投資

Last-modified: 2024-06-30 (日) 11:49:24
収録拡張コスト種別効果
Menagerie4EventExile an Action card from the Supply. While it's in Exile, when another player gains or Invests in a copy of it, +2 Cards.
移動動物園4イベントサプライからアクションカード1枚を追放する。そのカードが追放にある間、他のプレイヤーがそれと同じカード1枚を獲得または投資したとき、+2 カードを引く

概要

アクションカードを追放マットに移動し、他のプレイヤーがそれを獲得した時に+2ドローを得るイベント
サプライによっては必須級のカードを投資することで大量ドローが狙える。
ただし、他のプレイヤーがその獲得を避けた場合に何も得られなくなってしまうリスクはある。
このイベント自体は自分のデッキにカードを獲得するわけではないため、デッキ成長の機会を消費してまで活きるか事前に検討する必要があるだろう。

利用法

  • 何も考えずに系カードやコストの割に強力なカードを投資するだけでも、それなりに効力を発揮することが多い。
    • 特に港町実験は、人気カードな上に一度に2枚分の効果が適用されるので有力候補。
  • 特定のステロ戦法用のカードや、アタックカードやポーションコストを持つカードを投資することで、他プレイヤーの牽制とする。
    • 抑留と違い、自分だけはその戦法をデメリットなしで選択できる。
  • 大使館呪われた村など、不利な獲得時効果を持つカードをデメリットなしで手に入れられる。
    • これらのカードは他プレイヤーも獲得したい強力なカードなので、枚数確保の意味でもドローを得る意味でも、投資先として有効であることが多い。
    • ただし、デッキに加えて使用するには、投資した後に何かしらの手段で獲得し、追放マットから捨て札にする手段は必要となる。
  • 投資したカードを大使使者で他プレイヤーに撒けば自ターンにドローを得られる。
    • 詐欺師場、特に4人戦では屋敷が枯れることはざらにあるので、その後に変換先の2コストカードを投資しておくとドローを得られることもある。
  • はみだし者などの命令カードがある場合は、命令カード以外を投資しても命令カードで使用されてしまい意味がないため、「まずは命令カードを投資する」となりがちである。
  • 宝の地図はどのみちデッキに2枚無いと意味がなく、1枚のうちは邪魔なカードなので、初手で宝の地図を投資し、他プレイヤーを牽制しつつ1枚目を追放マットに確保する動きができる。
    • 王室の鍛冶屋市街など、序盤では強くないカードを追放マットに得ておき、中盤で実際に購入することで2枚体制にする動きも良いだろう。
  • 投資したカードが重要なコンボパーツなら、回収することを忘れないように。
    • ドローを欲張った挙げ句、回収する前に山切れを起こすと、輸送を使わない限り回収不能になってしまう。
    • ドロー効果を得るだけと割り切ることもできなくはないが、実質的な獲得手数としても可能な限り活かしたいところ。
  • 副次的な効果として、追放経由ではあるものの、4コストであらゆるアクションを入手できる。(輸送の下位互換的な使用方法)
    • 例えば、9金2購入で「研究所を投資⇒研究所を購入、追放から捨て札にする」とすると、通常に買うより1金安く2枚の研究所を獲得できる。
      4金2購入で大君主などの8負債のカードを投資⇒購入として、4金分得するのも良い。
    • また、8金2購入で「村有緑地/織工を投資⇒同名カードを購入、追放から捨て札にする」とすると、1枚は即座にリアクションし使用できる、という小技もあるので、見逃さないように。
    • アクション-勝利点カードは投資できるので、サプライに貴族orデイム・ジョセフィーヌor遠い海岸or要塞があれば、4金1購入で2勝利点稼ぐことができるし、小さい城華やかな城を4金で手に入れられることは覚えておくとよい。
    • 品評会博物館を用いるゲームで、デッキには混ぜたくないor高コストアクションは投資すれば良くなるのも嬉しい。

詳細なルール

  • 投資によって追放できる対象は、サプライにあるアクションカードのみである。
    • 例えば、はサプライにあるカードではないので、追放マットに移動できない。
    • 投資が対象とする「アクションカード」とは、そのカード自身がアクションカードかどうかのみを問われる。そのカードのサプライの山札がアクションの山札かどうかは関係ない。
      • 例えばの山札は(ランダマイザーの表記に則り)としては「勝利点-城の山札」と扱われるが、小さい城華やかな城は「アクション-勝利点-城」なので、投資の効果で追放マットに移動させることができる。
    • 廃墟はサプライにあるアクションなので、投資で追放マットに移動できる。
      • ただし、投資が効果を発揮するのは「他のプレイヤーが『同名のカード』を獲得または投資したとき」であることに注意。
      • 例えば廃村を投資で追放マットに移動した場合、他のプレイヤーが廃坑を獲得しても、投資の+2ドローの効果は発揮されない。
      • 騎士分割された山札のカードについても同様。
    • 魔女娘を用いる際に用意する【災いカード】はサプライのカードなので(アクションであれば)投資できるが、Ferrymanを用いる際に用意する【オマケカード】はサプライのカードではないので、投資できない。
  • 投資の+2ドロー効果が誘発するのは、他のプレイヤーが同名カードを「獲得」または「投資によって追放」した場合のみである。
    • 獲得以外の手段で手に入れること(例:仮面舞踏会で渡される、相続によって脇に置く)に対しては、投資の+2ドロー効果は誘発しない。
    • 投資以外の効果で追放したこと(例:輸送)によって、投資のドロー効果は誘発されない。
  • 投資の+2ドロー条件を満たした場合、強制処理であるため必ずドローしなければならない。
  • 投資の+2ドロー効果は累積する。例えば、同名のカードを2枚を投資で追放マットに移動した場合、条件を満たせば+2ドローの効果を2回受ける。
  • 投資の+2ドロー効果は「他のプレイヤーのカード獲得に誘発する効果」である。
    • 他に「カード獲得に誘発する効果」があれば同時に誘発するが、ターンプレイヤーの処理は優先されることに注意。

プレイヤーAが投資で大使館を追放マットに移動しており、プレイヤーBがターンプレイヤーの場合

  1. プレイヤーBが大使館を獲得する。
  2. プレイヤーBの大使館の獲得時効果ににより、プレイヤーAは銀貨を獲得する。
    1. もしプレイヤーAが自身の銀貨の獲得に牧羊犬でリアクションする場合は、このタイミングで行う必要がある。
  3. プレイヤーBが大使館を獲得したので、プレイヤーAは投資の効果で+2ドローを得る。
    ※この2ドローで引いた牧羊犬では、(2)の銀貨の獲得にリアクションすることはできないので注意。
  • 投資によって追放したカードは、追放のルールによる通常の方法(=同名のカード獲得)で追放マットから捨て札にすることができる。
    • そうした場合、以後他のプレイヤーが同名のカードを獲得したり投資したりしても+2ドロー効果は発生しなくなる。
  • 追放マット上では【投資で追放マットに移動したカード】かそうでないカードかが区別できるように置くと良い。
    • 例えば【投資で追放マットに移動したカード】は追放マットから半分はみ出させる、など。

コメント

  • 同じカードを複数回投資した時、4枚ドローすることが可能ですか? -- 2024-06-30 (日) 10:52:29
  • 可能です。詳細なルール内にも記載があります。(投資の+2ドロー効果は累積する。例えば、同名のカードを2枚を投資で追放マットに移動した場合、条件を満たせば+2ドローの効果を2回受ける。) -- 2024-06-30 (日) 11:23:33