収録拡張 | コスト | カード種別 | 効果 |
プロモ | 4 | アクション | あなたの手札1枚を廃棄する。 そのコストが1以上の場合、そのカードよりコストが少ないカード1枚と金貨1枚を獲得する。 |
概要
手札のカードをそれ未満のコストのカードと金貨へ変換するカード。獲得カード1枚が金貨に固定された石工とも言える。
初手で購入できるので、デッキ2巡目に屋敷を銅貨と金貨に変換できればその後の資金繰りがかなり楽になる。
また、金貨をこのカードで変換すれば実質的に5コストのカードを無料で獲得できるようなものであり強力。
中盤には強力な5コスト帯アクションカードを獲得してデッキの強化を、終盤であれば公領を獲得して点数を伸ばすのもいいだろう。
利用法
- 単なる圧縮手段としては、アクション権を消費して1枚廃棄なので今ひとつといったところ。
- 0コストのカードに限っては1枚圧縮できるが、1コスト以上のカードでは1枚増える。
- 上述の通り、初手の購入候補である。なお、屋敷と取り壊しの両者が手札に揃う確率は74%程度。
- 基本的に銅貨ではなく屋敷を廃棄したいが、その場合通常は屋敷よりもコストが少ない銅貨を獲得せざるを得ないデメリットが発生する。以下のような対策が考えられる。
- 屋敷を廃棄して銅貨と金貨を獲得する場合、平均で見ると交易人とほぼ同等と言える。
- 早い段階で金貨を手に入れられるので、陣地や軍団兵を活用しやすくなる。
- ただし、銅貨も付いてくるため枚数が増え、やや揃いづらい。
- 陣地の場合は、取り壊しを使用したターンでも購入しやすいコストなので、回転力を一時的に高める目的で入れることができ相性が良い。金貨とは「揃えばラッキー」程度に考えるのも手である。
詳細なルール
- 取り壊しを使用した場合、必ず手札1枚を廃棄しなければならず、廃棄したカードのコストが1コイン以上なら廃棄したカードよりコストの少ないカード1枚と金貨を1枚を獲得しなければならない。
- 手札にカードがない場合、何も廃棄しない。この場合カードの獲得は起こらない。
- 廃棄したカードのコストが1コイン以上で、かつコストにポーション(または負債)が含まれている場合、廃棄したカードよりもコストが少なければ、コストにポーション(または負債)が含まれるカードを獲得できる。
なお、この時の「廃棄したカードよりコストが少ないカードの範囲」に注意。
- 取り壊しを使用した際の厳密な処理は以下の通り。
取り壊しを使用した
- 手札のカード1枚を廃棄し、廃棄置き場に置く。
- 廃棄したカードのコストを参照し、そのコストが0コインであればここで処理を終了する。
そのコストが1コイン以上であれば以降の処理を行う。 - 「廃棄したカードよりコストが少ないカード」を1枚サプライから獲得する。
- 「金貨」を1枚サプライから獲得する。
- なお、(3)と(4)の順序を逆にすることはできない。すなわち、(3)の処理時は、(4)で獲得するはずの金貨はまだ獲得していないということに注意。
コメント
- 後期に登場したプロモカードであるが、その効果は決して奇抜ではなく、どの拡張ともなじみやすいカードの気がする。なぜプロモカードにしたのだろう... -- 2023-02-19 (日) 21:03:54
- 全く狙った訳じゃないんだけど、噴水場において取り壊しで屋敷廃棄、銅貨獲得するの結構強いな。他のサプライがあまりコンボしないなら尚更。 -- 2023-09-06 (水) 04:13:42