているため、使用したターンのクリーンアップフェイズには捨て札にならない。
当然、次のターン開始時も、サプライにCaptainで使用できるアクションが無かった場合、Captainは何もしない。そして持続する効果がなくなるので、このターンのクリーンアップフェイズに捨て札になる。
- Captainの効果でサプライにあるカードを使用する際には、アクション回数を消費しない。
- Captain自体は使用した時に1回だけアクション回数を消費している。
- 「Captainの使用」「Captainの効果によるサプライのアクションの使用」は、共に『アクションの使用』である。
- 例えば、ターン開始後「村を使用→Captainを使用→Captainでサプライにある共謀者を使用」と処理した場合、この共謀者は「3回目のアクション」になるので「+1カードを引く、+1アクション」を得る。
- Captainの効果でサプライにあるカードを使用する時、そのアクションの由来する山札に『(教師などで置く)各種プレイヤートークン』があれば、その効果を得る。
- 例えば、Captainの山札に+1金トークン、鍛冶屋の山札に+1購入トークンが乗っている状態で、「Captainを使用→Captainの効果でサプライの鍛冶屋を使用」と処理した場合、まず(Captain分のトークン効果で)+1金を得て、その後(鍛冶屋分のトークン効果で)+1購入を得て、その後鍛冶屋の効果で+3カードを引く。
- Captainが次ターンの開始時に持続効果を発揮することは「アクションの使用」ではないので注意。
- Captainの効果でサプライにある命令カードまたは持続カードを使用することはできない。
- ただし、『【Captainの効果で使用したカード】で命令カードまたは持続カードを使用する』という動きは妨げられない。
例えばサプライにある玉座の間を使用し、玉座の間の効果で手札から命令カードまたは持続カードを使用することはできる。
- ただし、『【Captainの効果で使用したカード】で命令カードまたは持続カードを使用する』という動きは妨げられない。
- 「カードをサプライに置いたままプレイする」については、はみだし者のルールを参照。
余談1
余談2
- CaptainとChurchは、2018年にドイツで行われたドミニオン大会*4のために製作されたプロモーションカードである*5。
- Captainのカードアートの人物は、上記大会の優勝者であるRTT氏の顔がモデルになっているとされている。また、RTT氏の本名は"Tobias"であることから、ドイツ語版のカード名は"Kapitän Tobias(英訳するとCaptain Tobias)"となっている*6。
余談3
2019年エラッタ前の情報を以下に残しておく。
開く
収録拡張 | コスト | カード種別 | 効果(※日本語訳は非公式) |
プロモ | 6 | アクション-持続 | 現在とあなたの次のターン開始時に、サプライにあるコスト4以下の、持続カード以外のアクションカード1枚を、場に出さずに使用する。 |
ACTION-DURATION | Now and at the start of your next turn: Play a non-Duration Action card from the Supply costing up to $4, leaving it there. |
概要
2ターン連続で使用できるはみだし者。あちらと同様に、このカードの強さはサプライによって大きく変化する。
次のターンが来るまでに対戦相手によって山札切れを起こされる可能性もあるので、山札の残り枚数には注意しよう。
利用法
- 基本的にはみだし者や大君主と同様な利用法が効果的。
ただし、「持続カードは使用できない」「場に出ない」「自身を移動させる処理に失敗する」という違いがあるので、注意が必要。- もしも持続カードが使用できてしまうと、Captainのコストを4以下にするだけで後述の無限コンボができてしまう。
無限コンボ
エラッタによって、Captainではみ出し者を使用できなくなったのでこの無限コンボはできなくなりました。
- はみだし者を介することで持続カードもプレイできることを利用して、無限コンボを発生させることができる。やり方は以下の通り。
- 渡し船を買い、Captainの上に-2コストトークンが置かれた状態にする。(Captainのコストをはみだし者よりも低くする)
- カードのコストを下げる効果を使う。(はみだし者のコストを4以下にする。0以下にしてはいけない)
- Captainをプレイする。
- Captainの効果ではみだし者を使用する。
- はみだし者をCaptainとしてプレイする。
4と5を無限に繰り返すことで、次のターン開始時にCaptainの対象になるアクションカードを無限にプレイできる。
- 「次のターン開始時に、サプライにあるコスト4以下の、持続カード以外のアクションカード1枚を、場に出さずに使用する。」効果が無限に予約されるため。
- 「はみだし者よりもコストが低いアクションカードがCaptainのみである」「Captainの効果で使用できるアクションカードがはみだし者のみである」状態でこの無限コンボを実行してしまうと、無限ループを止めることができなくなる。
詳細なルール
- このカードは使用したターンのクリーンアップフェイズには捨て札にならず、次のターンのクリーンアップフェイズに捨て札になる。
- 使用ターンと次ターン開始時で指定するカードを変えてもよい。もちろん、サプライにあれば同じカードでもよい。
- 玉座の間などでCaptainを複数回プレイする場合、1回毎に使用するカードを決める。
- プレイする度に指定するカードを変えてもよいし、サプライにあれば同じカードでもよい。
- 橋などでカードのコストが下がった場合や-2コストトークンがサプライの山札に置かれている場合、下がった後のコストが4以下であればCaptainの効果で使用することができる。
- ポーションをコストに含むカード(使い魔など)、負債をコストに含むカード(技術者など)は、どちらもコスト最大4(コイン)までのカードに含まれないため、Captainの効果で使用することができない。
- Captainで使用できるカードは、正確には「コスト最大4コイン0ポーション0負債までのカード」とみなされるため。
- Captainの効果でサプライにあるカードを使用する際には、アクション回数を消費しない。
- Captain自体は使用した時に1回だけアクション回数を消費している。
- 「Captainの使用」「Captainの効果によるサプライのアクションの使用」は、共に『アクションの使用』である。
- 例えば、ターン開始後「村を使用→Captainを使用→Captainでサプライにある共謀者を使用」と処理した場合、この共謀者は「3回目のアクション」になるので「+1カードを引く、+1アクション」を得る。
- Captainの効果でサプライにあるカードを使用する時、そのアクションの由来する山札に『(教師などで置く)各種プレイヤートークン』があれば、その効果を得る。
- 例えば、Captainの山札に+1金トークン、鍛冶屋の山札に+1購入トークンが乗っている状態で、「Captainを使用→Captainの効果でサプライの鍛冶屋を使用」と処理した場合、まず(Captain分のトークン効果で)+1金を得て、その後(鍛冶屋分のトークン効果で)+1購入を得て、その後鍛冶屋の効果で+3カードを引く。
- Captainが次ターンの開始時に持続効果を発揮することは「アクションの使用」ではないので注意。
- Captainの効果でサプライにあるカードを使用する時、使用したカードは場に出ない。よって、「場に出ていることが条件の効果」は発揮されず、「場に出ているカード数」にも数えない。
- サプライにある街道を使用した場合(要コストダウン)、「+1カードを引く、+1アクション」は得られるが、「このカードが場に出ているかぎり、カードのコストは1少なくなる」の効果は発揮されない。
- 使用したサプライにあるカードに対して、御料車を呼び出すことはできない。(Captain自体に御料車を呼び出すことはできる)
- 場(=プレイエリア)から捨て札になることもないので、農民や騎士見習いの交換効果は発生しない。
- サプライにあるはみだし者を使用した場合(要コストダウン)、「サプライのアクションとして使用する」という効果は得られるが、プレイエリアに出ていないので『そのカードとして扱う』という効果は発揮されないことに注意。
- 「(コストを下げたうえで)Captainの効果でサプライにあるはみだし者を使用→はみだし者をサプライの岐路として使用」とした場合、通常と違い、はみだし者は「カード名『はみだし者』」のままなので、「そのターン最初に使用した岐路」とはならず、+3アクションを得られない。
- 使用したカードの『自身を移動させる効果』は処理に失敗する。ただし、自身以外を移動させる効果は制限を受けない。
プレイしたカードの効果を得るために『自身を移動させる効果の処理を行ったこと条件となっているか?』については注意が必要。- リザーブカードの「自身を酒場マットの上に置く」という処理は失敗する。
- サプライにあるワイン商を使用した場合(要コストダウン)、「+1カードを購入、+4コイン」は得られ、「酒場マットへの移動」に失敗する。よって、実質的にデメリットがなくなる。
- 自身の効果で「自身を廃棄する(=廃棄置き場に移動する)」という処理は失敗する。
- 自身の効果で「自身を脇に置く(=脇に移動する)」という処理は失敗する。
- 自身の効果で「自身を山札に戻す(=山札に移動する)」という処理は失敗する。
- サプライにある実験を使用した場合、「+2カードを引く、+1アクション」は得られ、「サプライに戻す」に失敗する。よって、実質的にデメリットがなくなる。
- 一方で、「サプライにあるカードを獲得/廃棄する」という効果は、(結果的に自身を対象にしていても)「自身を移動させる」という効果ではないので、失敗しない。
- リザーブカードの「自身を酒場マットの上に置く」という処理は失敗する。
- Captainの効果でサプライにある持続カードを使用することはできない。
- 分割された山札の下に置かれているカードのように、サプライの山札の一番上に見えていないカードは、Captainの効果で選択できない。
- サプライから無くなったカードや、傭兵のようなサプライに置かれないカードはコストが4以下であっても指定できない。
- サプライにCaptainで使用できるアクションが無かった場合、Captainは何もしない。ただし、「次のターン開始時に、サプライにあるコスト4以下の、持続カード以外のアクションカード1枚を、場に出さずに使用する。」という『次のターンに得る効果』は問題なく発揮されているため、使用したターンのクリーンアップフェイズには捨て札にならない。
当然、次のターン開始時も、サプライにCaptainで使用できるアクションが無かった場合、Captainは何もしない。そして持続する効果がなくなるので、このターンのクリーンアップフェイズに捨て札になる。
コメント
- 詳細なルールの一番下の項で「ただし、Captainの効果でサプライにあるはみだし者を使用し(要コストダウン)、~」と書いてあるのですがはみ出し者はcommandなので使えないと思うのですが -- 2020-05-12 (火) 19:26:39
- 確かに誤記ですね。ネクロマンサーの項目をコピペした際にそのまま記載してしまったモノのようです。 -- 2020-05-13 (水) 08:35:20
持続カード | ||||||||||
王国カード | 停泊所 | 灯台 | 漁村 | 隊商 | 前哨地 | 策士 | 商船 | 船着場 | 地下牢 | 道具 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
魔除け | 隊商の護衛(■) | 沼の妖婆(■) | 呪いの森(■) | 橋の下のトロル(■) | 雇人 | 女魔術師(■) | 資料庫 | 守護者(■) | 秘密の洞窟 | |
ゴーストタウン(■) | 納骨堂(■) | 悪人のアジト(■) | カブラー(■) | 夜襲(■■) | 貨物船 | 研究 | 村有緑地(■) | 艀 | 門番(■) | |
首謀者 | 輸入者 | 王家のガレー船 | 追いはぎ(■) | 契約書(■) | 航海 | 駐屯地 | 要塞(■) | 将軍(■) | 霊術師 | |
サル | アストロラーベ(■) | 船乗り | 潮溜り | 封鎖(■) | コルセア(■) | 海の魔女(■) | 海賊(■) | 岩屋 | 調査 | |
檻(■) | 秘境の社 | 現場監督 | セイレーン(■) | 密航者(■) | キャビンボーイ | 上陸部隊 | 旗艦 | 豊穣(■) | ゴンドラ(■) | |
縄(■) | 乗組員 | 拡大 | ロングシップ | 操舵手 | 切り裂き魔(■) | フリゲート船(■) | 埋められた財宝(■) | Riverboat | Samurai(■) | |
王子 | Captain | Church | ||||||||
サプライ外 | チャンピオン | 幽霊(■) | アンフォラ(■) | 尽きぬ杯(■) | 船首像(■) | 宝石(■) |